約 971,204 件
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/3426.html
染谷「電気も消して良いじゃろ?」 京太郎「は、はい。是非」 京太郎「じゃ、じゃあ、胸、触りますよ……?」 染谷「ん……」 京太郎「ダメですか?」 染谷「ちょっと待って。今、心の準備を整えるけぇ」 京太郎「は、はい」 染谷「んっ……」 京太郎(胸に手を置いて……暗くてよく見えないけど、顔が真っ赤だ……) 染谷「よ、よし!」ポンポン 京太郎(さすがに恥じらう姿は可愛いなぁ……) 染谷「心の準備出来たわぁ。えぇよ」 京太郎「では……」スッ 京太郎「……」ムニュッ 染谷「んっ……」 京太郎「……」ムニュムニュ 染谷「んっ……」 京太郎(良かった。正直、興奮出来るかちょっと不安だったけど……)ムニュムニュ 染谷「んっ……んっ……」 京太郎(なんだかんだ、しっかりこうやって女の子な部分を触れば……)ムニュムニュ 染谷「んっ……んっ……」 京太郎(まこさんでも、ちゃんと興奮出来るんだな)スッ 染谷「!?」 バッ 京太郎「……」チュッ 染谷「んっ……!」 京太郎「……」チューッ 染谷「ん……ん……」 パッ 京太郎「ふぅ(口固く結んじゃってて……)」 染谷「……」カァッ 京太郎(舌は入れられなかった……) 染谷「え、えらい急じゃな!」テレテレ 京太郎「上、脱いで下さいよ」 染谷「え、えぇ?」 京太郎「ほら。今日のまこさん、とっても可愛いですから」 染谷「……」カァッ 京太郎「しっかり見せてください」 染谷「えっ……そ……」 京太郎「早く」 染谷「……」サッ 京太郎「もちろん下着もです」 染谷「そ、それは……」カァッ 京太郎「……」 京太郎(恥じらいは醜婦をも天使にするとは言ったものだな……)ムラムラ 染谷「ま、また今度に…」カァッ 京太郎「……」グイッ 染谷「きゃっ!」 京太郎「ほら、もう見えちゃいましたよ。将来、まこさんの赤ちゃんがしゃぶる部分」 染谷「いやっ……」バッ 京太郎(か、可愛い……)ムラムラッ 京太郎「……っ」カシッ 染谷「いや!」 京太郎「んっ……」乳首チューッ 染谷「あっ……あっ……」 京太郎「ふぅー……(む、無我夢中で舐めてしまった……)」 染谷「はぁ……はぁ……」 京太郎「どうでした?」 染谷「ど、どうって……」 京太郎「気持ち良かったですか?」 染谷「な、なんかスーッとしたわ」テレテレ 京太郎「そうですか」 染谷「う、うん」 京太郎「じゃあ次は」 染谷「……」 京太郎「下も脱いで下さい」 染谷「んー……」カァッ 京太郎「まずスカートどけて……」ファサッ 染谷「きゃっ」 京太郎「……」 京太郎(こうやって女の子らしい声出されるとくるなぁ……)ムラムラ 染谷「んっ……」カァッ 京太郎「パンツ、下げますよ?」 染谷「ちょ、ちょっとそれは待って……」 京太郎「なんでですか?」 染谷「いや……その……」カァッ 染谷「そ、それは……」 京太郎「それは?」 染谷「ま、またこ、今度というか……」 京太郎「じゃあ、ここだけ……」スッ 染谷「!?」 京太郎「ちょっとずらして……!」クロッチ ガバッ 染谷「きゃっ!!!」バッ 染谷「ちょっ……ちょっとなにしとる!」 京太郎「もうまこさんの一番恥ずかしい所見えちゃいましたから、恥じらう必要ないですよ?」 染谷「なっ……」 京太郎「もう一番嫌らしい所、しっかり見ちゃいましたから」 染谷「……」カァッ 京太郎(か、顔真っ赤……!)ムラムラムラムラ 京太郎「そんな隠さないで下さいよ!」 染谷「だ、だって、男の子の目の前でなにも身につけんといるなんて初めてで……」カァッ 京太郎「可愛いですよ」 染谷「んっ……」カァッ 京太郎「しかし、これがまこさんのパンツか~」ヒラヒラ 染谷「ちょっ、やめ!」 京太郎「クロッチのにおい嗅いじゃいますね~」スッ 染谷「ちょっ! 本当にやめって!」カァッ 京太郎「まこさんもちゃんと、女の子のにおいするんですね~」クンクン 染谷「ど、どういう意味じゃ!」 京太郎「じゃあ、その女の子のにおいの元を……」バッ 染谷「きゃっ!」 京太郎「ってな感じだったわけだよー」パンパン 咲「なるほどね」パンパン 京太郎「それで起きた後、悔しくってさ」パンパン 咲「悔しい……? どういう事?」 京太郎「だって、夢とは言え、まこさんで興奮しちゃったんだよ?」パンパン 咲「そ、それは良いじゃん! まこさんだって女の子なんだから! ……って、私は焼き餅焼くべきなんだけど……」パンパン 京太郎「しかも、起きてからもギンギンでさ。屈辱ったらないよ」パンパン 咲「そ、そっか……」パンパン 京太郎「だから、口直しとして、咲を起こして、こうやって相手してもらったんだよ」パンパン 咲「そ、それはちょっと嬉しいかも知れないけど……」カァッ 京太郎「やっぱ咲マンが落ち着くわぁ」パンパン ドピュッ 京太郎「ふぅ」ヌルッ ポンッ 咲「あ! また中で出してー!」ドロッ 京太郎「ごめん、ごめん。夢の中のまこさんに興奮したのもあって、止まらなかったんだよ」 終
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5705.html
374 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 05 31.94 ID k3eHAEnOo [7/11] 竜華「京太郎君はアイドルや」 京太郎「? 一応、そうですけど」 竜華「そして、うちはプロデューサーや」 京太郎「はい。最高の、プロデューサーです」 竜華「……だから」 京太郎「だから?」 ドクンッ 竜華「不思議やなぁ……」テクテク 京太郎「え?」 竜華「アイドルとプロデューサー。この二つは、常に隣り合っていなきゃアカンのに……」 京太郎「……」ドクンッ 竜華「なんで、決して交わることは無い平行線なんやろ」ボソッ 京太郎「……竜華さんは、イヤですか?」 竜華「……アホ、そんなわけないやん」クルッ 京太郎「……」 竜華「今日はうち、同行できへんけど……頑張ってな」 京太郎「はい、頑張ります」 竜華「……」 京太郎「それじゃあ行ってきます」テクテク ガチャッ 竜華「っ!! 京太――!」バッ 京太郎「竜華さん」 竜華「!?」ビクッ ドクンッ 京太郎「実はオレ――」 ドクンッドクンッ 京太郎「―――でした」ボソッ 竜華「……」 京太郎「……」 バタンッ 竜華「……」ヘナッ どうして、このタイミングで……そんな事言うん? なんで……こんな時に出会ってしまったん? 竜華「胸が……痛いよ……」ポロポロ 377 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 12 42.31 ID k3eHAEnOo [8/11] バタンッ 京太郎「……」フゥー 煌「もういいのかな?」 京太郎「あ、煌さん」 煌「……私は、別に止めないですよ?」 京太郎「いえ。今の内に行っておかないと、きっと手遅れになってしまうんで」 煌「本当に……後悔しません?」 京太郎「しませんよ」スタスタ 煌「……嘘ばっかり」 京太郎「……」 煌「でも、そんな京太郎君だからこそ、私は着いていきますね」ガシッ 京太郎「煌さん、俺……」ウツムキ 煌「さぁさぁ、顔を上げて! 今日は初収録なんだから!」ニコッ 京太郎「……はい!!」 後悔はしない したくない それでも、やっぱり俺には選べない 選びたくなかった 京太郎「(きっと俺は竜華さんの事……)」テクテク 気づいてしまった 必死に誤魔化していたけど、取り繕っていたけど 理解してしまった 京太郎「(もう……一人の女として)」グッ __,.ィ ̄ ̄`ヽ/ヽ__ > ´ ̄ / ` `、 、、 - ´ / ' } ヽ ヽ\ \ `  ̄ >' / , | ∧/! | } ヽ ヽ /,ィ / ' / /| _/,.ム斗}-/ ハ . {/.' ,| ,.|-}/-{ | / ,ィチ斧ミ }/ } | . / イ/{ ! ィ斧从}/ Vzソ ノ /イ , <__ ´// 从{ Vソ / / イ- 、 | {'{ { , ' /' ⌒ } | 从Ⅵ /. ノ | 叭 v_ ̄ヽ ,rー' 从 、 イj / / . < |' /}/ 、__ ´ } イ从/ | |/ 「 ̄| 「 ̄ ̄ ̄ ̄} |//l| |//////// 、 ,. <// ∧ |//////////> 、 京太郎「好きに、なれないんだ」 380 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 21 06.61 ID k3eHAEnOo [9/11] 【ソルサキ 収録現場】 ガヤガヤガヤッ 京太郎「おはようございます!」ガラッ 監督「やぁ、待ってたよ」 京太郎「あ、監督!」 監督「取り敢えず着替えとメイクを済ませようか。台本は頭に入ってる?」 京太郎「は、はい!」ガチガチ 監督「おっ、大丈夫か大丈夫か?」 京太郎「なんとか頑張ります」 監督「素材は悪くないんだ。全力を出されば問題は無いよ」 京太郎「そ、そうですね」 監督「それじゃあ着替えてきて、どうぞ」 京太郎「はい!」タタタッ 煌「須賀京太郎をよろしくお願いします」サッサッ 関係者「これはこれは」サッサッ 監督「すっげぇ名刺配ってる。ハッキリわかんだね」 【控え室】 ガチャッ 京太郎「し、失礼します」ガチガチガチ あまとう「ん? ああ、えこひいきか」 京太郎「あっ! 羅刹さん!!」 あまとう「とーまだ!!」クワッ 京太郎「この間はありがとうございました!」ペコリ あまとう「ふん……別にお前の為じゃねぇっての」プイッ 京太郎「それでも、俺が助かったのは事実ですし」 あまとう「……けっ」 391 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/12(土) 23 45 05.99 ID k3eHAEnOo [10/11] ガヤガヤガヤ 京太郎「すっごい人がいますね」 あまとう「当たり前だろ。一話はいきなり吹奏楽の演奏があるからな」 京太郎「そうか、じゃあ主要キャストは全員揃ってるんですね」ナルヘソ あまとう「それくらい抑えとけよ」ハァ 京太郎「あの、挨拶廻りしたいんですけど……よければ、その」モジモジ あまとう「あ? なんで俺が」 京太郎「お願いします!」ペコリ あまとう「……しょうがねぇな」 京太郎「本当ですか!」 あまとう「とりあえず全員紹介してやるよ」スタスタ 京太郎「あ、ちょ! ちょっと!!」タタタッ あまとう「まず、こいつがお前の親友の時坂役の……」 ルル「ランペルージです」 京太郎「が、外人なんですね」 ルル「はは、これでも日本に住んで長いんだよ」 京太郎「あ、日本語お上手ですね」 ルル「初主演で緊張するだろうけど、頑張ってくれよ?」ポンッ 京太郎「はい!」 あまとう「まぁ、こいつはお前に協力的な奴だから安心しろ」 京太郎「やっぱり反対派もいるんですね」 あまとう「というか、こいつ以外はほとんど反対派だ」 京太郎「」ガーン ルル「あはは」 あまとう「それじゃあ次行くぞ」スタスタ 京太郎「あ、ちょ、ちょっと!!」 あまとう「んでこいつが棟梁役の……」 チョコボ好き「ん?」 あまとう「天然で女王様ハーレムを作っちまうようなやつだが、以外にやるときはやるぞ」 京太郎「(また外人)ガビーン あまとう「そんでそこの仏頂面が不感症先輩役」 チョコボ頭「興味ないね」 あまとう「そんでそこの似合わないメガネかけてるのがチワワ先輩役」 童帝「のばら……」ボソリ あまとう「んでんで、そこの髪を束ねてるのがサボり魔役の……」 エース「どもーッス」 京太郎「すげぇ……ブリッツボールのエースプレイヤーじゃないですか!!」 あまとう「他の連中もそれなりに有名なんだがな」 404 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 07 10.13 ID vZ26R8YIo [1/16] あまとう「後は女子だが……」 いちご「フルートの佐々野いちごです」ペコリ 京太郎「おぉ!? 本物のちゃちゃのんだ!!」 いちご「あはは(知っとるんじゃな……)」 京太郎「初めまして、よろしくお願いします」スッ いちご「は、はい……」アクシュ 京太郎「三つ編み似合いますね」ニコッ いちご「っ!」カァッ あまとう「おい、何してんだ!」ペシッ 京太郎「うべっ!?」 あまとう「全く、少しはアイドルの自覚を持てよ」 京太郎「す、すいません」 いちご「……」 あまとう「そんじゃ、後はまぁ顧問の先生役の」 ライトニングさん「……よろしく」 京太郎「あ、どうも」ペコリ ライトニングさん「……」 京太郎「……」 ライトニングさん「……なんだ?」 京太郎「あ、いえ!! なんでもないです! 綺麗な人だなぁって」アハハ ライトニングさん「!?」ガタッ バキッ ライトニングさん「っ!?」ゴロゴロッ 京太郎「ああっ! 立ち上がった拍子に机で脚を強打した!!」 ライトニングさん「~~~~っ」ジワァァ あまとう「あー、その人は褒められるのに慣れてないから気をつけろ」 京太郎「そ、そうなんですね」エエー? ライトニングさん「くっ……」ギリッ 407 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 20 34.93 ID vZ26R8YIo [2/16] あまとう「後は適当な連中だ」 残り女性陣「」ガーン ※ぶっちゃけ誰得の上にキャスティングめんどいのでカット 京太郎「やっぱりこのドラマは凄い……!」 あまとう「そんな中でお前が主演なんだ。少しは自覚を持てよ」 京太郎「は、はい!」 監督「それじゃあ収録はじめるよー」 一同「はーい」 ルル「京太郎君、行こうか」 京太郎「あ、はい!」タタタッ 咏「お、来てたんだ」 京太郎「三尋木プロ!」 咏「初収録だからって、緊張すんなよー」グリグリ 京太郎「はい!!」イタタッ 咏「……応援してやっからさ」ボソッ 京太郎「え? 今なんて……」 咏「わっかんねー!!」ドガバキッ 京太郎「ウボァー!!」 童帝「!!」ガタッ チョコボ頭「座ってろ」 監督「まずはリハーサルで一回やって、そのあとにカメラ回すからね」 京太郎「は、はい!」 あまとう「(さて、お前の実力……見せてもらうぜ)」 監督「それではシーン1 神音の独白からイキますよぉ、イクイク!!」 京太郎「……」ドキドキ 監督「ヌッ!!」 京太郎「!!」 リハーサル安価 ↓3 ゾロ目でリミットブレイク! 00~39 失敗 40~69 普通 70~89 成功 90~99 大成功 423 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 40 10.04 ID vZ26R8YIo [3/16] 【文化祭のセット】 ザワザワ ガヤガヤ モブA「講堂で16時から吹奏楽部の演奏会だって!」 モブB「文化祭の目玉でしょ!?」 モブC「先輩の話だとね。心が震えるくらいいいって話だよ!」 心が震えるねェ……そんなこと、あるわけねェっての 京太郎「……」テクテク 心が冷たい、心が狭い、心を閉ざす、心が汚れる 慣用句って見えないものをウマく喩えてる、とか人は言う でも、オレは全くそう思わねぇ モブD「8年10組で脱出ゲームやってまーす!」 モブE「漫研、薄い本売ってます!!」 モブF「スタンプラリーいいよ! 来いよ!!」 だって、本当にそう見えるんだから 京太郎「……」テクテク 木村「あれ、神音?」 京太郎「っ!」ピタッ 木村「何してんの? 店番じゃなかった?」 クラス委員にそんな心向けられたら、行けるもんも行けねェっての 京太郎「……木村、いや、オレは……」 木村「他に何かあんの? こっち来ない?」 疑ってる 無気力な奴は問題児と決め付けてるんだ さっさと立ち去らねェと…… 京太郎「いや、えっと……」 監督「カァァット!!」 あまとう「…… 京太郎「……ふぅぅぅ」ヘナヘナ ルル「よかったよ京太郎君」 いちご「……」パチパチ 監督「イイヨイイヨ~」 あまとう「ふん、少しはやるじゃねぇか」 京太郎「そ、そうですか?」 撮影補正+5 になった!! 425 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 50 56.46 ID vZ26R8YIo [4/16] こうして――撮影は順調に進み始めた 最初の緊張こそあったものの、京太郎は本来の持ち味を活かし、徐々に役をモノにしていったのだ だが、そんな彼にも…… 大きな試練が待ち受けていた 監督「はいカァット!!」 京太郎「ふぅ」 ルル「今のシーン、本当に感動したよ」パチパチ 京太郎「ありがとうございます」 ルル「……でも、次のシーンがかなり難しいんだ」 京太郎「え? このシーンで終わりじゃ……」ペラッ ルル「違うんだ」 京太郎「こ、これは!?」 監督「そうだよ、京太郎君」 京太郎「か、監督!! これは一体……!?」 監督「……モココを救う為に神音と時坂が演奏をするシーンだね?」 京太郎「それは来週の収録の筈じゃ……」 監督「違う。そこも一話の収録分だったんだ」 京太郎「!!」 ルル「実は君だけに知らされていなかったんだ」 京太郎「ど、どうして!?」 監督「これは先生の言いつけなんだ」 京太郎「え?」 監督「もし君にこのシーンをやることを教えていたら、君はどうしていた?」 京太郎「そりゃ練習しますよ!! じゃなきゃ俺……」 監督「そこなんだよ」 京太郎「!!」 ルル「この後のシーンで神音は時坂の演奏に口出しをし、それがやがて指揮になる」 監督「だが、それはあくまで全くの音楽素人の少年が、少しずつ前に進む為のものなんだ」 京太郎「……」 監督「本番一発撮りで行く。いいね?」 京太郎「そんな……」ガクガクガク 煌「……京太郎君」ギュッ 429 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 00 58 23.17 ID vZ26R8YIo [5/16] 【収録スタジオ】 京太郎「……」ドキドキドキ 咏「……?」 京太郎「……」ドクンッドクンッ ルル「もうすぐ本番だよ」 京太郎「(どうしろってんだ……台本すらろくに読んでないんだぞ!)」ギュッ 漫画でこのシーンは読んだことがある でも、とてもじゃないが台詞なんて覚えてない 監督「本番三十秒前ー!!」 これじゃあまるで……!! AD「十秒前ー!! 五秒前ー!!」 本当に、指揮を始めるのと同じだ!! 監督「ヌッ!!」カシャンッ ルル「今日吹く曲の楽譜だ。モココと僕がセッションする時は必ず吹く曲で――」スッ 京太郎「……」 え、えと? これは受け取るんだっけ? それとも受け取らないんだっけ? 選択安価↓3 1 受け取る 2 受け取らない 434 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 12 38.09 ID vZ26R8YIo [6/16] 京太郎「……あ、ああ」パシッ 取り敢えず受け取っておくか…… 咏「!!」 監督「……」 ルル「(受け取ってしまうのか……気づけ、京太郎君!)」ジッ 京太郎「……」ペラペラ ダメだ、何を書いてるのかサッパリだ これじゃ持っていても意味が無い…… 京太郎「悪い、読めねェからいい。知らない曲だし」パサッ ルル「(いい挽回だ!)」 監督「……」ホッ 原作再現度-1 ルル「(問題はここからだ、京太郎君)」スッ サックス「」~~~♪ 京太郎「(始まった……)」 観客「わぁ」 観客「すげー」 ルル「……」プォー 京太郎「(うめぇ……でも、これじゃダメなんだよな?)」チラッ 咏「……」レイプメ 京太郎「(三尋木プロが一切反応していない。これじゃダメってことだ!)」 でも、この演奏の何がダメなんだ? こんなにうまいのに…… 京太郎「(一体何が……)」グッ 選択安価↓3 1 音がグネグネしてるぞ! 2 もっと激しく!! 3 丁寧に、優しく吹け!! 443 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 24 13.68 ID vZ26R8YIo [7/16] 441 別に原作再現成功しなくてもドラマ自体の成功とは関係ないから安心してええよ オリジナル要素で受けるかもしれんし 京太郎「(あれ、そういえば……)」 前の収録で、屋上でランペルージさんが吹いていたときは……もっとこう、なんていうか まっすぐだったような気がする 京太郎「これって、違いなのか?」ジッ ルル「……」チラチラッ しきりに周りを気にしてる? 演奏に集中していないのか…… 京太郎「……時坂、演奏しながら聞け」 ルル「!!」 京太郎「お前の音、なんかグネグネしてるけど……文化祭の時もそう聞こえた」 ルル「……」 京太郎「だけど屋上で聞いた時はこう、まっすぐでよかった。これは違いなのか?」 ルル「……(その通りだよ))」ニィ ストン ルル「(よし、もう少しだ)」プァー♪ 咏「……!」ピクッ 京太郎「それだ! いいぞ時坂! 何も考えるな!」 咏「……」ポロポロ ルル「(第一関門突破か!)」グッ 京太郎「(次はなんだっけ……)」 咏さんは今、絶望の海に沈んでいた人魚 暗く凍てついた海の底で絶望していた…… 繊細で傷つきやすい心 それを救うにはまず……!! 京太郎「……」グッ 1 もっと激しく!! 火を起こせ!! 2 優しく! 一つ一つ丁寧に吹くんだ!! 450 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 33 27.90 ID vZ26R8YIo [8/16] 京太郎「そのまままっすぐ突き刺せ!!」 ルル「(そして次は……!)」 咏「……」ポロポロ 京太郎「まだだ時坂!! 気を抜くな!!」 ルル「!!」 京太郎「あの子の心は冷たく凍りついた岩山! 深い海の底にずっと沈んでいたからだ」 ルル「(正解――!!)」 京太郎「ずっと隠してた悲しみだ! それを溶かせ!!」 ルル「!?」ビクッ 京太郎「火だ!! とにかく火を起こせ!!」 ルル「っ!!」プァァァァ!! 凄い、こんな抽象的な指示でもちゃんと合わせられるのか しかも……本当に火を起こしたかのように暖かい演奏だ 京太郎「(これなら……っ!?)」ゾクッ 咏「……」 京太郎「違う、これは……岩山じゃなかった」 咏「……」ゴゴゴゴッ 選択安価 ↓3 1 今にも崩れそうな、沈没船だ!! 2 これは……砂時計に咲く花!? 3 怪物の中に……赤ん坊? 458 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 44 41.87 ID vZ26R8YIo [9/16] 京太郎「沈没船のガレキの山だ! あの子の心はその下だ!」 ルル「!!」 京太郎「一つ一つ丁寧に取り除かねェと崩れちまう!!」 ルル「……!!」 京太郎「そっちじゃない! もっと上から!! 上だ!!」 ルル「(この子は本当に……台本を渡されていなかったのか?)」 監督「極限の中で、彼は心の奥底にあるものに気づいた」 煌「奥底にあるもの?」 監督「彼は今、演技の極地にいるんだよ」 演技力の無い彼にいくら台本を読み込ませても、結果はたかがしれている だが今の彼は追い詰められたことで……演技ではなく自分でこの現状に立ち向かった 監督「その結果、演技っぽさは消え……ベテランと遜色の無い自然な演技となった」 煌「しかしそれではキャラと一致しないのでは?」 監督「その答えは簡単さ、彼自身が神音に似ているんだよ」 スタッフ一同「!!」 京太郎「!!」 ルル「(なんだ、これは……?信じられない、ハッキリ見える!)」 咏「(アイツが、ハリウッドのレッドカーペットを歩く未来……)」 スタッフ一同「!!」ゾクゾクッ 煌「清水谷さん、あなたにも見せてあげたかったです」 そのレッドカーペットを連れ立って歩く , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | {  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/イ/},イ . / l {〃 r∧ -‐=ミ_从 、Ⅵ ,l七弐ト /} /l| l / /{ 从 {示ト、 \ⅵ上ヒン ./イ } / / //从 l∧.ヽVゝ' \ .| /イ/ / イ' {/l∧ ∧. 〈 、 ,イ/j'  ̄ ̄ ー∧ -‐ァ 从 ヽ 、 ‐く__ ´ ィ }/ \ -‐ / ´ ̄〈_ \._ _. イ / / \  ̄}/」/. -‐===‐-ミ.゙`ー- f'^ ..≠´.. `ヽ、 `ー- 、 /.../ .. 、 \ _ .\ _/ _j..... i \ 〔 `ヽ、 /...... / . | ヽ マ^ヽ \ r 「. ,′ ト、 i ; ∨ |/ //゙i . | \ ー+ i | } } リ } 厶r 〃,| i i イ| \ド|\N弋 /V j,.≠ j j }. / , 从 刈 ,示 云か∨ 斗匕 ,′ / /... / A xヘ厶孑介 乂 ツ > / / |/.゙゙ { } /\从乂ヅ ////< /l /i. l/...{ 弋込.斗ャ 厶ヘ /// 丶 冰 ;; /// l / |//゙V ;ハ / /  ̄ ´ '; / /. \ / ゝ ー一´ /∨\ _..._,厶-ヘi / / /|. `'ー-=≦=-‐ ≧=- -rく / }"´.....人.二 = }_ / / | __,,.|ヽ}_rf´ / ( ̄ __ } / / / | / ̄ / / ,ハ / /..... ( ̄ `ヽ ′ / / /} | ,゙ レヘ_/´>'´ ,′..... `T ー-〔. / / ノ { | i } { [ フ / { `ー, / / / | ∨| 仁_7 V {/ { },_____ ;. / / 丿 / 〈 | ./ / | ∨ニニニ二7 煌「私の幸せそうな表情を――!」ウワヘヘ 465 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 01 52 35.53 ID vZ26R8YIo [10/16] ルル「……」スッ 京太郎「……」ハァッハァッ ルル「モココ!」 咏「ひ、響……」 ルル「モココ! お前、声が……!?」 咏「やっばりあだじ……うだいだい」ブルブルブル ルル「声が出たんだ。もう……大丈夫」 ワァァァァ!! 観客「……」パチパチパチ! 監督「カァァァァット!!!」 京太郎「……」ホッ ルル「よかったよ」ポンポン 咏「まぁまぁかねぃ」フフフ あまとう「……」 , -ー // 〈 i´ _ゝ_ , イ .´ . . . . . . . . . . . . . ..丶 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ / . . ゝ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ ,/ . . . . . . . ヽ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ゝ ハ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\ . . . . . . . .ヽ i ,' ! . . . . |ヾ . .ヽヾ . . . . . . . . . . . . . . . . . ゝ . . . . . . .入 i | /| . . . . .| ヽ . .ゝ', . . . . . .i . \ . . . . . . . . . . . .ヘ _ .へ._ i 从| | | . . . .|/_∨ . i .i . . . . . | . . .ヾ、 . . . . . . . . . . . . .\` ̄ レ | ',!| . ソ ト,-=-_ヾ .|゙Y . . . . | . . . . .ヽ . . . . . . . . . . .ヘ _ ` -.、 ! | メ リ ヒi ' ヽ| i . . . . .ト、 . ミ、へ、 . . . . . . . .ゝ`i  ̄ ノ丿 ´ | . . ,、| \ .ゝ . . . . . . . . . . . . Κヽ、 / u. i . / |ノ/| . .ゝ . . . . . . . . < . . .\` ̄ ヽ |/ | . ,、 . . . . . . . .へ`>=-ゝ ゝ |/∧ . |\ . . . . .\``- ⌒` ノ ゝ| 下ー- へ ヽ イ ヽゝ ヽ_ - ´ \ , -=-ヽ ヽ / ヽ } / ハ /ノ / =≡三 / r/ /三三三三 あまとう「認めてやるよ……須賀京太郎」ギリッ お前は俺の……ライバルだ 第一話 撮影終了!! (恐らくここまで凝った撮影はこれが最後) 【結果】 原作再現度-1 演技評価 GOOD!! 後に視聴率判定します 472 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 02 02 12.81 ID vZ26R8YIo [11/16] 監督「よかったよ京太郎君!!」 京太郎「ありがとうございます」ペコリ 監督「それにしても、あんな無理を言ってすまなかったね」 京太郎「いえ、いいんです。俺も楽しかったですし」ニッ 監督「まずうちさぁ……」 タタタッ 煌「京太郎君!!」 京太郎「煌さん!」 煌「すっごくよかったですよ!」フフフ 京太郎「そう言ってもらえると嬉しいです」ヘヘッ 煌「今日はご褒美にご馳走を用意しちゃおうかな?」ニッコリ 京太郎「やったぜ」 監督「……ちょっとAD!」 AD「はい? なんですか?」 監督「今日さぁ、うち来ない?」 AD「あぁ~、いいっすね」ニッコリ あまとう「おい、須賀!」 京太郎「あ、羅刹さん!」 あまとう「とーまだ。まぁいい、それよりも……」 京太郎「?」 あまとう「これくらいでいい気になるなよ。まだまだ撮影は長いんだ」 京太郎「は、はい!!」 あまとう「ま、今回だけは……合格でもいい」ボソリ 京太郎「え?」 あまとう「……」スタスタスタ 京太郎「行っちゃった……」 煌「?」 咏「おーい」フリフリ 京太郎「あ、三尋木プロ!」タタッ 咏「今日は頑張ったねぃ」ヨシヨシ 京太郎「あ、ありがとうございます」カァ 咏「ま、次も頑張るんだねぃ」スタスタ 京太郎「はい!!」パァァッ 煌「ふんふむ」ジィーッ 475 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/13(日) 02 07 37.17 ID vZ26R8YIo [12/16] いちご「あ、あの須賀君……」 京太郎「あ、佐々野さん!」 いちご「えと、その……」 京太郎「次の撮影でもよろしくお願いしますね」 いちご「……は、はい」 京太郎「それじゃあ!」タタタッ いちご「あっ、まだ話は終わっちょらん……のに」ボソリ 煌「すき焼きにしましょう! すき焼き!」 京太郎「わっほぉぉぉい!! すき焼きだぁぁぁぁぁぁ!!!」 煌「ふふふ」ニコニコ 京太郎「肉だぁぁ!! 一週間ぶりの肉だぁぁぁ!!」ヤッホォォォォイ いちご「……」 こうして京太郎の初撮影は終わった。 果たして、その結果とは――!? 視聴率安価 ↓3 補正+5 ゾロ目で30%越え 00~19 5% 20~39 10% 40~69 15% 70~89 20% 90~99 25% 594 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 26 04.20 ID fny7In7no [3/9] 【ドラマ放送翌日 京太郎のアパート】 京太郎「……ふわぁぁ」モゾモゾ トントントントン 京太郎「んぅ?」パチクリ なんだかいい香りがするな…… これは味噌汁? 煌「あ! もう起きたのかな?」タタタッ 京太郎「煌さん。おはようございます」 煌「今ご飯作っちゃうから、顔を洗ってきてくださいね」 京太郎「はい!」トテトテ ジャーッ バシャバシャッ 京太郎「ふぅ」フキフキ テクテク コトッ 煌「はい、お待たせ。焼き鮭と豆腐の味噌汁、納豆とネギですよ」フフフ 京太郎「うわぁ……卵焼きまである」ジーン 煌「ちゃあんと甘い卵焼きですよ」 京太郎「……いただきます」モキュモキュ ゴックン 京太郎「……」 煌「ど、どう……かな?」ドキドキ 京太郎「……」ポロポロッ 煌「あ、え? うぇぇ!?」オロオロ 京太郎「だって、美味しくて……うぇぇぇ(結婚しよ)」ボロボロ 煌「もう、泣き虫なんだから」ゴシゴシ 京太郎「あばば」 煌「泣いちゃダメですよ、男前が台無しになっちゃうから」クスクス 京太郎「ふぁい」 竜華「……ちょい、待って」ワナワナ 照「待って」 和「……」プルプル 煌「あら、清水谷さん?」 京太郎「もう起きたんですか?」 竜華「昨日、みんなで一緒にドラマ見ようって泊まったやん」 煌「はい」 照「はいじゃないが」 和「そうです、異議ありです!」 599 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 38 06.17 ID fny7In7no [4/9] 竜華「なんなん? ふたりはなんなん? ふたりはプリキュイなん?」 照「私はおじょ魔女派です(半ギレ)」 和「ナンジャです」 煌「クレパス王国が好きかな?」 京太郎「俺は花より女子が好きでしたねー」 竜華「ちゃう!!」クワッ 照「抜けがけ禁止」ガシッ 煌「な、なんの話でしょうか?」ピューピュー 和「とぼけないでください、不可侵協定を忘れたんですか?」モグモグ 京太郎「おい和」スッ 和「えっ?」ドキッ 京太郎「髪に鮭骨付いてたぜ……」カリッ 和「あっ……」ドキッ 和「誤解です」ギリギリギリギリギリ 竜華「ギルティ」 照「問答無用」 煌「結局皆さんそれぞれ抜けがけしてるじゃないですか」ジトッ 竜華「そ、それでもダメや! 折角これからアイドル活動が本格的になるんやし」 煌「でも私は普通に仕事をしているだけですけど?」 照「た、確かに!」 煌「あくまでマネージャーですから」フフフ 和「」プラーンプラーン 京太郎「縛られてる和のおもちがヤバイ……」 須賀ホーン「」ボッキィィィン 605 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 22 51 25.28 ID fny7In7no [5/9] 【なんやかんやで】 京太郎「ご馳走様でした」フゥ 煌「それじゃあ片付けちゃうから、学校の準備をしておいてね」 京太郎「あ、そういや今日は学校か」 照「最近学校に来てくれなくて寂しい」 竜華「芸能人やから仕方ないて」 和「テレビに映った以上、もう立派なアイドルですよ」フフフ 京太郎「そういうもんかな?」 ジブンヲーセカーイサーエーモー 京太郎「監督からメールか?」パカッ タイトル:イキスギィ!! 本文: 放送は見て貰えたかな? ちなみに最低視聴率は11.45141919%で、平均は15%の間をイキきしていたよ 特に君のあのシーンはイキスギィ!!で、瞬間最高で20%近く取れていたようだ 好評のメールを届いているし、裏番が半○直樹の最終回の中だったのに素晴らしい成果だよ! これからも頑張って欲しい 追伸 うちさぁ、屋上あんだけど……焼いてかない? 京太郎「ほえぇー」 和「どうしたんですか?」 京太郎「いや、大した事じゃないさ」パタン 15%か……初回にしてはあまりいい数字でないのかな? 監督は褒めてくれたけど…… 京太郎「……うーん」 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 04 21.60 ID fny7In7no [6/9] 半○は日9だったね、別のドラマにすりゃよかった 竜華達も泊まってたし、日9主演ってことでオナシャス! センセンシャル! 【通学路】 竜華「それじゃあうちはこっちやから」 和「また近いうちに事務所で」 京太郎「おう、二人共気をつけて」 煌「京太郎君、遅れますよ!」 照「京ちゃん早く!」 京太郎「じゃあ、また」タタタッ 竜華「……」 和「行っちゃいましたね……」 竜華「原村さん……やったっけ?」 和「はい?」 竜華「……京太郎君の事、好きなんやろ?」 和「ぇぇ!? い、いきなり何を!?」ドキドキ 竜華「……原村さんは声優(アイドル)やし、京太郎君との付き合いも長い」 和「ま、まぁそれほどでも……あるというか」エヘヘ 竜華「……そっか」 竜華「なら、うちは応援したる」 和「え?」 竜華「ただし、ちゃんと京太郎君がトップアイドルになるまで待つんやで?」 和「は、はい! ありがとうございます」カァァァ 竜華「(京太郎君が原村さんのこと好きなら、うちは……)」グッ か~な~し~みの~♪ 和「あっ、携帯鳴ってますよ?」 竜華「……」ピッ セーラ『大変や竜華!!怜が昨日ドラマを見て、意識不明の重体になったんやって!!』 竜華「そう……」ピッ ツーッツーッ 和「大丈夫ですか?」 竜華「いつものことや」 629 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 22 55.61 ID fny7In7no [7/9] 【通学路】 京太郎「……」テクテク ザワザワ ガヤガヤ 煌「?」 ネーネー ホンモノカナ? エーウソ! キャー!! アリエナクナーイ! スゴーイ! 照「騒がしい……」 京太郎「一体どうしたんですかね?」キョトン 煌「歩いているだけですごい騒がれよう……」 照「もしかしてドラマを見た人達?」 京太郎「いや、そんなまさか……」 タタタッ 京太郎「ん?」 桃「あー! この人テレビで見たのー!!」ユビサシ 京太郎「え?」キョトン 桃「すっごく格好良かったのー!」ワーイ 翠「こらチビ苺! 勝手に一人で行くなですぅ!!」タタタッ 紅「騒がしいのだわ」スタスタ 蒼「あぁ、あのドラマ。すっごくおもしろかったよね」 金「音楽を題材にしてる辞典で傑作なのは目に見えてるかしら!」 京太郎「こ、子供!? しかもたくさんいる!?」 紫「あの……サイン……ください」スッ 白「私ももらおうかしら?」スッ 桃「あぁぁー!! ずるいのー!!」 銀「貴女達、こんな冴えない男のどこがいいのかしらぁ?」ハァ 京太郎「多すぎィ!!」 煌「お人形さんみたいで可愛いですね♪」 照「持って帰ってもふもふしたい」 紅「くだらない。帰ってくんくんでも見るのだわ」スタスタ 翠「どうしてもって言うならサイン貰ってやるですぅ!」ソワソワ 蒼「君は相変わらず素直じゃないね」ハァ 金「このバイオリンにサインして欲しいかしら!」 京太郎「はい、これでいいかな?」スッ 桃「ありがとうなのー!!」ピョイン 銀「理解に苦しむわねぇ……」ウーン 636 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 39 15.79 ID fny7In7no [8/9] マンゾクシタノー ヤッパリタダノガキデスゥ タイセツニスルカシラー ニュウサンキントッテルゥ? サイン……モラエタ クダラナイノダワ ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「……かわいい子供達だったなぁ」 照「でも、これでハッキリした」 京太郎「え?」 煌「恐らく、このざわめきの正体は……」 イマコドモガサインモラッテタヨネー テコトハホンモノジャナイノ マジデー! ヤバイヤバイヨー! 京太郎「ほへ?」 ドドドドドドッ 京太郎「!!」 ファン共「サインくださぁぁぁぁい!!」ドドドドドドドドッ 京太郎「」 照「」 煌「に、逃げますよ!!」ガシッ ドドドドドドドド 京太郎「な、なんて数だ!」ダダダッ 照「おべらっ!!」ズッテェェン 京太郎「照さぁぁぁぁあぁん!!!」 煌「振り返ってはダメ!!」 京太郎「でも!!」 煌「大丈夫、大丈夫ですから……」ツーッ 京太郎「照さん……」グスッ 照「」チーン 637 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/15(火) 23 51 21.58 ID fny7In7no [9/9] ファン11451号「目標、補足しました、とファン11451号は誇らしげに通信します」ジャキッ ファン10032号「獲物を前に舌なめずりとは三流だな、とファン10032号は速やかに指摘します」 ファン14510号「ほ、本当にあの人に須賀京太郎のサインを渡せばデートしてもらえるのでしょうか?」ドキドキ ファン13100号「万年脳内スプリングは放っておいて、早く捕まえようぜ! とファン13100号は提案します」 ファン20000号「京太郎君のパンツむしゃむしゃしたい」 ファン20001号「あの人の喜ぶ顔がみたいかもー! ってファン20001号は20001号はお願いしてみる!!」 ファンワースト「あっひゃっひゃ! もしかして第一位はホモなんですかぁ!?」ケラケラ ファン12989号「いいからとにかく準備しろ、と柄にもなくファン12989号は指揮をとります」 ファン一同「……」ギラリ ドドドドドドドドッ ファン一同「「待てー!!」」ドドドドッ 京太郎「ぎゃああああああ!? 同じ顔が10000人くらいるぅぅぅぅ!?」 煌「お、お姉様!?」ガビーン 菫「あれは、京太郎君か? おーい! 昨日のドラマの件だが――」 ドドドドドッ 菫「!?」 バッコォォォン 菫「ダイナマイッ!!」ズシャッ 京太郎「す、菫さぁぁぁぁん!!」 煌「犠牲になったんです……」ウルウル 京太郎「と、とりあえず学校まで逃げましょう!」 煌「はい!!」 ダダダダッ!! 643 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 01 59.17 ID k6tiAPaUo [1/12] 【正門】 京太郎「はぁ、はぁ……!」 煌「す、凄いことになってるかな?」アハハ 京太郎「まさかあんなに反響があるなんて……」 煌「あれ、もしかして街中でアレなら学校も……」ハッ 生徒A「あれ、もしかして須賀君じゃない?」 生徒N「きゃー! 嘘! この学校だっていうの本当だったんだぁ!」 生徒A「さ、サインもらえるかなぁ?」 生徒L「かっこいぃぃ!!」 生徒S「あぁぁぁん」ゾクゾク 生徒U「握手してほしいなぁ」 生徒K「抱いて欲しい」 生徒O「クラスどこだっけー?」 生徒Y「同じクラス羨ましいぃ!!」 生徒A「い、行ってみる?」 生徒N「う、うん!!」 生徒達「……」ギラーン 京太郎「……」 煌「……」 ドドドドドドドドドドドッ 京太郎「ぎゃあああああああ!!!!」ズルズルズルズルズルズル 煌「京太郎くぅぅぅぅん!!」 モミクチャモミクチャ 京太郎「……」レイプメ チーン 653 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 15 11.98 ID k6tiAPaUo [2/12] 【京太郎の教室】 京太郎「」チーン ザワザワザワザワ ネテルー カワイイー シュウロクデツカレテルンジャナイ? カッコイイナァー モウトップアイドルダヨ! 京太郎「ど、ドラマに出るって大変なんだな……」ウグググ ゴゴゴゴゴゴッ 京太郎「ん? なんの音だ?」 生徒達「」ビクッ ガラガラ 淡「……」テクテク ゴゴゴゴゴゴゴッ ※ イメージです // // /、 / / / / ,' / l l ヽ ', ヽ , / \ ヽ \ \// / / / `ヽ{ / / / , / | | ', , , ! / _ヽ ', \ ',/ / / / {'ヽ、 / イ , / ! ! , . ‘, ,./ _,. - ' ´ ヽ ' ,三ァ \ / / / ____. \ l ,' l | | , , l / ,./ ,. -―- 、 ', , / \ / _,/ /- '''' ´ ___`ヽ.\ l ! | | | , !, l / / / ... {! .._ ヽ ' , , \ `, / /´., {i ... ヽ\\ | | ヽ ! .| | / l ! ,/ / { ... ||- .. } ∧ , , /ヽ { - || ._ } \\ ! ! 、 ', ! '! / l l _,/ / 、 . {! . / / ', ', / / 、 、 .. {! 、 / `ヽ 、 |' ` 、 {!, '/ l l ‐ - 、_ ` ー‐ ' ´ / ヽ! 〃 \ ` ー‐ ' __,.- `ヽ_,..ソ ヽ` ` 、 - ,', ! ` - .. _ .. - '´ | / 、 __,... - '´ ー-- 、_ / ̄ ! | ' | | 生徒K「うぉえっ!」ゲロゲロ 生徒A「」ジョロジョロジョロ 生徒T「あ、あぁぁ……」ガクガクガクブルブル 生徒U「クゥン」バタリ 生徒D「がはっ!!」ブシャァァ 生徒O「うわぁぁぁっぁぁぁぁぁぁ!!」ガンガンッ 生徒N「ひ、ひぃぃぃいっぃ!?」ブルブルブル 淡「……」 京太郎「まだ騒がしいな……っと、淡?」チラッ / / // . 〃 . iト、| . | ヽ ヽ ヽ 乂 .′ / ,イ . / ! . i| | . |\ . ハ .′ i`ーァ′/ ! . i | . | | . | \ . ヽ . ____ i-‐ ´ . .′ !/ . ′| . | | . | | . | \ .  ̄| ̄ ̄ `ヽ /i| |. | | . | | . ! | . |_,,-‐====‐\ . | . | . i j〃 . i| |. |‐===┼- | j -‐ \ . . | . | . | / . i| {. ! \八 . | jノ , -‐ __,,.⊥ . } . | . 人 ′ . 八 Ⅵ ≫=ミ、 . ! ≫≦Y⌒'マハ 、 . .′ . | . .\ i . i . \{ハ 《 )i ハ\{ ″{ .) i } } 》 . / . /! . \ .\ | . | . i '. ヾ い; jj 八∨乂 _;ノ ノ . / . | . .`ー- | . | . | . | . l'. V辷ク ゞ゚-‐ ' . / . / . | . . | . | . | . | . |ハ / . / . / . . | . . | . | . | . | . | . , / . . .′ . / . | . . . | . | . | . | . | . / ,. ,イ . / . 人 . . . . |.. i | . | . | . | ゝ. 、 ノ .′ // / . / . . / \ .\ . l 从 . | . | . { / > . { /' / . / . . ′ \ .\ . 乂{ \. !\〉、 \_/ . . 〕jッ。. . ィV`ヽ /. / . . / \ .\ . . `\ \{ \;/ . . //{{ ` ´ | |│ ,// . . / \ .\ . . 淡「おはよう、タロー!」ニッコリ 662 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 23 44.14 ID k6tiAPaUo [3/12] 京太郎「おう、久しぶりー」 淡「ちょっと、久しぶりなのにつれなくない?」 京太郎「そうか?」 淡「テレビに出たからって調子に乗ってるんじゃないの?」フフッ 京太郎「いやまぁ、ちょっとはな」タハハ 淡「でも、すっごくよかったよ」ニッコリ 京太郎「え? 本当か!?」 淡「……ふふふっ」ニコニコ 京太郎「でもなぁ、自分で見返してみると恥ずかしんだよ」テレッ 淡「あははっ! タローにも羞恥心ってあるんだね」クスクス 京太郎「あ、あのなぁ!」 淡「ねーねー! 一ついい?」 / \ _人_ ' ` 、 \ Υ'/ / / ト、 丶 / / / | | | Χ } .′ il / | | \ | / `、 リ | i | _|l__∧ト、八 | メ´ ニニ / } | | | || `>x、\| 斗チ芋ミ、∨ ,′j | |l l|斗示芋ミ、 ''h! } ,′ , |l 八 И'h! } 乂___ノ / / || \| 乂__ノ /i/i/ / /l| .八 ゝ /i/i/i i / / / / | ‘,\ ハ r ア /l/ / / | ト、 込、 _ノ // ,イ l| |l l\ \> .,_ /∨ /l| 八_ |ヽ. 八l_\ \-─=ー ァ--< / / 八 { \ `ヽ | | ./ /´ ハ 〕 { 〉 ,′ / ` ヽ \∧ | |/─、_ / |∨ __ Ⅴ__=| / 〕\ \ | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\) | ,′ \ 丶 京太郎「ん? どうした?」 淡「……」 コンマ安価↓3 ゾロ目でヤンデレ開放マキシマムドライブ! 00~39 淡「どうして……あんなにデレデレしてるのかな? かな?」 40~89 淡「原作無視しちゃダメでしょー!」ポカポカ 90~99 淡「目、閉じてくれる?」 00or99 ????? 683 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 40 59.29 ID k6tiAPaUo [4/12] 淡「どうして……あんなにデレデレしてるのかな? かな?」 京太郎「え?」 淡「おかしいよ、あんなにわかの……タローのこと何も分かってない連中に優しくしてさ」 京太郎「淡?」 淡「大体、最初はみんなタローのことバカにしてたんだよ? ちゃんとタローの事を見ていたのは私だけ! 家族たる私だけったのに……それを、雑誌に出たくらいでギャーギャー騒いでさ? 醜いったらないよね、あんな連中。クズ過ぎて話にならないよ。あ、勿論私はタローのファンを悪く言うつもりはないの。でもさ、タローも少しはガードを硬くした方がいいと思うよ? それくらいああいう連中ってすぐに調子づくからさ。今回のことにしたって、ドラマが成功したから騒いでるけど、もしタローがモブだったら影でこそこそ悪口言ってたと思う。初戦はそういう連中なの。でもね、私は違う。私はタローの味方。タローのたったひとりの妹なんだよ? だからね、タローは私を大切にするべきなの。私と一緒にいるべきなの? 分かる? 分かるかなぁ? 分かるよね? 分かりなさいよ! なんでわからないの? ねぇ? ねぇねぇ? 聴いてる? 聞いてるのねぇ? 許さない許さない……」ボソボソ 京太郎「あ、ああ(早口すぎて聞き取れなかった)」ガビーン 淡「人気になったからってさ……家族をないがしろにしていいと思ってるの?」 京太郎「家族……?」 そういや、確かに最近母さんやカピーに会ってないな 京太郎「悪い、お前の言う通りかもしれない」 淡「え?」 京太郎「家族は……大切にしないといけないよな」ウンウン 淡「っ~~~///」カァァァ 京太郎「ごめん。これからは気をつける」 淡「あ、あぅっ……」モジモジ 京太郎「ありがとな、大事なこと思い出させてくれて。やっぱり家族は一番大切だよな」ニッコリ 淡「うぁっ……//」ドキドキ 京太郎「そういや――」 淡「あ、あの!私も頑張るからっ!」マッカッカ 京太郎「?」 淡「私も、お兄ちゃんみたいに活躍して……相応しい妹になれるように頑張る!」ニコッ 京太郎「お、そうだな」 淡の奴、兄貴がいたのか…… 全然そんな素振りなかったけど 淡「えへ、えへへ……//」モジモj 京太郎「応援してるぞ」 淡「うんっ!」ニパァァァ 701 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 00 58 14.72 ID k6tiAPaUo [5/12] 【一方その頃 清澄】 取材陣「それでは、貴方が須賀京太郎の才能を見抜いたと?」 教師A「ええ、あいつは元々麻雀部だったんですが、そっちの才能は全く無くて」 取材陣「それで、須賀君に辛く当たったと?」 教師A「はい、とても辛い選択でしたが」ウルウル 取材陣「それで、彼はなんと?」 教師A「凄く恨んでいたようで、暴言をいくつも吐かれましたよ」ポロポロ 取材陣「しかし、貴方の言葉があったから彼はアイドルを目指したと?」 教師A「それは間違いないでしょう」 教師B「私もそう思います」 取材陣「……」 教師A「いいんです、どれだけ恨まれても。彼が大きく成長してくれれば」 取材陣「なるほど……」 教師A「……」ニヤリ 722 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 18 06.83 ID k6tiAPaUo [6/12] 【清澄高校 麻雀部室の前】 ガヤガヤガヤガヤッ ニュウブサセテクダサーイ! シュウニイチドスガクンガクルッテホントウデスカー!? キャー!! スガクンニアイターイ! 【麻雀部室内】 咲「ど、どどどどどうなってるの!?」アワワワワ 優希「す、凄い入部希望者の数だじょ」 和「KOA」 まこ「困ったのぅ……」ハァ 咲「うぅ~」 まこ「ハッキリ言うしかないじゃろうな」テクテク ガチャッ バタンッ ウソー! マジデー! マージャンブナンテクソダワー! キョウタロウクンニアワセロー! キョウタロウクゥゥゥゥンン!! 優希「もはや哀れだじぇ」 和「アイドルって大変なんですね」シミジミ シーン 咲「あ、静かになった」 優希「じょ?」 ガチャッ まこ「疲れた」バタリ 和「大丈夫ですか?」 咲「一体なにをしたんですか?」 まこ「さっき来ておったが、今は職員室にいるじゃろって」 咲「え?」 和「それは……」 優希「もしかして」 __ ___ / \ `ー-、 ___/ ∧ \_ \ / r-、 | | ∧ ゙、_ \. / ドミシ""' \_ 、 r-、゙ ゙、 たまには反撃もいいじゃろ?..( | / /,|ナヘ∧〉;; ヽ、 〉 ∨ /,彳r三うヽ、\,へ ヾヽ. / 〉,-一 { ' b 。ノ ! √ 〉 ヽ );;). | 〈/ ̄ Y弋 ^'''/ __/ ゙、 | 〉/| N | ` ̄ ̄ r' 人 / V `ー|\_/' _, -‐'1 /| /!人 |. 〉 ハ __/i / / | ;N /∧ `、 `┴‐' /_,. ┴'‐┐ |/ | `;ー-、__ , ‐' .. .. .. .. .. ..\. \ 人 \N ∠_. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ .Y ` / ̄ ̄\. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ / |.. .. .. .. .. .. .. .. .. .. .. \ 732 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 26 58.34 ID k6tiAPaUo [7/12] 【少し時を遡って】 教師A「いいんです、どれだけ恨まれても。彼が大きく成長してくれれば」 取材陣「なるほど……」 教師A「……」ニヤリ ザワザワッ 教師A「ん?」 オイオイイマノキイタカ? ウソー! スガクンガボウゲン? ソンナノキイタコトネーヨ 生徒たち「……」ゾロゾロゾロゾロッ 教師A「なっ!?」 取材陣「?」 トイウカ、スガガンバッテタジャン ソーソー、イジメテタノハコイツダヨナー マジサイテー シネヨクズ クズゥゥゥゥゥゥゥ! 教師B「き、貴様らいつからそこに!!」 取材陣「……」 教師A「お、お前ら!!」 コイツウソツイテルヨー! イェーイ! カメラアンジャーン オレタチガシュザイウケヨッカ? イイジョウホウアンゼー 取材陣「これはどういうことですかねぇ?」 教師A「えと、これはですね……」 取材陣「君たち、詳しく聞かせてもらえるかな?」 イイトモー! 取材陣「須賀君と、そこの先生についてじっくり……ね」 教師AB「「」」 【部室】 / \_/ \ / トヽV/; | \ ,. ―' !゙゙`´"'ツ }ヽ f',ィ / ノ /ノ ヽ }. レ 、 ,ィ'―- レ'-\ ノ | 京太郎―― イィ / |fフヾi 、 , ィァ=、 } ヽ { わしはいつだってお前の味方じゃからな……. ノイ i ハ、|゙、 ノノート_ ! ノレ1、 } \ f'-‐{ K i |"-" ' "-"イノ レ| );ヽ ノ 从 、 \_ ー ‐ _ノ ノ人 ( ツ \へ、 rー-‐' |ノノ ノ'" ヾ ___ノi ノー-、_ r'" . . . . ト---/ . . . . . . .>=、_ / ト、 . . . . | / . . . .;.イ r==i .} / V| \ . レ' .___/ / レ' | i. / 〈/ ̄Τ`Tー-―"| / | \_ /f三ヽ、 __|二L__. ヽレ / ├==' 人'へ-√´ \ ヽ\ / | { ' '´ / ー-≠- 、 } 、 _,..ィ_´ V `ーr--イ | | くー- 、_ ノ | 〈 | ! ヽ 、_二 ̄ ノ | | ヽ } 〉 / ヽ | ソ 〈 |ー―------- -―'" 〉 フー--r―----r―‐r―く / / / | | i ヽ/ / / ノ |! i! 743 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 42 26.22 ID k6tiAPaUo [8/12] 【アクセル1】 社長「いやぁ、凄いじゃないか!」 ひのちゃま「凄いよ京太郎君!」 のんたん「大人気じゃないか」 てらしー「あのあまとうって奴、素質あるな」 だいちゅう「録画して二回みたよ」 ワイワイ キャッキャ 京太郎「いやぁ、人気が出るのって大変なんですね」ポケー 社長「そりゃそうさ。我々だって普段歩く時は気を配っているよ」 ひのちゃま「顔出しの少ない僕たちでもわりと声をかけられるからね」 てらしー「これくらいで調子に乗るなよ」プイッ 京太郎「なんだかどっと疲れました」ハァ 社長「それでももう、君は歩みを止めることはできないんだ」 京太郎「え?」 社長「……アイドルランクが更新したよ」 京太郎「!!」 社長「君は今日からDランクアイドルだ」 京太郎「Dランク!?」ガビン 社長「まだ底辺のだけどね、1万から10万近いファンがいることになる」 京太郎「あばばばばばっ」 社長「もはや、自分の意思で辞めることすら許されないレベルになってきたね」フフフフ 煌「すばらっ!!」 ひのちゃま「凄いねー」パチパチ 745 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 01 56 42.51 ID k6tiAPaUo [9/12] 京太郎「Dランク……Dランク……」ブツブツブツ 竜華「事務所に来るなり、なんで落ち込んどるん?」 煌「実はかくかくしかじかで」 竜華「ふーん、複雑なんやろなぁ」ナデナデ 京太郎「重圧が……重圧が」ブツブツブツ 煌「大丈夫ですよ、京太郎君は十分頑張ってますよ」 京太郎「うぅっ……」 社長「そういえば竜華ちゃん、今後の方針は決めてるのかい?」 竜華「え?」 社長「京太郎君の活動方針」 煌「活動方針ですか?」 社長「うん。ビジュアル中心だとか、ヴォーカル中心だとか、バラエティだとか」 竜華「せやな。そろそろ考えないと」ウーン 京太郎「……」 竜華「京太郎君はどういうアイドルになりたいん?」 京太郎「……俺は」 これから、どんなアイドルを目指せばいいんだろう? 今チャンスを掴んだドラマ関連の仕事もしたいし、苦手な歌も克服したい 京太郎「……」 選択安価↓3 1 ビジュアル中心 2 ヴォーカル中心 3 バラエティ中心 4 麻雀中心 5 全部だ!! 755 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 02 16 06.86 ID k6tiAPaUo [10/12] 京太郎「そんなの……決まってるじゃねぇか」ボソリ 竜華「え?」 俺は――トップアイドルになると決めた だから、なんだってやる モデルだって、歌だって、ドラマだってバラエティだって麻雀だって! 京太郎「俺はなんでもやります。なんでもこなすアイドルになってみせます」 そして、いずれは……! 竜華「……ふふっ」 煌「ぶふっ!」 社長「……」プルプル 京太郎「な、何を笑ってるんですか!? 俺は本気で――」 竜華「だ、だって……」プクククッ 社長「今のは当面の話だよ君ィ!!」 京太郎「え?」 煌「京太郎君をトップアイドルにするのは、私達みんなの目標でもあるんですよ?」クスクス 京太郎「うぁっ……」カァァ 社長「しかし、逆を言えば君のまっすぐさが伝わってきたよ」ハハハ 竜華「うん、そうや! 須賀京太郎は何に対しても全力投球や!」 煌「阪神のように、ですね」 社長「33-4」 京太郎「みんな……」 竜華「一緒に頑張っていこうな、京太郎君」 こうして、俺ののアイドル活動は以前と変わりなく……全てに全力投球することになった それが功を制するかどうかは、誰にも分からない ただわかっていることは……ただ一つ 京太郎「はいっ! Dランクになっても、俺は竜華さんのアイドルですから!」 竜華「っ!!」ドッキィィィィン 俺が、竜華さんのアイドルだってことだ 【おまけ】 BJ「また君か」ハァ 怜「」 紅葉「一度死んでいたよ、完全にね」 カエル顔の医者「これからは無理をしないようにしたまえ」 怜「」lコクコクコク カンッ!! 769 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/16(水) 02 51 12.26 ID k6tiAPaUo [12/12] 【おまけのおまけ】 社長「ナンジャ……そこそこ評判だよ」 和「そ、そうですか」 社長「しかし、このままではちょいと数字が危ないんだよね」 和「力不足ですいません」ペコリ 社長「大丈夫。宣伝の機会を用意させてもらったんだ」ハハハ 和「宣伝?」 社長「実はとある番組に出させてもらえることになってね」 和「番組? 深夜とかの放送でしょうか?」 社長「いや、お昼だよ」 和「お昼……? 教えてもらえますか?」 社長「いいとも!」 和「……」 社長「……」 和「あの、番組名を」 社長「いいとも!!」 和「え?」 社長「え?」 和「だから番組名を……」 社長「だからいいともだって」 和「え?」 社長「笑っていいとも」 和「……」 ____ ,.' ´ ` 、 _,ィァ′ ヽ \ {少′ / ,i l ト、 i ,ィマ、 Y / /// | l| | ハ 辷='/| ..ヽ\ イ ′ / | { | 从、| } |彡' /| . i . .|,∧. { | l l―‐ {(リ八「―‐メ、 彡个rイト、 リ、_! l リィチfト '行タト、彳,ィl | . | | . i l_,以 { ヒtリ ヒztリ |f リ| | . | | . | 「 l 「ト ' _,イ | | . | | . | } } ハ _ ,ィ' ) ,j リ 刀 「 / /,イ| |l>、 ,ィ |ノイイ / リ | / /リ | ! !仏ィ_〕¨ 》,// / /| !. / / r廾 .|「{ |-、 __ / // ,ヘ〔 .j { 〈 イ ∧V / . . |__´_./ ./ / . . . .>)) } } /`Y'| { . . . . .l / 〈 〈 . ,イ´ /{, j/ }`ー冫j\ . . | / ___)ノ/i´r‐'='} ト ン′`ヾ >-r'< ̄ _彡冫=v' 人. }/ . . . . .[二]- .―'´. . . . . V / ∧ i' . . .. . . . ∧Ⅵ . .. . . . . . . . i // ,/ イ { } . | .i { . . . . . . . . . . . . |r<´ _.! _八 j . .! .. |.. ノ{ { { i ヽ、._ | . . . . | ,イ ヾ、_ | ∧ヽ { =-.¨| . . . . |==-__--,イ} { 丶、._〉 〉ヘ ' ; ...| //´ | . . . . | `¨ー= イ{l! '; .. { 和「お昼休みは?」 社長「ウキウキウォッチング!」 カンッ 799 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/10/19(土) 21 10 26.32 ID uHaw9boJo [1/16] 【前回までのあらすじ】 清澄で奴隷のような生活を送っていた、冴えなくて顔くらいあしか取り柄のない須賀京太郎は、ある日の出来事を境に仲間との溝を深めてしまう。 落ち込み、絶望する京太郎は自分の取り柄であるルックスで勝負しようとするが……それすらも惨敗 雨に打たれ、一人絶望する京太郎を救ったのは―― /. . \ /. .\ / . . ヽ, /. / ∧∧. .ヽ . ', / / \ /∨ ∨\ ヽ ', ,' ,' \ 冫 ヽ . ', ', ,' ,' 冫--‐__´ `__‐--ヽ .', ', ,' ,' / , ===、 , ===、ヽ. ', ', ,' ,' ∧〈 | し. | | し. | 〉∧ ', ', ,' ,' 〈 ', ヽニノ ヽニノ / 〉 ', ', ,' ,' .ヽ 〉⊂⊃ , ⊂⊃〈 ノ . ', ', ,'/ | ∧ ∧\ _,、_ /∧ ∧ | \', |/ ∨ ∨> 、  ̄ , <∨ ∨ ' | | ` ー ´│ /⌒| |⌒\ , ´ l ̄` ´ ̄l ` 、 ┌<\ ',___,′ />┐ / ト、 \\ ', ,' // , イ ヽ l | ヽ \\ ', ,' // / │ l | ∧ \ \\ '、,' // / ∧ | 華菜「そんなところじゃ風邪ひくし」スッ その正体は、スーパーウルトラデンジャラスミックスJUICE華菜ちゃんだった! 華菜「華菜ちゃんがお前をアイドルにしたやるんだし!!」 こうして、ビューティフルワンダーマジカル池田のプロデュースにより、着実にアイドルへと近づく京太郎! その結果、遂にドラマ主演を飾ることに成功したのである。 そして――― 華菜「一緒に頑張っていくんだし、京太郎君」 京太郎「はいっ! Dランクになっても、俺は華菜さんのアイドルですから!」 華菜「っ!!」ドッキィィィィン 二人の距離もまた……近づいていくのであった ~~~~~~~~~~~ 華菜「にゃにゃにゃ~♪」カキカキカキ 竜華「……」バキッボキッ 華菜「にゃっ?」クルッ __, . ´  ̄ ̄ ` 、 、__, . ´ . \` < . .\ \ `ヽ、 .\ 八_≦=\ / . __ . ヽ / . / . / //l . l\ / . / \/ l/ |ノ ヽ | . ヽ / . / /\_/`\ | | . \_ _/ . // /⌒V. /`ヽ ノ ̄ ̄`ヽ、―ニ 二三  ̄ ̄ / /lハ / /`ヽ / ´`ヽ _ 三, 三ー二二 | / l / / ノヽ--/ ̄ , ` ̄ ̄ ̄ ̄ ∨ | / ∧⊂⊃ミ } ...| /!ヘ;;;;丿 ___ /Ⅳ//∧ _}`ー‐し'ゝL _ // ̄\\ |ノ ̄\ヽ ヘr--‐‐'´} ;ー-------- 〃 ̄\ \\ \\ ヾ -‐'ーr‐'"==-── 〃 \ \\ ヽ ` / ̄厂`丶、__ レ′ 〃 \ \\ l__/ // ∧ // \ >ー 、 | / // / l
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5693.html
513 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 01 31 48.95 ID j1weovilo [10/12] 京太郎「竜華さんに拾ってもらえて、社長達と出会って……アイドルを目指すことになって」 はやり「……」 京太郎「新しい友達も出来て……あっ、そうそう! 俺こう見えても雑誌で特集組んで貰ったことあるんですよ!」フフン はやり「(どうして、こんなに幸せそうなの?)」ドクンッ 京太郎「ファンなんかも出来ちゃって、学校じゃモテモテかなーなんて」アハハ はやり「(君がアイドルになれたのは、私が君を……)」ギュッ 京太郎「それに、初めてだったんです」 はやり「初めて?」 京太郎「……こんなにチヤホヤされて、目立つ事が出来たのは」トオイメ はやり「……」 京太郎「今まで、ずっと裏方で……冴えない男でした。でも、今は違う」 はやり「うん……」 京太郎「俺はアイドルなんです。まだ駆け出しだけど……人に夢を与えられる」 はやり「夢を、与える?」 そうだ――思い出した 私が牌のおねえさんに選ばれた頃……あの頃は子供達に囲まれてるだけでただ嬉しくて、毎日がんばれていた だけど……いつからだろう、そんな日々に嫌気が差したのは? 仕事も事務的にこなして、ただ毎日を呆然と過ごしていた 夢を与えることなんて……考えてもいなかった 京太郎「だから――後悔なんてしてません。むしろ今までも不遇は……この日の為にあったんだって思ってます」 はやり「須賀君……」 京太郎「だから、俺は幸せです!」テヲギュッ はやり「あっ」 京太郎「そしてこれから、もっともっと幸せになってやりますよ!!」ニカッ , ´ / .' / .' ' | l | l | | / / ' | | | l| | l | , } l | | _/ イ / l| |_,∧_{ . ,-|-}-/、 , | {  ̄ ´ / / { |、{ l∧ {、 | }/イ/},イ / l_、 {〃 r∧ |ィ斧ミ从 、Ⅵ , イ斧ミ、 } /l| l、 / /{ 从{、 Vzリ \Ⅵ/ Vzり /イ } / / //从 l∧\ ,\ | /イ/ / イ' {/l∧ ∧ 、 ,イ/j'  ̄ ̄ ー∧ _, 从 ヽ 、 ` ¨  ̄ ィ }/ ∧ \ / |/> {(从_| -- ´ 「/// | |/ ̄}} |////|_ _,. <|///|| l/////` _,.. -=<///// \//} ,r-/////// <//////////////////∧-- 、 {///////l はやり「あぅっ……」キュンッ あ、ダメ……こんなの、初めて 好きに、なっちゃうよ……須賀君のこと、本気で はやり「うぁっ……//」ドキドキドキドキ 京太郎「瑞原プロ?」 はやり「須賀君……」ドキドキドキ 私、この人のこと 本気で好きに、なっちゃった 533 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/28(水) 01 42 49.47 ID j1weovilo [11/12] 京太郎「瑞原プロ? やっぱりどこか悪いんじゃ?」 はやり「う、ううん! なんでもないからっ!」アセアセ 京太郎「そうですか?」ウーン はやり「うん、なんでもないの……なんでもないの」ギュッ 京太郎「??」 ガチャッ 竜華「もうそろそろ時間や」 煌「終わりましたー?」 京太郎「あ、はいっ!」 はやり「……」ニコニコ 社長「(まるで意味が分からんぞ!!)」ガビーン はやり「ねぇ、須賀君」 京太郎「はい、なんですか?」 はやり「アイドルって大変だよ? 恋愛だってろくにできないし」フフ 京太郎「そ、そうですよね」 はやり「うん。トップアイドルになれば、もしかしたら許されるかもしれないけどねっ☆」クスクス 京太郎「……トップアイドル」ゴクリ はやり「だから、それまでははやりが鍛えてあげるっ!」 京太郎「え?」 はやり「君を必ずトップアイドルにして見せるから!」 そして――その時になったら きっと……この気持ちを伝える だから、だかその日までに…… 京太郎「あ、ありがとうございます!!」 はやり「うふふ、これからも頑張っていこうね♪」 京太郎「はいっ!!」 君のこと、絶対に夢中にさせるんだからっ! 容姿、歌唱力、演技力が少し上昇した! 演技力がDになった! 598 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/08/29(木) 00 04 08.44 ID p/Y33MnNo [1/11] <<未知との遭遇 (健夜編)>> 突然ですが皆さん。 俺は今、非常にまずい状態に陥っています。 というのも、見ていただければ一目瞭然なのですが…… 京太郎「……」ブルブルブル 入り組んだ建物の奥底にある、行き当たり それを背に震える俺と…… ???「あ、あぁぁぁぁぁぁ?!」ジリジリッ _ , -‐'´ ̄ ̄ ̄‐-、 ,.-'´ ̄ ⌒''‐ 、 /─‐‐‐─----_、_\ / ,,.-‐‐-、 .─丁ニニニニニニニニ二二), -─‐‐‐‐-、/ / | -''''\ _,.-´ ̄` __、_ \ ふひひっ……! ! / / / ヽ.!^ ''/ ,.-、\ / \ ヽ! \___/.、 .| ゝ‐' / .| .|_ 丿 ! .! | !ヽ ./ ─ ̄'' ヽ__ / .、 ヽ / .! ' 、 /| / ̄'''‐ 、-‐-- 、 .!  ̄ ̄ / `ー--‐‐' | | ! | / ヽ ヽ__ _,/、 / .' 、- |\-----'''´ , -──‐|‐''`丶、_`─‐'____ ヽ/ はぁ…… l ./ ,, /  ̄ |゙ヽ はぁ…… l 、_, -‐' / ヽ、_ / ヽ ! /  ̄ l ! , -ヽ、 ! ! ./ ` ー-__ __- / 目の前にいるモンスター 京太郎「……」 ???「あ、あぼぉ、わ、わばびあばばば」モゴモゴ 京太郎「」 ああ、神様。 ???「じゃいんじゅじゃじゃぁぁぁーい!!」 京太郎「ぎゃああああああああ!!!」 俺……一体どうしてこんな目に? ――遡ること数日前 602 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 13 44.42 ID p/Y33MnNo [2/11] それは唐突な話だった 京太郎「え? お仕事、ですか?」キョトン はやり「うん! とは言っても、小さなイベントだけどねっ☆」 京太郎「はぇー」 というのも簡単な話で。 瑞原プロが参加する麻雀教室に、アシスタントで来ないかというお誘いだ。 京太郎「でも、俺てんで打てませんよ?」シロウトレベル はやり「ううん、手伝ってもらうのは指導じゃないんだっ☆」 京太郎「え?」 はやり「小さいお子様向けの教室だから、保護者のお母さん達もたくさんくるんだよねー」エヘヘ 京太郎「そりゃまぁ、そうでしょうね」 はやり「でもでも、今回来るのは女性プロだけだから、お母さん達が退屈になっちゃう」シュン 京太郎「そういうもんでしょうか?」 はやり「ということで京太郎君っ! お相手よろしくっ☆」 京太郎「え?」 竜華「まぁ、これも営業やな」ポンッ 煌「頑張ってくださいね」 京太郎「え?」 【麻雀教室 当日】 京太郎「え?」 ママンA「あら、いい男の子じゃなぁい」サワサワ ママンB「私達に麻雀を教えてくださるー?」サワサワ ママンC「味見しちゃおうかしらぁ」ペロリ ゾロゾロゾロゾロ キャーカッコイイ! オイシソウネー アーイキカエルワァァ 京太郎「えぇぇぇぇ!?」ガビーン 607 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 24 39.73 ID p/Y33MnNo [3/11] 【一方その頃 控え室】 キャー! カッコイイ! ワイワイ ガヤガヤ 良子「なんだかすっげー騒がしいですね」 理沙「……」ドキドキドキ 咏「ガキ相手に教えるなんてかったるいねぃ」ハァ 靖子「これもプロの仕事ですよ」 ガチャッ はやり「あっ、みんな揃ってるねっ☆」 靖子「瑞原プロ、外の騒ぎはなんですか?」 はやり「ちょっとお母様方にゲストを用意したんだ♪」フフフ 良子「ゲストですか?」 咏「へぇ? どんな子か興味あるねぃ」 はやり「ふふっ、はやり一押しの子だよっ!」 ズルッズルッ ???「あ、あぼぉぉ?」モゴモゴ 一同「!?!」ビクッ ____ /ニニニニニ\ニニV \ /ニニニニニニニ)\ニハ /ニニニニニニニ/ ./ニ/ } , . --<`く\ニニニニニ/ /∨ ./ ⌒ヽ } / \\______,/ニ// ノ ′. , \\ ニニニニニ// ー . ′ , ⌒ヽ ー─── ____ 、 ノ. { { ___ , ` ,xヘ心 {`¨¨´. , __.ノ ,xヘ]心 ′ 厂} , ′ ′ .厂ハ hrく, ′ ..,___,.ノ| し hrく 乂ノ(ノ } | 乂_ノ(.ノ . モゴモゴ . ),,ノ 、 ( 人 ___ノ\ > ⌒\ __.. イ/////} /.\ / ∨/ }{'////// { .\ { |//八V///{ \ 、 ノ¨´ `¨¨¨¨` ー--ヘ )>ー--‐'′ { } ,.く ノ 、 ノ , } / ′ ノ { ___ 人 人 / ヽ ( >r‐ '′. , \( ノ \ ノ| ( ー---‐ァ'"´⌒ヽ `¨く ※小鍛治健夜(2X)です `7 ( } `¨¨¨¨¨¨¨´ .. ( / ノ / ノ `¨¨¨´`ー… '′ ( ( )'′ `¨¨¨´` ー… '′ 健夜「ば、ばんべばばびばべぼんばぶばばばぼ?(なんで私だけこんな姿なの?)」 靖子「ぶふっ!」ブルブル 咏「くっ、ヒヒヒヒヒッ! に、似合ってるんじゃね? 知らんけど?」ダンッダンッ! 良子「ノーウェイ、これは酷い」ドンビキ 理沙「……可愛い!!」ブンブンッ はやり「お似合いですよ~☆」 スポッ 健夜「あ、暑いよぉ……」ハァ 613 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 35 07.12 ID p/Y33MnNo [4/11] 靖子「それで、どうしてこの姿なんですか?」 はやり「それはね~☆ 子供向けのイベントだからだよっ!」ニッコリ 健夜「それ私じゃなくてもいいよね!?」ガビーン 咏「ぶっくくっ……」プルプル 健夜「ちょっと!! いつまで笑ってるの!?」プンプン 理沙「……いい!!」 健夜「そんなに羨ましいなら代わってよ!」 はやり「小鍛冶プロしか出来ないんですよ?」 健夜「え?」 はやり「はやりはこのキャラクターじゃなきゃダメですし☆」 靖子「着ぐるみじゃカツ丼が食べれませんから」モグモグ 咏「そもそも着ぐるみとサイズ合わねー! しらんけど」ニヤニヤ 健夜「でも、理沙ちゃんや良子ちゃんは!?」クルッ 理沙「……やる!!」キラキラ 良子「別に構いませんが」 健夜「ほら! 二人もそう言ってるよ!?」 ディレクター「すいませーん。二人は子供人気が高いので、そのままでお願いしますー」 はやり「そういうことです☆」 咏「そりゃ小鍛冶プロを好きな子供なんていないだろうねぃ」ブフッ! 靖子「世代が……」 咏「アラフォーくらいじゃね? しらんけど」アハハハ 良子「Oh……」 理沙「……残念」シュン 健夜「ちくしょぉぉぉぉ!!!」 ホンバンゴフンマエデース ゴヨウイオナシャース! 617 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 49 30.41 ID p/Y33MnNo [5/11] 615 オーノー! スタッフやメンバーの冗談だと思ってください 健夜「でもこれ、頭かぶると喋れなくなるんだよ?」 はやり「あれ? ふもっふ変換装置が壊れてるのかな?」ウーン 靖子「あれじゃ子供達が泣いちゃいますよ」 咏「~~~っ!!」ダンッダンッ! 健夜「ちょっと咏ちゃん!? いい加減にしないと怒るよ!!」 良子「スタッフさんに修理して貰うべきでは?」 はやり「うーんそうだね☆ でもとりあえず私達だけ先に行っちゃおう!」 健夜「ええ!?? 置いていかないでよ!」 はやり「後でスタッフさんが来ると思うから、もう少し待っててくださいね☆」 健夜「そんなぁ」ガビーン ジャアオネガイシマース! 靖子「では行きましょうか」 咏「じゃ、頑張ってねぃ」プークスクス 理沙「……いざ!」ドキドキ 良子「頑張りましょう」 スタスタ ガチャッ バタンッ! シィーン 健夜「……」ポツーン はぁ、どうしてこんなことになっちゃったんだろ? こんなことなら、来なければ良かった 健夜「……」カポッ うわ、やっぱり暑い。 こんな着ぐるみ着てちゃ、麻雀なんて教えられないよ 健夜「(本当なら、今頃帝王の新作CDを買いに行く予定だったのに)」ハァ あ、帝王といえば……あの須賀君って子、最近仕事してるのかな? 雑誌の特集以来見ないけど…… 健夜「(こういうイベントで逢えるなら、参加した甲斐もあるのになぁ)」ハァ ガチャッ 健夜「(スタッフさんかな?)」クルッ 京太郎「ふー、疲れた。ママさん達のパワーは恐るべし」ヤレヤレ 健夜「!!」ガタッ 京太郎「おわっ!? なんだぁっ!?」ビクッ 621 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 00 59 24.40 ID p/Y33MnNo [6/11] 京太郎「(なんだこの着ぐるみ? 誰か入ってるんだ……よな?)」ビクビク 健夜「あ、あぁぁぁぁぁ!!!!」ガタガタガタ 京太郎「!?」 健夜「(す、須賀京太郎君!!? ほ、ほ、本物!!?)」ドキドキ 京太郎「……?」 健夜「(本物も……カッコイイ!!)」キュンキュン 京太郎「あの、どこか具合でも悪いんですか?」 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 健夜「!!」 京太郎「無理しない方がいいですよ? 飲み物とかいりませんか?」 健夜「(しかも優しい!!)」ジィィーン ドキドキドキ 健夜「(お、お話したい! 出来ればサインも欲しい!)」ユラァ 京太郎「え?」ビクッ 健夜「あ、あぼぉぉ!!(あ、あのぉぉ!!)」ズイッ 京太郎「うわっ!?」アトズサリ! 健夜「わ、わばびぃ! あばばぼヴぁんべ!(わ、私ぃ! 貴方のファンで!)」グイグイ 京太郎「お、おわぁぁぁ!?」コウタイッ! 健夜「(え?)」 京太郎「(この中の人……もしかして変質者なんじゃ?)」 ビクビク 健夜「ば、ばばびぃぼぼびゃばいべぶ!(あ、怪しいものじゃないです!)」クワッ! 京太郎「う、うわぁぁぁぁぁ!!」ダダダッ! ガチャッ! タタタタッ! 健夜「!!」 ま、待って!! 行かないで!! 健夜「ばっべぇぇぇぇ!!!(待ってぇぇぇ!!!)」ドドドドッ! 京太郎「ぎゃぁぁぁぁぁ!! 追いかけてきたぁぁぁ!?」 630 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 01 10 19.45 ID p/Y33MnNo [7/11] 京太郎「うわぁぁぁぁ!!」 健夜「びょうばぼうぶぅぅぅん!!(京太郎くぅぅぅん!)」ドドドドッ!! ナ、ナンダアレ!? キグルミガヒトヲオイカケテルゾ! ジケンダ! ジケンナノカー!? 京太郎「助けてぇぇぇぇ!!殺されるぅぅぅ!?」ダダダダ! 健夜「ぼばいばぼぉぉぉ!!(誤解だよぉぉぉ!!)」ダダダダ! こうして、俺の未知なる生物との追いかけっこが幕を開けたのである そして数分後…… 京太郎「……」ブルブルブル 健夜「あ、あぁぁぁぁぁぁ?!」ジリジリッ 俺は追い詰められていた _ , -‐'´ ̄ ̄ ̄‐-、 ,.-'´ ̄ ⌒''‐ 、 /─‐‐‐─----_、_\ / ,,.-‐‐-、 .─丁ニニニニニニニニ二二), -─‐‐‐‐-、/ / | -''''\ _,.-´ ̄` __、_ \ ふひひっ……! ! / / / ヽ.!^ ''/ ,.-、\ / \ ヽ! \___/.、 .| ゝ‐' / .| .|_ 丿 ! .! | !ヽ ./ ─ ̄'' ヽ__ / .、 ヽ / .! ' 、 /| / ̄'''‐ 、-‐-- 、 .!  ̄ ̄ / `ー--‐‐' | | ! | / ヽ ヽ__ _,/、 / .' 、- |\-----'''´ , -──‐|‐''`丶、_`─‐'____ ヽ/ はぁ…… l ./ ,, /  ̄ |゙ヽ はぁ…… l 、_, -‐' / ヽ、_ / ヽ ! /  ̄ l ! , -ヽ、 ! ! ./ ` ー-__ __- / 京太郎「……(お、追い詰められてしまった)」ガビーン 健夜「あ、あぼぉ、わ、わばびあばばば(あ、あのぉ、わ、私はあああ)」モゴモゴ 京太郎「ひぃぃぃ」ビクビク 健夜「(怯えてる顔も可愛いい……何かに目覚めそう)」ハァハァ ※結婚できない理由がどこか露呈してしまうアラサー 京太郎「お、俺なんか襲ってもなんにもなりませんよ?」ガタガタガタ 健夜「(なんだか、興奮してきちゃった……)」フヒヒヒ 京太郎「」ガタガタガタガタガタ 638 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 01 19 41.22 ID p/Y33MnNo [8/11] 京太郎「」ブルブル 健夜「(あ、いけない。少しやりすぎたかも……)」 京太郎「あ、あぁぁぁ」ガタガタガタガタ 健夜「(私としたことが冷静じゃなかった……反省)」シュン 京太郎「……え?」 健夜「(最初から素直にこう言えばよかったんだ)」ウンウン 京太郎「あ、あの……?」 健夜「ば、ばぼぉぉぉ!!(あ、あのぉぉぉ!!)」ガシッ 京太郎「ひぃっ!?」 健夜「「じゃいんじゅじゃじゃぁぁぁーい!!(サインくださぁぁぁーい!!)」 京太郎「ぎゃああああああああ!!!」 ガクッ 京太郎「」チーン 健夜「ばべ?(あれ?)」キョトン どうして気絶しちゃったんだろう? ダダダダッ! 警察「警察だ! おとなしくしろ変質者め!」バンッ! 健夜「!?」 警察「貴様を逮捕する!!」 健夜「(ひぃぃぃい!? なんでぇぇぇ?!)」ガビーン 警察「大人しくしろ!!」 健夜「……」 警察「観念したか?」 健夜「」ダダダダダダッ!! 警察「に、逃げただと!?」 健夜「(どうしてこうなるのぉぉぉ!?)」ビエェェェン! 警察「待てぇぇぇゴルァァァァ!!!」ダダダダッ! 京太郎「う~ん……」 642 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 01 26 46.98 ID p/Y33MnNo [9/11] 【数時間後 控え室】 ファンファンファンファン はやり「大変でしたねー!」 靖子「ああ。まさかこの会場に変質者が忍びこんでいたとは」 健夜「」ビクッ 理沙「……怖い」ブルッ 靖子しかも警察官を振り切って逃げ切ったらしい」 はやり「怖いですねー☆」 良子「しかし、着ぐるみを奪われてよく無事でしたね小鍛治プロ」 ドッキィィィン! 健夜「ま、まぁ、多少はね」グギギギ ;/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ; :/ . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ヽ . . . . . . ヽ ; ./ . . . . / . . . . . . . . / i . . . . . . . . . . . . . i. . . . . . . . . ; ; ′ . . | . . . .| . | . /| . . | . ト、 . .|\ . } . .| . . . . . . . .i : :i . . . i . .| . .| {ハ{/ \|\{ ヽ{ V Ⅵ . i . . . . .| : :| . . . | . .Ⅳレ' u `^ー───'| . . | . . . . .| ; ; | . . . | . .|_________,ノ.} __ | . . | . . . . .|: :| . . . | . .| イ{r' }ヽ | . . | . . . . .|: ノ ̄l〃 :| . . . | . .| ≠==ー  ̄ ̄ | . . | . . . . .| ノ :| . . . | . .| . , u | . . | . . . . .| ─|─〃 | . . . | . .|ハ , イ | . . . . .|  ̄| ̄ | . . . | . .| . ヽ ー ─'^´ / .| . . | . . . . .|: :| . | | . .| . . 个.. _ ィ . . . . | . . | . . . . .| ; ; | . | | . .| . . . | . . . |` .T ー--‐ ハ . . . .| . . | . . . . .|: :| . |八 | . . . | . . . | . } { .l . . . .| . . | . . . . .|: ; l/¨ヽ !⌒7ー──' ー─‐| . /ー-.. | :. ; / (} { ー- -──' |/ {) \ ; 咏「……もしかして、中身も小鍛治プロだったんじゃね?」ズバリッ! ギギギギギッ 健夜「ソンナコトナイヨ。イイカゲンニシナイトウタチャン、ユルサナイヨ?」ギロリ 咏「……」 はやり「……」 靖子「……」 理沙「???」 良子「世の中には、知らない方がいいこともあるってことですね」 健夜「……須賀君。大丈夫かなぁ?」ボソッ 645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/08/29(木) 01 36 04.52 ID p/Y33MnNo [10/11] 【芸能事務所 アクセル1】 京太郎「」ムギュー 竜華「な、なんやねん……? 帰ってくるなり抱きついて……//」カァッ 京太郎「ふぐっ、ふぇぇ」メソメソ 竜華「??」 煌「何か嫌なことがあったんですね。ほら、いい子いい子」ナデナデ 京太郎「煌さぁぁぁん……」ムギュゥ ムニュゥゥン 煌「すばらっ……//」テレテレ . . . -‐===‐-ミ .≠´.. `ヽ、 / .. 、 \ _ . i \ 〔 `ヽ、 / . | ヽ マ^ヽ \ ビクッ ,′ ト、 i ; ∨ .. i . | \ ー+ i | } } リ } ,| i i イ| \ド|\N弋 /V j,.≠ j. / , 从 刈 ,示 云か∨ 斗匕 ,′ / A xヘ厶孑介 乂 ツ > / .゙ { } /\从乂ヅ ; ;< /. { 弋込.斗ャ 厶ヘ ; ; 丶 冰 ;; /// V ;ハ _,ノヽ / /  ̄ ´ ビクッ \ / ゝJ `ー一′/∨\ ___. `'ー-=≦=-‐ ≧=-u-rく / }"´ \ __,,.|ヽ}_rf´ / , / ̄ / / ,ハ / / i ,゙ レヘ_/´>'´ ,′ | i } { [ フ / { } 仁_7 V {/ { },_____ ; | ./ / | ∨ニニニ二7 V / | / ̄ ̄ ̄ ̄ソ { / | / / 竜華「むっ」ムスッ 照「京ちゃん。私の胸、空いてる」カマーン 淡「空いてるどころか、無いじゃん」ププー 菫「ブーメラン刺さってるぞ」ハァ 京太郎「うぅぅぅ」ギュゥゥウ 煌「ふふっ、もう怖いものは無いですよ?」ナデナデ 京太郎「ふぇぇぇ」 こうして、しばらくの間京ちゃんにはトラウマが残り、幼児退行していたという。 その間、女性陣たちによる甘やかし合戦が行われたとか行われなかったとか…… それを知る者はもう、誰もいない カンッ!! 774 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 06 55.74 ID WEynw0Uyo [2/15] <<前回までのあらすじ>> アイドル活動をこなし、着々とファンを増やす京太郎の前に現れた妖怪着ぐるみアラフォー! そのあまりの恐怖に京太郎は幼児退行してしまったが……!? 【某日 アクセル1】 京太郎「ふぇぇぇ」ムギュッ ムニュムニュ 竜華「んぅっ……//」ビクッ 煌「ほら、いい子だから泣いちゃダメですよー」ナデナデ 京太郎「うん」グスグス 竜華「中身はこれでも、力は大人やから厄介や……」ドキドキ 照「京ちゃん。お菓子あげる」つポッキー 京太郎「わーい!」 照「ふふっ、いい子だね」ムギュゥゥゥ 京太郎「わぁ」キャッキャッ 淡「ふん、ばっかじゃない?」チラッチラッ 菫「ほら、こっちにおいで」オイデオイデ 京太郎「うん!」トテトテ 菫「ふふっ、よしよし」ナデナデ 京太郎「えへへ」 はやり「可愛いですねっ!」ムギュゥゥゥゥウ 和「もっと甘えていいんですよ?」ムギュゥゥゥゥ ダブルオモチッ! 京太郎「ウヘヘ」ニマニマ ワイワイ キャッキャッ 淡「……むぅ」ジーッ 京太郎「あぅ?」キョトン 淡「お、おいで……」ボソッ 京太郎「……」テクテク ピシュゥゥゥゥン!! 京太郎「お、俺は今まで一体何を!?」ハッ 淡「」 京太郎「アイドル活動しなきゃ(使命感)」キリッ ワーイモドッター! ヤッター! ワーイ! 淡「……」 ※ 京太郎君が復活しました 784 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 16 01.23 ID WEynw0Uyo [3/15] 京太郎「ここ数日の記憶が無い……」ウーン 社長「いやぁ、大変だったね須賀君!」 京太郎「社長! 俺は一体今まで何を!?」 社長「……嫌な事件だったね」 京太郎「え?」 社長「犯人、まだ見つかってないんだろう?」 京太郎「何それ怖い」ブルブル 照「……はぅぅ、京ちゃんかぁいいよぉ」オモチカエリィ 竜華「なんやのこれ?」 煌「さぁ?」 淡「……」モグモグモグモグ ひのちゃま「シュークリーム美味しい?」 淡「……」コクリ のんたん「よしよし」 てらしー「俺甘いもんあんま好きじゃねぇから、俺の分も食えよ」プイッ 淡「……」モキュモキュ 京太郎「よーし! 今日も頑張るぞ!!」 社長「うむ! 頑張りたまえ!」 竜華「うーん、この」 煌「それ以上いけない」ガッ 安価↓3 A営業に行く(実力により成功率上昇) レコード会社 ドラマオーディション 麻雀イベントに参加 B仕事する(仕事を成功させれば営業が増えます) 結婚式場パンフの仕事 Cレッスン 各種パラメーターを上昇させます (そのレスのコンマ00~49でタコス 50~99でロッカー) 805 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 24 58.12 ID WEynw0Uyo [4/15] 京太郎「今日のスケジュールは……?」 煌「ふふふっ、今日はなんと! お仕事ですよ!」 京太郎「マジぽん!?」 ひのちゃま「マジぽーん!」 京太郎「記憶の無い数日の間に一体何が……?」ウーン 社長「この間の雑誌の仕事は好評でね、関係者に色々と話が触れ回ったようなんだ」 京太郎「関係者?」 竜華「ほら、この前の雑誌のカメラマンさんや」 煌「あの方が仕事仲間に売り込んでくださったようなんですよ! すばらっ!」 京太郎「あ、あの人か……」ヒクヒク なんでだろう? 嬉しいことなのに、なぜか素直に喜べないな 京太郎「それで、どんな仕事なんですか?」 竜華「なんや、パンフレットの撮影とか言うとったな」 煌「はい。パンフレットと、一部は雑誌に載るみたいですね」 京太郎「へー、何のパンフレットですか?」 煌「……結婚式場です」 京太郎「え?」 竜華「結婚式場?」 煌「雑誌はゼ●シィです」 京太郎「え?」 竜華「え?」 煌「ゼクシ●です」 京太郎「●クシィ?」 煌「ゼク●ィです」キッパリ 竜華「あの有名な?」 煌「ゼクシィです」 京太郎「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁ!?」ガタガタガタガタガタ 竜華「あぁぁぁぁぁぁ!!」ブルブルブルブルブル 煌「さぁー行きますよー」ズルズルズルッ 819 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 34 29.06 ID WEynw0Uyo [5/15] 【撮影スタジオ】 ザワザワザワザワ モデルK「……」テクテク モデルU「……」テクテク モデルS「……」テクテク モデルA「……」テクテク モデルK「(あれ、これ二回目?)」テクテク モデルA「(ん? さっきも通ったような?)」テクテク モデルM「……」テクテク モデルA「(え? ループ?)」テクテク モデルS「……」テクテク モデルA「(どういうことなの……?)」テクテク モデルT「……」テクテク モデルO「……」テクテ ガヤガヤ 担当「あらぁ~久しぶりねぇ、ボ・ウ・ヤ♪」サワサワ 京太郎「」 担当「硬くなっちゃって、カワイイ」ウフフフ 京太郎「」ガクガクガクガクガク 竜華「こら! 失礼や」ペチッ 京太郎「いやいや! こっちの身にもなってくださいよっ!」 担当「ウフフ、前より成長していること期待してるわよ?」 京太郎「は、はい!」 ソンジャキガエテクダサーイ 竜華「ほな、メイクしよか」シャキッ 京太郎「じゃあ、お願いします」 ダダダダッ! スタッフ「た、大変です担当さん!!」タタタッ 担当「あらぁ~? どうしたのかしらぁ~?」 スタッフ「じ、実は!! 今日来るはずだった花嫁役が来れなくなりました!!」 担当「!?」 京太郎「!?!?」 竜華「!?」 煌「須賀京太郎をよろしくお願いします」ペコリ スポンサー「これはどうもご親切に」アハハハ 825 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 43 20.83 ID WEynw0Uyo [6/15] 担当「それはどういうことだぁ!? ああん!?」ギロッ 京太郎「」ヒィィィィ スタッフ「そ、それが……依頼していたちゃちゃのんのドラマ撮影が遅れているとかで」アセアセ 担当「んだとぉぉぉ!? 雑誌舐めるなよゴルァァァァァ!!!」ムキムキムキ 京太郎「」ホァァァァ 竜華「大変そうやなぁ」 煌「この場合、撮影はどうなるんでしょうか?」コソコソ 担当「くそっ!! 代わりのモデルは誰かいないの!?」 スタッフ「今から呼ぶには少し時間が……」 担当「ああもう!! どこかに可愛い子いないかしら!!」 竜華「そない簡単に見つかったら苦労ないなぁ」ボーッ 担当「ん?」チラッ /. . ヽ .' . . . . |、 ヽ `、 .i . . . . | vヘ `、 . .i . . . . | Vヘ ;, . .i . . . ii / j vヘ i . .i . . . |ト、 . / / / vヘ | ノ.. .i . . . | \ イ /) / i .ハ |-‐ ´ 〉 i|. . . |i__ニ=¬‐ / | /)' / ーi ト、 ム=-‐ ⌒ヽヘ |i . . . |i . イレi /// | i i /|i }ヘ} |i . . . |i . . ' {i | イ /´ 」レj / イi / }} |i . . . |i . | ,yア抖苧弓ミ ,ィi抖弓ミト、 |ii ,' }} |i . . . |i . レy' ん)'//心` ん)/心 ヾ〉 / / }} |i . . . レ'⌒ヾ . 厶ヘ {ヘ{'///^} {ヘ{//^} /ムィ / }} | . . |' ヽヘ 乂ミ它ソ 乂它ソ /ムイ i . . ト、 ' | | i . . |iへ /i/i/i/i/ 、 /i/i/i// j i . . |i . ≧=r ルイ i . . |i . |//,へ 小 i|. i . . |i . v///l \ /⌒ヽ イ | i|. i . . |i . V//l ` . ー ‐' / i | i| i . . |i . V/l ` . イ. i | i| i . . |i . . Ⅵ ` ‐-‐<'//」. i | i|_ __|二ニ=-‐¬i . | \ /__〉 !. i | i|  ̄ミへ、 ,,へ へ |i . | \ ' | !. i | i| j j / \. //⌒''<⌒≫、 |i . | \ | | . i | i| j j' / ヽ 〈/ ⌒<⌒≫ |i . | \ | | . i | i| j j / i 竜華「……ん?」 担当「いたぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 竜華「ふぇ?」 スタッフ「いたぞぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」 京太郎「!?」 煌「これは……すばらな展開!?」キラキラ 担当「ということで、さぁ、着替えて着替えて!!」 竜華「ちょ、ちょっ!! なんでうち!?」アタフタ 担当「「今回のは若妻 若夫特集なのよぉ! だぁかぁらぁ、うふふ、オッケー☆」 竜華「!?」 煌「京太郎君もほら! 着替えましょう!」グイグイ 京太郎「え? え?」 テキパキオキガエチュウ!! 842 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 00 53 49.98 ID WEynw0Uyo [7/15] カーテン シャッ 京太郎(E:タキシード)「ふぅ、どうですか?」キリッ 煌「すばらっ!」キラキラ スタッフ「あぁ~いいっすね~!」ギンギン 担当「似合ってるわよぉ」ニコニコ 京太郎「そう言えば竜華さんは?」キョロキョロ 煌「ふふっ、それは……」 イヤヤ! イキトウナイ! ワガママイワナイノ! ヤ! イヤヤッテ! ホンマヤメェ! 京太郎「竜華さん?」 カーテン シャッ! 竜華(E:ウェディングドレス)「あぅ……//」カァッ 京太郎「あっ……可愛い」 竜華「~~~~っ!!」ボッ 煌「すばらっ! すばらっ!!」 担当「あらぁ、可愛いお嫁さんねぇ」クスクス スタッフ「ほーん、そうっすね」ホジホジ 竜華「あ、あの……変じゃない?」オズオズ 京太郎「どこもおかしくないですよ。むしろ、似合いすぎで怖いくらいです」ニコッ 竜華「うぅ……//」モジモジ 京太郎「なんだか、こうしてると本当に結婚するみたいですね」アハハ 竜華「あ、あほ!! 冗談でもそ、そそそそんなこと言うな!!」ポカポカ 京太郎「すいません」クスクス 担当「それじゃあ、早速準備してもらうわよ?」 スタッフ「こっちでぇーす」 ゾロゾロゾロ 竜華「ま、待ちっ! このドレス動きづら……!」ガクッ ガシッ 竜華「あっ!」ドキッ 京太郎「大丈夫ですか?」ギュッ 竜華「っ~~~~!!!」マッカッカッカ 京太郎「さぁ、行きましょうか? 俺だけのお姫様……」ボソッ 竜華「」ボッ 857 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 06 54.56 ID WEynw0Uyo [8/15] 竜華「」マッカッカッカ 担当「それじゃあ、撮っていくわよぉ?」 京太郎「はい!」 竜華「」モジモジモジ 担当「竜華ちゃぁ~ん? そんなに恥ずかしがってちゃダメダメよぉん?」 竜華「せ、せやけど!」ドキドキ 京太郎「いつも通りでいいんですよ? それだけで可愛いんですから」 竜華「」ボシュッ! 煌「はーい、京太郎君は口を閉じていてください」ニコニコ 京太郎「ええっ!?」 担当「竜華ちゃん? 京太郎君の為にも、貴方が頑張らないとダメなのよぉ?」 竜華「え?」 担当「……分かるでしょう?」 竜華「あっ……」 せや、この仕事はうちが取ってきたものやない ……京太郎君が頑張ってもぎ取った仕事なんや それを……うちが潰してどうするん? 煌「清水谷さん、頑張ってください!」ニコニコ スタジオでの売り込みだって花田さんがやってくれたみたいやし、うち……ほんとダメダメや 竜華「せやけど、それでも……」ボソッ 京太郎「竜華さん?」 竜華「京太郎君のプロデューサーはうちや!!」バーン! 京太郎「!!」 竜華「だから、うちが最高の花嫁になったる!! だから京太郎君は最高の花婿になりや!!」ウワメヅカイ 京太郎「!!」ドキッ 竜華「……」 京太郎「勿論です、竜華さん」ニコッ 担当「まぁ……//」カァッ 煌「ぷ、プロポーズみたいですね……//」カァッ スタッフ「撮影始めまーす」 担当「そ、そうね。それじゃ準備はいい? お二人さん?」 京・竜「「はい!!」」 コンマ安価↓3 00~49 パンフレット 特集1ページ 50~99 パンフレット 表紙 成功判定↓4 ゾロ目で大成功! 00~39 普通 40~89 成功! 90~99 大反響!! 893 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 18 09.31 ID WEynw0Uyo [9/15] パシャッ! パシャッ! 担当「いい感じよぉ! だけど、もう少しインパクト欲しいわねぇ?」 京太郎「うーん、インパクトかぁ」 煌「それでは、お姫様抱っこなんでどうでしょう?」ニヤリ 竜華「!?」 京太郎「それおもしろそうですね」ニコニコ 担当「グゥゥゥッドアイディアよぉぉぉん!」 竜華「え? でも、うちを京太郎君が抱えるってこと?」 京太郎「それじゃあ、持ちますよ?」グッ 竜華「で、でもうち重いし! そんな!」アセアセ ヒョイッ 京太郎「軽すぎて心配なくらいですよ?」クスクス 竜華「~~~~~っ」カァッ 京太郎「それに……」ムキッ 京・煌「「鍛えてますからっ!」」シュッ 担当「グゥゥゥゥッド!」パシャパシャ 竜華「もう好きにしたらええ!!」イェーイ! 京太郎「あはは、乗ってきましたね」 煌「すばらですよ!」 担当「いいわぁ!」アハハ こうして、この日の撮影は無事に終了したのであった 【その日の夜 竜華の部屋】 竜華「……結婚、かぁ」ドキドキドキドキ 写真立て「」 竜華「アホ……十年早いわ」パタンッ ゴハンヤデー 竜華「はーい!」 ガチャッ バタンッ! 897 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 20 15.91 ID WEynw0Uyo [10/15] 【写真立て】 ↓最高の旦那様←と書かれた文字の上にマジックで塗りつぶした後 _ , 、 /ィ--∨ .- 、←ただのアホ __/ , , } l \. -―━..、―- ` ー-, | /{ { l | | 、. ミヾV \/\/\ \ /_/ | / 从 ,-}/、 |l |.... / ∧ \ ヽ / 从ィ愛Ⅵ /ィ愛ク}イ { / | \ \〉 l | ハ ` ̄´ { {rI ,}' .} }∧ // l l | .\{≧┤ ハ . 从∧ 八{... | | l ト、从 y'´_)心}〉 / ハ ←最高のお嫁さん←と書かれた文字の上にマジックで塗りつぶした後 ヾ\ ` ´ イ-=彡八{ |∧y'心 .V炒...l//. ハ イ\ヽ _/ノV/ / /\八ハ`Vリ . .//_/ハ . .</ | ゝ、 xく /Ⅳ / / ∧ . ' ___ /// ハ ←最高のプロデューサー. .< i !ヾく_∨YYY/|. / / / .、 Vノ //イ ノ/ ) ハ | Vミ辷rvノ ! |.}| / / / 介 .. _.. ´/ ハ, / / /) | ∧ .| ∨ i|| ノ,ノ ト/_/才~/ /.r≧s升¬リ必'" ̄/ /丶// | ∧ _;! ∧,イ 乂 /jヾリ厂`ヾ r-一 必 ./ / // | . ∧__/ `ヽ ///ハ 〈 > "´ / 必 /`ヽ Y . ハ/ . \///〉 У * 、 / . *´ ̄`*必′ `ー′/ Y\ / / / ,. ヽУ`*/ *ヽ、,、/./* *必、 j (_ノ /、 ヽ. / / / .′ ∨! ∧ *Ⅳ/* / ノ乂 ーヘハ . / / / _ ∨_ ヽ ノ ヘ イ / У*へ*八*丿 . ′ ,イ ノ ノ 八 j` ー< ` ー一 ´ と⌒Y ヘ. l ∨ ; / / /)...イ/㌢ト、 / ノ (` く`j l. ∧ l ∨ . i / イ__///゙/㌢ . l く_∠三二ニー..、 (`ヽ ヽ !. . ∧! V .. l .′ ー=彡/k㌢ l |ヾ{チ汽f}ニ二 . . ヽ 人ヽj__У___ ヽ / l .′ ...ノソ l | 戈爻小. `V У ー ′ . . . . . . . . . . . . .ー" . `ヽ . l ムー─┬′ l | | l l ∧ Ⅵ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 丿 . {  ̄`ヽ′ . l l | l l ∧ V ̄二ニー . .、. . . . .  ̄`ヽ / j ̄`ヽj . . l l | l l ∧ ;. . ∧ . . . . . . . . \ . . . . . . . . . ヽ { 厶 . ヽ ! ! ! ! ! ∧j . . . . ∧ . . . . . . . . . . \ . . . . . ∨ i }ヽ \ ! ! ; ./\ . . ∧ . . . . . . . . . . . ヽ. . . . .′ i ! ハ \ \ .′ ! . ; ; ./ ヽ、 . . \ . . . . . . . . . . .', . ./ l ! く ハ. 个=ー─‐<>/ ; ! ; ;., ′ `` .`` < . . . . . У l ハ { \ j | ト、 . . . . . .. ./ / ! ; イ ; ヽ `` .、 ̄ . ハ. ハ } i | | . ヽ. . . . / / ! . / ; ; ヽ `` .、 / ∨ j !| . . ...\/ / ! / '; ; ヽ .`` .、. i / i! . / /┬─ …| .|; ; ヽ . | / / \ __//| . | . | | .| ; ; ヽ ヽ 913 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 32 06.19 ID WEynw0Uyo [11/15] 【後日 白糸台 京太郎の教室】 ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「おはよーっす」ガラガラ オハヨー キョウモカッコイイネー ウフフー 京太郎「おはよう淡」 淡「おはよー」 京太郎「この間は機嫌が悪かったけどど、何かあったのか?」 淡「べっつにー?」 京太郎「???」 淡「それよりさ、最近仕事はどうー?」 京太郎「まぁ、ボチボチかな。最近やったのもパンフの仕事くらいだし」 淡「へぇ?」 京太郎「確か今日、雑誌も発売だったけど……そんなに騒がれないな」 淡「確か結婚雑誌でしょ? そりゃ、学生には受けないでしょ」 京太郎「うっ?! それもそうか……」ガビーン 淡「高校生であんなもの読んでるわけないじゃん」 京太郎「う、うっせー!」 淡の机「ゼ●シィ」ゴゴゴゴゴゴッ 淡「……」 京太郎「はぁ……もっと頑張らいとな」 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上で久がいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 932 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 44 40.82 ID WEynw0Uyo [12/15] 【芸能事務所アクセル1】 ガチャッ 京太郎「おはようございまーす」 社長「おお、須賀君。よく来たね」 京太郎「はい。今日も頑張りますよ!」ニッ 社長「雑誌見たよ? はは、二人共お似合いだったね」 京太郎「いや、俺なんてまだまだですって」テレテレ 社長「竜華ちゃんは今日休みだし、からかうチャンスが無くて残念だよ」ハハハ 京太郎「煌さんも雑誌を買い占めるとか行って、今日は出かけてますよ」 社長「あ、そういえば。君に紹介したい人がいるんだった」トウトツ 京太郎「へ? 何ですか急に?」 社長「ほら、今うちの事務所は事務員がいないだろう?」 京太郎「そういえば、そうですね」 社長「ピヨちゃんは産休だが、産まれたあとも色々と忙しいだろうし」 京太郎「なるほど! それで新しい事務員さんを雇うんですね!」 社長「ああ。最初は研修で入って貰って、来年度から本採用しようかと思ってる」 京太郎「それじゃあ、その人が来てるんですか?」 社長「うむ。では、入ってきたまえ!」パンパン ガチャッ ?「……久しぶりね、須賀君」 京太郎「え……?」 . / . ; ヽ .″ ; _ ; ‐ ''"`ノ, ; ゙,. | / ──-ニ之_, 彡从i i | i ;/,,_/'ー 、 、 " ノレ i ト. | l ;イ/テ=ミ;_ , -`ミー i | } l | { /ハ { 。 c'ヽ ,=ミ;, / i ;l |. | i i| / i、 ゙`ー-' /。 c!} / //.||. | | ゙l゙;l i ' ' ' ` -'゙ '/ // .i|'. i | 从 ! ` ' ' / ;ツ i!. ヽ { i )人 ‐ - /; .イ / \i;;;;;;;;i彡″ \ . イ ノ _ , - ' ~ナT爪く ゙ -,r、<; y' / / | \. /. `ゞ===l" \. ./ イ 八 \ ∧\ | | \| / | \ \_ 冫、`;| t、 i | .| \ \ーヘ八 \ ヾ \ ヽ \ヽ \ ヽ 京太郎「部長……?」ドクンッ この時、俺はまだ知らなかった 久「雰囲気、変わったわね」 俺がいなくなった後、部長達がどんな想いをしていたのか 一体どんな、辛い選択を迫られていたのか まだ、知らなかったんだ 次スレに続く…… 937 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 51 47.88 ID WEynw0Uyo [13/15] 【次回予告】 久「あんっ……ダメよ、須賀君」ギュッ 京太郎「そんなこと言っても、俺……もう止まりませんよ?」ムニュッ 久「いやぁ…ん、ダメェ……」ハァハァ 京太郎「ふふ、部長のここ。硬くなってます」ギュゥゥウ 久「あ、ふぁ……」ゾクゾク 京太郎「もっと気持ちよくしてあげますよ」フフフフ 久「ほら、もっと強くやりなさい」グテーン 京太郎「は、はいぃぃ!」モミモミ ガチャッ 竜華「おは――って、何これ?」 煌「マッサージ?」 久「あ~生き返るわね~」ノホホーン 京太郎「(部長、いい香りがする)」クンクン 竜華「いや、なんで清澄の元部長が……」 煌「???」 久「……」ムクッ 京太郎「?」 久「ということで、よろしくねっ!」 京太郎「ええええええええ!?」 【久さんたまんねぇぇぇぇ!! の巻】
https://w.atwiki.jp/sangamaki/pages/59.html
. 竜華「ご、ごめん、待った?」 京太郎「全然ですよ、今来たとこです」 竜華「そうなんか、良かったぁ。ほな行こか」 京太郎「おっとまずはその前に……」 竜華「?」 チュッ 京太郎「さ、行きましょうか」 竜華「///」 竜華「なあなあ、今日はどこ行くん?」 京太郎「えっと……まずは映画ですね」 竜華「ええやん、はよ行こ!」グイッ ギュッ 京太郎「うわっ、いきなり掴まないでくださいよ!」 竜華「こうせえへんと迷子になるやろ?」 京太郎「なりませんよ!子どもじゃないんだから」 京太郎「……あ」 竜華「?どうかしたん?」 京太郎「ちょっと……トイレに」 竜華「……」カァァ 竜華「ほなウチ、待ってるから」カァァ 京太郎(かわいい) 京太郎「未だに子どもが何人欲しいかーって聞いても顔真っ赤にするんだよな」 京太郎「清純なのか、むっつりなのか……」 京太郎「まあかわいいからいいけど」 「ギョギョギョギョギョ!」ササッ 京太郎「ん?」 「ギョギョ!」 「科学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース」 ビビビビビビビビビビッ! 「ギョギョギョギョ!」ササッ 京太郎(竜華)「あれ、今ウチ……」チラッ ポロン 京太郎(竜華)「……え」 竜華(京太郎)「ふぅ……」 竜華(京太郎)「ん?なんか全然出ないような……」チラッ ポヨン 竜華(京太郎)「……は?」 ドタドタドタ 京太郎「え!?」 竜華「なっ!?」 京太郎「ウチ!?」 竜華「俺!?」 京太郎「ウ、ウチがおる……」ワナワナ 竜華「えっと、目の前に俺がいて、竜華さんの関西弁を喋ってるってことは……」 竜華「俺と竜華さんが、入れ替わった?」 京太郎「い、いや、そんなんありえへんやろ」 竜華「でもこの状況はどう考えても……あ、トイレ行きたくなってきたんで行ってきます」 京太郎「やめてぇぇぇえぇぇえええ!」ガシッ 竜華「ぐえっ、力強っ!」 竜華「早くしないと漏れちゃいますよ!」 京太郎「そ、それは……嫌や」 竜華「じゃあ行ってきますね」 京太郎「いやぁあぁああああ!」 竜華「ぅぐっ!」 竜華「わかりました!わかりましたから!こうしましょう!」 【トイレ】 京太郎「は、早くしてーな」 竜華「わかってますよ」ヌギヌギ 京太郎「やっぱりウチが脱がす!」 竜華「えっ!?」 京太郎「京くんは目ぇ瞑っとって!」 竜華「は、はい」 竜華(なんだろうこの状況) 竜華(俺と竜華さんが入れ替わって、俺の身体の竜華さんが竜華さんを脱がそうとしてる、しかもトイレの中で……) 竜華(おかしいだろ) 京太郎「お、終わったで」 竜華「じゃあ出しますね」 竜華(ここは男と同じ感じでいいのかな?)シャァァァ 京太郎(何やろこれ……何か変な感じする……)モゾモゾ 竜華「よし、次は竜華さんですね」 京太郎「へっ?」 竜華「入れ替わったの出す前でしたからね、我慢してたんでしょう?」 京太郎「ぅ……せやけど」 竜華「自分が漏らすとこなんて見たくないんで、早くやっちゃってください」 京太郎「でもぉ……」ジワッ 竜華「」ゾクッ 竜華「失礼しますね」 竜華(つっても俺の身体なんだけど) 京太郎「京くん!?」 ポロン 京太郎「きゃあっ!」 竜華(なんで勃ってんだよ……) 竜華「竜華さん、なんか興奮してました?」 京太郎「興奮……?」 竜華「興奮するとここ大きくなるんですよ」 京太郎「そうなん?お父さんそんなことなっとらんかったけど……あっ、小っちゃい頃に一緒にお風呂入っとったときの話やで!」アセアセ 竜華「まあそれはこの際置いておきます」 京太郎「こ、これどうやって出せばええの?」 竜華「押し出す感じで、ちゃんと便器の中を狙ってくださいよ」 京太郎「う、うん……」ジョロロロ 竜華(映画見て今年用の水着とか買いに行くつもりだったんだけど、これじゃあ無理だな) 京太郎「さっ、はよ映画館行こっ!」 竜華「あーもう待ってくださいよ!」 怜「竜華、何しとるん?」 京太郎「と、怜!?」 セーラ「オレもおるで!」 竜華「セーラさんまで!」 怜「ああ、そういえば今日が初デートやったっけ」 竜華(これはめんどくさいことになる予感……!) 竜華「せ、せやで、ほな京くんはよ行こ!」グイッ 京太郎「またなー怜ーセーラー」フリフリ 竜華「はぁ……はぁ……なんでいるんだあの二人……」 京太郎「もっと話したかったなぁ」 竜華「バレたらどうするんですか!完全にオカシイ人になりますよ!」 京太郎「うっ、それは嫌やな……」 竜華「まあ多分もう誰にも会わないと思うんで、さっさと行きましょう」 咏「お、京太郎じゃーん」 照「竜華もいる」 京竜((言ったそばから!?)) 京太郎「はぁ……ぜぇ……」 竜華「はぁ……はぁ……」 竜華「なんでどこにでもいんだよあいつら……」 竜華「道にも映画館にも店にも、レストランにも……」 京太郎「なんか……疲れた」 竜華「じゃあ膝枕でもしましょうか」 京太郎「ふふっ、いつもとは逆なんやな」 竜華「はい、どうぞ」ポンポン 京太郎「おおきに」ポスン 竜華「気持ちいですよね、竜華さんの太もも」ナデナデ 京太郎「せやな、こんなん初めてや」 竜華「……俺たち、いつ元に戻るんでしょうね」 京太郎「……わからん」 竜華「……あ」 京太郎「どうしたん?」 竜華「竜華さん、俺にキズしてください」 京太郎「へっ?」 竜華「ほらあれですよ、おとぎ話の法則、王子様がキスすると魔法が解けるっていう」 京太郎「ほんまに……?」 竜華「ほら早くしてください王子様」 京太郎「ふふっ、自分のこと王子様って言うんやな」スクッ 竜華「竜華さんにとってはそうなんでしょう?」 京太郎「……せやで」 京太郎「ウチを、ウチが抱えとった重みをわかってくれて、救ってくれたんやから」 京太郎「京くんは、ウチの王子様や」 竜華「その言葉、竜華さんの口から聞きたかったです」 京太郎「何回も言うたるわ、いつでも、どこでも」 チュッ 竜華「ずっと、一緒やで」 京太郎「あ」 竜華「あ」 京太郎「戻り……ました、ね」 竜華「せ、せやな……」カァァ 竜華「……はずい、はずいわ……」 京太郎「そんなこと、ないですよ」 京太郎「ずっと、一緒です」ギュッ 竜華「……うん」カァァ 京太郎(かわいい) .
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5694.html
2 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 01 55 56.38 ID WEynw0Uyo [2/3] 【須賀京太郎】 <アイドルランク>(ファン人数) Fランクアイドル(0~1000) <容姿> B(54) <雀力> F(10) <歌唱力> F(13) <演技力> D(30) <特技> タコス作り <担当> 清水谷竜華(プロデューサー) 花田煌(マネージャー) 弘世菫(麻雀コーチ) 瑞原はやり(トレーナー) <アイドル経歴> 雑誌特集 パンフレット |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllll歌唱力|lllllllllllll演技力|llllllllllllllllllllllllllllll <須賀京太郎のファン> 宮永照 宮永咲 蒲原智美 愛宕洋榎 愛宕絹恵 江口セーラ 再開までもう少々お待ちをー 32 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 21 47 14.02 ID PJaD7AMro [1/15] 遅れてすまない この世には目には見えない闇の雀士たちがいる 奴らは時として牙を剥き君達を襲って来る(主に婚期を迫られて)) 彼はそんな奴らから君達を守るため地獄の底(清澄)からやって来た―― __ /⌒ヽ ⌒\ ∨ ヽ___ _, ----` ∨ `ヽ、 /´ | \ / ____ / l| | . \ /// / | |l | ヽ / / // ,∧ / ,イ l| . . . / イ / // l | ' / ! 从 | . .'/ ' ' /-|-{ { | /}/ | / } } | . }' / |Ⅵ { 从 ' , }/ /イ } . / イ | l{ { ∨/ ' } ∧ . ´ | {|从三三 / 三三三 / /--、| ∧{ {从 | , ムイ r 、 }} /} \ | ノ ' }/イ/ { _,ノ 人 _,.. ァ r }/ ` ゝ - ' イ |/ ` ーr ´ ___|_ ___| |//////| {|___ノ __|[_]//∧_ /// |____|///////////> 、 ///// | /////////////////> 、 /////// { //////////////////////} //////////∨///////////////////////| 正義のアイドル。なのかもしれない……? 竜華「まぁ、違うやろなぁ」 京太郎「しどいっ!?」 ということで <<番外編 百鬼夜行の作り方 Part1>> 美穂子「!!」ガタッ 華菜「部長じゃないし、座ってろだし」 貴子「池田ァァァァァ!!!」ドドドドッ! 華菜「理不尽だしぃぃぃぃ!!」チュドォォォン 始まるお 37 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 22 02 56.10 ID PJaD7AMro [2/15] 【某日 宮守女子】 エイスリン「ふんふっふ~ん♪」カキカキカキ 豊音「うわっ、エイスリンさんご機嫌だねー」 胡桃「エイちゃん、何かいい事あった?」 エイスリン「ふふふっ」ニコッ 白望「すっごい笑顔」ダルーン 豊音「どうしてそんなにご機嫌なのかな? 気になるよー!」ウズウズ 胡桃「(そういえば塞がいない……)」 エイスリン「コレミテ!」ニコニコ 豊音「おぉぉー!?」 胡桃「(まぁいいか)」ベツニ 白望「何ー?」 エイスリン「ゼ●シィ!」バッ  ̄ ̄~γ´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| │ . ─────────────.. ┌───────────┐ | │..゙王王王王王王王王王王王王 . .│奥様1,000人が選ぶ―― . │....゙| │========< >===._ , 、.=< .│お勧め式場ランキング .....│==| │ /| |...../ィ--∨ .- 、... . ..└───────────┘ | │... ̄ ̄ ̄.| |..__/ , , } l \ .||. . . | |..-―━..、―-..| | |. ̄ ̄...| │ l ` ー-, | /{ { l | | 、゙ . . |. ミヾV \/\/\ \.... | │ l..゙/_/ | / 从 ,-}/、 |l |... . . / ∧ \ ヽ ...... | │ l...../ 从ィ愛Ⅵ /ィ愛ク}イ {... . .../ | \ \〉 l | ハ | │. ` ̄´ { {rI ,}' .} }∧ // l l | .\{≧┤ ハ | │ l . | | 从∧ 八{... | | l ト、从 y'´_)心}〉 / ハ | │..____| . | | |.ヾ\ ` ´ イ-=彡八{ |∧y'心 .V炒...l//. ハ | │ \| |/...イ\ヽ _/ノV/ / /\八ハ`Vリ . .//_/ハ | │...=======.......</ | ゝ、 xく /Ⅳ / / ∧ . ' ___ /// ハ | │......王゙.< i !ヾく_∨YYY/|. / / / .、 Vノ //イ ノ/ ).゙| │..゙ハ | Vミ辷rvノ ! |.}| / / / 介 .. _.. ´/ ハ, / / ..゙| │..゙| ∧ .| ∨ i|| ノ,ノ ト/_/才~/ /.r≧s升¬リ必'" ̄/ /丶.| │..゙| ∧ _;! ∧,イ 乂 /jヾリ厂`ヾ r-一 必 ./ / /..| │..゙| . ∧__/ `ヽ ///ハ 〈 > "´ / 必 /`ヽ | │.゙ハ/ . \///〉 У * 、 / . *´ ̄`*必′ `ー′/| │..../ / ,. ヽУ`*/ *ヽ、,、/./* *必、 j (_ノ | │゙/ / .′ ∨! ∧ *Ⅳ/* / ノ乂 ー.゙| │... / / _ ∨_ ヽ ノ ヘ イ / У*へ*.....| │.._..′ ,イ ノ ノ 八 j` ー< ` ー一 ´ と⌒Y ヘ. l | │ ; / / /)...イ/㌢ト、 / ノ (` く`j l. ∧ l. | │......i / イ__///゙/㌢ . l く_∠三二ニー..、 (`ヽ ヽ !. . ∧! | │ l .′ ー=彡/k㌢ l |ヾ{チ汽f}ニ二 . . ヽ 人ヽj__У___ ヽ | │. l .′ ...ノソ l | 戈爻小. `V У ー ′ . . . . . . . . . . . . ゙| │....l ムー─┬′ l | | l l ∧ Ⅵ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . | │.゙{  ̄`ヽ′ . l l | l l ∧ V ̄二ニー . .、. . . . . | __│._______ _____________________..| ──へ────────────────────────────´ エイスリン「スガクン! スゴイカッコイイ!!」キラキラ 豊音「うわぁ! 女の人もちょー綺麗だよー!!!」ムフー! 白望「……」ニヘラ 胡桃「これは、いい……かも」ゴクッ 41 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 22 12 18.82 ID PJaD7AMro [3/15] 豊音「結婚かぁ……ちょー羨ましいよー」 胡桃「うん……いいよね」 白望「(このモデル、なんか誰かに似てるような?)」ウーン エイスリン「ケッコン! ブライダル!」カキカキカキ 豊音「憧れるけど、私に合うサイズのウェディングドレスあるのかなー?」スン 胡桃「トヨネには白無垢が似合いそう」ウンウン 白望「概ね同意」ウンウン 豊音「そ、そうかなぁ? に、似合わないと思うよー!」テレテレ エイスリン「ふふっ」キュッキュッ 胡桃「……? さっきからエイちゃんは何書いてるの?」 エイスリン「……コレ!」バッ | _)i(_ | ||((`. _.. -‐……‐- .._ | _)i(_ | ||((`ヾ`7'\__/ム'γ´))|| | ((⌒Y⌒)) | ||-ャ.゙´ `丶、 ト j‐、丶ヽ_ . )) | ||-ャ‐=ヤニT ̄Tニア=-ァ-|| | ` )Ii( ´ |. / 、 \\ ' , l lニミ.、丶 | ||━`.┯゛┷r.┷ '━t'━|| | 《´.`》 | ||__}{_ノ ゝ==,r=`ュ..\ `、 ヽ、薔ー<.j )}. | ||__}{_ノ ゝ==,r=`ュ|| | `.゚´ |.... /, i i、 `、 `、 薇=ニ'らノ.....| ||´ ̄) ̄7' ,{{ / .{{ || | |.....// i | 「\ \ ゙, ゙, ; ノvrkヘ',... | ||_/ヽ,/ ̄ ̄}}_/.___{{_|| | |... '/ , i |j `、-‐…‐-ミ.゙. Wハ ‐'彡ト、.| ||`ヽ_,/ /`7' ̄}{ ̄.|| | / ,′,′ i 圦 、 ゙; 、 iハ 【_Vハ',',.',`ー、.、. || ,/l|_/ ,/( .lL___|| | |..´ ; /\ \ }iハハj止_ハ; Г)、}|,.',',、ヾ、` 、.. || ,/ l|⌒ヽ__/ \_l|、 . || |. / ; ; i ij jⅩ ` ‐-- ,㌢゙⌒¨ ,′ Г \ト'、` ', _,. ||/_.l| | ,/ /l|`ヽ|| | {{ ; iiⅱ jⅣ __ ″ / ; \、ヽ<`´、.. ||⌒ l|__i,/\/ lレィ'|| |. \ !iⅱi{ {い. \ ,㌢⌒ / ,゙ ; .. `、 ',... || l| .,/ j. ,l| j|| | ,‘リ从W辷} } } # .゙ / ;゙; . ゙, ',.... ||、/l| ,/i_ノ ̄ ̄ト.=''.|| | / .》'´ ノ人__ _,ノ ; / ,! }ii ; }} } ', . ||_i!___ll/__!__ゝ_/'__.|| |. / ,´ , 厂}込、 . ; . / ,;゙| ,ハj /, ', `  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ´ | /.. ,゙ / . /. √ ` ._;ァ=‐‐ ´゙ ; .;゙_jWル1 },゙ / ‘, ', _ ___ _ ___ |. / ./ ; .゙i; . /{ {い- ‐‐、j ,。 . { }トミ」|__/イ}、 .', ', l「 l「 ̄ l l「 l「 ̄ l | / {ノ ;; ii ; ;゙{_V゛ '' "¨ ゚.o。。o ゚,.'リ ゙、] .',. ', ',.... || |l l || |l | |__., ' i ‘i八{ i{'ヤ  ̄` § '" 、 _.ry! ', 、.. }三.'_|l l. }三.'_|l |_r三三/ /.U ! \i .ト、nv、 r、゙、',i,'l ', ',_.|| __ |__.|| __ |_,.. ''" , ' / 「▽マノ .ii i//i⊂= o !. .', ,‘, ,.,.,!,.,.,.,.,.,.,!,.,.,!,.,.,.,.,!,.,.,!,.,.,.,.,.,.,!,.,.,!,.,.,.,.,!,.,.,!,.,., , ' / i l.V/※*v ,r' v******i゚、ヽ .;、、/.|゙、! ', ‘, ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / .l ,/彡 ^^※※※※※※^^_∠- il゙、ゝ' `"^^'i i ', ', / / l /ヽ >‐'⌒ _ ,、 ,r'^) ,://,.、) i, i i ゙、 ',. / ./. l ,'-/・ ,.-、' r 、)-、`.゙、 .l ゙、 {、¨ノ ).', i i ‘, .i. _______________... , ' ./ l i ゛'_,.ゝ、,ノ _ノ .,、,r`-、`ーニΞ-イ ', i i ‘, i...~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~. , ' / l ', i ,r',、ヽ)ヽ・.。', f f´=)ヽ ', (r'o',r-、.',. i. i ‘, .i.' l ゙、 ゝ¨イノノf´`).丶ゝ.ト@ノノイ゚゚_,..' ・ °', i. i ', i. l \ミ彡' ヽ .,``ゝー_'ノ‐' ,、 ノ ハ i i ', i l .l ヽノ-‐' `ー' ;. ¨( ゝ ` イ`ー.'"ゝ. ,' ', i i. / l .i. ゙、 ノ .,' i,..- l. i / / ゙、 i , ' ,'. i. / / i', 〉 / ./....i_、 / .,.' ,' i _ム ./ ; 7- ._ }) , ' /.'/i _,.. .,r' ,' , 、ノ_ 7‐- 44 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 22 14 28.30 ID PJaD7AMro [4/15] ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  ̄ ̄ .  ̄ ̄ ,,..-''" ,, | | | |-''" ,,..-''"______________.. / 、\ ,..-''".|| | | | |-''"...|| || __ / / / ヽ ',..゙''"|| | |..._. | || || ||__________ ||(l||l)|.゙/ ′/ / ヽ ヽ . -| || | |// rf_f_l || || ||.└─ ,/| , /| ′l| | | | | | _人_.|... //....|| |.|| || || ||. , |i l\ | | l| | / | | | `V´.|. //......||_|.|| || || || l| ハ | | ト l|\イ ハ /| |//.. | || | ´. |..゙_ | || || ||. /|{/ // /芹ミ八{ ィf笊ハヽi 〈/ |. || | | |f_l_| /l . || || _ ...... ||. j 〈/ィ ト弋ツ 弋)ツノィ l|l|. || | | | //. || ||______[l_l]___||. / /{|ハ ,, , ,, /} | ;...... || | | | レ..... || ||___________] / | l| 人 、 , /, //. || | | | ||__..||__..|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| /{ | |ト { > _ _ イ、/ // ___ fヽr─ 、 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .「 ____..゙八 八_>ー/┏━━━━━[____]━━━┷//⌒ヽ | L __..゙人 `丶}} /_ ┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄.(/⌒ ヽ |__..|| ̄[ ]....⌒ヽ\ f⌒ヽ (_/┃ ノ | || ̄ || ̄ ̄||....../ f⌒ヽノ ゼクシィを見て描いた花嫁姿 . |┃ -――-.. ̄ . { f⌒ヽノ (上AA) |┃  ̄ ̄ ̄""'''--....,,,,━━━━━../ \━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━. / \ , _ -...==.. / / / \ 〃-‐‐-----‐'/´. ´ ` ...、... / / /i l\ | . ,, - '' ー '、. / /! ヽ.... / i /八 | \ | | ´ ヽ\ / / / , ! , ∨ { /| i (_) \i (_) r‐、 | / / | | ヽ \. ' ト l! l | / l 斗ヤl .,. 八/ | (圦////\///} } \.. / ,/ /| l _<. | 从 ミ ! !/´ |/ |/l } !. | /\\___ .ィ_ノ \ィ / 十/┤ 十ト l ハ. l /んム` /んムY/ノ l. / У/l_∧_/ 〉-- 、 `ト  ̄| { 示芸 \ |示芸! }... l | l 辷 ソ 辷ソ l ;' ! // /´ ノ/ | { | i \ .j Y\|廴 リ 廴リ,!リ ノ l | | ,, ,, l , , // ∧i/\/} i | | / 廴 | } i ! ゝ \/ u .l ,' /... // / | ,/ | | | \ {/ヽ|\、, > ___ _-__, イN/ | | _> __ ィ / '_ ;;/.彡/ /\ !〈 /| ∨ | \ / 〉 | 〉、 ". |/ ,-| _,,! //´.゙/ / \ 〉 ̄ | ∨ リ \ /`ヽ ヽ〈 V/l ハ >イ 〉 ´ .〉、__∨ { \ | ∨ \....,' | ヽ「」/ ヽ, x>´///! /Y ', /////ヽ、 豊音「ううぅっ……// ちょー似合ってるよー!」モジモジ 胡桃「(一部分がすごく割増されてるよーな)」アセダラダラ 白望「……」ジーッ エイスリン「オヨメサン!」ドヤッ 52 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 22 26 37.96 ID PJaD7AMro [5/15] 胡桃「ま、まだお嫁さんには早いっ!」 エイスリン「???」 豊音「そうだよー! 結婚しちゃイヤだよー!!」 白望「(やっぱりこの男の人、見覚えがある)」マジマジ 胡桃「とにかく結婚ダメ! ゼッタイ!!」 エイスリン「……?」 豊音「そういえば、このモデルの人須賀君だねー」マジマジ 胡桃「……」ジィーッ 豊音「?」 白望「胡桃?」 胡桃「な、なんでも!」アセアセ エイスリン「???」 ガラガラ トシ「あら、勝手に人の雑誌を読んじゃダメじゃない」 豊音「熊倉先生!」 トシ「ほら、練習を始めるよ」 一同「「「はーい!」」」 胡桃「……」ジーッ ゼ●シィ「」 【一時間後 本屋さん】 ウィーン ラッシャセー! 胡桃「……」テクテク ゼ●シィ「」 胡桃「……」ガシッ テクテク 胡桃「これください」 店員「ありやーす」 ウィーン アザッシター 胡桃「……」バリバリ ゼ●シィ「」バーン 胡桃「……」 53 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 22 29 21.44 ID PJaD7AMro [6/15] 胡桃「須賀京太郎……」 ____ ..... ´ ` ...< / ..`、 / ∧ ヽ / / , ',. ' 、 / l .! ∧ } l !ヽ`ト∧! }/ 斗 /! | ふふっ、充電充電…… l !z==ミ x==ミ ! ! l 〃んi刈 ん刈 》 ' l | | Vzソ Vzり | ,' / 、 !/ /// ////. ' ' 从| _ \/ ィ / / |/ =- ---- '" |/--'" {: : : : : : :_:} /"''ー―― '' " ∧ / | i=|=|=i / ∨ . /\.! 1 | , | / ! i=|=|=i ! ! テクテク 塞「胡桃?」 胡桃「あっ」 __ /i i i i i i \ ____. /i i i i i i i;斗ヤ i i i i i i i i i i i i i i i i .. { i i i i 〆i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i . ゞ〆i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i .. 〃i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i . / i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i i . /i i i i i i i i i i i i i i i i i i 从 i i i i i i i i从 i i i i i i i i . |i i i i i i i i i i i i i| ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ̄|i i i| |i i i i i i i i i i i i i| ―‐-- 、 , --― |i i i| |i i i i i i i i i i i i ix≦芸ミx x≦芸ミ|i i i| |i i i i i i i i i i 爪 { d { d 川i i| |i i i i i i i i i i i i iゝ乂__,ノ 乂__ノ |i i i | |i i i i i i i i i i i i i | ヽ |i i i | |i i i i i i i i i i i i i | し イi i i | |i i i i i i i i i i i i i > ⊂⊃ < |i i i | \/\|\|\| > - < /i/ |/l/| γ´  ̄ ミY´ `寸 ム/i/ ,′ ゙x,,,,__________,,,i `ヽ. ,′ ゙x,____i ゚ , ,' i ゙x; ! ゚ ,. i i ゙x; ;′ 、 ゚ , i i . ゙x;;/ ゙;. ヽ. i i .. i . ヽ. ! i ... i .. ヽ 塞「どうしたの? 道の真ん中でゼ●シィなんで抱きしめて」コンワク 胡桃「」 塞「ちょ、どうしたの!? 胡桃!? 胡桃!?」ユサユサ 胡桃「」 鹿倉胡桃がファンになりました!! 65 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 22 38 20.80 ID PJaD7AMro [7/15] ヽ. . . . ヽ _,,_\ _,,,,'i. . . . . . ',彡=,,-_- _ . . . ヽ _,,-'''´ ,!. . . . . . i三ミ -_7'iミニ、、. . . . 'i /. . . . . . 彡 ノ. . . . . ノ≡ニ〈/. . iミミ、 `゙-、..'!. . . . i, /. . . . . . _,, ,ノ. . . . . ノニニ/,;. . iミニミ、` . . ゙_ i. . . . ヽ_I. . . /. . . _. . . . . . . . i、、; /., ; . . . iニニミ-丶 ゙`. ※京ちゃんです ',. . . . . . ,.!,/. . /,ッ - ...... _ ´. . . . _i三;;ニニ、ミ、.._ \. . .. イ/. . . . . . . . /. _>`` '、/. . . . . . . . . . _ )_,'=- /. . . . . i-フ,⌒ヾ. . /, i,-="ッ^ト、 ヽ' 'i`´/´ i| '´-、ヾ゙ - ヽ,i 'i;/リ i_|!i,,, ,i,,,, ヽ-゙- ゙i i i/i., ヤセャァ、i-''モエi !, i´'i i、ヾ!;;;;;;ノノ . . ヾ゙',.'i .i !'_ ノ (_ -''''. . . '´/. _/. iヽi '、. .ノ'´ノ r´. . . . _,,. - '' ´ . . .i i ゝ、'''ニ''' / i' ヽ--'´''`´`i . ., - ´ ̄ヽ_,/ !ヽ /`''''- ,,,,../,,-つ ,/ _,,,,,/ r<''-''´ /,' '´ ̄/ i /_rニッi ̄,、,,ッ,''-,_,、,、_,、/ / / ̄`''ヽ''´ i / 地獄アイドル タ~ロ~ この夏、劇場版公開!!! 【一方その頃】 和「こ、これは!!」 ゼ●シィ「」 和「あ、あわわわ!!?」 淡「呼んだ?」ヒョコッ 和「呼んでません!!」 【のどっちハッピーエンド? の巻】 70 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 22 46 57.38 ID PJaD7AMro [8/15] 和「これは、どういうことでしょう?」ポーッ 私……確か東京行きの新幹線に乗っていた筈なのに どうして? 【京太郎のアパート 台所】 和「どうしてお料理してるんでしょうか?」トントントン しかもここは確か、須賀君の部屋。 私……一体? ガチャッ 和「?」 京太郎「ただいまー」フー 和「須賀君……?」キョトン 京太郎「ん? どうしたんだ和。須賀君、だなんて」ハハハ 和「え?」 京太郎「いつもみたいに、アナタって呼んでくれないのか?」 和「ふぇ?」 京太郎「意地悪のつもりなら、やめてくれよ」チュッ ,∠、 / ヽ / | / \へ / ̄¨ヽイ | / / / /|| ! ! | ! .| ! 〈〈 / { ' ,' ' | | l l l l ,ィ ! l ,! ∨ ノ¨ト==イ ! l斗十ナナノ. | / l. /十ト、l i〉 ¨フ´/ ! ! 、トト、!ィチ^ 丁 }/ }' !ノ ! l リ. / 〃 | |ミソ 〈 l{ | rf示、 ノ ノ/ / レイ ト、_| l ヽ 弋 zソ ! }l }イノイヽ |. | . | , 辷リ ! . . . ト、 \ |. | . ト、 | | ⌒ / | . . lミ、Y ‐ - ノ . .|. /, | . . l ! ヽ イ| ! .| // | ハ | ` . _ x< | ! | . !. // . /! ∧. ! | | .| ! . .、| // . /∧ . ∧`ヽ. l ヽl、 | l ト. // . /厶 ヘ. ∧ \ `ヽ. ヽl l | ヽ// , < \ \ \ ∨ `| . . .| 和「」 京太郎「それにお前ももう【須賀】なんだからさ」ハハハ 和「////」ドキドキドキドキドキ ああ、分かりました。 理解しました。 私は今日、死にます(京太郎だけに) 和「やりましたぁぁぁぁぁ!!!」ガッツポーズ 京太郎「和!?」ビクッ 82 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 22 55 33.42 ID PJaD7AMro [9/15] 【十分後】 京太郎「うん、おいしいよ和」 和「い、いえ! これくらい……//」モジモジ 京太郎「いいお嫁さん貰ったよ、俺も」モグモグ 和「……」 なぜか私は今……須賀君のお嫁さんということになっています。 目の前の須賀君から聞き出した情報によると、結婚して二年目…… どおりで須賀君が大人っぽくなっているわけですね 京太郎「和?」 和「あ、いえ! 私も素敵な旦那様がいて幸せです!」ニコッ 京太郎「そうか? 俺なんかよりもっといい男がいたんじゃないか?」 和「そんなオカルトありえません!!!」バンッ 京太郎「!?」 和「あっ」 しまった、つい…… 京太郎「ぷっ! あはははっ!」 和「え?」 京太郎「久しぶりに聞いたな、和のその口癖」クスクス 和「あぅ……//」カァッ 京太郎「覚えてるか? 俺が最初にお前に告白した日のこと」 和「告白?」 京太郎「ほら、結婚しようって言った日だよ」 和「……」コクリ 京太郎「おまえってば、いきなりSOA!! って怒鳴って逃げただろ?」アハハハ 和「(わ、私は何を……!!)」ドキドキ 京太郎「あれは確実にフラれたと思ったなぁ」シミジミ 和「……は、恥ずかしかったんです!」マッカッカ 京太郎「そうだな、和はいつも恥ずかしがり屋だ」クスクス 和「?」 京太郎「初夜の日なんて、最初はクローゼットに逃げ込んで――」アハハハh 和「も、もう!!」 ああ、どうしてですか? どうして私――こんなに幸せなんでしょうか? 93 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 23 07 43.91 ID PJaD7AMro [10/15] 和「もう、知りません」プイッ 京太郎「おいおい、怒るなよ?」 和「別に……怒ってません」ツン 京太郎「……」フー ギュッ アスナロダキ 和「え?」ドキドキ 京太郎「ゴメンな和。からかいすぎたよな」 和「あ、えと……」ドクンドクンドクン 京太郎「和、俺……本当は怖いんだ」 和「怖い?」 京太郎「和と結婚して、アイドルとしても成功して……俺は今最高に幸せだ」 和「……」 京太郎「だからこそ、ふいに思うんだ」 和「思う?」 京太郎「これが全て夢なんじゃないかって。目覚めれば……なにも無かった頃の俺に戻るんじゃないかって」 和「!!」ドキッ 京太郎「もし、これが夢なら……俺は」ギュゥゥ 和「それは……私も同じです」ブルブル 京太郎「え?」 和「私も、これが夢なんじゃないかって怖いんです」ギュッ 京太郎「和?」 和「こんなに幸せなのに、こんなにも嬉しいのに……これが夢のように思えて仕方ないんです」ブルブル 京太郎「……」 和「……須賀君」 京太郎「なんだ? またその遊びか?」 和「……キス、してください」 京太郎「え?」 和「目覚めのキスです。これが夢なら、それで覚めると思うんです」 京太郎「……いいのかよ? もしそうなら、これで目覚めちまうかもしれねぇ」 和「……いいんです」 京太郎「どうしてだ?」 和「……だって、夢は夢ですから」ニコッ 京太郎「和……俺、本気でお前のこと」ギュッ 和「……その言葉、大事に取っておいてくださいね」スッ 二年後の……私の為に チュッ 104 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 23 18 39.82 ID PJaD7AMro [11/15] 【東京】 シュウテン シュウテンデス 和「……」ハッ 駅員「終点ですよお客さん」 和「……やっぱり、夢だったんですね」 駅員「え?」 和「……」 【数分後 本屋】 和「こ、これは!!」 ゼ●シィ「」 和「あ、あわわわ!!?」 淡「呼んだ?」ヒョコッ 和「呼んでません!!」 105 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 23 19 37.21 ID PJaD7AMro [12/15] 【京太郎のアパート近く】 淡「ふーん、そんな夢みたんだ」 和「はい……」テクテク 淡「ねー、どうして目覚めようと思ったの?」 和「え?」 淡「どーせ夢なんだから、もっと楽しめばよかったじゃん」 和「……」 淡「もうこんなチャンス、二度と来ないかもしれ――」 和「来ます」キッパリ 淡「え?」 和「来なければ、私が行きます」 淡「???」 和「そういうものじゃないんですか恋愛って?」フフッ 淡「……」ムスッ ピンポーン ガチャッ 京太郎「よう、和。それに淡」 淡「私をおまけ扱いするなー!」プンプン 京太郎「いや、本当におまけだろ」 淡「ぐぬぬぬぬ」 和「お邪魔しますね、須賀君」スッ 京太郎「ん? どうしたんだ和。須賀君、だなんて」 和「え?」ドクンッ 京太郎「あっ……あれ? 俺、寝ぼけてんのか?」キョトン 和「……」ドクンッドクンッ 京太郎「さっき変な夢見たからだな、ははっ。悪いのど――」 和「!!」バッ ダキッ! 京太郎「うわっ?!」 淡「!?」 和「……」ギュゥゥゥ 京太郎「和……?」 和「絶対、叶えてみせますから!」ウルウル 夢の中の私がどんなに幸せでも……関係ありません 目の前にこの人がいるだけで、私は幸せなんです だから、何があってもどんな辛い道のりでも 和「今度は逃げませんよ? 告白からも、初夜からも」クスッ 私は前に進んで行けるんです カンッ! 123 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 23 32 18.86 ID PJaD7AMro [13/15] <<前回までのあらすじ>> 新たなモデルの仕事もこなし、順調にファンを増やす京太郎 そんな彼の前に現れたのは、長野に置いて来た筈の竹井久だった!! 彼女の目的とは? そして……清澄で一体何が起こったのか!? 京太郎「ぶ、部長?」 久「久しぶりね、須賀君」ニコニコ 京太郎「……あ、あの?」 久「何かしら?」ニコニコ 京太郎「もしかして怒ってます?」 ,.... ‐─ -.., ,.ィ" .......... `.、 〃 ,ィ‐,=‐, ヽ // // /リヽリ ', / ./ ' ⌒` ‐‐-、.| ........ , ! 〃 ,ィ゙ ____ __ .! |. nn ,゙ / !'" ̄` x==、レ ,' .Yi.| | | { ! "" ' "" / / |.i.| | | /} ', 八 t ‐__ァ ./ //. ! , !'./ ヽ |\. rf^ト、_, { // { / ! / ノ | | i' |.! .!〉'/ |/ } {_ 〉___./ ,ィ/ィ{ /ィリ. } ' . }/ ソヽリ. .{ー─‐‐レ"| ト从/ |__/ /゙/ ,/ . . . .>、 /ー──' Y∨ヽ,. . . |-{ ,ィ゙、 {/ . . . .// ヽ 久「ええ。もしかしなくても怒ってるわ」ニコニコ 京太郎「……」アセダラダラ 久「ふふっ」ニコニコ 京太郎「……じゃあ、俺はこれで」 久「ちょーっと待った!!」ガシッ 京太郎「ひぃぃぃぃ?! 勘弁してくださぁぁぁい!!」 久「話を聞いて、須賀君!」 京太郎「俺は悪くねぇ! だってA先生が言ったから!」 久「だぁかぁらぁ! 聞きなさいってば!」 京太郎「うわぁぁぁぁ! 命だけはぁぁぁ!!」 久「話を、聞いてよ……」ギュッ 京太郎「え?」 久「……お願いだから」ウツムキ 京太郎「部長……?」 久「……」 【ドキドキッ! 久さんたまんねぇぇぇぇ!! の巻】 133 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 23 39 51.19 ID PJaD7AMro [14/15] 【芸能事務所アクセル1 会議室】 京太郎「これ、お茶です」コトッ 久「ありがとう須賀君。もう、麻雀部でもないのにね」 京太郎「例え部長が引退しても、俺が清澄を辞めても……部長は部長ですから」ニコッ 久「……どうして、そんな言葉が言えるのかしら?」 京太郎「へ?」 久「回りくどいのは好きじゃないから……単刀直入に言うわ」 京太郎「……なんですか?」 久「……ごめんなさい」ペコリ 京太郎「え?」 久「私……自分の夢のことばかり考えて、貴方のこと……何も考えていなかったわ」 京太郎「え、ちょ? え?」オドオド 久「部長なのにね……ほんと、我ながらイヤになるわ」ブルブル 京太郎「ちょっと待ってください! 一体なんの話で――!」 久「知ってるのよ。須賀君が清澄を辞めた理由」 京太郎「え?」ドクンッ 今、部長なんて……言ったんだ? 久「……全部、知ってるの」 京太郎「!!」ドクンッ 久「もう、ずっと前からね」 ロッカー「(まだ慌てるような時間じゃない)」ドキドキドキ 147 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/02(月) 23 51 09.27 ID PJaD7AMro [15/15] 久「須賀君が教師達の間で疎まれていたことは知っていたし、あの旅行のことだって……気づいていたの」 京太郎「そう、ですか……」 久「幻滅した?」 京太郎「いえ、別にそんなことは」 久「……だけど、それが私だったの。自分のことだけ考えて……須賀君に負担をかけることに何も感じなかった」 むしろ、心地よかったくらい―― そう、部長は続けた 京太郎「……」 久「でもね……須賀君がいなくなって気づいたの」 京太郎「え?」 久「念願の全国制覇も、それで得た大学への推薦も……」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~19 久「スガクンモスベテ、ワタシノモノニシナキャ……」ニゴッ 20~79 久「私一人の力じゃないんだ……って」トオイメ 80~99 久「須賀君がいないと、ダメなのよ」ポロポロッ 172 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 00 00 06.56 ID /X5uvURDo [1/20] 168 ほのぼの注意(大好物) 久「私一人の力じゃないんだ……って」 京太郎「それは……」 久「ううん。そもそも須賀君がいなきゃ、麻雀部だって存続していなかったわ」 京太郎「……」 久「咲だって部に入ることは無かった。全部――須賀君がいて、始まったことなの」 京太郎「そんなこと……」 久「ねぇ、覚えてるかしら? 麻雀部に入った日の事」 京太郎「え?」 久「今思えば、あれが転機だったのかしらね」 京太郎「……」 【一年以上前 食堂】 ガヤガヤ 久「はぁー、誰かいい子いないかしらねー」グテーン まこ「何言うとるんじゃ。自分でクビにしておいて」ハァ 久「当たり前でしょ? 入部希望者の大半が原村さん目当てなんだから」 ムサイ男軍団「「「「「ぐぬぬぬぬ」」」」」 まこ「じゃがどうする? 最低五人はおらんと廃部にするって、言うとるんじゃろ?」 久「ああ、あの教師Aね。麻雀なんて無駄なことはやめて、受験勉強しろってうるさいのよ」ハァ まこ「とりあえず頭数だけでも揃えればええ」 久「イヤよ。折角一緒に夢を追うなら、それ相応の仲間が欲しいじゃない」ニッ まこ「わがままじゃのう」ハァ 久「いいじゃない、これくらいのわがままなら」フフフ 179 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 00 08 47.78 ID /X5uvURDo [2/20] 久「ま、まだ期限はあるんだし。のんびり構えましょ?」 まこ「後でどうなっても知らん」 久「なんとかなるわよ」アハハ ガタッ 京太郎「ふー、腹減ったぁ」 嫁助「珍しいな、お前が俺を誘うなんて」 京太郎「仕方ねーだろ? 今日は咲が風邪で休みなんだよ」 嫁助「嫁さんがいないと辛いなぁ」アハハ 京太郎「うっせ!」 久「……?」キョトン まこ「どうしたんじゃ? 隣の一年が気になるんかの?」 久「いや、そういうわけじゃないんだけど」 嫁助「そういやさ、別のクラスの原村和を見たか?」 京太郎「ああ。あのすばらなおもちの」 嫁助「麻雀部に入ったんだってさー! しかも元インターミドルチャンプ!」 京太郎「へぇ、麻雀ねー」 嫁助「いいよなぁ。麻雀も強くて、美人で、胸も大きい!」 京太郎「……麻雀って、言うほど面白いかぁ?」 久「!」ピクッ 嫁助「え?」 京太郎「あんなのつまらねーじゃん。ただ牌を引いて並べるだけだろ?」 久「……」ブルブル まこ「お、落ち着くんじゃ」アセアセ 京太郎「麻雀なんてただの運ゲーだろ?」 久「」ブッチィィィィン! まこ「気を沈めるんじゃ!」 久「できぬぅっ!」ガタッ! 京太郎「!?」ビクッ 187 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 00 16 01.34 ID /X5uvURDo [3/20] 久「……」ズンズン 京太郎「な、なんだぁ!?」 嫁助「おい、あれ会長じゃねぇか?」ビクビク 京太郎「なんかこっちスゲェ睨んでる!? しかもこっちに来てるぞ!」ヒソヒソ 久「そこの君!!」 京太郎「ひゃいっ!」ビシッ 久「一年ね……名前は?」ギロリ 京太郎「しゅ、須賀京太郎です」ビクビク 久「今、麻雀なんて運ゲー。脱衣麻雀しか興味ないぜヒャッハーと言ったわよね?」 京太郎「いえ、後半部分は言ってないような……」 久「言ったわよね?」ゴゴゴゴゴッ 京太郎「い、言いました!!」ビシッ 久「よろしい。じゃあ、はいこれ」ピラッ 入部届け「オッス」 京太郎「へ?」 まこ「は?」 久「君に決めたわ」ニッコリ 京太郎「決めた???」 まこ「な、何を言うとるんじゃ!?」アセアセ 久「決めたの。この子がいいわ」 京太郎「あ、あのー? 一体何の話ですか?」オドオド 久「いいからサインする!」 京太郎「い、イヤだ!! 書いたら最後、希望の船に乗る羽目に……!?」 久「ならないってば!」 京太郎「じゃ、じゃあなんの書類ですか?」 久「入部届けよ、それも――」 久「我が麻雀部のね」ニッコリ 202 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 00 24 08.69 ID /X5uvURDo [4/20] 京太郎「麻雀部?」 まこ「何を言うとるんじゃ? さっきこいつは麻雀を馬鹿にしとったんじゃぞ?」 久「あら、だからいいのよ。こういうのが欲しかったの」フフフ 京太郎「あの、イヤなんですけど」 久「拒否権は無し」 京太郎「えぇー!?」 まこ「やめんか!」 久「須賀君だっけ? 貴方、麻雀の楽しさを知りたくない?」 京太郎「麻雀の楽しさ?」 久「その感じだと、あまり打ったことないんでしょう?」 京太郎「いえ、多分打ったこと無いです」 まこ「打ったことないのに馬鹿にしとったのか」コンワク 久「ねぇ、麻雀のルールを知ってもっと楽しみたくない?」 京太郎「えー?」 久「それに、うちの部はこう美女揃いよ?」 京太郎「それはなかなか魅力的な……」グヘヘ 嫁助「嫁にチクるぞ」ボソッ 京太郎「角に刺されるので遠慮します」キリッ 久「角?」 まこ「角?」 京太郎「とにかく、俺は入りませんから!」 久「ぐぬぬぬ」 まこ「もうええ。諦めるんじゃ」 久「でも!」 ザワザワ ガヤガヤ カイチョウガサワイデルゾー チワゲンカカー? 京太郎「(騒がしくなってきたな)」 嫁助「やべぇ、やべぇよ……」 スタスタ 教師A「なんの騒ぎだ!」 久「!」 まこ「!?」 215 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 00 32 40.55 ID /X5uvURDo [5/20] 教師A「竹井……またお前か?」ギロリ 久「……」 教師A「また強引な勧誘か……懲りん奴だな」 久「先生には関係ないですよね?」 教師A「そうもいかないな。こう毎度騒ぎを起こされては」 久「っ!」 まこ「やめぇ!」ガシッ 教師A「ふん。この事は校長に報告しておく」 久「ぐっ!」 教師A「もともと4人しかいない部だ。これを機に廃部にしてやるぞ」 京太郎「廃部?」 久「そんな!?」 教師A「悪く思うなよ竹井。これがルールだ」ハハハハ 久「……」ブルブル まこ「部長……」 教師A「今日中に部室を片付けておくんだな」ハーハッハッハッハ 京太郎「いやだなー何を言ってるんですか先生」ヒョコッ 教師A「ん?」 久「え?」 まこ「!?」 京太郎「四人じゃなくて、五人ですよ?」ニッ 教師A「誰だお前は?」 京太郎「ひどいっ! これでも先生の授業受けてますよ?」シクシク 久「え? え?」 教師A「あーはいはい。それで、関係無いお前がなんの用だ?」 京太郎「いや、だから! 関係あるんですってば!」ピラッ 入部届け「須賀京太郎」 京太郎「ね?」ニッ 教師A「なん……だと?」 久「!!」 まこ「なっ!?」 京太郎「今日から俺、五人目なんで! ハイ、ヨロシクゥ!」 236 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 00 40 58.93 ID /X5uvURDo [6/20] 教師A「ふざけるなっ!」 京太郎「いやいや、ふざけてませんよ」 久「え? なんで……?」 教師A「こんなもの、認めるわけには――!」 京太郎「あれれ~? おっかしいぞ~?」テコリン! まこ「!?」 京太郎「さっき先生が言いましたよね? 四人じゃダメ、これがルールだって」 教師A「!?」 京太郎「なら、俺が入れば万事解決ですよね?」ニコニコ 教師A「ぐっ……」 京太郎「ということで、これの受理。お願いしますね」 教師A「こんなもの!!」 教師B「先生、ちょっと!」 教師A「!?」 教師B「ギャラリーが多すぎます。ここでそれを受理しないわけには」ヒソヒソ ガヤガヤ ナンダナンダー? 教師A「」 京太郎「勿論、受け取ってくれますよね?」 教師A「あ、ああ。勿論だとも」ヒクヒク 教師B「行きましょう」 教師A「(須賀京太郎……!!)」ギリッ スタコラサッサー 京太郎「ふぅ……」 久「あ、あの!」 京太郎「はい?」 久「どうして? どうして麻雀部に入ってくれたの?」 京太郎「んーっと」 久「……」ジッ 京太郎「人が人を苦しめる理由なんて知ったこっちゃありませんが……」 久「?」 京太郎「人を助けるのに、論理的な思考なんて存在しないと思いますよ?」ニッ 久「っ!」ドキッ 246 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 00 49 57.78 ID /X5uvURDo [7/20] まこ「ははははっ! 面白い奴じゃのう!」バンバンッ 京太郎「いたたっ!?」 久「ありがとう、須賀君」 京太郎「いえいえ、どうせ暇な身なんで」アハハ 嫁助「これは嫁影様が黙っていませんね……」 京太郎「ということで、入ったのはいいんですけど」 久「?」 京太郎「俺、麻雀のルールてんで分からないんですよ」 久「大丈夫よ。これから私がみっちり教えてあげるから」 京太郎「じゃあこれからよろしくお願いしますね、部長」ニッ 久「ふふっ、ええ。よろしくね」 まこ「楽しくなりそうじゃな」 こうして、須賀君は清澄高校麻雀部員の一員になった。 それからしばらくは―― 京太郎「ドラ?」 久「ドラも知らないの?」 まこ「前途多難じゃな」 優希「この優希様が教えてやるじょー!」 和「ゆーき、やめてください」 麻雀の指導ばかりの毎日だったわね 京太郎「おお! 初めて上がれました!」 久「やったじゃない!」 京太郎「すげー! 麻雀っておもしれぇ!」 久「ふふ、そうでしょ?」 京太郎「はい! 俺、すっげー勘違いしてました!」キラキラ 久「……」ジーン どうせ全国優勝なんて無理なんだから、いっそこのまま…… 久「次も頑張りましょ?」 京太郎「はい!」 ずっとこんな日が続けばいい そう思っていた…… あの日まで 251 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 00 59 28.50 ID /X5uvURDo [8/20] 【とある日 清澄高校麻雀部室】 バーン! 京太郎「カモつれてきたぞーっ」 咲「いや私……麻雀キライだって……」ナニガヒメダ その日から……全てが変わった ~~~~~ 【一時間後】 優希「うぅ~」 京太郎「おいおい、大丈夫か」 まこ「あのゼロ子がおれば、行けるかもしれんのう」ボーッ 久「……全国に、行ける?」 念願の全国。 あれだけ憧れ続けて、諦めようとしていた全国に行ける? 久「……」ブルブル その日、私は須賀君の部長を辞めてしまったのかもしれない そして……変わってしまった 京太郎「部長?」 久「須賀君……」 ゙l ゙l ゙l ゙l ゙l ゙l ゙l ゙l ゙l ; ゙l ゙l ゙l i ゙l ゙| ゙l `、 イ i ゙l l| ゙| ヽ. ,,、 / ゙l lll ゙l `、ヽ、 / ヽ | || ト `、 `ヽ、 / `、 | |ト | `、 `-、 / `、 | | | `、 ヽ、 `ヽ、..._ ,, 爪 ヽ | / ` 、_  ゙̄`'ー‐‐---------ゥ-‐'' / / ;/, ;;;;;;`、;;ノノ `、 `ー--、......____,,,....,、、‐'' ,/ / / /二,,,、、_z `、 ,,,/ ク // ゙l |ト ハ `、 ,,,// ;" ;;/ / 人 ハ `、 ヽ ,,,,,,,, ∠ニニ=== _ク/ Y \ `、 `ヽ、,,,,,,,, ,,,,,,/ / ハ / ゙゙゙゙゙゙゙'''''''''''゙゙゙゙゙゙゙ 久「ちょっと、お使いがあるんだけど」ニコッ 私を取り巻く、全てが…… (そして原作の流れに……) 271 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 01 09 54.19 ID /X5uvURDo [9/20] 【アクセル1 会議室】 久「……」 京太郎「……」 久「思えば酷いことばかり押し付けてきたわね」 京太郎「……」 久「私って本当に最低の屑だわ」 京太郎「……それ、本気で言ってます?」 久「だってそうじゃない! 結果的に私! 貴方のこと利用しただけじゃない!」 京太郎「俺はそう思ってませんよ?」ホジホジ 久「え?」 京太郎「そもそも俺が弱いのがいけないわけですし、おすし」 久「え?え?」 京太郎「むしろ、みんなの優勝に貢献できてすっげー嬉しかったですよ?」 久「」 京太郎「それに……感謝もしてます」ポリポリ 久「感謝……?」 京太郎「だって部長……約束守ってくれたじゃないですか」 久「約……束……」 京太郎「俺、麻雀好きになれましたから」 久「あっ」 京太郎「今でも弱いけど、麻雀を打てることがすっごく楽しくなりました!」 久「……」 京太郎「だから、こちらこそ言わせてください」 ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧ 俺を部に誘ってくれって――  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ありがとうございます部長! / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 久「うぅっ……ぐすっ……うん!」ポロポロ 291 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 01 20 38.03 ID /X5uvURDo [10/20] 久「だけど、部を辞めて……転校したのは?」 京太郎「話せば長くなりますけど、俺にも夢が出来たんです」 久「それが……アイドル?」 京太郎「本当はそれ……最初は通過点のつもりだったんですよ」 久「通過点?」 京太郎「俺がみんなと並び立つ為の……」 久「須賀君……」 京太郎「だけど今は違う。俺の意思でトップアイドルになりたいと思ってます」 久「須賀君……!」 京太郎「すぐにみんなを置いていっちゃいますから、覚悟しておいてくださいね」ニッ 久「……やっぱり須賀君は須賀君、かぁ」フフッ 京太郎「え?」 久「敵わないって……思い知らされるわホント」クスクス 京太郎「???」 久「こっちがあんなに悩んで、苦しんでたのに……」 京太郎「部長……」 久「それ以上に苦しんだ筈の貴方が、こんなにあっさりしてるんですもの」ハァ 京太郎「そんなこと!」 久「実はね、ここに来る前に……大学推薦蹴ってきたの」 京太郎「え!?」 久「……ついでに、ムカつく野郎の股間もね?」ニッコリ 【一週間前】 教師A「」ビクンビクンッ! 教師B「せ、先生ぇぇぇ!!!?」 教師A「た、タマが……」 【現在】 久「お陰で一週間停学。推薦もパァね」アハハハ 京太郎「」 久「あ、一応セクハラされかけたってことにしたから問題ないわよ?」フフフ 京太郎「お、鬼や……この人鬼や」ガタガタガタ 303 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 01 27 57.10 ID /X5uvURDo [11/20] 京太郎「でも、だからってどうしてアクセル1に?」 久「……須賀君、夢を見つけたって言ったわよね?」 京太郎「は、はい」 久「それ、私も応援したいの」 京太郎「!!」 久「今更虫のいい話だってのは分かってる。だけど、お願い」ペコリ 京太郎「そんな!? どうしてですか!?」アセアセ 久「私の夢はもう叶えて貰ったから」 京太郎「部長……」 久「だから次は私が貴方の夢を手伝う番、そうでしょ?」 京太郎「……」ジワッ 久「ダメ、かしら……?」ウワメヅカイ 京太郎「……」ゴシコシ 久「須賀君……」 京太郎「……」キリッ 選択安価 ↓3 1 京太郎「気持ちは嬉しいです。でも……」 2 京太郎「まだ……分かりません」 3 京太郎「これから、よろしくお願いします!!」 328 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 01 37 14.20 ID /X5uvURDo [12/20] 京太郎「これから、よろしくお願いします!!」 久「須賀君っ!」パァッ 京太郎「ずるいですよ、俺が部長の頼みごと断れないの知ってるくせに」ジトーッ 久「ふふっ、教育の賜物ね」クスクス 京太郎「骨の髄まで躾けられてますから」アハハ 久「でも、これからは違うんじゃない?」 京太郎「え?」 ,,, -='' `` - .、 ,;彡 ミ; ゙ .、 / _;;;,z '' ゙ , / ; ''"/ / ; ヽ // ;/ / /l l i ゙, / / ;/ ″l ハ | l ハ. / , ; '/"゙ヽ ゙ \i l l / j ;イ/,;=、ヽ -─‐-、゙ .. | i l l / i'l /) }! ー___ ゙i l .. l i / ! { 。/ ,ィチ" ̄ミ、. l ! i ... ″ l / ! ゙-" ;_) ゙ハ l / l ../ | ! ; "' , { c;/ノ }/ / /. ヽ`Y ` ‐ " / / /. { 、_ "" , . ' / /. ‘、 ` ー / / /. \ /,l / / /. ヽ !; { / / Y iー―┐¬、! | i l /i | ゙、| l| { /' } l | |ヘ ヽ /' / i | / l. .ハ } /,´ / / /j / 从. . . ゝ、 リ '、 / // ,ノ_/ ;;;;;;;;;;;;;;ノノ;;;ヽ. . .. .ヽ / /. .//>─" ̄. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . }/ 久「――私を躾けてくれるんでしょ?」 京太郎「~~~っ」カァッ 久「楽しみにしてるわね」 京太郎「ぶ、部長!! それより、もっと大事な話があります!」 久「大事な話?」キョトン 京太郎「大学は……行ってください」 久「え?」 京太郎「それが条件です」 久「でも、私推薦は……」 京太郎「なら、実力で入ってやりましょう!」ニッ 久「!」 京太郎「これが俺の初めてのお願いです、部長」 久「……」フゥ 京太郎「部長!」 久「あーはいはい! 分かったわよ」ムスッ 京太郎「それじゃあ!」パァッ 久「ずるいじゃない? 私が須賀君のお願い断れないの知ってるくせに」プクーッ 京太郎「教育の賜物――ですかね?」クスクス 久「ぷっ」 ワタシノマネー? ニテマシター? アハハハハッゼンゼンニテナイ! ワラワナイデクダサイー! 335 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 01 43 11.33 ID /X5uvURDo [13/20] 【そして数時間後】 久「あんっ……ダメよ、須賀君」ギュッ 京太郎「そんなこと言っても、俺……もう止まりませんよ?」ムニュッ 久「いやぁ…ん、ダメェ……」ハァハァ 京太郎「ふふ、部長のここ。硬くなってます」ギュゥゥウ 久「あ、ふぁ……」ゾクゾク 京太郎「もっと気持ちよくしてあげますよ」フフフフ 久「ほら、もっと強くやりなさい」グテーン 京太郎「は、はいぃぃ!」モミモミ ガチャッ 竜華「おは――って、何これ?」 煌「マッサージ?」 久「あ~生き返るわね~」ノホホーン 京太郎「(部長、いい香りがする)」クンクン 竜華「いや、なんで清澄の元部長が……」 煌「???」 久「……」ムクッ 京太郎「?」 久「ということで、よろしくねっ!」 京太郎「ええええええええ!?」 竜華「」 煌「」 京太郎「というか、なんで俺がマッサージしてるんですか!?」 久「いいじゃない、役得でしょ?」クスクス 京太郎「それはもう、堪能しました」グヘヘヘヘ 竜華「……」 京太郎「あっ」 竜華「少し、話そうか京太郎君」ニコニコ 京太郎「あ、いや、その! これは!!」 コノチャンポランガァァァ! カクゴシトキィィィィ! フコウダァァァァァ!!! 久「ふふっ」 339 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 01 47 45.94 ID /X5uvURDo [14/20] 【おまけ】 フコウダァァァァ!! ロッカー「……」 久「あははっ!」 煌「うわぁ、デンプシーロール」 京太郎「あばばばばっ!!」 竜華「おどれはアイドルの自覚あるんかぁぁぁぁ!!」ドゴォッ! ロッカー「(京太郎君を驚かせる為に隠れていたんだが……)」 京太郎「許してくださぁぁぁい!」 竜華「できぬぅ!!」 久「ここは毎日が楽しそうねぇ」 煌「ええ、それはもう」クスクス / ./{ミミ . . .彡≧ . .\ / . /´ . . . . . . . . . . . . . . . .\i / ./ ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ ′ . / . . . . . . . . . | . . . . ヽ. . . . . . . . . , . . . ′. . . . . . . . .| .| . . . . . |. . . . . . . . . . . .| . . . . | . . .| . . | .| . . . . . | . . | . . . . . . . i...... . |..... . .| . . .| . ハ| . . . . . | | .| . |......... | うーん | . | .八 . ./7 /|/ ノ| . . . /| | .| . | . . . . .ハ | . | . . . .Tイ示气  ̄ 示气T . . . . . | . | . . . . . ` ヒ...リ ヒ..リ | . . .| . .| | . | . . . . ∧ . . .| . .| | . .\ . . .∧ ' . \ | . .| | . . . . \ .∧ -- ム . . .| . .| | . . . . . . . ≧ . ..、 イ . . . . .| . .| | . . . . . . . . . . . . .| > <| . . . . . . . .| . .| | . . .| . . . . >-j f\ . . | . . .| . .| | . . .|>イ く }l | . . .| . .| | / \_ __|l i . . .|\ /\ \ / | . . | \ ロッカー「(出るに出られない!!)」ガビーン カンッ!! 370 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 02 12 44.68 ID /X5uvURDo [16/20] 【おまけのおまけ】 ~京太郎が来る十分前~ コンコン 菫「失礼します」ガチャッ 社長「おお、弘世さんか」 菫「はわっ!?」ビクビクッ 社長「今日は麻雀のレッスンの日だったかな?」 菫「ひゃ、ひゃいっ!」 社長「そうか。それなら会議室でゆっくりしていたまえ」 菫「しょ、しょうしゃせてもらいましゅ!」ダダダッ! 社長「そういえば竹井さんと挨拶を――って、あれ? 行ってしまったか」 テクテク 久「どうかしたんですか?」 社長「ん? いや、なんでもないよ」ハハハハ ~~~会議室~~~ 菫「危うくイキかけるところだった」ゼーゼーッ さて、後は京太郎君を待つだけだ 菫「……さて、どれくらいで来るかな?」ドキドキ 折角だからどこかに隠れて彼を驚かせてみようか? 今まで見たこと無い顔が見られるかもしれない 菫「ふふっ。そうと決まれば……」ガチャッ バタンッ ロッカーin菫「暗くて狭いな」 ガチャッ ロッカー「(来たか!?)」 久「ここでいいのかしら?」 京太郎「ええ。お茶を用意してきますね」 ロッカー「(ん? 誰かいるのか?)」 久「……」 ロッカー「(アレは、清澄の部長?)」 371 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 02 14 06.38 ID /X5uvURDo [17/20] ロッカー「(どうする? 出るなら今のうちだが)」ウーン ガチャッ スタスタ 京太郎「これ、お茶です」コトッ 久「ありがとう須賀君。もう、麻雀部でもないのにね」 京太郎「例え部長が引退しても、俺が清澄を辞めても……部長は部長ですから」ニコッ 久「……どうして、そんな言葉が言えるのかしら?」 京太郎「へ?」 ロッカー「(なんだこの空気は?)」 久「回りくどいのは好きじゃないから……単刀直入に言うわ」 京太郎「……なんですか?」 久「……ごめんなさい」ペコリ 京太郎「え?」 久「私……自分の夢のことばかり考えて、貴方のこと……何も考えていなかったわ」 京太郎「え、ちょ? え?」オドオド 久「部長なのにね……ほんと、我ながらイヤになるわ」ブルブル 京太郎「ちょっと待ってください! 一体なんの話で――!」 久「知ってるのよ。須賀君が清澄を辞めた理由」 京太郎「え?」ドクンッ ロッカー「(清澄を辞めた理由?)」ピクッ 久「……全部、知ってるの」 京太郎「!!」ドクンッ 久「もう、ずっと前からね」 ロッカー「(まだ慌てるような時間じゃない)」ドキドキドキ 374 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 02 21 08.97 ID /X5uvURDo [18/20] ~そしてお話が終わり~ ロッカー「(須賀君! 君はなんて……なんていい子なんだ)」ポロポロ 京太郎「なんか、話してたら疲れましたね」 久「そうね。方が凝ってきちゃったわ」 京太郎「じゃあ、俺が揉みますよ」ニッ 久「あら? いいの?」 京太郎「肩くらいいつだってもみますよ」ワキワキ 久「いやらしいわねー」クスクス イチャイチャ イチャイチャ ロッカー「(え? 何この空気?)」ガビーン そして数時間後 京太郎「」ピクピク 竜華「ふん!」 煌「これまた派手にやられましたね」ツンツン 久「大丈夫?」 京太郎「ええ、なんとか」ピクピク 竜華「このままふん縛ってロッカーに閉じ込めたるわ!」 京太郎「いやぁぁぁロッカーはイヤだぁぁぁ!!」 久「ロッカー? うっ……頭が」ズキッ 竜華「いいから大人しく入って――」ガチャッ 菫「やぁ」 一同「「「「え?」」」」 菫「……ど、ドッキリ大成功ー!」 一同「「「「「……」」」」」 ,. '" ,. 、\ ,. -‐ 、 / / ` ´` \ / \ヽ ,.' ' / i ! ヾ / ' l / ,'./ l. !| ! ゙ l ' / .l / // 'l l ! l ! !l. ' .' l/ ー '-―_-' リ└- _!,!_ ! ! ' l l イ~~~下 ,.二、、ー,、/l! l l .l l ヽ ノ 'i リ ヽ.! l . l | ! l! ` " l l l l ー- _! , l l.!. l ! | ト、 |! l l ! .l.ヽ , ― 、 ,. | ` ┘ l ! !.l 丶 ⌒ .イ ! ! l l ! .! < .!. l l ! ゙、 i ` ´ ! l l ! ヽ 、 .! ! ! l /ヽ. ヽ \ l、 ! l l./ 、 丶 ヽ. \ヽ` 、 l ,.' 丶ヽ ヽ \_.ヽ、 ノ. l ヽ\ \ ヽ ヽ\ 、 l \ 丶 \ヽ ヽ. l i ヽヽ. \、. ヽ . l / l ヽ ヽ ヽ.\. ヽ lヽ カンッ!! 380 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 02 25 28.63 ID /X5uvURDo [19/20] 【もう一つおまけ 今回出番の無かった照さん】 照「……」ボーッ __ ´ ``ヽ / ∧ / ⌒. /\ i | | | | . i ′ ̄| | | ト、 |人 | | . | /_| | ̄ |_,.\| えア ヽ ... |  ̄ | | | えア r' | | | | 人 '. - / | i | |i ト、 . >─┐ {ノ. / ノ. 八 | \__ rァ'´ /\ ヽ /∨|/⌒/-‐= \ r' 人V_.∠-‐='/ \ 人__く_) ̄ ̄ | _ / 〉、_ //| _./─〈_∨ 三=/ / | 〈 | |. 三∧ / / '. | | 三Ξ∨/ ′ | | 三Ξ _.∧ | | ノ/ニニニニ[]ニニニニ∧フ| | / / . i i / / _〉 / . ̄. / . / i .′ | \__ } \ ̄ ̄| ̄ `\ / \ | |二二==‐-ィ ー|ニニニニi| | | |ニニニニi| |ニニニi| 淡「どうしたのテルー?」 照「さっき京ちゃんと結婚した夢を見た……」 淡「それで?」 照「妊娠したかもしれない」キリッ -‐==‐- ´ ` / ヽ / , ! | | i. / |i , ‐‐i| . ト、_|‐‐ | i| | l / |i | |/八 . | | | i| | へ? |/ 〔!| N ○ \| ○ |ノ ,リ. 〔 八! l圦 ,, ' ,, l // | N | . v ァ . ∨/ . | ヽ| | l_≧=ァ≦ト /_,′ 八 ノ厂| l 〔, / / `丶、 ` /∧ i| | 「⌒ / / /∧ / イ′ j ト、∧ / ′´ .イ ' / | |\ハヒ/| |ニニ/ 〉 / ノ〈 i i ニ| | ´y' ! | .' / 〉 / j / ノ i| | 〔___! ト、〕. 〔′| `ー‐' /// | | i| Υ─| | .′ 照「にんっしんっ!」 淡「バカじゃないの?」 カンッ! 383 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 02 32 15.36 ID /X5uvURDo [20/20] / .ト、' , l lニミ.、丶 ∧薔、ー<.j )} / .,薇=ニ'らノ / 〔 / ! | ト、 | | i ′ vrkヘ', ′ ∨ | i| | ´ ̄ } i| }i | .束‐'彡ト、 . | 〔´⌒ヽ八 | ∨リ | 八_| .i',.',`ー、.、. / | i{ __ \{ ,ィjア苅、.〕/ } .,i',',、ヾ、` 、 /__! ト、 {ィ灯j芯ヽ 乂 ソ ′ 人 iiト'、` ', _,. . / ..八| \{ 乂(ソ /////// ,r ´ | } i¨i ; `、 幸せにしてね、京ちゃん…… / ./ ∧///// ` ./ i | i.、ヽゝ.丶ー ;`、 / .′ / . ャ .ァ ._ | j ! l| ', / .. / 个 `´ .イ〔_ リ /| | リ , ', / /.. l/ i| ! ≧ ‐ ' リ乂j \-― - 、イ/ ‘, ',. / / | / { ∧ j ,。゚ ‘, .', ', / / .〔′ , ' '' "¨ ゚.o。。o ゚,.' ',. ', ', ., ' / / ,'.i/′  ̄` § '" _.ry! ', 、 / / / .i | ト、nv、 r、゙、',i,'l ', ',_,.. ''" , ' / 「▽マノ ii i//i⊂= o !. .', ,‘, , ' / i l.V/※*v ,r' v******i゚、ヽ .;、、/.|゙、! ', ‘, / / .l ,/彡 ^^※※※※※※^^_∠- il゙、ゝ' `"^^'i i ', ', / / l /ヽ >‐'⌒ _ ,、 ,r'^) ,://,.、) i, i i ゙、 ', / ./. l ,'-/・ ,.-、' r 、)-、`.゙、 .l ゙、 {、¨ノ ).', i i ‘, .i ., ' ./ l i ゛'_,.ゝ、,ノ _ノ .,、,r`-、`ーニΞ-イ ', i i ‘, i. , ' / l ', i ,r',、ヽ)ヽ・.。', f f´=)ヽ ', (r'o',r-、.',. i. i ‘, .i.' l ゙、 ゝ¨イノノf´`).丶ゝ.ト@ノノイ゚゚_,..' ・ °', i. i ', i .l \ミ彡' ヽ .,``ゝー_'ノ‐' ,、 ノ ハ i i ', i l .l ヽノ-‐' `ー' ;. ¨( ゝ ` イ`ー.'"ゝ. ,' ', i i. / l .i. ゙、 ノ .,' i,..- l. i / / ゙、 i , ' ,'. i. / / i', 〉 / ./....i_、 / .,.' ,' i _ム ./ ; 7- ._ }) , ' /.'/i _,.. .,r' ,' , 、ノ_ 7‐-ノ / ,.'" .,' ゝ..-‐ ''" /,'. ,__ lヘ 、 ; ノ_,...ゝ-''7 / __,,.. .‐'" ,' l. i i. ,' .;`! ii. ヽヽ (ヽ'...,> て;_,,. .-‐ '''""~ ̄ ,' ,.'" ヘ.', . i .l ,' ノ ヽ' ', \ 人_ ア ,.'" v.、i l ,' /.' ', \ `、' ( _,.. ,.'" l J._.し‐'' ノ ヽ \,、ノ ,.'" ,.'" i ´ / ヽ } ; ○ 0 o _ _。 ./ . . . . . . . . . ..\ / . . . . . . . . . . . ヽ , . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .| . . . .\|. . . . .| . . . . . | . . . | .|. .トー ≧ |. . . . .| . . . . . | . . . | .j从 . . . . .| . . . . . | . . . {ノ/ ドゥフフフフ……. | |. . . . . . . . . .| . .| .| __ ___. 八 | . .| {\ . .l | . .ハ| / / / ──────く ̄ ヽ / ゼク / シィ / | l ∧ / / / | | 、 ⌒ j l ^ テ ⌒ ̄___ _ | | ノ / ノ´ ̄`ヽ | |ー l| / / | | |― イ / ' | | |ヽ Y / 京太郎「こんだけ胸があればなぁ」ハァ 照「」ガーン! ~ほんとの終わり~
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5714.html
744 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/21(木) 22 53 33.72 ID msvw6OVJo [12/18] 741 それマジ? どこかの漫画家の下半身貧弱すぎるだろ…… 明華「背筋を伸ばして」 京太郎「はい!」ピーン 明華「そうです、そして大きく鼻で息を吸ってください」 京太郎「こうですか」スーッ 明華「今、ここが膨れたの、わかります?」サワサワ 京太郎「は、はい……//(顔が近い)」ドキドキ 明華「ここが発生の源になる部分ですので、ここを鍛える動きから始めましょう」ニッコリ しかもなんだかいい香りが…… 明華「あの?」キョトン 京太郎「は、はい!」 明華「歌うときにも、ここに力を込めるのを忘れないでくださいね」 京太郎「わっかりました! 俺、やりますよー!」グッ 歌唱力がちょっぴり上昇した! 竜華「このメニュー燃やしてええで」ニッコリ 美穂子「わ、分かりました」 煌「やめてぇぇぇ!!私の作り上げた最高の肉体が壊れちゃー↑う!」ジタバタ 久「大人しくしてなさい」 和「……かわいそうに」ホロリ 明華「それではもう一度、音楽流しますね」 京太郎「はいっ!」 コンマ安価 ↓3 ゾロ目で??? 00~09 京太郎「とうかんかーく! おとーのなかでー! しこうさくごー! じかーん、かーんかくのなーいくうかぁぁぁぁぁぁぁぁぁんん」ボエー 大失敗 10~39 京太郎「スガガ!! スガガ! ガスガイガー!!」デーン 失敗 +1 40~89 京太郎「ざぁーんこぉーくなーてんしのてーぜー」ポェー 成功 +3 90~99 京太郎「はーしーれ! こーそくのー! てーいーこーくかげきだーんー!」キラキラ 大成功 +5 757 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/21(木) 23 03 12.48 ID msvw6OVJo [13/18] ~~♪ 明華「あら、この曲……」 京太郎「あっ、知ってるんでこのままでいいですよ」 明華「それなら」 京太郎「ざぁーんこーくな、天使のように、クロチャーよーおもちになーれー」 竜華「!?」 京太郎「(腹に力……)ナウい、風が今、おもちのドアを叩いてもー」 煌「え!?」 京太郎「おもちーだけを、ただ揉み続けて、微笑んでるクロチャー」 透華「これは……!?」 京太郎「だけーどいつーか気づくでしょう、そのからだにも」 テンテンテンテン♪ 京太郎「未来目指す為のおもちあるーことー!」 宥「凄い……」 菫「さっきとはまるで違う」 京太郎「ざぁーんこぉーくなーてんしのてーぜー」ポェー 久「やるじゃない」フフッ 京太郎「あーちーがーからやがて飛び立つ!!」 霞「へぇ……」 京太郎「ほーとばしーるやわいおもちで! 思い出をう・ら・ぎ・るなら!」 和「須賀君……」キュン 京太郎「おーもーちを抱いて輝く!! クロチャーよ! 神話になれ!!」デンッ 明華「……いいですね」ニッコリ 763 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/21(木) 23 09 28.87 ID msvw6OVJo [14/18] 竜華「凄い、今までと全然違う!」 京太郎「そ、そうですか?」テレッ 透華「声の伸びからして違いましたわ」 久「見直したわよ」パチパチ 京太郎「いや、明華さんのお陰ですよ」 明華「いえ。元々筋がいいみたいです」クスッ 竜華「ごめん、なんかうち、疑ってた」ペコッ 明華「気にしてませんから」ニッコリ はやり「そうだ。折角だから明華ちゃんの歌も聞いてみたいな☆」 明華「え?」 煌「そうですね。聞いてみたいかな?」 透華「折角ですし、おてなみ拝見ですわ」 宥「うん、聞きたい」 菫「是非ともお願いしたい」 明華「……分かりました」スッ カチッ ~~~♪ 京太郎「テーゼ?」 竜華「京太郎君と比べて、どうなるか」 美穂子「ワクワクしますね」ニコニコ 明華「……」スゥッ 766 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/21(木) 23 19 40.79 ID msvw6OVJo [15/18] 明華「Like a legend of cruelty angel……」 一同「!?」 明華「 know you will be never fading story~♪」 竜華「あっ、あぁっ……」ゾクゾクッ ,... '.´へ\ ,..-、____ //'"´ ̄ ̄´ ̄`ヽ、ー-、ヽ、 _// / / ハ 、 \ ヽヽ ,..-‐==ニ二ノ / / / }.i i i 、 ゙、 ヽ、`ヽ / _,... '´,..イ // / ,イ} }.! |.ハi i ゙、 ゙、\ し,.... '´,... ',.イ {! i.ハ .ハハ {´` !ハ ハ|_ !ハ ゙、 ij、 ヽ、 /-‐'"_イ .//λ { i′-、!j__.,, } / _!.`トjハ }、 i | 、 i /'"/´ //i // i`! |  ゙̄` レ .. jハi ハ|i }ノ| ヽ .! { / // レ//^|! | | ヽ=,、/ 人.| }ハ.! リ. {( //{ |! i 、_|!. | | r―-.、 {ィ''" | !| !| nf h i ! / / ! V //!|. i| ! `V ハ 、!|| リ f | .|. || ゝ' / / \V/ |.| .| |\ `ー-'′ ノ i iリ i i | || / / __./_ )メ .!.| .! !. ` 、_ ,..イ i i | i i ! | .! / /,. ┴\\、 ̄ヽ!| トi | `T ´| | i i | ./ |'" / / '" .\\、 | | .i !、 〈-、 | | i i | / i}./ / ヽヽ!\、!ト、.| ! \_,..---、 \_i! 丶 丶゙、 / / / /=\ i . . ..V . . . . .!|/i ! ̄ ̄`ヽ┴-、  ̄`ーn、丶.゙、 / /.,ハ∠===、 \ . . . . | . ,. -'|.! i | __ 、\\ ノハ`ヽ. ゙、 i /}'( / \ ヽi );..-'" .!.! _,!.!'"´ \\) `ー'=''",ノ. . . . .\ / /ヽ/ _,..-‐''"´ ,.リ'" || ヽ ヽ' ̄ ̄\ . .`rー-.、 / /./,.. '" / ノ リ ヽ 丶 ヽ / i / /'" / |ヽ ゙、 i 、 i /´\! / / /i | i ヽ i y' /'"_,.、ゝ, ,.. '′ ./ _,...ィ'''" / i | | \.ノ / /' / \ ,... '"´ / 、_,. '" / / | | ト、-、 .V / / / // / ,.イ ! . i 、\\/7、 {、 / 明華「I feel a crystal wind breeze~♪ It keeps on knocking those fish under aquas~♪」 煌「こ、これは?」 明華「You re staring with smile it s only for me You are there only for me~♪」 透華「上手いとか……」 明華「Slowly you ve touched me in my heart」 久「そういうレベルじゃなくて!」 明華「But ever I was looking someone I need A number of the frame will fall down again~♪」 美穂子「ただ純粋に……」 明華「But i won t my survival」 はやり「聞き惚れちゃう……」 明華「Someday I think that you will be only one remembering named after dream of truth♪」 菫「これまた……」 明華「Please don t forget you are shining for the reason They re ready to fly over the sky♪」 宥「凄い……」ドキドキ 明華「Like a legend of cruelty angel~♪」 霞「……」 明華「Flying away near a window before long sprouting pathos for betrayed memories」 和「言葉に……」 明華「shiny sky is the other side of my heart Keep on shining and you ll see in some of love~♪」 京太郎「できねぇ」ツーッ 明華「I know you will be never fading legend~~♪」 ~~~~~~~~~~ 769 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/21(木) 23 32 12.26 ID msvw6OVJo [16/18] 明華「ふぅっ……どうでしたか?」スッ 一同「」ナミダドバドバドバ 明華「っ!?」ビクッ 京太郎「みょ、みょんふずぁん……! おれ、おれかんどうじまじだ!!」ズビー 明華「……?」 京太郎「俺、頑張りまず! みょんふぁずぁんみだいにおれ、なりまずがら!!」ゴシゴシ 明華「大丈夫……きっとなれますから」ニコッ 京太郎「はいっ」 明華「だから、涙を拭いてください」スッ つハンカチ 京太郎「あ、あびばぼうぼざいます」ゥビー 明華「(あの日……差し伸べられなかったこの手を今)」グッ 京太郎「っ!」ゴシゴシ 明華「(こんなに嬉しいことは久しぶり……)」ギュッ 竜華「……」 煌「いいんですか、割り込まなくて」 竜華「そんなん、出来るわけないって」 久「あら、どうして?」 竜華「あれだけの実力見せられても、うちには何もあらへん」ウツムキ 菫「ああ、悔しながら」 宥「うん……息もできないほど、感動しちゃった」ブルブル 透華「……」ギリッ はやり「負けてられないね。はやりたちも」ボソリ 和「須賀君……」 霞「……」 美穂子「私も……出来ることを」 竜華「絶対に、追いついて見せる! 絶対に……!」 京太郎「でも、本当に明華さんみたいになれるかな……」 明華「大丈夫ですよ、すぐに追いつけますから」 京太郎「うぉーし! やるぞー!!」 歌唱力が少し上がった 780 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/21(木) 23 50 38.19 ID msvw6OVJo [18/18] 【おまけ】 ___ ´ ` / | \ /r‐‐ ┤ \ __∧ //須賀|| | | | ̄ ̄ , 楽 年 須 i├――|┼ ┼ 、 | | ′ . し 末 .賀 | |⌒ 八{\{\刈 リl | み 番. 君. . | |=ミ ==ミ l| ,/-l | だ 組 の .|}. . , . . l| /⌒j | | が . | { ル__ ノ l| ° |込、 ⊂⊃ . / | | \___. ./ |八 \ } } ∧ / /_彡' \ \ | | Χ ._/ /´ ̄ ̄\ )ノ }リ //__ ′ // ,/ l∨ // ∧__人_! // / | /i _jイ / {央}| 「 {/ l| ______ | | l/l / 乂{ ′ |.. _r┴=ニ|三三三L_r―|/\ { { { ,′ l| ̄ ̄ ̄ ̄/,∧ __|ニ=- ┴――‐┴\_{しイ \___人‘, . \ | l|. / l | |\ `マニニ|三三三三l,__| |{__ r‐=ミ _| .、 }}_ / | | l | l\\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ―,l /`ー[__ ` ┤ `ー‐┴‐|//|⌒丶 /}| | l | | \\ \ {_ | |//| _ノ | | l | | \\ \ >―‐ヘ,____ |//l ノ--=} | l | | \\ \ >''"  ̄|//| ̄ ̄ \ . | l | | \\ \>''"  ̄ \ l| l | 初瀬「早めに宿題も終わらせたし、これで年末は須賀君を……」ムフフ そうだ、須賀君の出る番組を調べないと!! 初瀬「えっと……」カタカタ 須賀京太郎 年末番組で出るかな? 初瀬「あ、出た!」 とある2chスレ 【もう】須賀ブーム終了のお知らせギャハハハ!【終わり】 1 年末番組一個も出てないンゴwwwww 2 おいあんた! ふざけたこと……! 3 やめろっちゃん 初瀬「」 初瀬「うぇぇ……」グスッ 現実は非情である 786 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/22(金) 00 00 51.63 ID 7Rqnr4HSo 【おまけのおまけ】 洋榎「年末や!!」 絹恵「うん……年末や!」 洋榎「ということは、ということはやな! | | |/\| | | | | ト-- ' `ー て| / .ノ| | | | | j! /| | | | | | / | 一 く 〈 | | | | | | | く | 発 る\.ヽ | | | | | | ) |. く .でf^i|\〉! ! ! < | る |7 f⌒ 〉 ヽ !!. で |1」 ノ } っ ト、 ヽ / | | ヽ } /⌒V | | | |へ | | | | ヽ / \ | / _,厶斗一 } \ / _ ノ イ 〃 \ \{ 孑芍弌ト、/ } | i i f⌒`j / | 乂_ リ / / . ≧=彡 厶イ |ヽ ′ 、、 /ノ | | } / | | | | /\ / | | |ノ/  ̄ ̄ < | / 洋榎「須賀京太郎の年末特番ラッシュがー!!」 絹恵「この日の為にお小遣い出し合って、テレビ買うたもんなぁ」グスッ 洋榎「これであのアホオカンに邪魔されることないでー!」ワーイ 絹恵「後はテレビジョンで確認するだけやな……」ゴクリ コンコン ガチャッ 二人「!?」 雅枝「あ、二人共。年末用にテレビジョン買ってきたでー!」 二人「!!」ダダダッ 雅枝「でもなぁ、残念やけど、須賀君なーんも出とらんかったよ。じゃっ」ガチャッ バタン . / / .,ィ \i/ / / i i .\__i / / ;ィ } . i 「`7 /! ∠」_ ハ i i=-x /// / ! 「 卞} } i. / / ==ェx、_ i/i / C ! 「ヾ' i .. /''′ | C /イ / ∨ ソ i,厶イ\  ̄` .! / \\ } .! ) ) /\ ノ| . | //;,、  ̄ ̄ _,, < | .!// | ̄ ! |/ |∧ | |ヽ_,/ ',__ | i_/ ヘ .i \. ! /》ェ≪ | \ /.|| || 》__/ `ヽ.|| |〃 ̄`ヾ ハ 絹恵「」ブクブクブクッ 洋榎「」チーン 825 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/23(土) 23 26 49.47 ID KcQRl6N/o [2/4] 【レッスンルーム】 竜華「さて、明華さんの力は存分に見せて貰ったけど……」 煌「いや、凄すぎて言葉出ませんね」フゥー 和「(私もいつかあんな風に歌えれば……)」 はやり「さて、お次はアナタの番だね」 霞「……」 宥「(さっきから黙ってるけど……)」 久「どうかしたの?」 霞「……いえ、大丈夫よ」スッ 京太郎「(次は演技のレッスンか)」ドキドキ 透華「さて、お手並み拝見ですわね」 霞「言われなくても、見せてあげるわ」スッ 京太郎「……」 霞「さぁ、須賀君」 京太郎「はいっ!!」 霞「まずは、アナタの実力を見せて貰ってもいい? そうでなきゃ教えようもないし」 京太郎「……ええ、勿論です」グッ さっきは歌で遅れを取ったけど、今度は巻き返しだ! 連続ドラマ主演の実力、見せてやるぜ!! 京太郎「行きますよ!」 コンマ安価 ↓3 ゾロ目で??? 00~09 京太郎「おべっ!」ガリッ 大失敗 10~39 京太郎「一言だけでいい。たった一言でいいから……消えたくないって言ってくれ!!」バッ 失敗 +1 40~89 京太郎「例え相手が誰であろうと自分の信念をかけて戦うコトに悔いなど無い!!」ズイッ 成功 +3 90~99 京太郎「あの日から……俺はずっとウソをついていた」スッ 大成功 +5 833 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/23(土) 23 39 50.19 ID KcQRl6N/o [3/4] 京太郎「一言だけでいい。たった一言でいいから……消えたくないって言ってくれ!!」バッ 一同「!!」ピーン 京太郎「……(どうだ?)」ドキドキ 霞「……」ジッ 竜華「凄い、また一段と成長しとる」グッ 煌「昔はあんなに噛み噛みだったのに」クスクス 和「素敵です!」 菫「これは認めざるをえないんじゃないか?」フフフ 宥「うわー」パチパチ 明華「(何の台詞でしょう?)」ウーン 京太郎「へへっ、これは中々いい感じ……」 霞「今のは、ゲームの台詞かしら?」 京太郎「あ、はいっ! 俺の親父の好きなゲームの続編でして」 霞「……ダメね」 京太郎「!?」 一同「!?」 霞「まるでなっちゃいないわ」ビシッ 京太郎「」ガーン!! 竜華「な、何が悪いんやろ……?」 煌「まるでわかりませんが」ウーン 霞「はぁ……やっぱり原因は貴女達ね」 一同「???」 霞「悪いけど、私は貴女達と違うわ。悪いことは悪いと言うし、それを指摘するわ」 宥「ふぇ?」 透華「……聞き捨てなりませんわね」 久「まるで私達が京太郎君を甘やかしてるみたいじゃない!」 菫「そうだそうだ!」 霞「……違うの?」 竜華「……」←基本イエスマン 煌「……」←甘やかし筆頭 久「……」←文句すら言わない 透華「……」←途中から諦めた人 美穂子「……?」←よく分からない人 宥「……」←ほぼ何もしてない人 はやり「……」←なんでも褒める人 菫「……」←むしろ助けられてる人 明華「??」←まだ入ったばかりの人 霞「でしょうね」ハァ 838 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/23(土) 23 51 39.12 ID KcQRl6N/o [4/4] 和「でも、今の須賀君の演技に問題は無かったように思えますが?」 竜華「せ、せや!」 煌「そうですよ!」 霞「大アリだと思うけど」 はやり「どういうことかな?」 京太郎「……」 霞「まず、今の台詞は誰に向けて言ったものなのかしら?」 京太郎「えっと、世界の為に消える事を選ぼうとするヒロインです」 霞「それにしては、随分とカッコつけて言うのね」 京太郎「!?」ドキッ 宥「言われて見れば……気取ってたね」 和「声がかっこよすぎて気になりませんでしたけど」 霞「それに距離は?」 京太郎「えっ?」 霞「遠くにいるの? それとも目の前? 間に誰かいたりする?」 京太郎「え、えと、それは、その……」 霞「ヒロインは後ろ向き? それともこちらを向いているの? 前後の台詞は?」 京太郎「確か、あれ、でも……」 霞「主人公の性格は? ヒロインに対する気持ちはなに? 愛? それとも」 京太郎「あ、うぁ……」 霞「それは置いておくとしても、無声音は弱いし……そもそも滑舌自体が甘いわ」 京太郎「」 霞「まだ他にも……」ペラペラペラペラペラ 京太郎「」ジワッ 霞「初心者にありがちな……」ペラペラペラペラ 京太郎「」ブルブルブルブル 竜華「も、もうやめて!」 煌「京太郎君が泣いてるでしょう!!」 和「やめてください!!」 ギャーギャー!!! 霞「……」イラッ 850 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 00 00 05.78 ID 1mY7A5Kyo [1/10] 一同「」ギャーギャー!! ヤサシクシロー! オモチオバケー! タレロー! バーカ! ホントハナンサイナンデスカー!? 霞「……」 / \ / / / ; ヽ \ ,‘ # ′; /|/| | | ヽ ビキビキ l /| 七| l l | ヘ | { j八( | / ハ ノ| ハl i r-l __ j/}/`/ ィ / | | | } 、、 ̄` _ ィ l ;{ 从_ '  ̄`∧ ;' / \ 圦 r , ; ヽ \ ィ ;′ヘ V >ー.< | i _ r==i \ | | | //_r,r, /| ヽ \ }|\ | | // ̄_ | \ Ni ヽ | |  ̄// ∧=i r=─、_____ r-,. // | | /__/◎/{==___/__/i,,,,,,,,_ _ ―- ∧(__ ◎/{----{_(({ . て/ 〈( ー人/ {-----(/ /\、 z` \ \r- / /───-′ 一同「」シーン 霞「少しでいいから静かにしてもらえる?」 一同「」コクコクコク 霞「よろしい」 京太郎「……俺、全然ダメですね」ズーン 霞「いいえ、そんなこと無いわ」ナデナデ 京太郎「え?」 霞「ドラマで見たときの貴方は、ここまで滑舌は酷くなかったし、ちゃんとイメージに会った演技が出来ていたわ」 霞「アナタの悪いところは、折角のポテンシャルを活かせないところなのよ」 京太郎「!!」 霞「恐らく、自分の中の歯車と噛み合わないと、本領が発揮できないのね」 京太郎「そ、そう言われると……」 霞「焦ってはダメ。すぐに目だとうとしないで、まずは自分の中でイメージを固めるのよ」 京太郎「イメージ……」ドクン 霞「想像するのは常に最強の自分……何にでもなれる、スーパースター」 京太郎「はい……!」 857 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 00 09 42.91 ID 1mY7A5Kyo [2/10] 霞「それじゃあ、次はこのキャラクターをやってみましょう」つ台本 京太郎「は、はい」 霞「いい? 上手く演技しようなんて思わないで、まずはよく台本を読み込むの」 京太郎「……」マジマジマジ 霞「そして自分の心の中でその光景を思い浮かべる。何回でも、何十回でも……」 京太郎「イメージ……」 霞「焦っちゃダメよ? 自分の中で完全にイメージが固まるのを待つの」 京太郎「……」ポーッ 霞「貴方は主人公。このキャラクターはアナタなの」 京太郎「俺は、主人公……」 霞「さぁ、やってみなさい」スッ 俺は…… 俺は!! 京太郎「!!」カッ! 一同「!!」 コンマ安価 ↓3 ゾロ目で??? 00~09 大失敗 10~39 失敗 +1 40~89 成功 +3 90~99 大成功 +5 870 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 00 24 25.75 ID 1mY7A5Kyo [3/10] 京太郎「あの日から……俺はずっとウソをついていた」スッ みんなが全国大会で優勝したあの日……俺はただ、見ていることしか出来なかった それでも、みんなの前では強がって……俺も一緒に優勝した気になって 強くなれた、気がしてた 京太郎「友達にウソ、仲間にウソ……ウソばっかりだ」ボソッ でも、やっぱりそれは嘘に過ぎなくて。 どれだけ強がっても、取り繕っても心の穴は埋まらなくて…… 京太郎「全く変わらない世界に飽き飽きして、でもウソって言葉で絶望することもできなくて……」 みんなに追いつこうと、世界に認めてもらおうとあがいた そして…… あの人に出会った 京太郎「だけど手に入れた、力を……」 俺が俺である為に。 俺がアイツ等と並んで生きていく為の……チャンス | l ./. / / ./ | l | l .| / . / ./ / // ∧; l, | | .| l / / ,.イ イ,イ ,l l, | | | ※京太郎 | | ,イ //.,,/ / /'/ | | l; l,、 .| .| | | l, ,| | // ././ / ./ /.// ,l ,l ハ.lヘ, | | ∥ |. l, }イ | | / l ./ /./ ,l //./ ,l .l ヘヤ、 .| ,} ∥| ト、l, ,/ l / | | /~|/=t ,ト,,,..,,l ,/ // l ,|__,,.-='''~ヘ,__\ |/ / | |ハ,l, / l / .l, ;l, {ィ=テアト=-こ| 入,// ,/ソト^゛_,,==テ〒ヘ~》y' ,∧ ハl, ヘl ´ ,l/ .l; { l, 'l,`,,.'ヒTフc;》| {,/ハ} / '/l'=='ヒtイフc),.X'./ /} |/ {, ,/ | ヽ{ ...'l, `~~ ̄~`'l |イ゛ | //´ ´ ̄ ̄ ̄~` ./ /ノノ| ヽ / | '| .\'l, | | /´ / ,//| | | ∧ ヘ\,,.ミゞ- ノ| // イ / | | | / l; .\\ 丶 __ ,///| ,l ∥ } / l,| \`ヾ `-=―――_,.=-'´/イイ ,ハ . ,l | / | l; > 、  ̄ ̄´ /イ | | | l; イ| | `ゝ、 _,.イ´ | | .| .l, | |/|/( ̄ー-r->、__,. イーyーー`)/|| l,l l }|ー-―| r―――--l .ト-―.イ l ヽ | ∧. |│ │ | イl | イ,ヘ|/,-,.|│ | |,-,|.|,n| ._/ (^)//)'| | | .||-ヽ||`> ― 、__ __,--――'´ ̄ ̄ ̄ ,/ | | | | | |,ハ´  ̄`'ー―-- 京太郎「……だから」ニィッ 一同「!」ゾワッ 京太郎「……」 霞「もう十分よ」ポン 京太郎「……あっ、え? お、俺って今……?」キョロキョロ 霞「……Gut」ニコッ 京太郎「!」 霞「いい演技だったわ、今度こそ本当にね」クスクス 一同「(゚д゚)」アングリ 霞「レッスンって言うのは、こうするのよ?」ウィンク 京太郎「す、すげぇ……」 演技力が上がった! テーレテレー 882 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 00 38 32.81 ID 1mY7A5Kyo [4/10] 竜華「」ブクブクブク 煌「き、京太郎様! 京太郎様!!!」キラキラ 久「狭いところがおちつくのって……」ナンダロウネアレ _, -‐r‐‐/ \ー-、 , -‐,==ー ,.. '´ ト i /| \ `ー' / i ト、V /| ヽ ヽ | i ト、__!//| i i i | ! / ´´|.| ! i / ___/!.!,/. 、__|ハ__ ゙、 | ノ / |メ l_ ナ ゙、 ` \ | / ヌテ=ミ、 ヽ ;!==r=、_ ヾ、 / / ,イi`."‐' 〉 ゛ー' ´i 、ヾ、 i./ |.| ! ' / | ト、ヽヽ、 リ゙、 N .゙、 ,...__ / ,. / ヽ||ヽ! /\ ゙、 /` .、_` ー' _, イ/i / リ| ノ. /___゙、 ヽ //ヽニ、´ ,.ノ`ヽ| 〈 ゙、 !、__,ノ/ ヽ .) ハ'´ /~、´ \ ゙、____ \_,ノ `フ ハ V ハ / K゙、 / ヽ ゙、 /ヽ ヽ、ヽ ( iノ | | / ヽ // ハ i゙、. / ) | | 、 | | .| 透華「なんて、なんてことですの……」ワナワナ 美穂子「カッコいいです若……!」テレッ 和「す、須賀君!! 結婚! 結婚ですよ結婚!!」ポワーン はやり「はやりビックリ☆」クルクル 菫「こんなにも変わるものなのか……」チョロッ 宥「あったかい……えへへ」ドキドキ 明華「すばらしい演技ですね」ニッコリ 京太郎「ど、どうしたんだみんな!?」 霞「貴方のムラっけが酷いのは、この環境のせいねー」 京太郎「!?」 霞「みんな好意的すぎるのよ。アナタの行動全てが肯定されてちゃ、指導のしようがないじゃない」 京太郎「た、確かに……」 だから、なのか? ドラマの評判があんなにも別れちまったのは…… 霞「正直このままじゃ、新入りの私達以外……」 一同「……」 霞「須賀京太郎を活かせられないでしょうね」バーン 一同「!!」 京太郎「そんな……」ガーン 888 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 00 55 03.13 ID 1mY7A5Kyo [5/10] 煌「そ、そんなことは!」 霞「とりあえず、ダメな理由3コ言っておくわ」 竜華「……」 霞「コミュがメインになっているし、甘やかすだけの仕事じゃないし、初心者に本格的な指導は無理だし」 久「……」 霞「何より京太郎君自身が甘えてしまっているわ」 ____ ___ / ̄>―‐`´ \ / / \ \ / \ / / ∧ ', \ /, / / l ', } l\\ // - /l/^ l| | -l ,∧ l| |\\. // ′ /-l- j| | -l/l ∧ l\ \\ l | { |斤苧i从 |,斤苧ミ l | |\ )ノ 八{ 八 八 ヒ)ソ \ {_ ヒ_)ソ^》 | | | \ はっ!? \ i\从|\ , 、、、、/ /}ノ | } / 人 u _ フィ^ l| ノ / / /个ト ../)´ '/)、.. イ | | , / / / //⌒// ///-- . | | ′. / / / (∨/_,ノ// /) `゙丶| , / // ∨ └ /∨ ∨. / / | / ∨ //\ \. / /二ニ=- l /\ | //ニニ \ \ / / {二ニニニニニニ | /___Y⌒V/二二ニ \ \ / / {二二二二}ニ' /二ニニ| ∨二\二ニ、 \ \. // /{二二二二l/ ,二二二| ∨二ニ∨二〉 \ \ {{ / {二二二二′ ,ニニニニニ| ∨二ニ∨/ \ 明華「あの、四つになってますけど?」ヒソヒソ 霞「芸能界は激戦区なのよ? ウチの事務所は弱小だし、仕事を取るのだって一苦労」 明華「あれ、四つになってませんか?」 竜華「それは、確かに……」 明華「あの、四つでしたよね?」コソコソ 和「静かにしてください」 明華「あ、はい」ニッコリ 霞「それなのに折角のブーム到来、年末の番組ラッシュを犠牲にしてまで合宿だなんて」ジトッ はやり「っ!!」ズキッ 霞「順序が逆の上に、考えうる最悪のケースじゃなくて?」 煌「……」グッ 霞「私が初めからいれば、こうはならなかったわね」 スタッフ陣「」 竜華「……」キッ 霞「……何か言いたそうね」 竜華「……」 自由安価 ↓3 何か言い返してよ竜華さん!! 下ネタorあまりにそぐわない場合は安価↓ 898 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 01 17 04.54 ID 1mY7A5Kyo [6/10] 竜華「確かに、貴女の言う通りやし……思いだけじゃままならんかもしれん」ウツムキ 京太郎「!」 煌「清水谷さん……」 久「くっ」ギリッ はやり「……」ウルッ 宥「……」ブルブル 菫「……(着替えたい)」 霞「じゃあ……認めるのね」 竜華「でも……!」キッ 霞「!」 竜華「ここの皆は最高のメンバーや!」ダンッ 一同「!!」 京太郎「竜華さん……」 竜華「そこは譲られへん!」 霞「……」 竜華「……」 霞「そう。貴方の考えはよく分かったわ」 和「……」 霞「でも、口ではなんとでも言えるでしょう?」 竜華「……せや」 霞「今まで結果を出せてないのも事実よね?」 竜華「確かに今まで目立った成果はドラマの主演くらいや」 霞「それも、運の要素が強いものじゃなくて?」 竜華「でも京太郎くんは努力してきた」 京太郎「……」 竜華「今回だって、京太郎君の気持ちを思って……仕事を断ったんよ」 久「……」 竜華「だから、うちらが応えないとあかん」 霞「……応える?」 竜華「年末の番組を犠牲にしても、その見返りがあるほど成長させたる!」 霞「……」 京太郎「……霞さん」ズイッ 霞「貴方はいいの? この環境じゃ成長も限られるわよ?」 京太郎「……」 霞「綺麗事だけでのし上がれるほど、甘い世界じゃないのも知ってるでしょう?」 京太郎「はい」 霞「ふざけてアイドルになろうとしてるなら、私は抜けるわよ?」ギロリ 京太郎「……」 竜華「京太郎君……」ギュッ 899 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 01 27 46.94 ID 1mY7A5Kyo [7/10] 京太郎「ふざけてなんかいませんよ」ズイッ 霞「っ!?」 京太郎「ありがとうございます、竜華さん。俺、スッゲー嬉しかったです」ニコッ 竜華「……うん」モジッ 京太郎「確かに俺の周りは優しい人ばかりで、俺を甘やかしてばかりかもしれません」 煌「……」 久「……」 透華「……」 美穂子「……」 はやり「……」 宥「……」 和「……」 京太郎「でも、俺には見えたんです」 霞「見えた?」 京太郎「世界で戦う……俺と、みんなの姿が」 一同「……!?」 京太郎「俺はそれに……どうしても近づきたい」 霞「……さっきまでと今じゃまるで別人みたい……」ボソッ 京太郎「?」 霞「(一体何があったの? あんなに弱々しく輝いていた彼の魂が……)」 京太郎「……」ファサッ 霞「さっきとは比較にならない程、清らかになっているじゃない……!」ギュッ 一同「???」 京太郎「……」チラッ 竜華「……清らか?」キョトン 霞「(ウソでしょ、まさか彼女が……彼の)」 美穂子「ま、まぁ皆さん、時間も時間ですし、そろそろ切り上げても」オロオロ 京太郎「そうですね!」 煌「……」 久「ハギヨシさんが夕食を用意してくれてるしね」 竜華「……」 スタスタスタ 京太郎「霞さんも、一緒ですからね」 霞「……そうなるといいわね」 京太郎「はいっ」ニコッ タタタタッ 霞「……」 902 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/24(日) 01 36 31.90 ID 1mY7A5Kyo [8/10] 【トレーニングルーム】 シーン , ' . . . . . . . . . . . . . . . . . .ヽ ..ヽ /. . . . . . . . . . . . . . . .;、 . . . . . . ヽ .. .ヽ // . ./.. /. ; / ';. . . . . . . . . . '; ....; /,' . ;'. /. l! ;' .'; l l . . ..i /.i | lL -亠 l  ̄丁T! ‐! l l . . |. i ! 、 l l!、 _」L l l --+HL_ l .;リノ . . ...| ! .l トゝ !´__ _ヽ 川 ,,z=-zy/j;イ .| | .l . lv'筰 卞 ヽ. ´ b jヽ .!l .| l l! .辷.ノ ー.― ll .| l l. ,,, ' ''' 'l . .| l l /l .|. l .l. ャー‐ッ / l / .l l ... イ / l. l >.....___ < | l / .. ' l . / l / . /. l .. /{ | / . / l . . / ゝ´ll /,' ./> 、 l . /// ! / / イ./ ヽ. l . / ,' / / ;.' / | .i. l=;/ l / ,; ,' / ! l ,' l ./ i / / / l! .l / 丿, ' /! ;' / / ! 霞「失敗ね」ハァ 煽って中から崩壊させる予定だったけど……そんなにヤワじゃないか 霞「それに……」ゾクッ 少し指導しただけで、あそこまでの力を発揮するなんて…… まるで基礎の塊のような男ね 霞「才能も十分、努力もある、素材も上位」 小蒔ちゃんが惚れるわけだわ…… 今までは何がいいのか分からなかったけど、少し考えを変えないとダメかしら 霞「……ごめんね、小蒔ちゃん」 なんとかして須賀京太郎を貴女のモノにしたいけど…… 霞「あの清水谷竜華……強敵だわ」 きっと、一筋縄じゃいかない だから私も覚悟を決めなきゃ……いけない 霞「……この身を使ってでも、手に入れる」フフッ だって、あの子の心は…… 霞「ふふふっ」クスクスクス アンナニオイシソウナンダモノ つ づ く 938 名前: ◆RwzBVKdQPM[sage] 投稿日:2013/11/25(月) 21 14 41.07 ID MYWxF0Igo [2/10] 935 そこまでにしておけよ星川 【合宿所 食堂 夜】 ワイワイガヤガヤ ハギヨシ「皆さん、お疲れ様でした」 京太郎「いえ、ハギヨシさんこそありがとうございます」ペコッ 美穂子「すみません、私も手伝えば……」 ハギヨシ「いえ、京太郎君のレッスンを見る機会は中々ありませんし……大丈夫ですよ 透華「今回はハギヨシは完全な裏方ですから、気にしなくても結構ですわ」フンス 久「なんでアナタが誇らしそうなのよ」 竜華「それにしても、なんて豪華な料理……」 煌「すばらっ!」 和「美味しそうですね」ニッコリ 宥「……」つ なべやきうどん ハギヨシ「松実さんには特別にご用意しました」ペコリ 宥「ハギヨシさん……」ウルウル 京太郎「おお、流石ハギヨシさん!」 宥「流石にこれは熱すぎます……」フーフー ,..-/ . . . /. .. ! .. . .. . \ //. . / / .. .. .ヽ 〃// / / / i | i l | .. i 〃/ / i i ィ /!. ! | | | ..i .. . ..| 〃/イ./ | i /! ハ | | !ハ | | !| |i レ |i !‐廾‐| !、 ! /---、| リ | | !ノi i ! |.ャ伝テ、 けメ、迂テァ∧| | | ! | !ハ iハj iイ /| ! !. |ハ| | ト、! ; !ノ | ハ ! | !ハ!ハ丶 ′ / /レ' リ | ′ iヘ丶 `  ̄´ イ /レ′ )|__\_/__K / L_\ /_/\ ,...-イ ∧  ̄7 !  ̄ / i \-、 __,...-‐' ´ / i i / || 、 / i 丶 `ー-..、 / / | i / | | Y | ゙、 ` ...、 / i 〈 , | 〈 | .! 〉 |、 / ゙、 ! | ┌-、.二/ | `t' ケ´ | \∠-‐'7 / i. | i i | .、/ | [| / / |. | | i | / | / / | ハギヨシ「んっふ」グスッ 京太郎「裏目ったかー、流石に気を使いすぎたかー」アセアセッ 菫「しかし美味しそうだ」 はやり「食べ過ぎて太っちゃうかも☆」 明華「見た目もキレイ……」 霞「うーん、やっぱりこっちを持って帰ろうかしら」ドウシヨ 941 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 21 32 35.95 ID MYWxF0Igo [3/10] ~~なんだかんだで~~ ワイワイ ガヤガヤ 京太郎「うまうま」ガツガツ ハギヨシ「私もまだまだですね」フゥー 京太郎「そんなことないですよ。ハギヨシさんは十分凄いですって」 ハギヨシ「京太郎君にそう言われると、なんだか照れますね」クスッ 京太郎「俺、ハギヨシさんに憧れてますから」ヘヘッ ハギヨシ「私は……君が羨ましいです」 京太郎「え?」 ハギヨシ「京太郎君は常に誰かに愛されていて、その中心にいて……」 京太郎「そんなこと……」 ハギヨシ「勿論、私は今の生活に満足していますし、幸せだとも思ってます」 京太郎「……」 ハギヨシ「しかし、ふと急に……京太郎君のようになりたいと考えるんです」トオイメ 京太郎「……ハギヨシさん」 ハギヨシ「おっと、食事時にする会話ではありませんね」 京太郎「あっ」 ハギヨシ「私は食器を片してきます。京太郎君はごゆっくりどうぞ」 京太郎「ハギヨシさんっ!」 ハギヨシ「……失礼」サッ 京太郎「……」 ハギヨシさん……俺、頑張りますから ハギヨシさんの分まで、俺が……! 947 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 21 51 30.41 ID MYWxF0Igo [4/10] 煌「さて、そろそろ入浴の時間ですね」 竜華「ん? もうそんな時間か……」 久「今日は疲れたし、早く汗を流したいわ」 宥「お風呂……♪」 美穂子「ここの温泉は凄く気持ちいいですから」 菫「よし、早く行こう」 和「温泉……」 明華「お背中流します」 霞「あら、よく知ってるわね」クスクス 透華「ではお先に失礼しますわ」 ゾロゾロゾロゾロ 京太郎「ちぇっ、みんな風呂に行っちまったか」 ハギヨシさんは皿洗い中だし…… 京太郎「あの、ハギヨシさん!」 ハギヨシ「結構ですよ。ゆっくりしていてください」ニッコリ 京太郎「……」 ハギヨシ「本当に大丈夫ですから」ゴゴゴゴッ ダメだこりゃ。 全然手伝えそうな空気じゃない 京太郎「……」テクテクテク 【大浴場前】 京太郎「……はっ!? 部屋に行こうとしていたのに!?」ガビーン なんで浴場前に来てるんだ俺…… いやいや、これじゃ覗きをするみたいだぞ! 京太郎「……戻ろう」 部屋に戻って今日の復習をするべきだ 京太郎「……」 <ウワァ、カスミサンスゴーイ <オオキスギデスワ! <シカモヤワラカイワネー <アンッ、ダメェ…… 京太郎「……」 選択安価↓3 1 体が勝手に風呂場の方へ 2 部屋に戻る 960 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 22 17 16.93 ID MYWxF0Igo [5/10] ~部屋に戻る~ 京太郎「そうだな、部屋に戻ろう」 覗きなんて犯罪だしな。 確か法律でモギリ以外の覗きは死刑と決まっていた筈だし 京太郎「……」 キャッキャウフフフ! イヤーン 京太郎「……」ギンギン 久しぶりだが、やっておくか 京太郎「我が魂はぁぁぁぁぁ……!!!」 京太郎の右腕「」ギリギリギリギリ 京太郎「アクセルワンとともにありぃぃぃい!!!」ヒュンッ キィィィーン!!! 京太郎「あはっ」 【風呂場】 竜華「?」 煌「何の音かな?」 和「……?」 久「なんか痛そうな音ね」 菫「くろーる」チャパチャパ 宥「ほへぇ……」 明華「気持ちいいですか?」ゴシゴシ 美穂子「はい、ありがとうございます」ニコニコ 透華「……くっ」72 霞「あら残念。もう少しで堕ちると思ったのに……少しは抵抗するのね」クスッ 京子「あら、わたしは今まで何をしてたのかしら?」キャピッ チーン ちょい飯タイム 972 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 22 58 12.22 ID MYWxF0Igo [7/10] 【年末番組 NG大賞】 つよし「はい、ということで今年もがんばった大賞! ドラマNGスペシャルをやっていっきます!」 ワーッ! パチパチ! つよし「それではゲストの紹介です」 咏「はーい、やっほー」フリフリ あまとう「(なんでコイツなんだよ……)」 つよし「三尋木プロは今回、ドラマ初出演だそうですね」 咏「まぁねい」 つよし「何かいい体験できました?」 咏「わっかんねー! でも、面白い奴なら見つけたよ」 つよし「面白い奴?」 あまとう「今日ここに来てない奴っすよ」 \スガクゥーン/ \キョウタロウキュン!/ つよし「うわぁ、凄い人気ですね」 あまとう「彼はすごく頑張ってますから」 つよし「その分、面白いNGも多いのでしょうか」 \ミターイ/ \ナンデスガクンイナインヤー!/ つよし「さて、それでは次のゲストは」 まさはる「実に面白い」キリッ ほりきた「楽しみです」ニコニコ ごうりき「緊張しますねー」 ゆーすけ「おいつよしぃ! 俺と代われって!」 つよし「しんごー!! しんごー!!」 咏「カオスだねぃ」フワァァ あまとう「(くだらねぇ……)」 ということでVTRスタート! 974 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 23 14 58.47 ID MYWxF0Igo [8/10] ということでまずは大人気放送中のソルサキからNGテイク! 人気急上昇中のアイドル、須賀京太郎主演の超本格吹奏楽グラフィティ! 果たしてどんな本格的NGが溢れ出るのか!? まずはこちらのシーンから! 暴君率いるパーカッションパートの攻略に乗り出したカミネ 一体感の出ない原因を突き止めたの束の間、部員からの怒声を浴びてしまう 過去のトラウマから震えるカミネの前に、トキサカが現れるが…… <<OKテイク>> 京太郎「うてび先輩は味方だ! 絶対に! 味方にしなきゃいけねェ人だ!!」 ルル「……」 京太郎「怖ェ……けど、やらなきゃ……やってやる……!!」ガチガチガチガチガチ ルル「……カミネ、明日も合奏だ」 京太郎「!!」キッ ザッ 京太郎「悪りぃな明日の合奏……荒れるぜ!!!」バーン <<テイク1>> 京太郎「うてっびっ……先輩は味方だ! 絶対に! 味方にしなきゃ↑いけねェ人だ!!」 ルル「……」フフッ クスクス 京太郎「怖ェ……けど、やらなきゃ……やってやる……!!」ガチガチガチガチガチ ルル「……カミネ、フフッ……明日も合奏だ」プルプル 京太郎「!!」キッ ザッ 京太郎「悪りぃな明日の合奏……荒れるぜ!!!」バーン ルル「ごめん、無理……!」プスーッ 京太郎「わ、笑わないでくださいよ!」 監督「はいカットー」 <<テイク2>> 京太郎「うてび先輩は味方だ! 絶対に! 味方にしなきゃいけねェ人だ!!(よし、言えた!)」 ルル「……」 京太郎「怖ェ……けど、やらなきゃ……やってやる……!!」ガチガチガチガチ ガリッ 京太郎「おべっ!」 ルル「ぶふっ……カミネ……あ、明日も、が、合奏だ」クスクス 京太郎「!!」キッ ザッ 京太郎「悪りぃな明日の合奏……荒れるぜ!!!」バーン 監督「はいダメー」 京太郎「あああああっ!!!」ジタバタ 荒れるのは、合奏じゃなくて収録の方なんじゃないですか~? 976 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 23 36 16.44 ID MYWxF0Igo [9/10] 続いて次もソルサキから! 父親によって無理やり吹奏楽をやめさせられそうな暴君 彼の父親に認めて貰うために病院での演奏を決意した神峰達だったが……? 【OKテイク】 ばっつ「聞いたぜ演奏しに行くんだろ!?オレも混ざろコノヤロー!」 京太郎「うてび先輩!?」 ばっつ「トランペットばっかりじゃねェか!! 木琴入れろ!!」グイグイ あまとう「……」 ばっつ「オメェの指揮で演奏してみてェんだよ。文句あっか?」 京太郎「いえ!」 ルル「あ、そうだ。カミネに渡すものがあったんだ!」ガサゴソ 京太郎「え?」 ルル「それ、やるよ」 京太郎「こ、これは……?」つ指揮棒 ルル「お前専用のタクトだ」 京太郎「悪ぃな……いくらしたコレ? 払うよ」ウワーウワー ルル「棒1500円。ケース5000円」 京太郎「ケースの方が高ェ!!」 ルル「それに【お前の心】も詰め込んで振れ!! そして院長先生の心まで僕らの音を導け!!」 京太郎「よし、行こう!!」ザッ 【テイク1】 ばっつ「聞いたぜ演奏しに行くんだろ!?オレも混ざろコノヤロー!」 京太郎「うてび先輩!?」 ばっつ「トランペットばっかりじゃねェか!! 木琴入れろ!!」グイグイ あまとう「……」 ばっつ「オメェの指揮で演奏してみてェんだよ。文句あっか?」 京太郎「いえ!」 ルル「あ、そうだ。カミネに渡すものがあったんだ!」ガサゴソ 京太郎「え?」 ルル「それ、やるよ」 京太郎「こ、これは……?」つ指揮棒 ポロッ 京太郎「」指揮/棒 ルル「ぷふっ、お前専用のタクト……だったものだ……」ブルブル 京太郎「悪ぃな……いくらしたコレ? 弁償するよ」ズーン ルル「棒1500万。ケース5000万」 京太郎「うわぁぁぁぁんごめんなさぁぁぁい!!」 美術さん「ええでー」ニッコリ 監督「カーット!!」 978 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/25(月) 23 49 58.97 ID MYWxF0Igo [10/10] またまたお次もソルサキから! お次は原作でも大人気のキャラかすみんとカミネの買い出し前のワンシーン 【OKテイク】 ちゃちゃのん「あっ、カミネ君!」 京太郎「! ふきこし先輩!!」 ちゃちゃのん「かすみんでいいよぉ」 京太郎「いや、それはちょっと……(この人スゲェな、俺を全然警戒してない……あれ?)」 ちゃちゃのん「これからねー、楽器屋さんに行って備品買ってくるのー。荷物多いから付き合ってくれない?」 京太郎「?」 ちゃちゃのん「カミネ君一番暇そうだからさー」ドウッ 京太郎「ぐっ……確かに行くアテは無いスけど……」グサッ ちゃちゃのん「早速行こうゴゥゴーウ!」グイッ ウデクミッ! 京太郎「わっととっ!!」 【テイク1】 ちゃちゃのん「あっ、カミネ君!」 京太郎「! ふきこし先輩!!」 ちゃちゃのん「かすみんでいいよぉ」 京太郎「いや、それはちょっと……(この人スゲェな、俺を全然警戒してない……あれ?)」 ちゃちゃのん「これからねー、楽器屋さんに行って備品買ってくるのー。荷物多いから付き合ってくれない?」 京太郎「?」 ちゃちゃのん「カミネ君一番暇そうだからさー」ドウッ 京太郎「ぐっ……確かに行くアテは無いスけど……」グサッ ちゃちゃのん「早速行こうゴゥゴーウ!」グイッ ムニュン 京太郎「わっ!!」バッ ちゃちゃのん「きゃっ!」バッ 監督「カーット! どうしたの?」 京太郎「あ、いえ……その//」カァァ ちゃちゃのん「あぅっ……//」モジモジ スタッフ「??」 京太郎「あの、すみません」ペコリ ちゃちゃのん「う、ううん。いまのはわし……私も悪かったから」アセアセ 京太郎「うぅっ……」カァァ ちゃちゃのん「……」モジモジ 監督「これじゃしばらくは無理そうだな。少し休憩イキますよ~イクイク!」ンァッー! ザワザワ ガヤガヤ 京太郎「佐々野さん……えと」 ちゃちゃのん「うぅ~、こんなん考慮しとらんよ……//」カァァ あまずっぱぁーい、NGでした!! 984 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/11/26(火) 00 05 24.05 ID 15olTY+9o [1/2] 【NG大賞 スタジオ】 つよし「ということで色々ありましたけれど」 あまとう「いやー、やっぱり須賀君はまだまだダメですねー」 咏「ソルサキのNGの八割がアイツだからねぃ」クスクス つよし「あまがせ君はNG無いの?」 あまとう「ありませんね」キリッ 咏「つまらない男だねー、しらんけど」フリフリ あまとう「……」ビキビキ つよし「どうですかほりきたさん。須賀くんは?」 ほりきた「いやー、須賀君可愛いです」ニッコリ ごうりき「可愛いですねー」 まさはる「ちょっと顔が似てるんだよねー。ほら、兄弟みたいじゃない?」 つよし「言われると確かに」 \ダイスキー/ \スガクゥーン!/ \アマトウハドウテイピヨ/ \チャオ!/ つよし「盛り上がってきたところで、次は探偵ガリレイのNG集でーす!」 ワー! パチパチパチパチ あまとう「……」 咏「(本当ならここに座ってるのはアイツだったのにねぃ)」フー 今頃何してるのかわっかんねーけど…… / /. . l / | ハ ヽ \ ハ . . l. . . . l | /. . l l 厂|` ー /、 l | \ { \, 斗-― . l. . . l | /.. . . l l | ! ヾ | ヾ/ヾ | } . . l. . . l | i . . l l l_ | | ハ | \___ } イ . . l | | i l l 孑卞 芋ミx′ ̄ ̄ ̄ ィ斧芋苡`V / | l. . . l | | l l | 込 | |じリ ら{ リj 犲 | l . ./ l | /| l l ト { 乂 |少 乂辷少 / 从 / l |{ .! l l ヾ| | | / / l || l/\l 「` | | , 〃〃 / / l || 从 \ \ヽ | | / ' l || ヾ 人\ \| / 、_____, / / || .〉 ヽ \ \{ ` ´ < >ヘ | / \ \ \ \ > < _彡 ' . . . .} | 咏「(ちゃんと大きくなってこいっての)」ニッ カンッ!
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/6064.html
京太郎「和の胸囲98cm…!? 嘘だろっ!?」 京太郎「俺の方が胸囲あるじゃん……」 京太郎「91……92……93……」 咲「こんにちは~…って、京ちゃんだけ?」 京太郎「ん……94…俺だけだぞ……95……」 咲「……なんで部室で腕立て伏せしてるの……」 京太郎「96……やっぱ唯一の男子……97……部員だし……98……力仕事とか……99……出来た方がいい…だろ……っと、100」 咲「100回もしてたの!? もう…どんな体力してるの……」 京太郎「1…2…3…」 咲「今度はスクワットし始めた……もしかして、それも一日100回するつもり?」 京太郎「100回っていうか……20……一日500回だな……25……………30……」 咲「500回!? それ五セットもするの!?」 京太郎「そうだね……40……まぁ毎日してるわけじゃないしな………45……」 咲「…中学の時以上に筋肉バカになってる……」 久「ちょっと買い出し行ってくるから、皆で打っといてね?」 京太郎「あ、買い出しなら俺が行きますよ?」 久「え? そりゃ行ってくれるのなら任せちゃいたいけど……いいの? そんな自分の練習時間を削ってまで……」 京太郎「えぇ。お気遣いなく……ただ」 京太郎「出来るだけ重い荷物だと嬉しいです」 久「あ…荷物が持ちたいだけね」 久「クラスマッチの内容……マンネリを打破するのも勿論だけど、公平な内容にするのも大事よね!」 彩乃「そうですね。確か去年は、2年のサッカー部が一つのクラスにまとまってたというのも苦情で来てましたし」 一太「身長にバラつきがないと、バレーボールやバスケも不公平になりますね」 久「そうねぇ……公平……公平ね……」 久「一年男子はダンスとかにしない?」 菜月「ダンス……ですか? まぁうちはダンス部ないですし、公平っちゃ公平ですが……」 久「ダンスなら接触プレイで相手にケガ『させる』こともないしね」 彩乃「?」 京太郎「頼まれてた荷物取ってきましたー」ガチャ 和「お疲れ様です」 まこ「ロン」 京太郎「あぁ……」 久「須賀君……流石に今の振り込みは集中力が足りてないわね。親リーなのに現物切らないなんて……今、何か別のこと考えてなかった?」 咲(和ちゃんのおっぱいのこととか) 優希(のどちゃんのおっぱいのこととか) 京太郎「別のこと……いえ、特に考えてませんよ? しいて言うなら」 京太郎「腹筋から力を抜かないようにはしてましたけど……」 京太郎「??? つまりどういうことだ?」 和「ですから、例えば手の中に①③と牌が並んでたとして、④を引いたら①を切りますよね? その場合、③④となって待ちは②⑤…つまり、②と⑤を警戒しないといけな……」 京太郎「ごめん。筋肉で説明してくれ」 久(無茶言うなぁ…) 和「えっと……須賀君の前にボクサーがいます。このボクサーの持ち技は右ストレートと左フックです。右ストレートが①、左フックが③だと思ってください」 筋肉「ふんふん」 和「ここで、相手は左の広背筋を後方に引き、左の上腕二頭筋が後ろに下がったのが須賀君には見えました。これが左フックの攻撃体制に入った…つまり、④を引いてテンパイし、右ストレートである①を捨てたということですね」 京太郎「なるほどな」 和「右ストレートを捨て、左フックがくると分かった須賀君は、顎かボディーにその左フックが刺さることを警戒しなければいけません。つまり、顎である②や、右脇腹の⑤を守る必要があるということです」 久(頑張るなぁ、和) 和「これが裏スジといって、危険牌を読むのに便利ですよ。また、逆に安全牌を読むための表スジというのもあって…」 京太郎「ふんふん……」 咲「うっ…体重がまた少し増えてる……」 京太郎「よしっ! 体重がまた少し増えたぜ!」 咲「ちょっと運動してお肉減らさないと……」 京太郎「もっと運動して肉増やしまくらねえと!」 咲「ごめん京ちゃん、少し黙ってて」 まこ「んじゃ、今週末よろしくな」 京太郎「はい。こちらこそよろしくおねがいします」 久「?」 久「まこ。須賀君と何の話してたの?」 まこ「んにゃ。うちの店の雀卓が一つ壊れての。新しいのが来週の頭に来るから、それまでに片づけなっちゅう話をしとったんじゃ。そしたらな…」 京太郎『じゃあその雀卓、俺が運んでもいいですかっ!?』 まこ「って」 久「…雀卓って50kgくらいあるんじゃなかったかしら」 まこ「そう言ったら大喜びしとったわ。カピバラよりも重いもんが持ちたかったんじゃと」 久「…カピバラで45kgくらいだものね」 優希「こんちゃかわ~っ!!! ……って、二人とも何してるんだじぇ?」 京太郎「腕立て伏せ」 咲「読書」 優希「それは見れば分かるけど………咲ちゃんは揺れて読みにくくないのか?」 咲「もう慣れちゃった」 優希「…京太郎は重くないのか?」 京太郎「乗ってるのが咲だからなぁ……全然負荷になんねぇ」 まこ「……久よ。いくらなんでもあの荷物は多すぎゃせんか? 京太郎の背負ってるリュック、ものすごい大きさじゃったぞ?」 久「え? 私、そんなに買い出し頼んでないけど……」 まこ「……? ……じゃあ…あのリュックの中に入ってるのはいったい……」 京太郎「……はぁ……はぁ……さすがにこれはミスったなぁ……」 京太郎「……土嚢はやっぱり重すぎたか………」 京太郎「……リュックが破れそうだ……」 京太郎「やっぱトレイルランニングは楽しいな~。自分の体が悲鳴をあげてるのがよく分かる」 京太郎「ただ、トレイルランナーは登山者からはあまりよく思われてないらしいから……ちょっとでもイメージを払拭できるよう、誰かとあった時には紳士な態度でいないとな」 京太郎「あ、こんにちわ~」 穏乃「お、こんにちわっ! ……今から向かうところですか?」 京太郎「はい。……そちらは帰りですか?」 穏乃「はい! 山登り、頑張ってください!」 京太郎「ありがとうございます。そちらも、お気をつけて」 穏乃「はいっ、ありがとうございます!」 京太郎(クロスカントリーか。あんな軽装備で山に挑むなんて、すごい女の子だな) 穏乃(トレイルランニングか。あんな重装備で山を走るなんて、すごい男の子だな) 久「オーストラリアには、サメがいるゴルフ場があるらしいわよ?」 京太郎「そうなんですか。すごいですね」 久「織田信長の身長って、私よりも低かったみたいね」 京太郎「そうなんですか。想像もできませんね」 久「握力の鍛え方ってね…」 京太郎「ちょと待ってください。メモの用意を……」 優希「やっぱり今一番熱いプロは三尋木プロだじぇ!! ドドーンと構えてババーンと和了っ!! かっこよすぎだじぇ!!」 和「私はやはり瑞原プロの打ち方が好きですね。理に適っていて、手の速さをいかに重視しているのかがよくわかります」 久「身内としては靖子こと藤田プロを推したいわね。なんやかんや言って、あのまくりは芸術的よ?」 まこ「わしも、プロと言って最初に思いつくのはやっぱ藤田プロじゃのう。咲は?」 咲「え……私はその…あんまプロとか詳しくないので……」 久「じゃあ直接負けてるわけだし、咲も靖子派にしときなさい。これで3対1対1で優勝(?)は靖子ね」 優希「ま、まだ京太郎がいるじぇ!!」 和「そうです! きっと須賀君なら瑞原プロを推してくれるはずです!」 京太郎「遅れましたー」 優希「お、いいところに!!」 久「ねぇ須賀君。プロと聞いて、最初に思い浮かぶのは?」 京太郎「え…? プロと聞いて最初に思い浮かぶもの………?」 京太郎「……プロテイン……ですか?」 泉「…あれ? 江口先輩、それなんの動画ですか? 麻雀ちゃいますよね?」 セーラ「ん…筋トレ動画やな」 泉「なんでそんなもん見て……うわ、背筋ごっつ…」 セーラ「やっぱ憧れるわぁ…この筋肉。俺もこれくらいなりたいもんや」 泉「いや、こんな女いたら引きますよ? ………うわ、腹筋も割れとるし」 セーラ「ん? 腹筋くらいやったら俺も割れとんで?」 泉「………マジすか?」 京太郎「……お、コメントついてる。何々……『脚力鍛えとるとことかも見てみたいな~。頼むで京やん!』………脚力なら……最近対局中にやってるレッグエクステンションとかにするか」 京太郎「またお会いしましたね」 穏乃「ですね」 京太郎「前回は奈良。今回は長野……ということは?」 穏乃「今回は私がここまで遠征してきた形ですね」 京太郎「今日はどういったコースを?」 穏乃「今日はこの、迂回路の方をいくつもりです。そちらは?」 京太郎「こっちの長い階段を上っていくコースです。それに合わせて、今日は軽装にしてるので」 穏乃「ホントですね。それじゃあ、頂上で」 京太郎「えぇ、お気をつけて」 久「ねぇねぇ、須賀君。あの、アニメとかマンガでやってる、一気に力を入れて服を破裂させるやつは出来ないの?」 京太郎「なに言ってるんですか、部長。そんなこと出来るわけないでしょ」 和「そうですよ。あんなのはアニメの誇張表現……」 京太郎「そんなことしたら服が勿体ないじゃないっすか」 和「……………え?」 玄「ちなみに…和ちゃんがジャージで同じようなことをしかけたこと、私は知っていますのだ」 和「こんにちわ……って、何してるんですか? 三人で」 京太郎「腕立て伏せ」 咲「読書」 優希「タコス食べてる」 和「いやまぁそれは見たらわかりますけど……そこ、揺れないんですか?」 咲「もう慣れちゃった」 優希「広いし、以外と快適だじぇ?」 和「…須賀君は、重くないんですか?」 京太郎「乗ってるのが咲と優希だしなぁ……まだまだ負荷になんねぇや」 京太郎「ついにインターハイの舞台…東京にきたわけだが……」 シロ「ダルい……」 京太郎「……すいません。こんなところで寝てると風邪ひきますよ…」 シロ「歩くのダルい……控え室まで運んで」 京太郎「よしきたっ!!」 シロ(………よしきた?) シロ「……ただいま~」 塞「あ、シロ! どこ行って……ってその人だれ?」 京太郎「こんにちは」 シロ「筋肉。それより、ちょっと豊音にお願いが……」 豊音「え…? 何かな……?」 京太郎「う~ん……まだ軽いですねぇ」 豊音「うぅ…お役に立てず、申し訳ないよ~」 京太郎「……あ、久しぶり。まさか東京でも会うとはな」 穏乃「おぉ、京太郎じゃん! やっぱここに来たかぁ」 京太郎「そりゃなぁ。でも、穏乃は大会出場するんだろ? こんなとこ来ていいのかよ」 穏乃「本来のポテンシャルを引き出すためには、普段と同じことをするのがいいのっ! それは筋トレも麻雀も一緒だよ!」 京太郎「なるほど…一理ある。それでここに来たわけだ」 穏乃「ずっと楽しみにしてたんだよね! やっぱ東京といえばここが有名だし……ここも元は修験道らしいしね」 京太郎「そうだったのか。んじゃ、登りますか」 「「高尾山に!!」」 特にオチもなく、おしまい。 穏乃「やっほ~、遊びに来たよ~……って、何してるの?」 京太郎「腕立て伏せ」 咲「読書」 優希「タコス食べてる」 和「エトペン抱いてます」 穏乃「揺れないの?」 咲「もう慣れちゃった」 優希「広いし、以外と快適だじぇ」 和「流石に3人にもなると狭いですけどね」 穏乃「京太郎は重くないの?」 京太郎「まぁ、ちょうどいい感じかな。三人も乗ってるとはいえ、咲と優希と和だからな」 穏乃「…なんか疎外感…………私だけ仲間はずれじゃん」 和「……乗りたいなら、私がどきましょうか?」 穏乃「和」 和「はい?」 穏乃「私の背中に乗ってよ! 私も腕立てする!!」 和「そっちで来ましたか……」 シロ「この背筋のフィット感……いい……」 京太郎「はいはい。宮守の控え室に帰りますよ~」 京太郎「お邪魔します」 シロ「ただいま」 塞「あ、また須賀君におんぶで連れてこられて……毎度ごめんね? 須賀君」 京太郎「別にかまいませんよ。広背筋とか三角筋とか鍛えられますし。あと大腿筋も」 シロ「そゆこと。ギブアンドテイク」 胡桃「コラ」 京太郎「それでは、失礼します」 シロ「胡桃」 胡桃「え? 何?」 シロ「……いいね。充電」 胡桃「…つまり須賀君の電力が私にそのまま供給されてるってこと?」
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5724.html
768 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 22 47 59.78 ID tlCwCQNWo [11/18] 咲「あ、京ちゃん♪」トテトテ 京太郎「咲、どうだった?」 咲「うん。楽勝だったよー、ガント一発で引退だなんて」クスクス 京太郎「ま、所詮Cランクアイドルだしなー」ドサッ ガチャッ 血濡れの照(E:ナタ)「ただいまー」テクテク 京太郎「お、照。おかえり」ナデナデ 照「んふー♪ ちゃんと仕留めてきたよー」エヘヘ 京太郎「それ、誰の血?」 照「えとね。ちょ、待てよ! の人」 京太郎「ぶっ、似てねぇー!」アハハ 咲「あはは、顔は似てるかも!」アハハハ ガチャッ 優希(E:日本刀)「戻ったじぇー」トテトテ 京太郎「お、今日は焼いてきたのか? 前回の虚無はどうした?」 優希「あれは飽きたじょ。ただ消すだけなんてつまらーん!」トテトテ 京太郎「そっか。まぁ、お前は技が腐るほどあるし、好きにやれよ」ギュゥゥ 優希「え、えへへっ♪」 咲「もう、京ちゃんたら甘いんだから。私も今度は使い魔使っちゃおうかなぁ」ホンパラパラ ガチャッ 久(E:日本刀)「あー疲れたー」 優希「お、部長も獲物だじぇ!」 久「あら、かぶっちゃったの? つまらないわねー」 京太郎「相変わらず謎の格好ですね。そのジーンズにTシャツ」 久「これが一番やりやすいのよ。バッサバッサ切れるしね」ニッコリ 京太郎「あはは、そうなんですか?」 ガチャッ 透華「ふぅ、大罪武装は疲れますわ」 京太郎「よ、透華!」プニッ 透華「ひゃっ!?」 京太郎「相変わらず大きくならねぇなぁ」フニフニ 透華「もう、デリカシーがありませんわね」クスッ 772 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 22 56 46.69 ID tlCwCQNWo [12/18] 京太郎「そういや竜華は?」キョロキョロ 咲「事務所組はみんな海外制覇中じゃないの?」 京太郎「ああ、そういやそんなこと言ってたな」ポンッ 久「私だけ居残りなんて寂しいわー」ツンツン 京太郎「とてもそうは見えませんけど」プニプニ 久「ひゃんっ、もう……分かってるくせに」ギュッ 透華「あの、私も留守番でしてよ」ビキビキ 照「シャワー浴びなきゃ」 優希「血なまぐさいじぇ」 ガチャッ まこ「なんじゃ、まだ着替えとらんのか」 京太郎「まこさん!」 まこ「……京太郎、なぜわしだけいつもさん付けなんじゃ?」 京太郎「あ、え? えと、その……//」ポリポリ 透華「ホント、妬けますわねぇ」 久「とっととくっつけばいいのに」ハァ まこ「? とにかく、そろそろ準備せんか」ペチッ 京太郎「はいっ! たく、乾く暇もねぇなぁ」ブツブツ シュルッ パサッ ギュッ 京太郎「よし、いっちょやりますか!」スタスタ 久「今度の相手は強敵よ?」 咲「まぁ、京ちゃんが負けるわけないけどね!」 優希「当然だじょ」フンス 照「油断大敵、頑張って」 京太郎「ああ、行ってくる」スタスタ ガチャッ バタンッ 今思えば、俺がアイドルを目指そうとしてから数年以上が経った あの日、社長の提案を受け……俺達は力を求めた 誰にも邪魔されないチカラ、誰をも従えるチカラ 今この世界に、俺を認めない人間はいない だが、まだだ 京太郎「まだ俺は頂点に立っちゃいない」カツカツ まだ強く 今よりも、もっともっと強くなって―― もはや俺に逆らおうとする存在すら……いなくなるほどに強くならなければいけない 774 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 07 52.84 ID tlCwCQNWo [13/18] 恒子「それではいよいよメインイベントです!! 選手入場ォォォオ!!」 ~アイドル名【奪還 運び屋】~ 邪眼使い「さっさと終わらせんぞ」 雷帝「はーい♪」 ジャッカル「……」クス ~アイドル名【LEVEL5 With 幻想殺し】~ 白もやし「くだらねェ……」 冷蔵庫「なるほど、よほど愉快なアイドルになりてぇと見える」 ハチマキ「根性だぁぁぁ! うぉぉぉ!!」 ウニ頭「不幸だ」ズーン ~~アイドル名【吸血鬼とその愉快な戦争相手】~~ 旦那「楽しみだ、実に、実に楽しみだ……」 神父「エェェェイメェェェェン!!」 少佐「諸君、私はアイドルが好きだ」 ザワザワ 恒子「そして、皆さんお待ちかねのー!!!」 ドォォォンン!! \キャアアアアアア!!/ \スガサマァァァァ!!/ 京太郎「さぁ、始めようぜ!!」ニィッ .......ヽ/...............................| ,. ´ ̄ ̄ ` 、__ー‐´...................................ハ / , / /⌒Y、...................................../ ', / / , / ̄\ ヽ........................./ } / / | ハ . | | i 、 \__ }................../ \ . i / ..| | | | | |、 i {` ̄ ヽ__../ | ヽ | i | i | | | | ハ ハ _i!_ i ヽ | 、 | | |ィ弌示ミ{从 /-}/-ハ| i ヾ、ヽ ', | } !. r| i.|{ Vzり ∨ __、 ! l |\、i , 、 从从爻/////// | i、i、 ゙, 、  ̄`ヾ イ |、_ \ ', | ∨///////////////≧i ' ,' λ i.`ー-ヽ ' | \///////////////ア ,.-‐‐┐ ,'イilリ `、| , | }\////////////ハ ヽ { `V ., リレi ` , ! l ア////////////ーヽ `ー‐' .,' ヽ | ////////////////乙> . _ ////乙 \ ! 彡////////////////ア ///////////彡 \ | | {////////////// ̄', 从<////////>─ァ 、 \ | | ∨///////////{..........マー‐ヽ...........<///{ // ヽ__/⌒)、 ̄ ヽ | | ////////////ミ.........ト {.................///.ゝ { { (三( /´ )、 \ ヽ 彡////////////{..........|  ̄\.........//////> 匕 ` 斗 、 | )、 ィ 、 \ } //////////// {..........! ヽ_/////////Z、 { イし'し'! {三三ニ心 \ ノ ノイ八l////////∧.........|\ ヘ  ̄ ̄|//く ヽ ヽ ー' 弌ソ | ノ' ヽ////////∧......l \ ',.............l///ミ , \ } | 从///////∧....|\ \ 八...........|//爻 l、  ̄ヽ ̄ ̄ ̄/! | \//////∧.{ ヽ Y ヘ........|//ハ ヽ }ヽ / | | \/////∧ \ }.......l//从 \ ト、 Y / | ハ 从/////| \ | |........|//ミ ヽ ! / /、 ', / } 川////| \ ノ |........|从 __ >‐ |' /、 ヽ, 京太郎「俺達のステージを!」 782 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 14 43.80 ID tlCwCQNWo [14/18] ~~数日後 事務所~~ 竜華「全く、無茶しすぎやで」ナデナデ 京太郎「あ、あははっ……バケモンっているんだなぁ」ズキズキ 竜華「でもま、よく頑張ったやん」ギュゥー 京太郎「はい。でも、俺の戦いはこれからだから」 そう、俺の戦いは終わらない 例え日本で一番になっても 世界で一番になっても 宇宙で一番になっても まだまだ俺の戦いは続く 京太郎「でもまぁ、こうして竜華の膝枕で寝てると――」フアァァ 竜華「なんやの?」 京太郎「なんだか、どうでもよくなった」クスッ 竜華「……あほ」ペチッ 京太郎「あははっ」 だけど、こんな日常こそが俺の追い求めていたものなのかもしれ―― ~~現在~~ 京太郎「てなことになっちゃいますよ!!!」クワッ 社長「……えー?」 竜華「というかいきなりなんなん?」 京太郎「え?」 久「いきなり喚き出してどうしたのよ。まだ社長は何も行ってないのに」 京太郎「あ、あれ? でも今物理的にライバルを消すって……」アセアセ 一同「???」 煌「京太郎君、疲れてるのかな?」 京太郎「あ、あれ? え、えぇ?」オロオロ 社長「あー、続けてもいいかね?」 京太郎「あ、はい」 784 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 20 30.00 ID tlCwCQNWo [15/18] 京太郎「おっかしぃなぁ、ED回収……」ブツブツ 竜華「それで、いいアイデアってなんなん?」 社長「うむ。だが先程も言ったとおり、これは諸刃の剣だ」 久「諸刃の剣……」ゴクッ 京太郎「でも、それしか道はないんですよね?」 社長「……現状ではね」 京太郎「なら、やるしかないですよ!」 煌「そうですね。それしかないなら」 霞「……」 社長「分かった。では話そう」 一同「……」ゴクッ 社長「その方法とは――」 選択安価↓3 1 とにかく実力をつけまくる!! 2 他のアイドルに出来ない仕事をこなす!! 3 物理的に他アイドルを仕留める 790 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 29 01.59 ID tlCwCQNWo [16/18] 社長「とにかく実力をつけまくるんだよ、君ィ!!」バァァーン 京太郎「え?」 竜華「それってどういう……」 社長「つまりだね、他のアイドルの妨害を跳ね除ける強靭なステータスを身に付けるということだよ」 久「へぇ、いいじゃない」 霞「確かに、現状でこのポテンシャルならすぐにカンストできそうだわ」 はやり「でも、今よりレッスンを厳しくしたら仕事ができなくなっちゃうよ☆」 社長「うむ。私が心配していたのはそこなのだよ」 京太郎「え?」 社長「つまり、君はこれからステータスが一定を超えるまで仕事ができなくなるのだよ」 京太郎「!!」 竜華「つまり今レギュラーを持っとる、仮面ライダーとナンジャだけやな」 宥「ソルサキはもう終わるもんね」 社長「これらは妨害によって降ろされる心配の無い仕事だし、問題ないだろう」 久「だけどそれ以外は必ず入るでしょうね」 京太郎「……」 竜華「短くても数ヶ月、長くて数年は耐えることになるやろうなぁ」 透華「本当に大丈夫ですの?」 京太郎「お、俺は……」オロオロ 選択安価↓3 1 やります!!! 2 ちょ、ちょっと待って欲しかったり 795 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 37 04.26 ID tlCwCQNWo [17/18] 京太郎「やります!!」クワッ 一同「!?」 竜華「……本当にええの?」 京太郎「はい。元々、そんなに色々な仕事はできませんし」ポリポリ 透華「残念ですわ。色々と仕事を用意していましたのに」 京太郎「すいません! でも、絶対にすぐに実力を付けてみせますから!」 煌「うん。そしてそれは貴女達にかかっていますからね?」 菫「当然だ」キリッ 宥「頑張る!」 玄「私がいれば大丈夫!」 霞「ま、なんとかなるかしら」 明華「善処しますね」ニッコリ はやり「勿論、トップアイドルにしちゃうよ♪」 久「これでもう、引き返せないわよ」 京太郎「はい」 竜華「……(本当に大丈夫やろか)」ギュッ 美穂子「若ならきっと大丈夫です!」 久「そうね。頑張りなさいよ、京太郎君」ポンッ 京太郎「よぉーし! 燃えて来た!!」メラメラ こうして、俺はまた修行に身を置くことになる 真の実力を身に付けるその日まで…… 俺は戦い続ける ※ 仕事を選べなくなりました ※ レッスンを選べるようになりました 801 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/26(日) 23 53 48.11 ID tlCwCQNWo [18/18] 顔、というものには好みがある 目が細い方がいい、目が大きい方がいい などなど、枚挙に暇がないほどの趣向が存在する しかし、それはあくまで低レベルでの争いの話だ ある次元――高みを超えた瞬間 美とは万物にとって平等のモノとなり そしてそれは薬にも―― 毒にもなりえる 【某所】 プレジデント「つまり、その日本の須賀京太郎が適任だと?」 部下「はい閣下。恐らく彼ほどの美貌、肉体を持つ者は世界に数人といないかと」カチッ パッ 京太郎の写真「」 プレジデント「ほぉ……これはいい」ニヤリ 部下「では、いかがしましょう?」 プレジデント「では、早速その少年を連れてきたまえ」 部下「ハッ!!」 プレジデント「……存分に役立って貰おうか。須賀京太郎」 その波紋は少しずつ……少しずつ 【北の国】 将軍「京太郎を拉致するのだ」 部下「ハッ!!」 【バチカン死国】 法王「連れてきなさい、その少年を」 部下「ハッ!!」 【窓のないビル】 ビーカー「ガボッガボボボボッ」ブクブクブク アロハサングラス「(何を言ってるか分からんぜよ……)」 【神聖ブリ●ニア帝国】 ロール頭「なんとぉ、あやつがぁ生きておったとはぁ……なぁぁぁんたる不覚!!」 お姉さま「くっ、なんとしてでも連れてこい!!」 部下「イエスユアハイネス!!」ビシッ 妹「生きていたんですね……」ホロリ 世界各地へと、響き渡っているのだった 807 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 06 30.89 ID BvIbE1Awo [1/12] 【会議室】 霞「……」ピッ プルルルルル 春『もしもし?』 霞「私よ、今大丈夫かしら?」 春『うん』ポリポリ 霞「……音、聞こえてるわよ」 春『知ってる』エヘヘ 霞「はぁ、まぁいいけど」 春『進展?』ポリポリ 霞「ええ、そうね。須賀京太郎は順調に育ってるわ」 春『……』ムフー! 霞「ふふっ、嬉しい?」 春『うん、嬉しい』ホクホク 霞「そうね、彼が成長すればするだけ嬉しいわよねぇ」 春『……?』 霞「あら、ごめんなさい。ちょっと、いえ、やっぱりなんでもないわ」 春『? どうかした?』 霞「……須賀京太郎は凄いわよね、非の打ち所がないくらい」 春『当然』フンス 霞「そうね、姫様にピッタリだわ。本当に」 春『勿論』フンス 霞「羨ましいわね。姫様はずっとずっと須賀君と一緒にいられるんですもの」 春『当たりま――』ズキッ 霞「……くすっ、どうかしたの?」 春『あ、えと……』 霞「姫様と結婚して、幸せな家庭を築いて、子供も出来て……」 春『あ……』ブルブル 霞「本当に幸せ者よねぇ、姫様は」 春『……』カタカタ 霞「私達は見てるだけ。ううん、二人が幸せでいられるようにずっと見守り続けなきゃ」 春『ぅぁ……』 霞「ねぇ、春ちゃん」 春『……』ドクンドクン 霞「本当にそれでいいの?」ニヤァ ~~~~~~~~~~~ 809 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 16 32.38 ID BvIbE1Awo [2/12] 【京太郎のアパート前】 姫子「ふんふ~ん、ふんふーん」テクテク そこに少女はいた 姫子「ど・こ・か・なー?」キョロキョロ 遠い地からやってきたその少女。 その少女は初めて通る道を、まるで通い慣れた道を歩くかのように進んていく 知っているのだ その道があの人の通い慣れた道だと 分かっているのだ この道の先に目当てのモノがあることを 姫子「あ、あったあった♪」ニコッ 彼女は理解していた 姫子「あはっ♪ ここが京太郎君の家だったとね!」 今から自分が、やろうとしていることを 姫子「じゃーまな妹はいらんとよー♪」チャキッ チャキチャキキキッ 姫子「ほんなこつ、邪魔やっと……」ギリギリッ トントントン ピーンポーン 淡「はーい?」 トトトッ ガチャッ 淡「新聞ならいらないよー」 姫子「……」 淡「え、あれ? あれ!?」ビクッ 姫子「……」ニコッ 淡「あー! 久しぶりじゃんしんどーじ。 私のお兄ちゃんに何か用?」 姫子「そげん大したことじゃなかよー」ニコニコ 淡「んー?」 姫子「ただ邪魔なハエを……」チャキッ 淡「え?」 姫子「落としに来たとよ♪」ヒュンッ 淡「!?」 ~~~~~~~~~~~~~~~ 813 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 24 46.35 ID BvIbE1Awo [3/12] 【長野 龍門渕】 ザワッ 衣「!?」バッ ハギヨシ「おや、いかがなさいました?」 衣「……」キョロキョロ ハギヨシ「衣様?」 衣「この感じ……なんなのだ?」 胸にまとわりついてくる、気持ち悪い感覚 これはまるで―― 衣「……」ギリッ ~~鹿児島~~ 巴「姫様ー、ご飯ですよー」 小蒔「Zzzzz……」スピー 巴「姫様?」ツンツン 小蒔「はわっ!?」ガバッ 巴「どうかしました?」 小蒔「えと、その……」 巴「?」 小蒔「何か、よくないモノが蠢いているような気がします」 ~~東京~~ 照「!!」ピーン 咲「お姉ちゃん?」 照「……」 咲「どうかしたの?」 照「京ちゃんの身に何かが起こってる」ギュッ 咲「え?」 照「……気のせいだといいんだけど」 ~~京太郎のアパート前~ 京太郎「……ふぅ、疲れたー」トテトテ 結局トレーニングを頑張ることになったし、頑張らないとなぁ これからますます忙しくなるだろう 京太郎「淡の奴がまた拗ねなきゃいいんだけど」 前回はかなり荒れてたし、やっぱり定期的に遊んでやらなきゃ 少しは兄離れしてほしいもんだ 京太郎「美穂子さんと煌さんは買い物に行ったし、帰ったら淡と遊んでやろうか」 それがいい かくいう俺もたまには淡とのんびりしたいしな 814 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 32 51.11 ID BvIbE1Awo [4/12] トントントン ガチャッ 京太郎「ただいまー……」 シーン 京太郎「あれ? 誰もいないのか?」 その割には鍵が開けっ放しだったけど…… もしかして淡が外に出たのか? 京太郎「いや、でも靴はある……ん? 誰のだ、これ」 見覚えのある淡の靴の横にある見慣れない靴 誰か客人でも来てるのか? 京太郎「おい、淡ー?」スタスタ どこか妙な胸騒ぎを感じながらも部屋を進む そして、居間への扉を開けようとして…… 淡「きゃあああああああああああああ!!!」 京太郎「!?」 耳をつんざくような悲鳴 それが、誰の口から発せられたものなのか そんなこと、一瞬して分かる 京太郎「淡!!」ダダダッ 動悸が激しくなる 嫌な予感が、最悪の事態が脳裏をよぎっちまう 京太郎「淡っ!! 大丈夫か!!」ガラガラ!! 淡「」 京太郎「!?」 扉を開けた先―― そこに広がっていた光景は…… 淡「あー、倒れちゃったー」バラバラ 姫子「淡は弱かねー。麻雀とはえらい違うばい」クスクス 淡「んむー! もっかい! もっかいおねーちゃん!」キャッキャ 姫子「じゃあ、組立てんとねー」ニコニコ カチャカチャ 京太郎「へっ?」 ジェンガで遊ぶ淡と…… 京太郎「……誰?」 姫子「……ふふっ」ニコッ 見知らぬ、女の子? 820 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 41 17.14 ID BvIbE1Awo [5/12] 淡「あ、お兄ちゃんおかえりー」カチャカチャ 京太郎「あ、ああ。ただいま……って! そうじゃねぇっての!!」 姫子「お久しぶり、京太郎君」スッ 京太郎「あ、え? え、えと?」ハテナ 姫子「あー、その顔は忘れてる顔たい!」 京太郎「はい!?」 淡「お兄ちゃんサイテー」ジトーッ 京太郎「ちょ、ちょっと待て! 落ち着かせてくれ!」 どうなってんだ!? 妹(同級生)の悲鳴を聞いて駆けつけたら、それはジェンガの悲鳴で そんでなぜか妹とジェンガしてた見知らぬ人は俺のことを知っていて? そもそも俺は会ったことがあるのか? いや、でも久しぶりって言ってるし…… 京太郎「」ボムッ 淡「ごめんねおねーちゃん」 姫子「よかよかー、淡は可愛い妹ばい」ナデナデ 淡「えへ、えへへっ」ギュゥウゥ 姫子「く、くすぐったいって」アハハ 淡「お義姉ちゃんいい匂いするー」スリスリ 姫子「んぁっ、ちょ、ちょっとこれ以上は……」ハァハァ 京太郎「……はっ!?」 いけない、気が付けば俺の妹(仮)が禁断の百合園に!? 京太郎「お、おい!!」 淡「こちょこちょー!」コチョコチョ 姫子「あ、あひっ、だ、ダメ!」プルプル 京太郎「俺の妹から……離れろ!!」 姫子「あはっ、あはははははっ!!」バタバタ 淡「これでもかー!」コチョコチョ 京太郎「(´;ω;`)聞いて……」シクシク 淡「もう、何泣いてんのー?」ヨシヨシ 京太郎「え、えへへ」ゴシゴシ 淡「しょうがないなーお兄ちゃんの甘えん坊♪」フフッ 姫子「くすくす」ニコニコ 824 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 49 45.97 ID BvIbE1Awo [6/12] ~~京太郎が戻る数十分前~~ 姫子「ただ邪魔なハエを……」チャキッ 淡「え?」 姫子「落としに来たとよ♪」ヒュンッ 淡「!?」 プゥゥゥン ワスピーターダブーン ハエ「」ザシュッ ヒュゥゥゥポトッ 姫子「……またつまらんものを切ったばい」ニヤリ 淡「す、すっごいじゃん!! しんどーじ!!」キラキラ 姫子「これくらい簡単、簡単」ブイッ 淡「ねーねー、今のもう一回見せて」キラキラ 姫子「ダメー、同じネタは何度も見せんけん」ガサゴソ 淡「ぶー、ケチ!」 姫子「そん代わり、いいのがあるとよ」ニコッ 淡「え?」 姫子「それっ!」バーン 淡「!?」 姫子「カメレオーン!」バーン つキャンディー 淡「あっ……」ドクン 姫子「ばってん、あんまり面白くなかかも……//」ポリポリ 淡「う、ううん! そんなことない!!」アセアセ 姫子「?」 淡「い、今のどうして……?」 姫子「……」ニヤリ 淡「今のは私とお兄ちゃんの……」ドキドキ 姫子「実はこれ、私の大事な人から……」 淡「……」ドクンドクン 姫子「教えて貰ったとよ」ニコッ 淡「!!」 828 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 00 57 32.55 ID BvIbE1Awo [7/12] 826 姫子好きやから……ま、多少はね? 淡「(まさか昔のお兄ちゃんに恋人がいたなんて――)」チラッ 京太郎「うーん?」 姫子「まだー?」チラチラ 淡「(お兄ちゃんはどうせ私の時と同じように忘れてるんだろうなぁ)」チラチラ 京太郎「えっとえっと……」ウゥーム 淡「お兄ちゃんのバーカ!」 京太郎「えぇ!?」ガーン 姫子「(効果アリ……単純やっと大星淡)」クスクス 当然ながら、淡は勘違いしている 姫子に京太郎との約束や、幼い頃の思い出など存在しない ただ、知っている 京太郎の過去を覗き、その奥底を見てきただけなのだ 淡と京太郎だけの……大切な思い出 それを姫子は利用した あたかも自分も京太郎と約束した仲間の一人であると 京太郎の恋人だったと淡に信じさせる為に そしてその作戦は―― 淡「(私が二人をくっつけなきゃ! 妹として!)」メラメラ 姫子「(散々使い果たして、ボロ雑巾のよう使って捨とたる)」ニコニコ 姫子の思惑通り、成功したのだった 京太郎「(全然思い出せん)」ガビーン 832 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 01 09 40.01 ID BvIbE1Awo [8/12] 京太郎「それで、その鶴田さんは……」 姫子「姫子」 京太郎「え?」 姫子「姫子でええたい」ニッコリ 京太郎「あ、じゃあ姫子さんは……」 姫子「ひ・め・こ! 呼び捨て!」 京太郎「え、えぇ!? で、でも俺より年上――」 姫子「それが?」ニコニコ 京太郎「でも、姫子さんはその……!」 姫子「ひーめーこー!」プクーッ 淡「ひーめーこー!」プクーッ 京太郎「(か、可愛い……//)」カァッ 姫子「……」ジッ 京太郎「うっ、え、えと……その、ひ、姫子?」 ,..ィ''" . . . . . . . . . . ``丶、 / . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . . .`ヽ、 / . . . . . . / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . 癶\. / . . . . . . . . .} . . . . . . . . . .ヽ / . ,;,;,;彡 . . . . . У . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . . . ゙、 x==ニ二 ̄ . . . . . . . . . . ./ . . . . . . . . . . / . . . . . . . . . .l . . . . .Y / / . . . / . . . . . . . . / . . . /メ、// ./ . . . . . . . . .} . .i. . . } ∥ / . . . ./ . . . . . . . . . ./ . // ./\ ./ . . . . . . . /. j . . !. . .i {{ // . / . . . . . . . . .// ./ __ ̄ //l . . . . . . ./. /l . . ! . . l \ / j/ . . . . . . . . . 癶{ . {/-=斧ミx メ / . . . . // / j . .j. . . l / ./. . . . . . ./ Ⅵ ∥( (,八∠ -‐''" //~`ト、j== ∥{ .{ . . . . . ./ヽ_ -气,,,少 _メ j ./ . . . ト、 { い . { . / . . . . 八 斧f,汽Xノ/ . . . . l .ヘ 乂从ト . . . . . . . } 〈(;;ン゙ ///. . . . . . lヽ ゙、 \∧ ./ r- ` `Y/ノ/ l. . . . . . l } .} / ̄>x \ 乂 _) / . . . / i. . . . . . l ノ ノ /-―-、 ` \ __ / ./ ./ i . . . . . l/ / ヽ メ、ノ . _ ./ノ } . .j . .l \/ Y O {/メ ̄ 、_ / .ノ }. j ∨ l\ノ\}  ̄ ノノ ∨ ヾ L / ∨ 〈 } ∨ / / ヾ┤ ∨ミx/ // ヾx、 姫子「うん!」パァァァッ 淡「よしっ!」グッ 京太郎「~~//」モジモジ くそ、和や咲の時にはこんなに緊張しないってのに! やっぱり年上だからか? それとも…… 姫子「……」クス 京太郎「と、とにかく! 俺は覚えてないんです!」ドゲザッ 淡「あー! サイテー! 信じられない!」プンプン 京太郎「うぅっ……」シクシク 姫子「……」 836 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 01 15 06.99 ID BvIbE1Awo [9/12] 姫子「……」シュン 京太郎「で、でもですね! 姫子!」 姫子「……?」 京太郎「俺、絶対思い出しますから」キッ 姫子「っ!」ドキッ 京太郎「だから、もう少しだけ待って貰っても……いいですか?」 姫子「……うん、待つ」ギュッ 京太郎「わわっ!?」カァァッ 姫子「ばってん……思い出さなかったら承知せんから」グスッ 京太郎「……はい」ナデナデ 姫子「……」ニィッ 淡「イイハナシダナー」エグエグ 京太郎「(なんとか思い出してやらねーと)」ギュッ 姫子「(夢にまで見た京太郎の匂い……んっ、はぁっ)」ビビクン こうして、出会ってしまった二人 果たして……姫子の目的とは? そして―― 【事務所】 霞「……いい返事が聞けて嬉しいわ」 春『……』 霞「それじゃあ、またね」 春『……うん』 プツッ ツーッツーッ 霞「さて、どう動こうかしら?」クスクス 京太郎の運命やいかに!? 842 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/27(月) 01 22 53.77 ID BvIbE1Awo [10/12] 838 月島さんやめーやwwww 【次回予告】 それは、ゆっくりと……じっくりと 煌「元気そうで安心しました」ホッ まるで、内側から溶かしていく消化液のように 久「いい子じゃない♪」 透華「この事務所に欲しいくらいですわねー」 宥「わーい!」 玄「ずっといてほしいな♪」 菫「ああ、気に入った」ニッコリ 姫子「えへへ、嬉しかです♪」 京太郎の回りに染み渡っていく 竜華「うち、あの子は苦手や」ボソッ そしてその毒牙は…… 竜華「……なんやの?」ギリッ 美穂子「え?」 竜華「もう事務所には来んといて!!」ガッ! 姫子「えっ?」 竜華「何が目的なん!? 京太郎君に近づいて一体何を――!!」グイッ 姫子「きゃっ!? い、いたっ……!!」 京太郎「竜華さん!!」スッ パァンッ 竜華「……え?」 姫子「……」クスッ 最大のターゲットへと、迫ろうとしていた 次回 【感染拡大】 姫子「プロデューサーの座、奪ってもよかですか?」ニコッ 竜華「う、うぁっ……あぁぁ……」ポロポロ 次回もほのぼの! ほのぼのぉ!! 878 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 20 17 16.39 ID m7fgfVf2o [2/11] 【前回までのあらすじ】 大手事務所からの妨害により、思うように仕事を取れなくなる京太郎 その打開策として、今よりも高みを目指すレッスンを決意する これからのアイドル活動に暗雲が立ち込めそうな予感の中、 京太郎の前に現れたのは…… 姫子「……」クスッ 突如現れた彼女の目的とは? そして、その頃時を同じくして―― ~~修羅の国~~ コンコンッ 哩ママン「哩ー? ずっと部屋に篭って何やっとっとー?」 哩「……」ブツブツブツ 哩ママン「もう。ご飯ここに置いとくけん、後で食べときー」 トタタッ 哩「……」カチッ カチカチ PC「」ブゥゥゥゥン 哩「姫子……だいね? 私の姫子をたぶらかすん悪い奴は……」ブツブツブツブツブツ カチカチッ 哩「……」 哩の部屋の壁「姫子の写真」ビッシリ 哩「……」ニィ PC「(京太郎の)」 哩「……」クスクス 京太郎の運命やいかに!? 881 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 20 29 53.55 ID m7fgfVf2o [3/11] 【京太郎の部屋】 煌「もう、心配してたんだから!」プンプン 姫子「あ、あはは! 色々あったとよ」ポリポリ 煌「大体姫子は――!!」ガミガミガミ 姫子「ふぇぇ……」 京太郎「すげぇ剣幕だなぁ」 淡「すばらがあんなに怒るなんて珍しいかも」 美穂子「ふふっ、それだけ心配だったんですよ」クスクス 俺が部屋に戻ってから20分程が経ち、今は煌さんと美穂子さんも帰宅した後だ そして、帰ってくるなり煌さんと姫子が鉢合わせ 煌さんが急に泣き出したかと思うと、次の瞬間にはこうして怒り出したというわけだ 姫子「花田、ほんなこつ申し訳なか……」シュン 煌「……でもまぁ」 姫子「?」 煌「元気そうで安心しました」ホッ 姫子「花田……」ウルウル 煌「もう勝手にいなくなったらダメだからね」 姫子「花田ぁ!」ギュゥゥゥ 煌「ほぁぁぁぁ//」カァァァ 淡「いーなー! いーなー!」 京太郎「お前もすげぇ懐いてんな」ナデナデ 淡「えへへ、でもやっぱりお兄ちゃんが一番っ!」ギュゥゥ 京太郎「はいはい」クスクス 美穂子「……」ソワソワ 京太郎「どうかしました?」 美穂子「え、えと……//」カァァ スッ 美穂子「い、いぃなぁ、いぃなぁ……//」カァァァ 京太郎「」キュン 淡「」キュン 美穂子「////」ボシュゥゥゥ 京太郎「……」ナデナデ 美穂子「」バターンッ ドロドロドロ 淡「溶けてるぅー!?」ガビーン 京太郎「アイエエエエ!?」 885 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 20 40 24.79 ID m7fgfVf2o [4/11] ~~十数分後~~ 姫子「ほらーおいでー」パンパン ホロ「わぅっ♪」トタタタタ 姫子「あはっ、可愛い犬たい!」ナデナデ ホロ「くぅ~ん」ペロペロ 淡「ほらー、私にも懐けー!」 キャッキャッ 煌「全く、調子いいんだから」ハァ 京太郎「煌さん、何か知ってたんですか?」 煌「あ、いえ。大したことじゃないので」アハハ 京太郎「?」 煌「(一応部長にメールしておかなきゃ)」カチカチ 京太郎「大丈夫ですか? これで冷やしてください」スッ 美穂子(E:氷嚢)「も、申し訳ありません若……」フラフラ 京太郎「熱を測りますね」ピトッ 美穂子「」ドロドロドロドロ 京太郎「あつっ!? なんて熱だ……!?」 みほこ「ふぇぇ……あちゅいです」ドロドロドロ 煌「(なんてメールしたら心配しないかな?)」カチカチ コンマ安価↓3 00~19 姫子が京太郎に会いに来たことを事細かに書く + 添付写メ 20~39 姫子が東京にいる理由も説明する 40~69 姫子と東京で合流したと連絡する 70~89 姫子は自分に会いに来たと嘘を付く 90~99 姫子に電話させる ゾロ目 哩 襲来 890 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 20 49 23.82 ID m7fgfVf2o [5/11] 煌「(取り敢えず、理由は伏せておこう……)」カチカチ タイトル:姫子を見つけました! 本文 やっぱり東京に来てたみたいです 今は一緒に話して事情を聞いているので、落ち着いたらまた連絡します 姫子は元気で問題なさそうなので、心配はいりません ではまた後で 煌「こんな感じでいいかな?」ソウシン メルメルメル 京太郎「みほこさぁぁぁぁぁん!!」 みず「」ピチョンピチョン 淡「タロー、それ氷嚢の水だよ」 京太郎「おお、マジだ!」ハッ!? 美穂子「//」ゼーゼーッ 京太郎「(はだけた服がエロい)」ゴクッ ホロ「わぅーん♪」 姫子「また後で遊んであげるたい、今は大人しくしてて」ナデナデ ホロ「わうっ!」ハッハッハッ 姫子「(犬は簡単で助かるたい)」クスクス 淡「おねーちゃん、遊ぼー!」 姫子「淡も甘えっ子やっとねー」ナデナデ 淡「んふー♪」 姫子「(犬と同レベル……)」プルプル ~~一方その頃~~ メルメルメル 哩「……」カチカチ ブーッブーッ 哩「……」ギリッ 892 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 21 05 08.25 ID m7fgfVf2o [6/11] ~~一時間後~~ 煌「ご馳走様でした」カチャッ 姫子「はぁー、美味しかったー」 淡「うまうまー」 美穂子「あら、口についてるわ」フキフキ 淡「んむー」 京太郎「淡、お前最近甘えすぎだぞ」 淡「ぶー、いいじゃん別にー」グダグダ 京太郎「全く」ハァ 姫子「花田、あいがとね。ご飯まで……」 煌「そういうのはいいから、後でちゃんと部長に連絡しなさい」 姫子「うっ、分かっとるたい……」 煌「部長、凄く心配してたから」 姫子「……」 カチャカチャ 京太郎「片付けますね」 美穂子「あ、私が!」 京太郎「いえ。美穂子さんは休んでてください」ニコッ 美穂子「で、でも!」 京太郎「いいですからいいですから」 美穂子「ありがとうございます」ニコッ 姫子「(……よくもまぁ、下心無しで)」キュンッ 京太郎「(美穂子さんさっき辛そうだったからなぁ)」カチャカチャ 姫子「(本当に、京太郎はいい子……//)」 それなのに それだというのに 姫子「……(優しい京太郎を利用したあの女達だけは、絶対に許してはいけん)」ギリギリッ 清澄のメンバー、それは姫子にとって憎むべき存在だ あれだけのことをしておきながら、京太郎から深く愛され、慕われている清澄麻雀部 なぜのうのうと京太郎の前に姿を見せられるのか どうして京太郎はあんな連中を許しているのか だが、そんな清澄のメンバーよりももっともっと 姫子の怒りを買う人間がいた そう、それは…… 姫子「……(清水谷竜華)」ギリギリッ 姫子は知っている 京太郎から竜華への好意は一番ではない あの女よりも、原村和や花田煌の方が京太郎からの信頼が厚いからだ しかし、姫子は知っている いや、気づいているのだ 姫子「(あの女も……京太郎と繋がりかけてんのが気に食わん)」ギリギリギリッ 竜華と京太郎の間に存在する、奇妙な絆の存在に 894 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 21 16 46.50 ID m7fgfVf2o [7/11] 自分と同じように京太郎の心を読み、感覚をリンクさせる力 京太郎が力を付ける度に自分が行使できる能力 それを、あの清水谷竜華も手に入れようとしている その証拠に、京太郎が活躍すればするほど竜華のプロデューサーとしての能力も上がっている まるで呼応しているかのように、繋がっているかのように そして、姫子が竜華を憎む最大の原因 それは……自分とは決定的に違う部分があることだ 姫子「(一方通行じゃない……リンク)」イライラ そう、自分と決定的に違うもの それは京太郎も、竜華によって影響を受けていることなのだ 竜華が京太郎の気持ちを察すれば、逆に京太郎も竜華の気持ちを察する 竜華が京太郎によって成長すれば、京太郎も同じように成長する まるで、お互いがベストパートナーとでも言わんばかりに 少しずつ、少しずつ距離を詰めていっているのだ 姫子「(そげんこと、あってはいけん……ばってん、京太郎のパートナーは私だけ)」 姫子がこの東京に来た理由 それは三つある 一つ目は京太郎に会うこと 二つ目は竜華の観察をし、その力の秘密を探り自分のものにする そして三つ目は―― 煌「それで、今日は泊まる?」 姫子「え? あ、えと」 淡「いいじゃん泊まっていけばー!」 姫子「んー……じゃあ、そうさせて貰おうかなぁ」 淡「やったー!」 煌「すばらっ! 隣が私の部屋だから、後で移動ね」 美穂子「いいですね」フフフ 姫子「あ、あの……」 煌「何?」 姫子「もし、よければ……なんだけど」モジモジ 淡「?」 姫子「明日、京太郎の事務所に連れって貰っても……よか?」ニコッ 三つ目の目的 それは清水谷竜華を、京太郎の傍から引き剥がすこと 896 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 21 25 49.73 ID m7fgfVf2o [8/11] 【小ネタ】 侵略者 姫子!! ブゥゥゥン キキーッ バタンッ! ヒュンッ ドサッ 姫子「……!」サッ スチャッ 竜華「アンタが鶴田姫子やね?」 姫子「そういう貴方が清水谷竜華――」 クロ「おもちぃ」カサカサ 竜華「あ、紹介するで。これはうちの事務所で飼ってるクロって言うんやけどおもちが大好きで――」 クロ「おもちぃ!」カサカサ 姫子「!!」ザッ ボッギャアアアァァァン!! クロ「ぎゃいんっ!?」ズシャッ 竜華「く、クロ!?」 クロ「」ブクブクブク 竜華「な、何をするやァー!! 許さんで!!」グッ 姫子「……」サッ 京太郎「大丈夫ですか?」ナデナデ クロ「ウワヘヘ……」スリスリ つづかない 907 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 21 51 39.48 ID m7fgfVf2o [10/11] ~~姫子 侵略編~~ 【アクセル1事務所前】 竜華「ふぅ……やっぱり大阪との往復は堪えるなぁ」テクテク それでも、頑張らなければいけない うちを信じてトップアイドルを目指している京太郎君 その想いを、その願いを叶える為に自分ができることをやる 竜華「ふふ、そしたらきっと……」 ~~~妄想~~~ 京太郎「竜華さん、いつも俺の為にありがとうございます」キリッ 竜華「えっ?」ドキッ 京太郎「やっぱり俺には竜華さんがいなきゃ……」ギュッ 竜華「ふぁっ……//」カァァッ 京太郎「……竜華、俺のモノになれ」チュッ 竜華「」ボムッ ~~現実~~ 竜華「なぁんちゃって!! なんちゃってー!! ありえへんてー!」キャッキャ そもそも、今うちのこと呼び捨てに……! あかん、そんなん気が早いってホンマ……// 竜華「んふ……んふんふんふ♪」ニマニマ 通行人「」ビクッ 竜華「よし、今日も頑張るで!!」メラメラ うちと京太郎君の夢を叶える為に! トントントンッ ガチャッ! 竜華「みんな、今日もやるでー!!」バァァン ワイワイ 久「いい子じゃない♪」 透華「この事務所に欲しいくらいですわねー」 姫子「えへへ、嬉しかです♪」 キャッキャッウフフフ! ワイワイ 竜華「……え?」 909 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/28(火) 22 09 19.95 ID m7fgfVf2o [11/11] 宥「それでねその時玄ちゃんが……」アハハ 姫子「えー!?」プークスクス 菫「それは驚きだな……」 玄「おねーちゃんの言うことは大げさなのです!」プンプン 宥「えー? そんなことないよぉ」 玄「いいや、あれはそんなことなかった筈だよ!」 宥「むぅ!」 姫子「あはは、どっちでも面白ければよか。ばってん、仲直りの明太子やね!」サッ 菫「ほぅ、これはいい色だ」マジマジ 姫子「自慢の逸品たい」ニッコリ 宥「わーい!」 玄「えへへ、姫子ちゃん大好き。ずっといてほしいな♪」 菫「ああ、気に入った」ニッコリ ワイワイ キャッキャ 竜華「……誰?」 京太郎「あ、竜華さん。こんにちは」ペコリ 竜華「京太郎君、あの子は?」 京太郎「ああ。煌さんと同じ新道寺の……」 竜華「新道寺……ああ、あの子や!」 思い出した 確か大将やった二年生、名前は確か…… 姫子「……あっ!」タタタッ 竜華「……」 姫子「鶴田姫子です」ニッコリ 竜華「清水谷竜華や」スッ ニギニギ 姫子「……」ニコニコ 竜華「……」 なんや、この子 なんだか凄く……やな感じがする 京太郎「もうみんなとは仲良くなりましたか?」 姫子「うん、みんな親切で嬉しかー」エヘヘ 京太郎「それはよかったです」ホッ 姫子「京太郎のお陰たい」ニッコリ 竜華「!?」 きょ、京太郎!? 呼び捨てしとる……!? 京太郎「いえ、姫子の力ですよ」 竜華「!?」 姫子「そげなこつある訳……//」カァァァ 914 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 00 35 26.27 ID xXQGI72Oo [1/12] 京太郎「~~~」アハハ 姫子「~~~♪」ニコニコ どういうことや? 京太郎君とやけに親しく話しとるし…… 竜華「あ、あの京太郎く――」 美穂子「皆さんお茶が出来ましたよ」コトッ 竜華「あっ……」 姫子「ありがとうございますっ」 美穂子「ふふっ、いいのよ」ニッコリ 煌「姫子、お茶菓子もあるからね」スッ 菫「なんなら、肩でも揉んでやろう」フフフ 宥「胴上げ!」 玄「どさくさにまぎれておもちを揉むのです」ワキワキ ワイワイガヤガヤ 姫子「あ、あははっ」 久「全く、少し浮かれすぎよ」ハァ 姫子「申し訳なかです」シュン 久「あら、いいのよ。普段からこんな感じだから」クスクス 姫子「へぇ……」 ガヤガヤガヤ 竜華「……むぅ」 なんやのこれ? ……みんなして、少し騒ぎ過ぎとちゃう? 竜華「はいはい、みんな!」パンパン 一同「……?」 竜華「遊ぶのもええけど、今日からレッスン強化やったの忘れてへん?」 煌「はい。分かってますよ」ニッコリ 久「ちゃんと頑張りなさいよー」ツンツン 京太郎「あはは、頑張ります」 宥「お茶飲んだら始めようね」 玄「結構疲れてるし、いい休憩なのですー」ポワーッ ホノボノー ワイワイ キャッキャ 竜華「なっ!?」ムカッ 何言うてんの? 分かってるならなんで遊び惚けて……!! 竜華「せやったらちゃんとレッスンせんと!!」バンッ 一同「っ!」ビクッ シーン 一同「……」ジィーッ 919 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 00 43 41.36 ID xXQGI72Oo [2/12] 竜華「あっ……」サァーッ あ、あかん ちょっと言いすぎてもうたかも…… 煌「……あちゃー」ポリポリ 久「あのね、清水谷さ――」 バッ 京太郎「あ、えと。その、竜華さん。実は……!」アセアセ 姫子「そ、そう! ちゃんとレッスンせんと!」アセアセ 竜華「え?」 菫「そう……だな」フゥ 宥「うん。始めようか」 玄「……」ムスッ 透華「……やれやれですわ」ボソッ 久「美穂子ごめんね。折角のお茶を」 美穂子「いえ、別にそれは……」 竜華「っ!」ズキンッ なんで……? なんでなん? うち、何か悪いこと言った? ちゃんとレッスンしようって、そう言っただけやのに…… 竜華「……(せや、うちは間違っとらん)」ググッ 京太郎「あ……えと」ソワソワ 姫子「あぅぅ……」 竜華「ほな、レッスン始めるで」 京太郎「あ、はい」 姫子「京太郎、大丈夫? 汗……」フキフキ 京太郎「もう大丈夫です。それよりも、早く始めましょう」 煌「……」 竜華「……」イライラ レッスン始めるっていうのに……まだおるつもりなん? 竜華「ちょっと、鶴田さんやった?」 姫子「あ、はい」 竜華「今からレッスン始めるし、少し外して貰えへん?」 姫子「えっ……あ、はい」シュン トテトテ 竜華「それじゃあ始めるで。そういえば石戸さんと明華さんは――」 菫「っ!! おい、ちょっと待ってくれないか……?」 竜華「……どうしたん?」 921 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 00 52 37.44 ID xXQGI72Oo [3/12] 久「何、今の言い方? 少しトゲがあるんじゃない?」 竜華「え?」 そう言われて……振り返る そこには、いつもと同じ見覚えのある仲間が揃っとる ただ、いつもとひとつだけ違うのは…… 一同「……」ジッ みんなして、うちを攻めるような目で見とること 竜華「ど、どないしたん……?」ビクッ 宥「あ、あの……姫子ちゃんも一緒にい、いて欲しいなって」オドオド 玄「私も……それがいいと思う」 竜華「は? なんで?」 まるで意味が分からない だって部外者なんやし、ここにおる意味なんてあらへん それなのに…… 透華「それは、彼女が……」 姫子「だ、ダメ!! それは!」バッ 竜華「!?」 久「でも、悔しくないの? こんな……」 姫子「い、いいんです。私は、その……!」 京太郎「姫子……」 姫子「えへへ。またレッスンが終わったら会えばよかっ」クルッ 煌「でも……!」 京太郎「竜華さん……」チラッ 竜華「……」ギュッ 京太郎君まで、この子にいて欲しいの? なんで……? どうしてうちじゃダメなん……? 久「……清水谷さん」 竜華「……好きにすればええやん」ボソッ 姫子「え?」 竜華「ただし、邪魔やと思ったら追い出すで」ジロッ 姫子「は、はいっ! やった!」パァァァァ 宥「よかったね」 玄「大勝利なのです」ドヤァ ワイワイ キャッキャ 竜華「……ふんっ」プイッ 京太郎「竜華さん、ありがとうございます」ペコリ 竜華「別に、うちも大人気なかったし……」 京太郎「いえ、竜華さんは立派ですって」ニカッ 竜華「……」 925 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 01 36.34 ID xXQGI72Oo [4/12] 京太郎「それじゃあ、今日も頑張りましょう」 竜華「うん」 姫子「京太郎、あいがとっ!」 京太郎「いやいや、俺は何もしてないですって」アハハ ワイノワイノ 竜華「うち、あの子は苦手や」ボソッ できることなら、もうここにいて欲しくない でも、そんなことを口に出せば……きっと嫌われる 竜華「(我慢や我慢。今日はレッスンなんやから)」グッ ただおるだけやったら問題ないやろうし、もし邪魔になれば追い出せばええ 竜華「ほな、レッスンルームに移動や」テクテク うちは京太郎君のプロいデューサー たったひとりのプロデューサーなんや! 竜華「(うちだけは京太郎君のことをちゃんと考えたる!)」グッ 姫子「追い出されないように、頑張らんと」ペチペチ 久「……果たして、追い出されるのは」チラッ 竜華「……やったる!」メラメラ 久「どっちなのかしら?」 透華「本当にもう……やれやれですわ」ハァァ 【レッスンルーム】 はやり「それでねー」 霞「あら、それは知りませんでした」 明華「今度試してみましょうか」クスクス ガチャッ 竜華「お、ここにおったん?」 ゾロゾロゾロ 霞「あら、早いわね」 竜華「? もう予定より20分も経っとるで?」 霞「は?」 明華「いえ、そういう意味では――」 姫子「あ、あー!! あー!!」バタバタ 竜華「!?」 姫子「早く練習! 練習始めんば!」 京太郎「姫子……」 竜華「……」イライラ やっぱり邪魔しとる けどまぁ、これくらいは我慢や、我慢 926 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 11 47.29 ID xXQGI72Oo [5/12] 竜華「それじゃあ、今日のレッスンやけど」ペラペラ 霞「……ねぇ、もしかして話していないの?」コソコソ 京太郎「あ、えと」オロオロ 久「馬鹿ね。言ったらどうなるか分かるでしょ?」ヒソヒソ 菫「確実に荒れる」 明華「なるほど……」 はやり「確かに傷つくだろうねー」ヤレヤレ 霞「ふーん……哀れねぇ」クスッ 竜華「そこ! ちゃんと聞いといてや!」ビシッ 一同「……はーい」 竜華「そんでな、今日はあと少しで伸びきる歌唱力を上げようかと思うんやけど」ペラペラ 明華「えと、それはもう既に……」 姫子「あわわっ!」 明華「あっ、すみません」サッ 竜華「? 何か言うた?」 明華「……いえ」 竜華「しっかりしてや、歌の指導は明華さんに頼りきりなんやし」 透華「だからそれが問題だと……」ハァ 竜華「何?」 透華「いいえ、なんでもないですわ」ツイッ 竜華「……」ギリッ またや どうして今日はみんな、こうも反抗的なん? 竜華「……」ギロッ 姫子「?」 あの子や あの子が来てから何もかもがおかしくなっとる 竜華「……」イライラ 煌「あの、清水谷P」 竜華「何?」 煌「……まずは、京太郎君の現状をチェックしては?」 竜華「え?」 煌「あ、いえ! 京太郎君も普段から頑張ってますし、ここいらで少し実力テストを……」 竜華「そないなのいる? うちかて京太郎君の実力把握しとるつもりやけど」キョトン 煌「……」 久「……」ガックリ 透華「涙が出てきましたわ」ゴシゴシ 竜華「??」 花田さんまでおかしなこと言うとる 昨日まで、ずっとレッスン見てきたんやから、京太郎君の実力は理解しとるに決まっとるやん 930 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 24 07.79 ID xXQGI72Oo [6/12] 嫌な感じ どうしてこんな…… 京太郎「……」 美穂子「あ、あの。ダメ元で一度見てみるというのは?」 宥「う、うん!」 玄「ちょっと見てみたいのです!」アセアセ なにこれ? これでやらんかったらうちが悪者や もう……今日は本当になんなん? 竜華「……分かった。じゃあ、やる」 久「え? いいの?」 竜華「……」コクッ 菫「やったな」ポン 京太郎「あ、はい」 霞「……」 竜華「そこまで言うからには、変わっとるのを期待してええの?」 京太郎「……はい」 竜華「じゃあ、見せて……」 京太郎「分かりました」スタスタ そう言って京太郎君が準備を始める みんなして一体何が言いたいのか分からんけど…… これでみんなが満足するなら―― 932 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 26 32.69 ID xXQGI72Oo [7/12] 京太郎「お願いします」 宥「うんっ!」ニコッ 玄「お任せあれ!」ニッ パフパフ キセカエッ!! 京太郎「よしっ!」シャキィーン!! キラキラ 一同「はぁぁ~ん♪」ドキドキ 竜華「えっ」ドキッ 京太郎「歌います」サッ 明華「ミュージック、スタート♪」カチッ ~~♪ 京太郎「Gonna shake it up! You,keep your love!」 竜華「!?」 京太郎「Gonna shake it up! Just stay your pace~♪」 霞「アクションスタート!」カッ 京太郎「橘さん!? な、なぜ見てるんです!? ぐあぁっ!?」ズシャアッ 壁)M0) 京太郎「本当に!? 本当に裏切ったんですかぁっ!? うわぁっ!?」ゴロゴロ 竜華「」 菫「対局開始!!!」 京太郎「ツモ、8000オールです」パタパタパタ 久「あちゃー」カチャカチャ 透華「やりますわね」カチャカチャ 竜華「え? えっ?」 【測定結果】 <アイドルランク>(ファン人数) Cランクアイドル(100000~300000) <容姿> S(75) <雀力> C(45) <歌唱力> B(52) <演技力> B(55) <特技> タコス作り |. G | F | E | . D |. C | . B |. A | . S | SS |SSS―――┼―――――――――――――――――――――――――容姿 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll雀力 |lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll歌唱力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll演技力|lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll 竜華「なんやの……これ?」ブルブル 937 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 40 06.11 ID xXQGI72Oo [9/12] 京太郎「……」ゼーゼー 竜華「……」プルプルプルプルッ 京太郎「あ、えと、これはですね! 竜華さん、実は――!」 . / . | ヽ .. / . / /| V . .′ / / | V | , ′| / | | | | | \ / \ | | | | | 八 |_ \{\ \ | | |.八 Λf笊心、 イ笊心rァ | ハ| |. \{\ . Vり V/タ j/ ヽ | | ハ , ,,. / | | r-イ | | \ マ ノ / | | | | >.. イ | | | | | |三三=千 /=| | | r| |三ニニ/ | /三| |=\ | /| | ムニニ| /ニ三| |ニニ 、|. / V /三三ニ|――- /=ニニ/ /ニ三三 / / /三三ニニ| /==ニ/ /三三/ |. / / /三三ニニ| /ニ三/ /=三/ / | 竜華「凄いやん京太郎君!」 京太郎「あ、ありがとうございます……」 竜華「男子三日会わずばなんとやらって奴やなぁ♪」ナデナデ 京太郎「はい。どんどん成長してますから」 姫子「……」クスッ 竜華「うんうん。この調子で今日も頑張らんと!」 京太郎「はいっ」 久「……気づかないものね」 透華「まぁ……レッスンは今までまる投げでしたし」 煌「でも、清水谷さんも頑張ってますから」 菫「それは分かるが、いかんせん周りが見えていない」 霞「灯台下暗し。先ばかり照らそうとして、足元が見えていないのよ」 竜華「ジャ●ーズ打倒も近くなってきたで!」 この時、うちはまだ知らんかった 久「まぁ、プロデューサーに向いてないのかもしれないわ」 美穂子「そんなことはないと思いますが」オロオロ 気が付けば、片足が底なし沼に沈み込み…… 透華「というより、あの子にプロデューサーの才能がありすぎですのよ」チラッ もはや、抜け出れんほどに…… 菫「まさに、京太郎君のプロデューサーになる為に産まれたような奴だ」フッ 姫子「えへへ、カッコよかったばい♪」ダキッ 京太郎「そ、そうですか?」デレッ 竜華「……」 追い詰められているのだということを 939 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/01/29(水) 01 48 34.27 ID xXQGI72Oo [10/12] 【次回予告】 竜華「なんで、なんでうちが……」ジワァッ その少女が到着する数時間前 姫子「へぇー、今日はレッスンの日?」ニコニコ その悪魔の策略は…… 姫子「じゃあ、少し早めに行ってもよか?」ニッコリ 京太郎「え?」 動き出していた 姫子「私もレッスン見てみたかったんよ」フフッ その毒はただ染み渡るだけではなく 姫子「京太郎君には、こういうのが合うと思うばい!」 周りを歪め 一同「へぇ……なるほど!」 姫子「えへへ、今だけプロデューサーやっても、よか?」 やがて、毒では無くなり 久「(この子、清水谷さんよりも京太郎君のことを!?)」ゾクッ 生きる上で必要なモノと、変わっていく―― 次回 【悪性変異】 社長「竜華ちゃん。……しばらく休みなさい」 竜華「えっ……おじ、さん?」 もはや、血縁すらも……例外ではない
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5728.html
496 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 09 30.83 ID akljCfd6o [9/14] 怪人「サイン、サインモラワナキャ……」ジリジリ 和「ひぃっ!? 何をブツブツ言ってるんですか!?」バタバタ \マタハラムラノドカカー/ \ゴルァァァァ! マタオマエカイナァァ!!/ \ヤッタレヤダグバー!/ 司会「お、おおっと!? 謎の怪人が観客の少女を人質に取っているぞー!?」 京太郎「(無理やり進行した!?)」ガビィーン って、こんなの打ち合わせに無かっただろ!? 一「あれってアレだよね。あの滅茶苦茶強い奴……」ウワァ 咏「ま、中身は想像付くけどねぃ」ヤレヤレ いちご「ひっ!?」ビクビク えり「まさか、いやでも……」 憧「なんかすっごく須賀君を見てるけど?」 京太郎「え?」 怪人「はぁーっ、はぁーっ♪」ジリジリ 京太郎「」ゾクゾクッ こええええよ!? なんだよアレ? 中身も化物なんじゃねーのか!? 京太郎「(それになんだろう、この既視感……)」ビクビク ※詳しくは過去スレのぼん太君を見てね! 怪人「ふひっ、ふひひひっ!」 司会「さぁ須賀さん! 怪人相手にどうするのかー!?」 京太郎「(どうするったって……)」 和「た、助けてください……」ジワッ 京太郎「!!」 和!! 俺は――!! コンマ安価↓3 00~09 すこやんED(二回目) 10~19 見捨てる 20~59 警備員を呼ぶ 60~89 戦う(敗北) 90~99 戦う(勝利) ゾロ目 すこやんドM化&調教完了 504 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 21 11.53 ID akljCfd6o [10/14] 本当は俺だって和を助けたい でも―― 京太郎「(戦うか? いやでも、和に怪我させちゃうかもしれないし……)」チラッ ~~舞台袖~~ 竜華「(あかん、戦ったらダメや!)」バッテン! 煌「あ、もしもし警察ですか? あの、ステージに変態か、怪人が現れまして。不法侵入ですよ不法侵入!」 京太郎「(だよな。じゃあ――待つか)」ジィーッ 怪人「えっ――//」ドキッ 京太郎「……」ジジジジィー 怪人「(須賀君が私を見てる……♪)」モジモジ 和「」 \アノダグバオカマッポイ/ \コワレルナァ/ \ハラムラノドカヲヤッタレー!/ 京太郎「ぐぬぬぬっ!」ミョンミョン 怪人「はぅぁ……♪」キュンキュン タタタッ 警備員「警察だ!」バッ 怪人「え?」 京太郎「(警備員じゃないのか……?)」コンワク \ガチジケンナノ!?/ \ガンバリィヤダグバー!/ 警備員「不審者め、こっちに来い!」 怪人「ち、違います! わ、私はその!」アセアセ 警備員「問答無用だ!」ダダッ 怪人「はにゃぁぁぁぁぁ!?」ダダダッ ポーイッ 和「あ~れ~」 京太郎「!!」バッ! コンマ↓3 00~09 そのまま転倒 10~49 いちごが受け止める 50~89 京太郎がキャッチ 90~99 京太郎が抱きしめる&一面記事 ゾロ目 和ED 510 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 31 15.58 ID akljCfd6o [11/14] 和「っ!?」フラッ ガシッ! 和「え?」 京太郎「大丈夫か、和?」 和「っ! す、須賀君っ!」ドキッ 京太郎「怪我は無いか?」オロオロ 和「は、はいっ。須賀君が助けてくれましたから……」ジワッ 京太郎「いや、俺は何も……助けてやれなくてごめんな」ウツムキ 和「いえっ! こうしてくれただけでも私は……」 京太郎「和……」 和「須賀君……」ウルウル 一「……」メラメラ いちご「……」ギリギリッ 咏「ふーん?」 えり「若いですねぇ」 憧「和……本当に須賀君のこと」ズキンッ \ゴルァァァァァ!!/ \エエカゲンニセェヤァァァ!!/ \ジョインジョイントキィ!/ 和「(周りがうるさいですが、これはチャンス!)」キラーン 京太郎「でも、本当によかったよ……」 和「あ、あの! 私、実はずっと須賀君のこと――」 会場「!?」 京太郎「だって和は俺の――」 和「好き――」 京太郎「友達だもんなっ」ニカッ 和「」ビキィッ! 会場「」 京太郎「あんまり心配させんなよ」ポンポン , '" `丶、 ㏍㌻ rzzzz-ミヽ㏍⌒ヽ . . ´ | ㏍ ノ . / / i Vk㏍㏍㏍㏍㏍ \ . ' i l i i i 」i ㏍㏍㏍k/__ . ; i i i |i -i 圦__彡㏍ . ∨〈r | l ┐ i i i i八 i | 小| i . ノ i i i i /㏍' V ハ| | |┐ | i i i |if弐ミ | { 坏弐ミト i i i/ | i| | || | i 圦|i { ハ \ { Vi i/ /l L」 二二} ㏍k ミトVツ 乂_ ツ 丁-㏍| |二二二} l i| 、 丁 ̄` . | . .{ | 八 rァ′ . | . . . `ヽ | i i\ ‘` リ | ノ | i i i i i\ _ . / | . . \ | | . i i `T爪| / | . ヽ | i i i i i i i 斗-─/ / | . | | i i i i i㌣ / / i i || 丶 | | i i i /--ミ ' i i i |L__ \| 514 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 41 44.72 ID akljCfd6o [12/14] 和「」チーンッ 京太郎「ん? どうかしたか?」 和「あ、うぁっ……ぁぁ」ガタガタガタ 一「だ、大丈夫……?」 いちご「元気出すんじゃ……」 咏「同情を通り越して笑いしか出ないねぃ」 えり「こうもボッキリへし折るとは」 憧「……なんで私、喜んでるのよ」ギュッ 和「う、うぁぁ……」グスッ 京太郎「の、和!? やっぱり怪我したのか!? どこか痛いか!?」オロオロ \ザマァァァァ!/ \サスガニカワイソウ/ \コレモマタサダメカ/ 司会「えー、えらいものを見た気がしますが、まぁいいでしょう」 えり「いいんですね」 司会「それでは、これにてブレイド試写会を終了します!」 \タノシカッター!/ \ノドッチガンバー/ 司会「それでは最後に、締めの一言を須賀京太郎さんにお願いします!」 京太郎「え? あ、はい! えーっとですね!」 \ガンバッテー!/ 京太郎「これからもっともっと成長する俺達の姿、ちゃんと見てくれよな!」ニィッ / / | | | | | l l | | | | | / / | |__ | | | | | l l /| | | | |. /// | |\ |‐\八 | | | |__,l /-|‐ リ リ | | / / - 、 | x===ミx|‐-| | `ー /x===ミノ// / ∧{ / | .八 _/ { { 刈`| | l /´{ { 刈\,_| イ /ー―‐ ..__. / / | |/ \{^ヽ 乂辷ツ八 |\| /' 乂辷ソ ノ^l/ } / . . . . . . . . . . `「⌒ .. // /| l、 ー‐ \{ | / ー‐ j/ /}/ . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . / _,/ . ..| | \ ! j/ ′/ . | . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . . . / . . . . { |\ハ_, ノ ,___/{ . .| . . . . . . . . . . . . . . .| . . . . .∧. / . . . . . . . ′ | . .|\圦 / j/l/. . ′ . . . . . . . . . . . . . . . ./ . . .∧. /. . . . . . . . . . ′_,ノ⌒ヽ | 、 、 _ -‐' / . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . / . . / . /\ . . . . . . r‐ ' ´ ∨\/ ̄ )  ̄ ̄ / /. ./ . . . . . . . . . . . . . . / . / . . ./ . . / . . . . . .\ . .ノ ----- 、 ∨/ / 、 / ,/ . / . . . . . . . . . . . . . . / . / . / . . . . . . . . . . . . . / ‘, ‘, ./、 \ / /. . / . . . . . . . . . . . . . . ./ . // . . . . . . . . . . / . . . . .{ ---- 、 ‘, } / . . } ̄ \ ̄ ̄ ̄/ ̄ / .{/ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . -<⌒ . . . . . ./ . . . . ./ ‘, ‘,「l /⌒^\________/}/ . . . . . . . . . . . . . . . . . /´ \ . . . . / . . . . . .{ . . ‘, 人U{ . . . . . . .| \ / .| . . . . . . . . . . . .―‐┐ / \ . . . . . . . . } -- /\ . ノ r/ / . . . . . .| . . . \ ,/ . . . | . . . . / . . . . . . . . . . . ./ \キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!/ 司会「ありがとうございましたー!!」 京太郎「よっしゃ!」グッ 一「えへへ、かっこよかったよ!」 いちご「ちゃちゃのんも感動――」 咏「言うようになったねー、あの新人がさー」グリグリ えり「あはは。流石ですね」 憧「これからもよろしくね、主人公!」ポンッ 516 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/22(土) 01 47 08.28 ID akljCfd6o [13/14] こうして、俺のアイドル復帰最初の仕事は終わった とは言っても番組はまだまだ始まったばかり これからもっともっと頑張らないとな! 京太郎「ということで竜華さん、これからもよろしくお願いします!」 竜華「当然や! 任せとき!」 頼りになる仲間とともに 俺は進む 煌「帰りますよー!」 宥「お弁当貰っちゃったね」 玄「おもちが無いのです、これは出来損ないだよぉ」 竜華「ああもう、静かにせんとー!」 ギャーギャ! ワイワイ! 京太郎「やっぱりアイドルって、最高!!」ニィッ だからやめられないんだ ~~~おまけ~~~ 警備員「」ピクピク 怪人「はぁ、はぁっ……か、勝った!!」ズゴゴゴゴッ ある意味引き返せないところまで来ているアラフォーであった カンッ! 548 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/24(月) 23 43 09.00 ID MNQrdd4vo [2/3] 数々のアイドル活動を経て、ついにステージでのイベントをも成功させた京太郎 あらたなファン層を獲得し、順調に思われたが……? ~~はやりんの必要性を語るには原稿用紙一枚じゃ足りない の巻~~ 【数日後 アクセル1】 ザワザワ はやり「……うーん」 タッタッタッ 宥「瑞原プロー!」 玄「ちょっといいですかー?」 はやり「はい、何かな?」ニッコリ 宥「京太郎君のメイクに関してなんですけど……」 玄「ふんふむ、これこれ、でいいですか?」 はやり「うんっ! いいんじゃないかな♪」 宥「じゃあ、しばらく体重制限で行きますね」 玄「全く。最近太り過ぎなのです!」プンプン! はやり「うーん。食事制限はしてるハズなんだけどねー」 宥「隠れて何か食べてるとか……」レイプメ 玄「うぅ、スタイリストとしては許せないよぉ」 美穂子「……」アセダラダラ ※太ったといっても1~2Kgです はやり「こら! 京太郎君を信じてあげなきゃ可哀想だよ?」プンプン 宥「そう、ですね。 それじゃあ失礼します」ニコッ 玄「瑞原プロのおもち……」ワキワキ 宥「玄ちゃん、行こう」 玄「うん!」 タタタッ はやり「……」 549 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/24(月) 23 56 00.21 ID MNQrdd4vo [3/3] ガヤガヤガヤ イソガシイヨネー ウン、イソガシイ タイヘンタイヘン バングミチカイカラネ、ショウガナイネ はやり「ほぇー」ポケーッ タッタッタ! 菫「瑞原プロ!」 はやり「うん? どうかしたの菫ちゃん」 菫「京太郎君の麻雀指導なんですが、この方針で大丈夫でしょうか?」 はやり「どれどれ……なるほどね。京太郎君の地力を上げる方針なんだ」ナットク 菫「ダメでしょうか?」 はやり「いいと思うよ。でも、どうして京太郎君の能力を底上げしないの?」 菫「はい。確かに今、京太郎君は五つのオカルトを持っています」 ※衣、照、淡、小蒔、咲のオカルトです 菫「ですが、それに頼りきりではいざという時に対応できません」 はやり「そうだね。相手によっては効かない場合もあるし☆」 菫「それに、今の私に教えられるのは……基礎力くらいなものですし」ウツムキ はやり「……菫ちゃん」プニッ 菫「はひゃっ!?」ビクンッ プニプニプニ はやり「どうして、そんな言い方するの?」プニプニ 菫「ひゃっ、ほっぺたを、いじらないでくらひゃい」 はやり「い~い~か~ら~!」 菫「うっ……だって、私はもう既に彼よりも弱くて」 はやり「そうかもしれない。でも、だからって菫ちゃんがいじけても仕方無いよ」 菫「……」 はやり「確かに京太郎君は才能があったし、オカルトにも恵まれてる」 菫「……はい」 はやり「でもね、誰がなんと言おうと京太郎君を指導してきたのは菫ちゃんなんだから」 菫「!!」 はやり「それは京太郎君がどれだけ強くなっても、変わらない事実なんだよ?」ナデナデ 菫「……瑞原プロ」グス はやり「地力を鍛える方針は私もそれでいいと思う! 頑張って、教えてあげてね☆」ウィンク 菫「はいっ! 頑張ります!」タタッ はやり「ふふっ、頑張ってねルーキーちゃん♪」クスクス 551 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 07 15.09 ID TSuCFpdKo [1/10] ガンバルゾー! モエテルワネー アーイソガシーイソガシー はやり「ぽけぽけ~」ウトウト タッタッタ! 明華「瑞原プロ!」 はやり「はにゃっ!?」ビクッ 明華「あら、お休みでしたか?」 はやり「ううんっ、大丈夫! 何か用かな?」ニコニコ 明華「はい。京太郎君の音楽レッスンなんですが……」スッ はやり「どれどれ……うわ、凄い! こんなに考えてるんだね☆」 明華「これで初CDは順調な出来になるかと」グッ はやり「……うーん、でもこれはちょっと修正かな?」 明華「えっ? どうしてですか?」 はやり「確かにこのトレーニングを受ければ、すぐにプロレベルの歌唱力になると思う」 明華「はい。私も自信があります」 はやり「でもね、その間他のレッスンをやらないわけにはいかないんだよ?」 明華「! それは分かります……ですが他の要素は既に高いレベルなので――」 はやり「だからって疎かにしていいわけじゃない。それは、明華ちゃんも分かってるハズ」 明華「……はい」 はやり「焦らないで明華ちゃん。大丈夫、京太郎君は今でも少しずつ成長してる」 明華「勿論です! それは私が保証します!」 はやり「うん♪ だから明華ちゃんも京太郎君を信頼してあげて、きっとすぐに追い抜かれちゃうから」クスクス 明華「ええ、楽しみです」ニッコリ はやり「それじゃあ、こことここを修正して……はい! このプランでお願い☆」サッ 明華「ありがとうございます。流石は年の功……ハッ!?」バッ はやり「」 明華「……失礼します」ピューンッ! はやり「」 553 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 19 13.40 ID TSuCFpdKo [2/10] ザワザワザワワー はやり「Zzzz……」スピィ タッタッタッタ 霞「あら、お疲れなのかしら」ツンツン はやり「おにゅっひゃ!?」ガバッ 霞「おはようございます。今いいですか?」 はやり「う、うんっ」ゴシゴシ 霞「京太郎君の演技の育成プランですが……」サッ はやり「どれどれ……えっ? なにこれは?」コンワク 霞「朝、昼、夜。全てを演技に費やして、最高の演技力を――」 はやり「ダメに決まってるでしょー!!」プンスコップゥーン! ~~~ 理沙「!?」ガバッ 靖子「ん? どうかしました?」 理沙「……出番」シュンッ 靖子「??」 ~~~ 霞「ダメですか?」 はやり「当たり前田のクラッカーだよ☆」 霞「(ふるっ……)」ブルブル はやり「確かに演技が大事な時期だけど、京太郎君のモチベや体力も考えてね」サッ 霞「はい、善処します」スタスタ ジャアサッソクレンシュウネ エッ? フフッ、イクワヨ ウワァァァァ!? はやり「ふわぁ……」ネムネム 556 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 42 00.38 ID TSuCFpdKo [3/10] 【数時間後 アクセル1】 ガヤガヤガヤ はやり「Zzzzz……」 スタスタ 竜華「お疲れやなぁ」クスッ 煌「あらあら、こんな場所じゃ風邪をひいちゃいますね」サッ ファサッ はやり「んふ……京太郎君……ムニャ」ネムネム 久「昨日はあれだけ【私も京太郎君に教えたーい!】って騒いでたのにね」クスッ 竜華「あれは大変やったなぁ」 スタスタ 京太郎「うぅ、絞り取られたぁ……」バタッ 美穂子「お疲れ様です、若」ヨシヨシ 京太郎「ありがとうございます。って、どうかしたんですか?」 竜華「ああ、瑞原プロの事なんやけど」 京太郎「はやりさんですか?」 竜華「育成の事やらなんやらをずっとお願いしとるけど、実際にレッスン見て貰ったことないやん?」 そう言われればそうだ スキル、というのが抽象的すぎてやる機会が無かったというのもあるけど 煌「それで瑞原プロ、昨日遂に暴走してなぁ……」 久「三日前の打ち上げでお酒を飲んでどんちゃん騒ぎ」 京太郎「そ、そんなことがあったんですね……」 美穂子「若は早めに帰ったのでご存知ないかと」 京太郎「すいません。俺のせいで」 知らず知らずのうちにはやりさんにそんな不満を与えていたなんて 俺、悪いことしちまったかな はやり「Zzzz」ムニャムニャ 竜華「ううん、京太郎君が気にすることやないし」 京太郎「でも!」 竜華「それに、瑞原プロがいじけたのは……自分が教えられないことやないと思う」 京太郎「え?」 久「……力になりたかったのよ、きっと。他のみんなと同じようにね」 557 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 46 30.22 ID TSuCFpdKo [4/10] 京太郎「そんな……! だってはやりさんは頑張ってくれてるじゃないですか!」 俺の育成に関して、バランスを取ってくれるはやりさん 正直この人がいなければ、今頃俺はダウンしているだろう 竜華「せや、だから京太郎君」 京太郎「はい、なんですか?」 煌「……とっておきの夢、見させてあげませんか?」ウィンク 京太郎「とってきの、夢?」 それって、一体――? はやり「むにゃむにゃ……」 竜華「それは!」 京太郎「!!」 コンマ安価↓3 00~09 一晩を明かす (強制ED) 10~49 一日付きっきりでレッスンする 50~89 一緒に食事する 90~99 一日デートする ゾロ目 はやりんEDだよっ☆ 562 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 00 55 45.26 ID TSuCFpdKo [5/10] 【翌日 アクセル1】 はやり「うぅっ……昨日は事務所で寝ちゃうなんて」ズゥーン 京太郎君とかに寝顔見られちゃったかなぁ……? 恥ずかしいよぉ…… はやり「だ、大丈夫。はやりはまだまだイける♪」 そういうことにしておこう そうしよう☆ ガチャッ はやり「おはようございまーす☆」 京太郎「あ、はやりさん。おはようございます」ニコッ はやり「おはよう。あれ? 一人?」 どうしたのかな? 今日は朝から演技のレッスンが入ってたハズだけど? 京太郎「実は霞さんが急なぎっくりおもちで来れなくなりまして……」 はやり「え!? 大丈夫なの!?」 京太郎「はい。なので、今日ははやりさんに見てもらおうかと」 はやり「うぇっ!?」ドキッ ちょ、ちょっと待って! 私が京太郎君に!? はやり「あ、あわあわっ☆」 淡「呼ん――」 菫「お前はこっちに来い!」ガシッ シュタタタッ! はやり「あれ? 今誰か――」 京太郎「あっ、あー!!! そ、それとですね!!」アセアセ はやり「??」 京太郎「今日は宥さん、玄さん、明華さん、菫さんもぎっくりおもちでお休みです」 はやり「え、ええええ!? どういうことなの!?」 京太郎「それどころか、事務所のアイドル担当チームの全員ぎっくりおもちです」 はやり「インフルエンザみたいだね。……というか、なんか嘘っぽいなぁ?」ジロッ 京太郎「あっ、ちなみに透華さんもです」メソラシ はやり「せ、世界の終わりがくるっ!?」ビクビク 透華「ちょっと待ちなさいですわ……」ゴゴゴゴゴッ 竜華「お、落ち着くんや!」ガシッ! 566 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 01 11 53.33 ID TSuCFpdKo [6/10] 京太郎「と、とにかく! そういうことなので!」ガシッ はやり「ひゃ、ひゃいっ!?」ドキッ ドキドキドキドキ え? 何これ? 京太郎君が近い、近いよぉ……// はやり「……//」カァァァ 京太郎「今日ははやりさんが、俺のレッスンを見て貰えますか?」 はやり「わ、私なんかで、そのっ、いいのかな?」モジモジ 京太郎「はい。勿論です」ニィッ はやり「~~~っ」ブシュゥゥゥ 京太郎「ダメ、ですか?」 はやり「う、ううんっ! ダメじゃないよっ!」アセアセ 京太郎「……」ジィーッ はやり「……」ガバッ 京太郎「はいっ!?」サッ ギュゥゥゥウゥ はやり「ふふっ……♪」スリスリ 京太郎「はやりさん……」ナデナデ はやり「んふー♪ 今日は一日、頑張ろうねっ☆」 京太郎「はいっ」ニコッ 正直、京太郎君がこうして私だけを見てくれるなんて……夢みたい これから先、こんな機会なんて存在しないかもしれない だから―― はやり「ねぇ、京太郎君」 京太郎「はい?」ニッコリ 私なりに―― はやり「んー♪」スッ チュッ ロッカー「!?」ガタガタガタッ!? 私なりに、背伸びしてもいいよね? 京太郎「え? 今の……?」ドキドキ はやり「ふふっ、今度は口――狙っちゃおっかな?」 京太郎「ええっ!?」カァァァ はやり「あははっ!」 ロッカー「「「「「「「「「「……」」」」」」」」」」」メラメラメラ! 569 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 01 32 48.67 ID TSuCFpdKo [7/10] はやり「私は厳しいからねっ!」 京太郎「はい! 望むところです」ニカッ こうして、私と京太郎君のレッスンが始まった 久しぶりのレッスンで色々と戸惑うこともあったけど、京太郎君とのレッスンはやっぱり楽しい ~~~ はやり「はい。お疲れ様。これで今日のレッスンは終わり☆」 京太郎「よっしゃ! はやりさん、ありがとうございます!」 はやり「昔に比べて成長したね。ふふっ、音痴だったころが懐かしい……」クスクス 京太郎「や、やめてくださいよ!」カァァ 京太郎君はどんどん成長してる それを教えるメンバーも、少しずつ成長しているんだよね はやり「私も、負けてられないなぁ」クスッ 京太郎「え?」 はやり「……見ていてね京太郎君。私、頑張るから」 私に出来ることは京太郎君を指導することだけじゃない 今いるコーチを指揮すること、そして―― はやり「私自身も、次のステージへ」ゴゴゴッ 京太郎「!!」ゾワッ あの時の仕返し、楽しみにしていてね! 小鍛治プロ! ~~~ 健夜「!?」ビクッ 恒子「どうかしたんですか?」 健夜「……えと、今寒気が」 恒子「寒気?」 健夜「も、もしかして須賀君が応援してくれてるのかな?」エヘヘ 恒子「(ないわー)」 ~~~ 京太郎「それじゃあ、今日は帰りましょうか」 はやり「うんっ!」 それに――私はやっぱり気づいちゃった 京太郎「一緒に帰るの、久しぶりですね」クスクス はやり「えへへっ、手をつないじゃお♪」ギュー 京太郎「わ、わっ!?」ドキッ やっぱり私―― はやり「もう、離してやらないもんね☆」 京太郎「あわわ!?」 はやり「かわいいっ!」ホオズリ フニュグニュン 京太郎「あばばばっ!?」 この人のこと、好きなんだって カンッ 573 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 01 45 34.52 ID TSuCFpdKo [8/10] 【お ま け】 ~~ロッカー内~~ 竜華「なぁ……隠れて様子見るんはええんやけど」ギュウギュウ 煌「はい……」ギュムギュム 久「なんで、みんなで入ってるのかしら?」ギュ^ギュー 透華「あんまりですわ……」グリグリ 美穂子「あぁ、上埜さんっ!?」ゾクゾク 菫「そもそも、これロッカーって大きさじゃないような……」コンワク 宥「あったかい……あつい、あつぅい……」ギュムギュムゥゥウ 玄「おも、おもちぃ……グヘヘ、おもちぃ」ワキワキ 明華「い、息が……」ギュウゥゥゥ 霞「ちょっと、そこはダメよ……んっ!?」ビクンッ 淡「くるしぃよー」ジタバタ 和「あ、暴れないでくださいっ!」 照「もう、ダメ――」 ガタガタガタガタガタ! バッタァァァーン!! 女子s「なにゃっ!?」ズシャァァァ!? 京太郎「あっ」 はやり「?」 …… 女子s「……」 京太郎「……」 はやり「……これ、どういうことかな?」ニコニコ ハヤリンビーム☆ ドゴォォォオオォォォォンン?! ウギャァァー!? 京太郎「やれやれ。締まらないなぁ、やっぱり」クスッ でも、この方が俺ららしいよな 京太郎「ですよね、竜華さん?」 竜華「いいから助けんかーい!!」 チュドォォォオンン! 竜華「」バタリ 京太郎「あ、死んだ」 カンッ 574 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/25(火) 01 58 53.16 ID TSuCFpdKo [9/10] 【次回予告】 それは――終わりの始まりにすぎなかった ゆみ「全く、こんな場所に呼び出して……」 桃子「見せたいものってなんすかね?」 数多のファンの中でも―― 【彼女】はひと握りの偏愛の持ち主である 智美「待たせたなーみんな」ワハハ そんな彼女の見せた―― 佳織「さ、智美……ちゃん?」 智美「京太郎君がお好き? 結構、ではますます好きになるぞー」ニヤリ 愛情の証 智美「みんなにコレを見せたくて――」 睦月「京太郎君といえば、今日ここに――」 そして―― その愛の証と、一人の大ファンと―― 京太郎「お久しぶりです」ニッコリ アイドルが交差する時 智美「……ここで、逃がす手は無い」ニヤァ ゆみ「お前、まさか!?」 智美「飼えばいいんだろー?」クスクス 世界は――光を失う 【次回 究極の愛は痛みだって、どっかの誰かが言っていた の巻】 智美「餌は美味しいかー? キョウタロー」ナデナデ ??「……わぅっ!」モグモグ ※ このスレはほのぼのです 588 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 22 31 27.78 ID ofPzq5meo [2/12] それは……京太郎が帰国して数日が経った日の事であった 世間では京太郎のアイドル復活に歓喜し、こぞって報道を行っている そんな狂喜乱舞するファンの中でも、さらに人一倍喜びを噛み締めるファンがいた そう、その人物こそ―― \ | ハリ .| ∨ / \ | 丿 弋 ̄ ̄マ フ .| \ \  ̄ ̄\ \.........メ / / \ \ | \ / / ハ | 丶、 _, イ´ / \ / ̄\ ´ ´| ノ  ̄  ̄  ̄ ..../ 丶、、、 /| リ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄゛゛゛゛゛ \ |" ヾ\ / ゙゙\ \ / 〉 |\/ ヽ \ /\ /∨ \ <<究極の愛は痛みだって、どっかの誰かが言っていた の巻>> 【長野 某所】 ゆみ「お、早いな」スタスタ 桃子「お疲れっす!」 ここは鶴賀学園から少し離れた場所にある広場 俗に言う空き地のようなものだが、人はいない 廃材や、捨てられた車などが放棄されているからである ゆみ「……ん?」 睦月「あっ、お待たせしました!」トタタッ 佳織「ごめんなさいっ!」 桃子「いえいえ、私達も今来たとこっすから」 地元の子供ですら、親に言われて近づかないような空き地 ここに彼女達が集まっているのには理由がある ゆみ「しかし遅いな蒲原の奴」ハァ 佳織「え? まだ来てない……?」キョトン ゆみ「全く、こんな場所に呼び出して……」 桃子「見せたいものってなんすかね?」 そう、ともに戦った戦友の呼び出し それが彼女達が集った理由なのだ 589 名前:車の違いは気にしない ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 22 44 15.49 ID ofPzq5meo [3/12] だが、当の呼び出した本人が来ない 睦月「何か急用とかじゃ?」 ゆみ「いや、それならメールの一通ぐらい……」 普段の彼女なら、それくらいはする それなら一体――? プップー!! 桃子「!?」ビクッ ゆみ「クラクション? 蒲原か!」 クラクションを響かせながら車が空き地へと侵入してきた その窓からは彼女たちのよく知る友人、蒲原智美が顔を出している 智美「待たせたなーみんな」ワハハ 佳織「さ、智美……ちゃん?」 紛れもなく、自分たちの知る蒲原智美 乗っている車も苦い記憶とともに刻まれたものと同じタイプのものだ だが――決定的に違う部分がある ________________________ / ─────── / ,───ヽ_,...---、_,.、.-─---ヽ ,/∧ ∧ ワハハ //| ./ / / ヽー-、 .ヽヽ ,/<(゚∀゚ )> //| /. , ! iハ!/メ、.i | \ .ヽ| _∠__( _) __ //_|ニ)___ イ { ヽN 'i !/!人iヽi.___|_| /.__,、,-z . ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ / | _1 i( _ 丶 \ __| //.〃 〉 ス __ / ノ/ ̄ ̄| ̄ . / `Yリヽ '、_)'´!`ー` .\_| / // ノ ((从从ル.=//_ /________| / .. | ,. _/ __________| | ̄ ."ヾ(l ゚ -゚ノ".]┘ ̄ ̄ /;;;;;;;ヽ | ̄/. 、 ト、ィ' . ̄/;;;;;;ヽ ノ |二|└────┘ |二)__|_| (∴) |__|_____|_____| (∴) |____ノ  ̄ ̄ゞゝ;;;;ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ゞ_ゝ _ノ ゞ;;;;;;ノ ゞゝ _ノ ゆみ「」 桃子「」 睦月「」 佳織「……」キュンッ ごらんの有様である 592 名前:車の違いは気にしない ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 22 53 51.97 ID ofPzq5meo [4/12] 痛い車 略して痛車 名前は知っている、あのアニメのキャラとかを貼り付けてるアレでしょ? それが加治木ゆみ達の認識であった ゆみ「(だが、これはなんだ?)」 桃子「」ブルブルブル 睦月「」シーン 全くもって理解不能 高架橋に落書きをする不良と同レベルにしか思えない それが加治木ゆみ達の見解となった 佳織「……(触りたい)」ドキドキ まぁ、約一名を除いてであるが バタンッ 智美「遅くなってごめんなー」ペコペコ ゆみ「か、蒲原……お、お前?」 智美「ん? これに気づいちゃったか?」ワハハハ 気づくも何も、気づかない方が無理なレベルである 桃子「な、なんすか、これ?」ワナワナ 智美「須賀京太郎君だけど?」 桃子「いえ、そういうことじゃなく」 智美「京太郎君はアイドル。一時遅れを取ったが、今や巻き返しの時だからなー」ワハハ _,. ...,,_ ,. ' ´ ` 丶. , ´ , , ヽ , ' / / / , 、丶 / / 〃 / / 〃 / ヽ、 ヽ、\ ,' 〃 ,イl 〃 / // l / 丶 . i ヾ 、 i !i /〃 | !ム l-!-|l | l ,ィl、ヽヽ ! |l / /ハ [」!,,,」__ヽ! l-l、/ lハ ! | i ヾ|!〃__7'´ r' ;,i「ヽ , = 「 /l ! // `、 l/ /! ヽ_ ヾ;;;ツ __ ' r';i!Yノイ|y' ヽ! 〃! ` ‐-- '´ ヽヾ' ト、 !lハヽ. ト !| lj /// ' ` 7'i´ リ l i l ヾヽ、 _,.. _ / ! 〃l// ヽ、.ト、 !` 、 ´ , ´ 〃 //´________,ィ'^| 、/l `r - ' ´ |l リ l ヽ X ハ、 !| { l ノヽ > / `rー-- 、 〃 l l ヽ∧_∧! l ぐ 丿 ヽ、 /ヽ! ∨ヽ/ 〉´ 佳織「うわぁ、うわぁ……♪」サワサワ 智美「おっ、佳織は興味あるのかー?」ワクワク 佳織「えっ!? えとっ、その……この人、知ってるから……//」カァッ 智美「京太郎君がお好き? 結構、ではますます好きになるぞー」ニヤリ 佳織「そ、そそそういうわけじゃないよ!」アセアセ 593 名前:車の違いは気にしない ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 02 06.76 ID ofPzq5meo [5/12] 智美「遠慮することは無い無い」ワハハ ゆみ「待て、落ち着くんだ。少し頭の整理をさせてくれ」 智美「それじゃあこの携帯テレビで」ドンッ テレビくん「オッスオネガイシマース」 ゆみ「聞け!」 智美「ソルサキの名シーンを……」ピッ ザザーッ テレビくん「(京太郎ドアップ)」デデーン 桃子「あ、イケメン」 ゆみ「相変わらずいい男だな」 睦月「流石ですよね」 佳織「あわわっ!?」 ~~~三十分経過~~ 智美「ということで、京太郎君の良さはわかってもらえたと思うぞー」ワハハ ゆみ「」ゲンナリ 桃子「あの、もしかして私たちをここに呼んだ理由って……?」 智美「うん」ニッコリ / 丶 / / \ / / / / ヽ / / / / / ヽ , / // /!`メ、| /! , | |. | ', ′ __.. 彡 | | | |/_|メ、| { ,' / | /|. | ', l >─ |ハ lx仡斥㍉|ハ /}/_斗イ | / | l \ / |. {{ { // } ' , / 仡斥㍉,|/| | 八. \ / \| V //ノ ` { // } }} / / \ \ /; /! `¨´ V //ノ / /|/ ヽ > {∧ | l __ `¨´ 厶イ ! \ ヽ |小、 l  ̄ 7 / | / {八\ \___ / /! }ノ , '′ _/ \丶. __ .. 、<_ _从/-‐ '′ ___.. イ ', \_ _jヘ、 x< | ', /⌒V ヽ._ / ヽ | , /ヽ ハ \  ̄`ヽ ', | ∧ / 〉‐{ ,\ 〉 ', | ', └--/ ‘、 / } i ヽ/ ', 智美「みんなにコレを見せたくて」 ゆみ「」チーン 桃子「うわーお」 佳織「(やっぱりカッコイイ……ストームファンやめようかな)」ウーン 睦月「あ、そうだ」ポンッ 智美「ん? むっきーどうかしたのか?」 594 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 06 40.01 ID ofPzq5meo [6/12] 睦月「いえ。京太郎君で思い出したんですが」 智美「何を?」 睦月「今日、私の家に来るんですよ」 智美「ふーん」 睦月「ビデオ見たせいで約束の時間まであと十分くらいしかないです」 智美「へぇ……」 睦月「……はい」 智美「……」 睦月「……」 智美「えっ?」 睦月「はい?」 智美「誰が来るって?」 睦月「須賀京太郎君が」 智美「どこに?」 睦月「私の家に」 智美「」 ,......-‐‐-...、 __ / 丿 . . . . . . . . .ヽヽ ,、 ,、 / /{ ; . ヽ, | | ././ / ;'' ljへ、 ヽ; l l | | /./ / /‐-、 r‐‐`‐ヽ j l ,ィ.l`iィ i ,' /.弋フ` 弋フ l;-、 ノ l l_f} ヽ .l ;'/ l , '´/' l | { l. ;/ ! _ __ ィ-/ | l_,ヽゝ | ,..--..ヽ_ , .ィ !/ ,ィ'ク´く | .| ハ ヾ / /`Tヽ,-‐ / .j _ / j | .| イ 、 l / !イ 、/ / / ノ l | i'´ =- _ _l .´ レ l ./ _/ レ //¨ | |__,ィ='´ ./ ヽ . | レ . _ _ / / l .! ヽ ヽ - _ .l ヽ!// Y | ヽ、 _ ヾ 、r'´ .! / } | .ス ノ '、 | j' '、___,. ィ'=-''´¨ } . . .d / } . .l イ / . .| / ! / | ノ . l 智美「ほ、ほわぁぁぁぁぁぁ!?」ガタガタガタ 桃子「え? えっ!?」 ゆみ「ど、どういうことだ!?」 佳織「」 睦月「あれ? 言ってませんでした?」 600 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 15 14.47 ID ofPzq5meo [7/12] 【二日ほど前 ブレイド収録スタジオ】 ハイ、オッケーデ-ス スコシキュウケイシマース 一「ふわぁ、疲れたよー」パタパタ チラッ 京太郎「ぶはっ!?」 一「あれ? どうかしたの?」キョトン 京太郎「い、いえ……(服をパタパタさせると俺には丸見えなんですが……)」ハナジダラダラ 一「??」 咏「こら、何をやってるのかねぃこの痴女は!」ペチンコ 一「あいたぁー!? ウタちゃん何すんのさ!」 咏「役では年下でも、現実じゃ敬えよー」グリグリ 一「あにゃにゃっ!?」イタタタ いちご「(い、今がチャンスじゃ!)」タタタッ 憧「辛味噌」スッ いちご「あっ!」ピタッ ソレタベテモイイカナ? イイワヨー 京太郎「あはは。みんな元気ですね」クスクス ガチャッ 京太郎「ん?」 睦月「あ、あのー?」 京太郎「あれ、貴方は確か――」 睦月「うわっ!? 京太郎君だ!」ビクッ 京太郎「確か鶴賀の……?」 睦月「(うわやばっ……近くで見ると本当に……!!)」 京太郎(容姿S)「?」キラキラキラキラ 睦月「あ、えっと、その……//」ドキドキドキッ 601 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 23 47.96 ID ofPzq5meo [8/12] ~~そんなこんなで~~~ 監督「ということで、彼女が最後の追加ライダーだって。それ一番言われてるから」 京太郎「はえー。そうだったんですね」 睦月「まさか東京旅行中にスカウトされるとは……」テレテレ 憧「あれって結構びっくりしますよねー」 咏「最強のライダーねぇ」ウーム いちご「なんだか嫌な予感がするんじゃが……」 一「あー、なんだかコーラフロート飲みたいなぁ」 監督「ふろー……と?」ピクッ 京太郎「じゃあ俺はパフェ食いたいっす。キングサイズの!」 監督「キング……?」 いちご「ちゃ、ちゃのんもストロベリーパフェを!」ビンジョウ 憧「八王子にいい店あるらしいわよ?」 咏「じゃあ、みんなで行くかねー」 えり「うぅ、甘いモノは……」オナカサスサス 監督「はち、王子……ジャック?」 一「うぅ、ボクだって連れてってよね!」 咏「お前はフロートで我慢しろってのー」ウリャウリャ 監督「キング、ジャック……一人だけフロート。これはいいかもしれない」ウゥム 睦月「???」 京太郎「それより、津山さん。ちょっといいですか?」 睦月「え? はい」 京太郎「実は、お聞きしたいことがあるんですけど」 睦月「なんですか?」 京太郎「犬――好きですか?」 睦月「……へっ?」 ~~~~~ 睦月「ということでして」 一同「」 603 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 34 13.51 ID ofPzq5meo [9/12] 睦月「何か変なことありました?」 ゆみ「い、いや色々とおかしい。だが、お前が仮面ライダーに出ることは百歩置いておこう」グギギギ 桃子「そうっすね。そこに突っ込みいれるとキリが無いっすから」トオイメ 智美「そ、それでなんで京太郎君が!?」クワッ 睦月「実は子犬の飼い主をさがしているらしくて」 佳織「子犬?」 睦月「それで、一度見て欲しいってなって……それで」 智美「」 ゆみ「なるほど。しかしまたどうして?」 睦月「捨て犬を見逃せなかったらしいですよ」 桃子「へぇ、いいとこあるっすね」 智美「やっぱり須賀君はアイドルの鑑じゃないか!」カンキ 睦月「とまぁこういう経緯でして」 智美「いや。それなら急いでむっきーの家に行こう、そうしよう」ワハハ ゆみ「正気か!?」 智美「須賀君に会うためならなんでもするぞー」ワハハ 桃子「ん?」 佳織「今――」 睦月「なんでも……」 スタスタ ?「あ、いたいた!」 一同「え?」 ?「よかった。自宅の方に行ったら、ここに向かったって聞いて捜してたんですよ!」 智美「こ、この声は――?」ドクンッ ゆみ「まさか、そんな!?」 桃子「す、須賀……」 _ , 、 /ィ--∨ .- 、 __/ , , } l \ ` ー-, | /{ { l | | . /_/ | / 从 ,-}/、 |l | / 从 -rォⅥ /rォ- }イ { _` ̄´ { {rI ゞ ,}' ゞ } }∧ Y {{ |Y } 从∧ _ 八{ 「l | || | | | Ⅵ 、 ` ー` イ / ' { ー '' ' | /^〉 「//}` ー ´r'-、 | ' ノ_,」// | |/()| . /´ //////∧_ r '///>- 、 ∧ _人 イ///////∧-}//////////> 、 {//\___「///////// ∨////////////∧ |////()/}//////////{/////====/// //| 京太郎「お久しぶりです」ニッコリ 睦月「久しぶりだね」ニッコリ 智美「アプシェリッヒリッタァァァァァ!?」ドヒュゥゥゥン!! 607 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 45 59.49 ID ofPzq5meo [10/12] 京太郎「ん? うわっ! 鶴賀のメンバー勢ぞろいじゃないですか!」 ゆみ「あ、ああ。久しぶりだな須賀君」 京太郎(容姿S)「加治木さん! お久しぶりです」ニコッ ギュルルルルルル!! ゆみ「」ドゴォォォォン! 桃子「せ、せんぱぁぁぁい!?」 佳織「は、はわわっ!?」ガタガタ 京太郎「だ、大丈夫ですか?」サッ ギュッ ゆみ「うぼぁ!?」ガクガク 桃子「おいゴルァァァ!? 何気安く触ってんすかぁぁぁ!?」ガシッ 京太郎(容姿S)「あっ……すみません」シュンッ 桃子「(え、何こいつ超可愛いっす……)」ドキッ ゆみ「わ、私は大丈夫だ。少し、気が動転しただけだ」 京太郎「そうなんですか?」 智美「あ、あの、あの! きょ、京太郎君!」ドキドキ 京太郎「あ、蒲原さん! クリスマス以来ですね!」ニッコリ 智美「んひっ♪」プシッ 京太郎「? どうかしました?」 智美「そ、そうだなー……」スッ ギュッ 京太郎「また会えて嬉しいです」ニギニギ 智美「」ジュワァーン 京太郎「(なんかすっげぇ手が湿ってる――)」ウーム 睦月「(今のうちに痛車にブルーシート被せてあげよう)」ガサガサ 佳織「優しいね……」 睦月「まぁ、京太郎君なら喜びそうだけど」 京太郎「……?」 コンマ安価↓3 00~09 ゆみちん暴走モード 10~49 普通に会話 50~89 痛車に気づく 90~99 ほのぼのストーカー誕生(桃子) ゾロ目 智美ED 621 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/27(木) 23 57 01.56 ID ofPzq5meo [12/12] 智美「(もう一生洗わないぞー)」スンスンッ ゆみ「」ビクビク 桃子「アリエナイッス、ワタシガオトコニセンパイイガイノオトコニ……」ブツブツブツブツブツ 佳織「うわぁ……」 京太郎「さて。じゃあ挨拶も済みましたし、本題に入りましょうか」 睦月「そういえば子犬はどこに?」 京太郎「そうだ。おいで、ホロ!」パンパン タタタタッ ホロ「わうっ」ハッハッ 睦月「おー、可愛いー」ナデナデ ホロ「がぶっ」 睦月「わー、痛いー」グリグリ 京太郎「すみません。こいつ、思いのほか凶暴で」 睦月「うーん。私は嫌われてるかな」 ホロ「ぐるるるる」 京太郎「どうどう。困ったな、他に頼れる人もいなくて……」 睦月「そうなると――」 智美「!」ピキィーン! ビシィッ!! 京太郎「?」 睦月「え?」 智美「その犬……私が飼う」バァーン! 京太郎&むっきー「「ウェッ!?」」 智美「それなら問題ないハズだぞー」ワハハ 京太郎「そうですけど、いいんですか?」 智美「問題ない、問題無い」ワハハ 睦月「ちょ、ちょっと!」コソコソ 智美「んー?」 睦月「本気なんですか?」ヒソヒソ 智美「折角のチャンスだしなぁ……」ニコニコ 睦月「で、でも!」 智美「……ここで、逃がす手は無い」ニヤァ 睦月「!?」ゾワッ 京太郎「??」 選択安価 ↓2 1 ほのぼのえんど 2 かんっきんっ えんど 624 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 05 39.89 ID 4tt9OnB+o [1/10] 京太郎「でもホロが懐くかどうか……」 ホロ「わぅっ!」タタタッ 智美「……」ジィーッ ホロ「……」ジィーッ ※ ここからは脳内言語でお楽しみください ホロ「お姉ちゃんもきょうたろーをいじめる?」 智美「私は何があっても京太郎君を裏切らないぞー」 ホロ「ほんとぉ?」 智美「勿論、例えロケットで宇宙に飛ばされて体がバラバラにされても愛し続けるからなー」ワハハ ホロ「……なら、大丈夫」タタッ 京太郎「!?」 ホロ「きゅぅーん」スリスリ 智美「可愛い奴だぞー」ワハハ 京太郎「ほっ」 睦月「(なんか複雑な心境――)」ズゥーン 京太郎「じゃあ蒲原さん。お願いしますね」 智美「ああ。責任をもって育てる」ナデナデ ホロ「わうっ!」 京太郎「俺も、仕事の無い日に様子を見に来たりしますから」ニコッ 智美「あ、そっかー(ダメだ……まだ、まだ笑うな)」 京太郎「ダメですか?」 智美「勿論いいぞー(こらえるんだ……しかし……)」ワハハ 京太郎「ありがとうございます」 睦月「笑ってるやん」 ゆみ「ああ、笑ってるな」 佳織「智美ちゃん……」ショボォーン 桃子「ブツブツブツブツブツブツブツ」 こうして、蒲原智美の謀略は成功した とは言っても、この時の彼女は知る由も無かった この子犬を拾ったのは京太郎と―― もう一人いること 痛車「」ポツーン そして、数ヶ月が過ぎた―― 625 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 14 20.61 ID 4tt9OnB+o [2/10] 【数ヶ月後 蒲原邸】 ホロを引き取ってから数ヶ月 そのわずかな期間は智美にとって、まさに至福の時間であった 完全復活した京太郎は仕事に出まくり、人気も絶頂 そしてわずかな休日の間を縫っては自分に……ホロに会いに来てくれる 須賀京太郎を応援するファンとして、これ以上に無い幸せであった だがしかし、一つだけ盲点があるとすれば それは―― 智美「まさか、まさか――」 ホロ「わぅ~♪」 和「あはは、くすぐったいですよ」 京太郎「こら、ホロ! うらやまけしからん奴め!」 イチャイチャ~ン 智美「おのれおのれおのれ……」グギギギギッ そう、もう一人の拾い主である原村和 彼女もまた、京太郎と一緒にホロに会いに来るのだ 京太郎「ふぅ……ごめんな。何度も押しかけて」 智美「ううん。気にしてないぞー」ワハハ 京太郎「和も喜んでるし、本当に智美には世話になってる」 智美「……うん」 この数ヶ月で、智美は薄々勘付いていた 京太郎は原村和に好意を寄せている それは――原村和が京太郎に寄せる想いと同じように 智美「……」 しかし、だからと言って智美には何もできない 今更ホロを返すなんて非常識だし、かといって正面切って問いかける程の勇気も無い ただ、現状を続けるだけ 自分の家が京太郎と和の逢瀬に使われている その光景をただ目に焼き付けて、悔しがって 苦しんで、涙をのむ他ないのだ それだけで、自分は幸せなのだから―― 京太郎「おい和! たまには交代だ!」スクッ 和「あ、はい! じゃあ私も少し休みますね」タタタッ 智美「あっ」 今もこうして、自分の横から去っていく彼を呼び止められない 自分は一体―― 彼にとってなんなのであろうか? 626 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 24 44.68 ID 4tt9OnB+o [3/10] 和「ふぅ……。すみません、毎度お邪魔して」 智美「……わ、わはは」 和「蒲原……さん?」 智美「それ、さっき京太郎君からも聞いたぞー」ウツムキ 和「え?」 智美「通じあって……るんだなーって」ズキン 和「……」 ジワっと涙が溢れそうになる それを必死に抑えようとするが、もはや自分の意思ではどうにもならない あの人の前では笑顔で有り続けようと思っていた なのに――どうしても涙が止まらない 自分はこんなにも弱かったのか 智美はただ、情けなさを感じるばかりだった 和「……はぁ、蒲原さん。アナタ、何も見えてないんですね」 智美「え?」 涙をこする智美に、和は憮然と言い放つ その声色には少しばかり嫉妬のようなものが感じ取れた 和「彼が――須賀君が年上にタメ口なのは、アナタだけです」 智美「は?」 一体それがなんの関係が? そう返そうとする間もなく、和はすかさず続ける 和「ほぼ休みの無いスケジュールをやりくりして、どうにか週に一度はここに来ようとする」 智美「え? それって――」 和「……最近の口癖は――」 ~~~~ 京太郎「よし、これで智美がまた喜んでくれるかな……?」ヘヘッ ~~~~ 和「――だそうですよ」ジトッ 智美「……え?」 意味が分からない 今日はエイプリルフールではないし、目の前の少女がこんな嘘を吐くとも思えない じゃあ、どういうこと? 今のは…… 智美「本当、なのかー……?」 和「……どうして私が、敵に塩を……」ボソッ そう言って、和は立ち上がる 智美の質問には意地でも答えないという意思表示なのだろう 628 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 36 08.25 ID 4tt9OnB+o [4/10] 和「それと……リタイアするのは勝手ですけど、一つだけ言います」バッ 智美「えっ?」ドキッ 和「最後は、私が勝ちます」 智美「……原村和」ギュッ ああ、そうだった 目の前のこの少女は―― これまで何度彼に相手にされなくても どれだけ想いをへし折られても、諦めずにただ前へ進んできた 和「だから、少しは抵抗してくださいね」 それゆえの自信 自分が負けるハズが無いという――想いの強さ なのに自分はどうだ? 昔からこの少女を妬むばかりで、何もしようしなかった 無いものねだりで、自分の価値を下げていたのだ 和「じゃあ……」 智美「待って欲しいなー」 和「……」ピタッ 智美「お陰で目が覚めたぞ」ニカッ 蒲原智美は笑う そこには一片の迷いも無い あるのは決意 絶対に自分の想いを叶えるんだという、覚悟 智美「京太郎君は、私のモノにする」 和「奇遇ですね。私も同じ気持ちです」 だからもう諦めない 涙なんて必要無い だって、彼は―― 京太郎「おーい、二人共! こっち来いよ!」ニカッ 智美「ワハハー! 今行くぞー!」ダッ ⌒ヽ ___ __} ^∠⌒` . ´ ` . / \ / ./ \ / / / \ \. / / / / { / | . | . / / / . / /-- | { | l ∧ . / . .| . i /l/ __八 八l/ ' . .| . / | . | .|_ァ'^~苧ト\ /l/^苧ト、_| | .. \ |八 `{ __)刈 \ / __)刈 リ / .. \ . . .| 乂__ソ 乂_,ソ 厶イ 〉 \ . | , | / \| . _____ . | . / 八 人 ∨ ノ 人 八/ \个 . ー‐ . 个 / |八 i - i /l 八/ _\ノ |/ ノ'_ __ -‐/´⌒く____ '⌒` 、‐- __ / | i i i i |\ / ` 、 / | i i i i | ------- \ 京太郎「……ああ、いい表情だ」クスッ 彼女の、素敵な笑顔に恋しているのだから ED4 ~~それはまるで太陽のような~~ 640 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 00 54 21.10 ID 4tt9OnB+o [6/10] 京太郎「本当に助かりました」ニコニコ 智美「ワハハ。私もちょうど犬が欲しかったんだぞー(大嘘)」 京太郎「でもよかった。これで和も喜びますよ」 智美「そっか。それはよかっ――」 京太郎「?」 智美「え? 今なんて……?」 京太郎「あ、そういえば言ってませんでしたね。実は――」 カクカウシカジカ 京太郎「ということでして。だから和と一緒に様子見に来ますね」ニコニコ 智美「トラウリヒドラッヒェェェェェェェンッ!!?」バヒュゥウゥゥン!? 京太郎「??」 ゆみ「蒲原――策士策に溺れたな」 睦月「まぁ、半分は目的達成できましたし」 佳織「(京太郎君を写メっておこう……)」パシャッピロリ~ン♪ 桃子「……」ポーッ 京太郎「ん? どうかしたか?」 . . ∠´  ̄  ̄ ` . __ . ´ ` \ ` . / . /⌒ \ / . / \ ヽ . ' . / ヽ / . . ' . / . / ./ /. . ⌒l i Y. / . / . / . // // // / | i i . . '. / . / . //__.// //. / / | l | . /. / | . ! ! .ィ´/. //` //. / / | | | i /. / ル从! / ≠ く/. //! !´/ ̄ `ヽ j ! | i /. / . /レイ「云K . ! ! i リ ≧≠く Yノ ! | /. / . / | |{ t..j| )从ルハィ云.kル' |l } !. /. / . / /| `ー ' |{t .j'ソ リ . / .' /. / . / / ∧ j/j/j ! . ー ' / . / . / .'. /. / . / / / /\ 、 /j/j/j ./ . / . / / } . / . / / / / _}\  ̄ . イ/ . / . / / レ入 . / / / 「 ⌒\. \ __ . < ル'/ . / / . / , ' ) . / / / ノ \ ___r ─‐ / . / / .、. / / __ へル'>-- -──<⌒ | .イ . / / \/ ノ「 /´  ̄- \ } \ .j / リ . /.イ /⌒ \ 〈 ! 〈  ̄\し' ∨ / ⌒_j_ / / i }\\ \ _ ___ ノヘ ノ /ノ´ ̄ `Y / ! | \ ≧ .__ __ノ __ _ ___/ ノ´ ̄ 〉ト、 | .ノ ≧=≠ } > ´ / し'´ ̄ _ ノ / jハ !/ \ __ x>´ /\ 〈 「 ̄ / _./_/ i!\.ハ! \ / /⌒\_ ./\ \入ノ / /「 ∧ i i! ./ / \ \ // / / 入 _____/ ∧ | || / / | \ .// / ∧ \ / l| | 桃子「……」ニコッ 京太郎「うっ……(可愛い、けどなんか怖い)」ドキドキ 智美「痛い……苦しい、助けて……京太郎君……」ウグググ ホロ「わぅっ!」ペロペロ こうして、ホロの飼い主が決まった! やったね智美ちゃん、家族が増えるよ!! 644 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 01 03 50.02 ID 4tt9OnB+o [7/10] 【そんなこんなで時が過ぎ】 カァーッ カァーッ! アホー! 京太郎「じゃあ津山さん。登場、お待ちしますね」 睦月「うん。またね」ブンブン ゆみ「まぁ、その……なんだ。とにかく頑張ってくれ」 佳織「お、応援する……から」 智美「わ、ワハハ……」ピクピク 京太郎「皆さんもお元気で」ニコニコ ホロ「わぅっ!」 ホロの飼い主も決まり、一安心で帰路に着こうとする京太郎 だが、彼は気づいていなかった いつの間にか鶴賀のメンバーが一人減っていること そして、自分が乗る新幹線の後部座席―― そこに…… 【新幹線内】 京太郎「ふんふ~ん♪」ドサッ トコトコトコ ストンッ __ _ . .. /. .ヽ .ヽ /. .∨ . /. ヽ .∨ . i ヽ |ヽ 、 } | | .\ 卞 广ヾf | ', { 七卞、 .从ィf斧ミ| | |\ ム ィf斧 ヾ `∨ソ ! ! | | |iヽ . Vソ i| | | . l /| i ∧ ' , i| | i . . //| ト、 込 `゚ il ィl | / | // ′ | ヽ ≧=- zi| ,从 /| i ! // } | /'´ ̄ /. .{ーi|/. 〃 L ノ ノ / | .∨ { /.i. 「. ノ} /. .彡. '⌒ヽ ∧ } } i. . ヾ. . . . . . . . . ./ '⌒\ / / / {. . . . . . . . . . . . ./ / / / ー--==彡'/ ′ } /./ // { ′ / ′ 、 { / ∧ { __ } r勹r勹r勹} 桃子「……」クスッ 京太郎「ゆ~うぐ~れ~の♪ かなぁ~たから、し~んき~ろ~ぉ♪」シャカシャカ なにやらとんでもないものをお持ち帰りしているということに つ づ く 645 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 01 14 12.86 ID 4tt9OnB+o [8/10] 【お ま け】 ~アクセル1~ 竜華「……出番、無いなぁ」ゴロゴロ 煌「まぁ、たまにはいいじゃないですか」クスクス 久「固定が決まってる人はいいわよねー。こちとら生き残りサバイバルしてるのよ?」 霞「そうね。ほんの少しフラグ建てるのだって一苦労」 ソウダソウダー! スコシハキヅカエー! コッチニマワセー ムシロキョウタロウクンヲマワシタイ 竜華「そうは言うても、需要あらへんのが悪いんと思うんよー」ゴロンゴロン 透華「まぁ!! それが本音ですのね!?」キィーッ! はやり「竜華ちゃん、それは酷いよ☆」 菫「全くだ。ヒロインというものはもっとこう、周りに気を配って……」 宥「あの、弘世さんが言っても説得力が……」 玄「皆無なのです」 菫「!?」 霞「まぁ、そうなるわね」 明華「反面教師……ですね」 菫「馬鹿な。この私が……」ワナワナ 久「とにかく! もっと京太郎君といちゃいちゃさせなさいよ!」 煌「概ね同意ですっ!」キラッ 竜華「そっちこそ本音が大概やん」 ウルセー! センソウジャーイ! ドルゥゥゥン! トゥットゥルー! 美穂子「……平和、ですね」ポケー 今日もアクセルガールズは元気です カンッ! 649 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/28(金) 01 26 07.23 ID 4tt9OnB+o [9/10] 【おまけ 2】 ~新幹線内~ 京太郎「どうだっていいよ~♪ 気の向くままに生きてるんだ~♪」 ジィーッ 桃子「ふふっ……」ニマニマ チョンチョン 桃子「ん?」クルッ / / i ヽ / / ./| | ヽ . / i | | | |ヽ . i i i ′ | i. ./| | | | i .| | .| | / | | |i |‐|‐ト |i 斗‐|┼ i .| .| |. / /|八 |八 |_.レ'.._| 八/__.}/∨}/ | | 厶イ | ヽ{{ 午不か}/ 午示下}. | | | | 弋__ソ 弋__ソ レ' | | |ハ /| | | |ヽ} ' /´| | | | 人 _ /. .| | | /i | | ` ._ ィ i .| i. .| {/.人{ |/} 厂} ー .{ア}_l_ | i . ′ ,. -‐乂¨ ̄{¨ ¨} ¨八/}/ r<. 、 | | >、 照「おい、新入り。順番守らんかいごるぁー」 桃子「へっ?」キョトン 照「京ちゃんの追っかけ、舐めてるの?(照だけに)」 淡「そうだそうだー」 咲「そうだよ(便乗)」 姫子「そげんことも分からんと?」 泉「いっぺん死んでみるか? お?」シュッシュッ 恭子「あぁ~♪ 今日も京太郎君はええ男やわぁ……//」デレデレ 洋榎「抱いてぇーな! 先っちょだけ! 先っちょだけでええねん!!」 健夜「精●ください! ●子ください!」ドゲザッ 怜「死ぬ前に――せめてその胸の中に……」ゲボァッ! ゾロゾロゾロ ワラワラワ ファン×100「「「「順番守れ」」」」 桃子「きゃああああああああああああああ!!?」 ~~~~~~~~ 桃子「はわっ!?」ガバッ い、今のは――? 京太郎「だからロンリロンリー♪ 切なくて~♪」シャカシャカ 桃子「ゆ、夢……?」ホッ よかった、ただの夢だったんすね…… コソッ 照「……」ニコォ カンッ 670 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 18 17.18 ID ysz4uuzjo [2/11] 【ブレイド 収録スタジオ】 ガヤガヤガヤ ウェーイ! 京太郎「んーっしょ! 今日はこんなもんか」グググッ トタタタッ 一「京太郎くーん!」 京太郎「あ、一さん」ヌギヌギ 一「あれ、今日はもう終わりだっけ?」 京太郎「はい。今回は出番少ないので」キガエチュウ _ r---、 ―--,´=、‐ .、 ,..〉 、_/7-´ 〉_ \ , ' {_,..ィ⌒\--、 } \⌒\ _,/ / /| / ∧ T' | ヽ_ ,. ´ {{ | 从{⌒从 { }'⌒ハ l | ` 、 r"´ , ∧l从ィ斧ミ `ィ斧ミ| | l |、 `ヽ、 、 く / / /} Vり Vり | |从 } ヽ ノ `、 `{ イ 叭 . . '__ . ☆| | / / 、 j八 { ゝ ゝ ' ..ィ| / / , \ \ 〉r、__` iー ´l .、/ イ7' / 、 { . /r-' _,} / ./ / \ 、〉、 { / .イ ' , ´ ∨ r/、_.-{/ | / / o/>-、ー o ∨ { イ .. .. ∧ { /イ ´ 乂\ 〉 〈_,. | `Tノヽ 乂| ,{_〉ノ , | / l | ′ {! . / . rく _〉-, 7<>、=r=ミ、=、< >∨ __,r ┴´ / ー'乂_ンー' .、 `ー┴、 「/ ̄/イ⌒Y⌒ヽ/⌒∨⌒\´ ¨7 ⌒´{´ ̄∨,-- l_{/⌒´ ̄\_〉イ | , | , . { '.___,{ , | | | | 一「ふーん。今日はボクもこれで上がりなんだよね」チラチラ 京太郎「へぇ、奇遇ですね」ニッコリ 一「うん。すごいよねー、奇遇だよねー」ニコニコ シーン 京太郎「……」 一「……」 え? なんなのこの間? 俺にどうしろって……? 選択安価↓3 1 食事に誘う 2 他の人と用事があるんだっけ? 3 ちょっとからかってみる 674 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 30 34.20 ID ysz4uuzjo [3/11] ____ ,. ´ __ `¨¨ヽ ,  ̄` / ヽ `ヽ / _ , ∨ 、 . / /,´ / | ヽ . / //' ' / ' / l| | ∨ l// / , / ' l| | | | | | | | | _/ ィ / { l |__|_{ |∧ }/ ' / l | ∧  ̄ {〃 Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧} / , 从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | ' / イ从 l ム Vり ム' ノ/}' ´ \∧ ' ,r ' / 、 v ァ / 从/ \ `こ イ _|、 ` r ´ //∧ /| /////∧ 「 | //////////> 、 , </∧ / {///////////////> 、 , </////// ∨__∨//////////////////>、 京太郎「それじゃあ、食事でも行きます?」 一「おぉっ! 話分かるじゃん!」エヘヘ 京太郎「ちょうどお腹も空いてましたし」 今日は付き添いの竜華さん達もいなかったから、ちょうどいい 一人で帰るのも寂しいからなぁ ガヤガヤ ザワザワ タカイワさん「お、須賀君帰りかい?」 京太郎「あ、タカイワさん! 今日もありがとうございます」 タカイワさん「今度も頑張ってくれよ」ハハハ 京太郎「勿論っす!」ペコッ カエルカー モウコンナジカンカー ヌワァァンツカレタモォォォン ヤメタクナリマスヨォー 京太郎「お、他のスタッフもそろそろ帰るみたいだな」 一「ほら、京太郎君。早く行こうよ!」グイグイ 京太郎「あっ、はい!」トテテ んー、でも折角なんだから他の人も誘うべきじゃないか? 京太郎「……」 どうする? 選択安価↓3 1 ちゃちゃのんを誘うのじゃ 2 ちゃちゃのんも誘っちゃるけぇ 3 ちゃちゃのんがええのぅ 4 咏 5 憧 6 えり ゾロ目だった場合は ちゃちゃのん以外全員(無慈悲) 683 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 40 11.21 ID ysz4uuzjo [4/11] 京太郎「(誰かいないかな……?)」キョロキョロ とは言っても今日は憧も咏さんもいないし 後は―― トタトタ えり「ふぅ……どうして私が老けメイクなんか」ズゥーン 京太郎「お!」 針生アナだ そういやあまり話したことないんだよなぁ 京太郎「あの、針生アナ!」 えり「ん? 須賀君、何か?」 一「きょ、京太郎君?」 京太郎「これから俺と一さんで食事に行くんですけど、針生アナもどうです?」ニコッ えり「え? いや……(最近お財布厳しいしなー)」ウーン 京太郎「……」 んー、なんだか渋ってるっぽい どうにか誘導できないものか えり「今日は、その」 一「ほら! こう言ってるしボク達二人で行こうよ、ね?」グイグイ 京太郎「針生アナ……」ボソッ えり「!」ビクッ 京太郎(容姿S)「ダメ、ですか?」ウワメヅカイ キラキラキューン えり「行きます」ギュッ 京太郎「わーい!」 一「……ケッ」ペッ 監督「うんうん、いいよー! もう一回行っとこうかー」ニコニコ いちご「な、なんでちゃちゃのんだけ……」シクシク 監督「……(可愛い)」ホッコリ スタッフ「(可愛い)」ホッコリ これがきっかけとなり 作品内での橘イチゴの扱いが酷いことになるとは誰が想像しただろうか ※ 全てスタッフの愛です 京太郎「じゃあ行きましょうか」 えり「……こんな年下の子に、不覚」ズゥーン 一「浮いたり沈んだり忙しいですね」ポムッ 684 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 49 28.85 ID ysz4uuzjo [5/11] 【スタジオ近く 街中】 ガヤガヤ マナイタダヨコレ! カナリマナイタダヨコレ! スッゴイマナイタ! クッ…… ウッウー! ドヒンニュウナノー 一「何食べに行く?」 京太郎「そうですね、何か希望とかあります?」 えり「いえ、特には……(えーっと、財布の中はひーふー)」ブツブツ 京太郎「一さんは?」 一「なんでもー。京太郎君は?」 京太郎「そうですねぇ……」 ここは男としてビシッと決めなきゃな 京太郎「……」 桃子「高い所を選んで、奢るという手もあるっすよ」ボソボソッ 京太郎「!?」バッ ガラーン 一「どうかしたの?」 京太郎「いえ、今声が……?」 気のせい、か? 桃子「安いところを選んで気遣いアピールも無難すね~」スゥゥゥ ガバッ 京太郎「!?」キョロキョロ なんだか分からないが、天のお告げか? とにかくこれを活かさない手はない! 桃子「……」ニマリ クスクスクス 選択安価↓3 1 牛丼屋 奢り難易度 10 2 レストラン ニ・リュー 奢り難易度 30 3 高級レストラン 一龍 奢り難易度 50 4 超絶高級料理 ト・リ・コ 奢り難易度 70 ※奢り難易度は次の判定で合格最低値の事です 688 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2014/03/31(月) 22 59 29.45 ID ysz4uuzjo [6/11] 【高級レストラン 一龍】 デデドンッ! 京太郎「ここです」バァーン 一「うわぁ……すっごいおっきい」 えり(石化)「」ピキッ 一「なんか超ゴージャスなとこなんだけど?」 京太郎「実は透華さんに教えてもらって、一度来てみたかったんです」 一「へぇ、とにかく入ろうよ!」 えり「あ、えと、その? 私お腹が――」 一「ほら、早く!」グイグイ えり「うぉえぁっ!?」ズルズル 京太郎「……それにしても大きいなぁ」 スタスタ 女将「おやまぁ、若い子達じゃな」 京太郎「三人、大丈夫ですか?」 女将「構いやせんよ。ほら、今日は空いとるから」 ガラガラ 女将「この部屋でどうじょ」 京太郎「ありがとうございます(このおばあちゃんすっげー腰曲がってるな)」 一「うわーメニューもたくさんあるよ!」 京太郎「へぇ、どれどれ」 捕獲レベル……245? なんだこれ、よくわからんけどとにかく美味けりゃいいや えり「」ガタガタガタガタ 京太郎「えりさん? 決まりました?」 えり「うぇっ!? いや! お、おぉ、うーん、そ、その!」 一「え? 八王?」 京太郎「あ、この八王のフルコースですか」ニッコリ えり「は?」 一「うわぁ、時価だって。すっごく高そう!」ビックリ 京太郎「流石針生アナは大人ですねー」ウヒャー えり「」 ガラッ 京太郎「すいませーん、この八王のフルコースで」 女将「はいはい」シュタタタッ 京太郎「(むっちゃ機敏だ……)」スゲェ えり「」カチコチ
https://w.atwiki.jp/kyotaross/pages/5695.html
433 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 21 23 43.47 ID ZYS8xHKfo [2/14] 432 ほとんど誰も知らない アクセル1系列で知ってる人がちらほらレベル 【期待の】須賀京太郎を応援するスレッドpart1【新人!】 2 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 27.34 ID TeMpTress 立て乙 3 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 27.35 ID YAnTeruru 2なら華麗に京ちゃんをGet!! 二人は永遠に結ばれる!!! 4 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR 1乙だぞー ワハハ もう個人スレが立つ時期かー 5 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 1さん乙です 京ちゃんってカッコイイよね! 6 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 1乙です 須賀君、全身余すことなく愛しています 7 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE なんや、ウチの京太郎の話をしたいんか? テレるでホンマ……// 8 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑ は? 9 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU おー! スレ立て乙や! 10 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Kapibaraa おつおつ! 11 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 乙 それと京太郎君……ごめんなさい 12 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 スレ立て乙だよっ☆ 13 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 乙! 14 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 3 通らないなぁ…… 1乙 439 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 21 42 54.26 ID ZYS8xHKfo [3/14] 15 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 正直、京ちゃんたまらない 16 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU それにしても、短期間でかっこよくなりすぎやなぁ ゼ●シィ衝動買いしてもうたけど、恥ずかしかった 17 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電不可避 18 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi ゼ●シィの京ちゃん、眩しかったなぁ…… 19 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 お婿さんに欲しいわねホント 20 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 早く色んな方面での活躍がみたいです 21 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT こんな奴の何がいいのか分からないんだし! 目の前にいたら靴を舐めさせてやるんだし!! 22 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑ ブチ殺されたいようやな? 23 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑↑ その足り無い頭に靴をねじ込んだるわ 24 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU そいつアクセル1スレにも現れる須賀君アンチやから、触れない方がええで 25 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 何がいいか、誰を好きになるかはその人次第じゃないかな? 私はもうゾッコンだよっ☆ 26 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 ゼク●ィ……本来ならちゃちゃのんと共演やったらしい 27 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID NekiYadEE ↑ そらよかったわ あんなエセアイドルと共演じゃウチの京太郎が廃る 28 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ATGsisteR ↑ そのいちいち【ウチの】って付けるのやめぇや どっかの姉を思い出してイライラする 29 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress ゼク●ィは美男美女で本当の夫婦の様だったな 少しばかり嫉妬したよ 30 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur お、女の方はどうでもええんやない? それより京太郎くんの話や! 31 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TokiTokii うちは目覚めつつある…… 何かに、何かに目覚めつつあるんや 32 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID MaSaEATG 娘二人がゼ●シィを買ってきた時は心臓が飛び出るかと思うたわ それにしてもこの子達、二人揃って中々やねー 452 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 00 02.12 ID ZYS8xHKfo [4/14] 445 雅恵さんも分かっていますが、ここは匿名掲示板なので ※ 訂正 26 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID FraGariA0 ゼク●ィ……本来ならちゃちゃのんと共演じゃったらしい 33 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CopY/maHO 自慢の先輩です! 34 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 会ってお話したことあるけど、いい声だったなぁ 全てがどストライク過ぎて色々と辛い…… 35 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru 何もかもが至高 京ちゃんはもはや芸術品 36 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OmaKAseA0 おもちの無いアイドルなんて興味ないのですよ 37 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ↑ スレタイをよく見て出直して欲しいなー ワハハ 38 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 雑誌もゼ●シィも、見ているだけで心が癒されますね 39 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi うん この間もう一冊ずつ買ってラミネート加工の特製しおりを作っちゃったよ 40 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 彼には今後も頑張ってもらいたいですね 41 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SteaLthMO 【速報】須賀京太郎サイン会【開催】 42 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID kIkaNjYuU ホンマ!? 43 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CharginG0 充電できる!? 44 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 サインが……貰える!? 45 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID HayariN28 面白くなりそうっ☆ 46 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 39.39 ID NekiYadEE 握手は!? 握手はできるんか!? 47 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 39.39 ID ATGsisteR 握手は!? 握手はできるんか!? 48 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur 関係者の話やと、握手もできるみたいやでー できるみたいやでー(ステマ) 49 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SGAsister サインとかいらないんだけど 50 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TeMpTress 欲しい……握手もしたい 462 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 13 54.91 ID ZYS8xHKfo [5/14] 459 どうでもよくないと思います ちょっといっぺん死んで、千本ノックを受けた後にバターになってきます 51 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID YAnTeruru どこの馬の骨とも知らない人と握手…… 52 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID CraZyCaR ワハハ、これは当日が楽しみだなー 53 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID iKeDaAcaT 握手すると見せかけて腕をへし折ってやるんだし! 54 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID sHadeMooN 一度生で会って確かめるべきだな その器が王に足るかどうか、そしてあの日の……男かどうか 55 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID TAMAnnee0 当日は混雑するだろうから、整理券を忘れずに列を乱さずに並ばないとねー(棒) 二度並びなどはご遠慮願うわ(某) 56 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID Maho/LoVE 関係者多スギィ!! 57 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID OHimeSAKi 絶対に行かなくちゃ! 58 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID koSI+MIZU 楽しみで夜も眠れません 59 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID SuGALoVE+ やっと会えるじょ 60 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID ONdIsKdes 男性が行ってもいいものなんでしょうか? 61 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID DojiMAID0 ↑ フヒヒヒ! いいと思います! ハグなんかもしていいんじゃないでしょうか!! いいんじゃないでしょうか!!! 62 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 19.19 ID NekiYadEE 妹には内緒やな……無論おかんにもや 63 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 19.19 ID ATGsisteR 姉には内緒やな……無論おかんにもや 64 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? 19.19 ID MaSaEATG なんか娘たちが鬼のような形相で旅行かばん引っ張りだしてるんやけど 怖い 65 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID hizamakur この機会は見逃せないでー ホンマ見逃せへんでー 66 名前:VIPにかわりまして雀士がお送りします[sage] 投稿日 ??? ? ? ?.? ID aRoUnD/40 今度こそ謝らなきゃ ~~~~~ 煌「ふむふむ」カタカタカタ 京太郎「煌さん? 何を見てるんですか?」 煌「いえいえ、なんでもありませんよ」ニコッ ということで、サイン会開催決定!!! 481 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 25 46.61 ID ZYS8xHKfo [6/14] 【某日 白糸台 京太郎の教室】 ザワザワ ガヤガヤ 京太郎「おはよーさん」ガラガラ オハヨー オハヨースガッチ! オハヨースガッチ! 京太郎「おう、おはよう」テクテク 淡「おはよー」グデーン 京太郎「どうしたんだ?」 淡「べっつにー」ムスッ 京太郎「まぁいつもの事だけどさ」ガタッ 淡「……」ジーッ 京太郎「ん?」 淡「ねぇ、アイドルなんてやめれば?」 京太郎「は?」 淡「今度……サイン会、するんでしょ」 京太郎「ああ、知ってたのか。サイン会つっても小さいもんだけど」 淡「……どこの誰とも分からない人にサインするんだ」ボソッ 京太郎「そりゃそうだろ、アイドルなんだから」 淡「でも、そんなの」 京太郎「それにお前にもしただろ? まだよく知り合ってない頃に」 淡「っ!!」ガタッ! 京太郎「淡?」 淡「バカっ!」ダダダッ 京太郎「あ、おい!? 淡!! 授業はどうするんだよ!?」 ガラガラッ! ビシャンッ! ザワザワ ナニアレー? 京太郎「淡……?」 483 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 29 39.53 ID ZYS8xHKfo [7/14] 【放課後】 キーンコーンカーンコーン 教師「それじゃあ、気をつけて帰るように」 ザワザワ ガヤガヤ 京太郎「結局戻って来なかったな、アイツ」ハァ 一体何をキレてたんだ? 相変わらずよく分からない奴だな…… 京太郎「麻雀部に行けば会えるか?」 いや、だけどアイドル活動もおろそかにはできねぇし…… 京太郎「うーん」 さぁ、どうするんだ俺? 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上でまこがいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 497 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 38 18.18 ID ZYS8xHKfo [8/14] 493 知り合いとイチャコラできたり、新・咲キャラと遭遇できる 京太郎「まぁ、放っておけねぇよな」ハァ 俺が原因で怒らせちまったようなもんだし…… さっさと謝って仲直りしないと 京太郎「よし、じゃあ行くか!」 テクテク 【麻雀部部室】 ガラガラ 京太郎「失礼します」 菫「ん? 京太郎君か」 照「京ちゃん!!」パァッ 誠子「何か用?」 尭深「はい、お茶」スッ 京太郎「あ、ありがとうございます。って、そうじゃなくて」 菫「?」 京太郎「淡、来てますか?」 菫「ああ。淡ならそこで……」 淡「……」ゴゴゴゴゴッ モブ子X「ひぃぃぃ!?」ペターン モブ子W「いやまぁ、わかってましたけど」プルンッ モブ子A「たまりませんのぉぉぉぉ!?」 菫「ご覧の有様だ」 / | |.. . ゙、 . ゙、゙、. \ |. i | i |. ∧ 、.i. .i . ` 、. ! | |、 | | i | ! | | | 、 > | | i 「! ヽート!、 リ ! |ハ ト | ̄ ̄. ,..-、| i | !゙、 _、!二゙、-| イ リ ! |ヽ | / へ.゙、 丶ヾヽ ´{ i` ヽ! 1!| /| !ノ゙、リ ヽ \ !丶  ̄ Vイ ハ |\ i. 丶 \゙、 ` リ `ヽ `┬ 、 ヾ / i ;ィノ U ,....-ィ /,, ‐レリ _  ̄ /゛=!_ \ `ー-、_ _/ ゛== 、 \ / ̄ヽ、 ゛===-、 京太郎「わーお」 502 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 46 46.73 ID ZYS8xHKfo [9/14] 京太郎「なぁ、淡?」 淡「……何?」イライライラ 京太郎「俺が悪かったよ。だから機嫌直せって、な?」 淡「……」 京太郎「ほら、キャンディーやるから」スッ 淡「あっ」 京太郎「好きなんだろ? ほら、カメレオーンって」デーン 淡「……」ブルブルブル 京太郎「あ、淡?」ビクッ 淡「……カメレオン」ボソッ 京太郎「カメレオン?」 淡「カメレオン」 京太郎「カメレオン」キリッ 淡「カーメーレーオーンー!!!」ジタバタ 京太郎「カァァァメェェェレェェェオォォォンンンン!!」ウォォォォ 淡「うるさいっ!」バキィッ! 京太郎「なんでっ?!」ドシャッ 菫「重症だな」ホノ 照「うん」ボノー 尭深「和菓子もあります」ノホ 誠子「用意いいなー」ホーン 淡「ふんだ!」ペロペロ 京太郎「?????」コンワク コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 雀力+1 30~89 性交 雀力+3 90~99 大成功! 雀力+5 526 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 22 56 30.93 ID ZYS8xHKfo [10/14] 折角の性交チャンスがーいやー残念(棒) こんなチャンス滅多にないよ、いやほんと! 509-510 愛宕姉妹かな? 京太郎「いたたたっ」スリスリ 菫「大丈夫か?」 京太郎「あ、はい。なんとか」 菫「淡、京太郎君はアイドルなんだから顔はやめておけ」 淡「ふーんだ。そのままタコになって人気落ちればいいのに」プイッ 菫「ボディにしておけ、ボディに」シュッシュッ 京太郎「なんだか菫さん、最近ボケを覚えてきましたね」アハハ 菫「うっ……//」カァッ 照「ひゅー、流石は伝説のチーム虎姫のリーダー!」 菫「や め ろ……!」 誠子「今日は私が教えてあげるよ」 京太郎「うわーありがとうございます!」 誠子「まずは基礎から抑えなおそうか」 京太郎「はいっ!」 カタカタカタ テコリン! ツモ! 京太郎「おぉぉ!」パァァァ 誠子「やるじゃん!」イェィ! 雀力がちょっぴり上昇した! 540 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 23 05 29.76 ID ZYS8xHKfo [11/14] 536 阿知賀ポータブルの菫さん(水着)はやめてさしあげろ(涙) 538 おもちタウンができるのか……(困惑) 誠子「まずはそこで鳴く!」 京太郎「はいっ!」 菫「いやいや、そこは狙い打つべきだろう?」 照「連続で上がれば問題無い」 淡「ダブリーすればいいじゃん」 尭深「収穫すれば……」 シャープシュート! コークスクリュー! フィッシング!! ダブリー! ハーヴェスト! ギャーギャー! 京太郎「」 ガラガラ 煌「遅れましたーって、京太郎君?」 京太郎「煌さん!」 煌「どうしたんですか?」キョトン 京太郎「普通の麻雀が……したいです」ツーッ 虎姫「」 / / / \ . . ゚。 ゚。____. ′ | ヽ . 八 .゚ `ヽ | | .. .| ゚。 _,,.. --=ニ、 i ト ヽ \. / | |、_________ - 、. | | ´ .. `.| | \ .i / / | γ´ ̄ .. . | | ハ ∧ィ八 | | ‘。 } // / ゚. ハ/ .. .|∨∨\| レ' 彡=≠=ミ ^i ’ │ } / ′ / ‘。 ', ト'≫=≠=ミ うl//ハ }トレ-、/ /... / { / ‘。 ', { 〃 うl//ハ 弋// ツ / |__ミ==-=彡 |\ } { ゚ . -j代 弋// ツ `¨´ \ | \______,,..ィ__ . `¨´ ' . . . . . ゚ | 入 / ∨ ハ ゚ . . . . . _______ l‐ ′ `¨ア¨¨¨´ \ /、 、 「/ ノ / 丶 _ _ _ _ _ _ _彡 `¨ ヽ ` ー‐ ´ / ` ..,,_ /{ _} ¨¨´ |入 /...| /.....\ 煌「あらあら」クスクス コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 失敗 雀力+1 30~89 性交 雀力+3 90~99 大成功! 雀力+5 563 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 23 19 57.85 ID ZYS8xHKfo [12/14] 煌「ふふっ、ダメですよそんなに硬くしちゃあ」スッ 京太郎「あっ」ビクッ 煌「身長に、そう……んっ、いい感じですね」ブルッ 京太郎「お、俺……こういう状況初めてで」カァッ 煌「大丈夫。私がリードしますから」ギュッ 京太郎「うっ、お、俺もう……!」」 煌「ダメですよ、まだ出しちゃ……」ツィー 京太郎「でも……」ハァハァ 煌「こらえて……もうすぐ、もうすぐですから」ハァハァ 京太郎「あぁっ! もう我慢出来ない!!」 カチカチ テコリン! 満貫!!! 終局 貴方が1位です! 京太郎「や、やったぁぁぁぁ!!」ウォォォ 煌「すばらっ! すばらっ!」ピョイン! 京太郎「初めての1位だぁぁ!」 菫「ぐぎぎぎぎぎぎぎ!!」ギリギリギリ .! !i ! i 。 . i i . ', ゚ ゙, .! ! ! i ! !.; . i ! . ! ゙, ! ! i, ! ; i ! i . ! ! ! ! ', ! !', i i i_ ! ! . i .! i !_, -'"¨ ヾ! i`'ー- 、_ i !,`\ i i . ; i ! i ! ! / ! i , \-、 ヽ; !', ', \ !i; . . ;i i i'! i ii| ./ ! i . `┤'゙ヽヾ、, ヽ; i'!'; . /i;'! _,. -―'''!'i ii _,. !i'イ ※菫さんです i i, i ', -<ゝ`'ー=ニ、\,'ー.;- 、_ .. / i' ! ;, -‐" ,j i' ! _.ィ'", ‐" .!ii i i ', ´...へニェェェュ-;ヾ ノ `¨'ヽ,'''''''_,ノ┴------‐''"´ ´ i´ . /!i ! i ', ' ゙̄´ヽ ` ´ ン'、ー―-- _,...、_ ,' 〃 ゙' 、 i'; '; ', '>ッニ二二、-<´`' i . , ' ヽ',! '; i'、 ; ! ;' ; / \ '; ; i '、 j /, -―''' ,' ;' ;' ;' ,/ | \; i ヽ ゙ u イ/ / ;'_`''''' ', . !, `'ー-',、 _ /,/' /; ィ''"´ ``' ', |i i `' 、 ゙,`'ー‐ ‐'''ヽ、 / / ,'‐'´/ i . i' ;' `' 、  ̄ _`'- 、.,__,) _,. - '´ ゙ 〃 / .i . i ,' . ,', i i'i 、_ ` _, - '" .〃./ /.i .. ! i i ヽ i i i >、,, -‐ '"ヽ, 〃 / 照「顔が酷い」 淡「もう全部すばらでいいんじゃない?」 菫「(´;ω;`)」 京太郎「ありがとうございました!」 煌「いつでも頼ってくださいね!」ニッコリ 雀力が上昇した! 571 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 23 30 40.55 ID ZYS8xHKfo [13/14] 京太郎「いやー、麻雀ってやっぱ楽しいですねー」 煌「そう言ってもらえると、なんだか嬉しいかな?」アハハ 京太郎「これからも色々教えてくださいね!」 煌「勿論ですっ!」ニカッ フラフラ 菫「お、お願いだ京太郎君……捨てないでくれ」ガシッ 京太郎「え?」 菫「もっと頑張るからぁ……! 捨てないでくれぇ……」ウルウル 京太郎「」 淡「タローが悪いよタローが」 照「複雑な心境」 尭深「(どうしてこうなったんだろう?)」コンワク 誠子「弘世先輩ェ……」 京太郎「だ、大丈夫ですから? ね?」ナデナデ 菫「ほ、本当か?」グスグス 京太郎「はい! これからもお願いします!」 菫「……」スッ ,r‐─===‐- _ / ´ `ヽ \ `ヽ . "/ . / / / .. / / / / |i | li } . //イ /⌒i | | |i l⌒|i } i .'/ ∨ ,,__|i_| 」_八_/i リ } | ハッハッハッハッハッハ!. 〔// 〔 ̄` =ミ、/ } . //| | ′ "" / リ ′ /_ | 从 / / / / / 〔 |_ /ハ t ァ /___ / _/ ' / .*゚ / . ./ , |i ′ ゚+'.. / / ーr‐ ´/ ハ |i | '% / ' _.ノ〕 . //> | . 〔´ / ' / `ヽ ' 〃 / / ' \. / | ∧_/ / /⌒\/ | .′/ / / ヽ 菫「まぁ、当然だな」キリッ 淡「邪魔だから帰ってくれない?」バッサリ カンッ! ちょい飯食ってくる 587 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/03(火) 23 48 23.81 ID ZYS8xHKfo [14/14] 炊飯器のスイッチ入ってなかった…… ので、とりあえず再開 【翌日 白糸台 京太郎の教室】 キーンコーンカーンコーン 京太郎「ふふふ」ニマニマ 淡「何ニヤついてんの? キモイ」 京太郎「いや、俺も中々麻雀が強くなったなーってさ」フフン 淡「えー? まだまだ激弱じゃん」 京太郎「実はな、昨日跳ね満あがったんだよなーこれが!」アハハハ 淡「別に跳ね満とか余裕だし」バッサリ 京太郎「……っ!」 淡「?」 京太郎「淡のバカ! もう知らないっ!ダダダッ ガラガラ! ピシャッ! 淡「あっ」 ザワザワ トトロ? ナンデ? メイチャァァァン 淡「……」 安価↓3 1 麻雀部に行く 2 今日は事務所に行く そのレスのコンマが50以上でまこがいる 3 まっすぐ家に帰る そのレスのコンマが50以上で優希がいる 612 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 00 41.91 ID w3AXTkbVo [1/15] 【街中】 京太郎「全く、淡の奴……いつかぜってー負かしてやる!」 まぁ、そんな日が果たして来るのか分からねーけど 京太郎「とにかく、俺はやれるだけのことをやるんだ!」 その為にはまず、トップアイドルを目指さないと! 京太郎「うぉぉぉぉ! 燃えてきたぁぁぁ!!」ダダダッ 【アクセル1】 ガチャッ! 京太郎「おはようございまーす!」バンッ! 久「あら、おはよう須賀君」 竜華「今日も元気やなぁ」 まこ「久しぶりじゃのぅ」 煌「今日も頑張りましょうね」 社長「頑張り給え」 京太郎「よーし! まずはスケジュールの確認からですね!」メラメラ 久「えらく燃えてるわねぇ」 竜華「サイン会が近いし、燃えてもらわな困るで」 まこ「元気そうじゃな……」ホッ 煌「スケジュールはこちらですね」 京太郎「ありがとうございます!」パラパラ 京太郎「ってなんで染谷先輩が!?」 まこ「やっと気づきおったか、このバカタレ」ペチコン! 京太郎「あたっ!?」 __ __ / \_/ \ / トヽV/; | \ ,. ―' !゙゙`´"'ツ }ヽ f',ィ / ノ /ノ ヽ }. レ 、 ,ィ'―- レ'-\ ノ | イィ / |fフヾi 、 , ィァ=、 } ヽ { 久しぶり、じゃな. ノイ i ハ、|゙、 ノノート_ ! ノレ1、 } \ f'-‐{ K i |"-" ' "-"イノ レ| );ヽ ノ 从 、 \_ ー ‐ _ノ ノ人 ( ツ \へ、 rー-‐' |ノノ ノ'" ヾ ___ノi ノー-、_ r'" . . . . ト---/ . . . . . . .>=、_ / ト、 . . . . | / . . . .;.イ r==i .} / V| \ . レ' .___/ / レ' | i. / 〈/ ̄Τ`Tー-―"| / | \_ /f三ヽ、 __|二L__. ヽレ / ├==' 人'へ-√´ \ ヽ\ / | { ' '´ / ー-≠- 、 } 、 _,..ィ_´ V `ーr--イ | | くー- 、_ ノ | 〈 | ! ヽ 、_二 ̄ ノ | | ヽ } 〉 / ヽ | ソ 〈 |ー―------- -―'" 〉 フー--r―----r―‐r―く / / / | | i ヽ 【まこ祭り! はっじまるよー! の巻】 627 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 12 12.51 ID w3AXTkbVo [2/15] ~~数分後~~~ 竜華「竹井さん、ホンマに大丈夫なん?」 久「んー? 何がかしら?」 竜華「何がって、二人きりにしてもうたやん」ハラハラ 久「まぁ、大丈夫なんじゃない?」フワァァ 竜華「」 久「まこも、溜め込んでいたものを吐き出せるといいわね」トオイメ 煌「?」 久「(もっとも、溜め込んでいるのは須賀君も同じなのかもしれない)」 竜華「??」 【アクセル1 会議室】 京太郎「いや、驚きましたよ」 まこ「なんじゃ? わしに会いとう無かったんかのぅ?」 京太郎「いえいえ! そんなことないですって!」 まこ「ふ~ん? 本当じゃな?」 京太郎「はい! 染谷先輩にだけは……ちゃんとお礼も言いたかったですし」ポリポリ まこ「お礼?」 京太郎「今まで一番面倒見てもらいましたし、お世話になりましたから」アハハ まこ「そうじゃったか? 悪いが覚えとらん」フイッ 京太郎「……俺は絶対に忘れません。染谷先輩の優しさは」 まこ「っ!」ズキッ 京太郎「だから……俺はあの日、染谷先輩に――」 まこ「……!」バンッ コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 まこ「そんな話はどうでもええじゃろ」レイプメ 30~89 まこ「まだ、覚えておったのか」トオイメ 90~99 まこ「それは、勘違いじゃったと言うとろうが……」ブルブル 653 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 23 44.50 ID w3AXTkbVo [3/15] まこ「まだ、覚えておったのか」トオイメ 京太郎「……そりゃ、覚えてますよ」 まこ「あれはただの勘違いじゃ。あんな状況で優しくされれば、誰だってそうなる」 京太郎「それでも、それでも俺……本気で!」バッ まこ「だぁっとれ!!」ビリビリッ 京太郎「っ!?」ビクッ まこ「……大声出して悪かったのぅ」 京太郎「いえ……」 まこ「今更……その話を蒸し返してどうなるんじゃ? わしの気が変わってるとでも思うとったのか?」 京太郎「……それは」 まこ「部長から話は聞いちょる。トップアイドル目指して頑張っとるそうじゃな」 京太郎「はい」 まこ「ならあの日の事は忘れた方がええじゃろ。知っちょるのはわしと京太郎の二人だけじゃ」 京太郎「……じゃあ、一つだけ聞いていいですか?」 まこ「……それで、あの日の事を忘れると誓うんじゃな?」 京太郎「誓います」 まこ「それなら、わしも正直に答える」 京太郎「あの日の……答えは、本音ですか? それとも――」 まこ「……」 コンマ安価↓3 ゾロ目で大成功 00~29 まこ「嘘に決まっちょろうが」 30~89 まこ「本音じゃ」 90~99 まこ「……」 685 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 31 29.40 ID w3AXTkbVo [4/15] まこ「……」 京太郎「……染谷先輩」 まこ「……きっかけは、いつじゃったか」フッ 京太郎「え?」 まこ「思えば、第一印象は最悪じゃったしのぅ」クスクス 京太郎「……あはは」ヒクヒク まこ「かと思えばすぐにわしらの恩人になって、部の仲間にもなった」 京太郎「……」 まこ「弱いくせに、麻雀を楽しむ顔だけはいつも眩しくてのぅ……」 京太郎「……」 まこ「部長に雑用を押し付けられても、麻雀が打てなくなっても……同じ顔をしておって」 京太郎「……」 まこ「ふとある日、気づいたんじゃ」 / . . . . . . . . .! . . . . . . ゙、 ゙、 ...... . . . |_ ! . . . . | . . . . . . . 〉 ,.- ヘ iヽ . . .、ヽ |. . / .. // ,|ナヽi、 i、 i!ノ.. | 〈.. . . . . . . 〈 ,..-‐ニ ヽ=fk; ソ レ ! . /.. . . . . iヾi ,,=‐i" ! i;j.、 | ゙、 、 A ヽ|"b ! i. ゞー' 、 /. . {ヾ ` ー  ̄丶_'"´_ ,ノ ! !ヾ /i. . 丶、 , -‐ァ/ i ノ ! i . . ;ヾ"`  ̄ ! /^ 、 ! 、 ゙、` ____,..-‐'V '´'" ´ ̄ ̄`ヾ / i. / V!.i / |. / i.|...i / |/ ||....|.i | まこ「ああ、わしはこの男が好きなんじゃなぁって」 ~~~~一年近く前~~~~~ 694 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 41 43.75 ID w3AXTkbVo [5/15] 【全国大会会場 控え室】 久「いよいよ全国ね!」ワクワク 優希「絶対優勝するじぇー!」 和「頑張りましょう、咲さん」 咲「うん! 頑張ろうね!」 まこ「ん? 京太郎がおらんようじゃが?」キョロキョロ 久「ああ、須賀君ならお使いよ。色々と必要な物も多いし」 優希「タコスを買いに行かせてるじょ!」 まこ「なっ!? 京太郎はついさっきみんなの荷物を宿まで運んでおったじゃろうが?」 久「え? でも本人が行くって言うから……」 和「ですが、須賀君一人で大丈夫でしょうか?」 咲「迷わないかなぁ」 まこ「部長、たまには京太郎を休ませたらどうじゃ?」ハァ 久「あらいいじゃない? 本人も納得してるんだし」 まこ「……」ハァ 久「まこ?」 まこ「もうええ。ちょっと外の空気を吸ってくる」ガチャッ 久「あ、ちょっと!」 まこ「……後で後悔しても、遅いんじゃぞ」ボソッ バタンッ 和「……?」 優希「後悔って、なんの話だじょ?」 咲「……後悔」 久「まこったら何を言ってるのかしら?」ウーン? 初めての全国出場 その功績に、わしらはみんな浮き足立っておったんじゃな そのせいで、周りが見えておらんかった 京太郎がどれだけ無茶をしておるのかも 【全国大会会場 廊下】 タタタッ まこ「(京太郎のバカタレが! さっきまでフラフラしておったくせに!!)」タタタッ 712 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 00 52 32.58 ID w3AXTkbVo [6/15] 【会場入口前】 京太郎「よし、これでリストの物は全部買えたか……」フラフラ なんだか、気分が悪いし……早く終わらせねーと 京太郎「ここを曲がっ……」フラッ あ、ヤバイ…… 視界が……霞んで……? ボフッ ???「……」 京太郎「あ……?」 なんだ、この柔らかいもの 俺、何に倒れ込んだんだ……? 京太郎「……」 ダメだ……もう、意識が…… / . / . ∧ i/ `ヽ /. /. /ヽヽ/,i .. .ヽ /. /. /```´""'| . . .i i, '´..... __ノ-‐' 、 ヽ . . .|i | . . i i /_ ´ 、\\. ゙、 ハ.| | /if'  ̄ヾヽ ,..---、! .. i /. W レ|、゛i .. 。/ ノ=、! '、 ̄iヽイ ;イ i / . ;ィ 、 | `ー---‐' ., ヽi' ン 'イノi レ 京太郎! i; イ | `ー、 ` ー7 ,ハ しっかりするんじゃ!! !ハ人 i i ヽ  ̄ フ /' i ! レ、! A ノ \  ̄ ,... ‐'´ i ル゛ r‐≪´ ̄ . . . .\ `ー; 'ノwV'イ;イノ /=、 \゛ 、 . . . . . .\__ !ー、ヽ |´ ヽ \゛ .、 . . . . .\ー-i . . \_ | ゛、 \`ー-、__ .\ !. .;, ."i 、 !i \ ∧ ̄ ̄\-、!. /‐ 、| ハ i| / i ..ー-、i イ, - |.! .∧ ヽ. i レ ! フ'ハ´、 |i | ! ゙、.| | /ノ ハ ヽ、」.! ー-i !| `フ´ ; ; i | V | 〈 !、 ´ー'´` ヽ」 .L ヘ_,〉 | | | / | ゙、 京太郎「……」マッカッカ まこ「凄い熱じゃ……!」 ガシッ まこ「すぐに楽な場所に連れて行ってやるけぇ!」 京太郎「そめ……や……せん、ぱい?」 まこ「喋らんでええ」 京太郎「おつかい……とどけ、ないと」ゼーゼー まこ「~~~~っ!! この、バカタレ!!!」 729 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 01 58.36 ID w3AXTkbVo [7/15] 【医務室】 BJ「軽い風邪のようだ。過労と重なって熱が高くなっているだけだな」 まこ「風邪か……」ホッ BJ「今日はゆっくり休ませてやるんだな。相当無理をしていたらしい」 まこ「ありがとうございます」ペコリ BJ「礼よりも金の方がいいんだが……」 少女「ちぇんちぇー! このお兄ちゃんはまよっれらピノコを助けてくれたのら!!」 BJ「やれやれ、そういうことらしい」ハァ まこ「自分だって辛いかったじゃろうに……」アキレ BJ「お前さんの彼氏、いい男だ。大事にしなよ」 まこ「なっ!? 彼氏じゃ――!」 少女「ばいばいなのよさー!」 ガラガラ ピシャッ まこ「あっ……」 京太郎「……」スヤスヤ まこ「……ふぅ、やれやれじゃな」 京太郎「ん……? 染谷、先輩?」パチッ まこ「お、具合はどうじゃ京太郎?」 京太郎「ここは……?」 まこ「医務室じゃ。覚えておらんじゃろうが、お使いの途中で倒れたんじゃぞ?」 京太郎「そんな……あの、荷物は?」 まこ「安心せぇ。ちゃんと届けてある」 京太郎「なんだ……それなら、よかったです」 まこ「え?」 京太郎「だって、タコスを作れないと……優希が実力を出せませんから」アハハ まこ「~~~~っ!!」ギリッ 739 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 10 32.84 ID w3AXTkbVo [8/15] まこ「なんでじゃ? なんでそんなに身を削るんじゃ?」 京太郎「え?」 まこ「今のみんなは全国しか見えとらん、誰もお前を見とらんのじゃぞ?」 京太郎「……」 まこ「そんな状況で、どうしてそんなに献身的になれるんじゃ!?」 京太郎「なんでって……」 まこ「辛いならやめればええじゃろ!? 弱音を吐けばええじゃろうが!!」 京太郎「……」 まこ「どうして、京太郎だけ……」ツーッ 京太郎「……いるじゃないですか」 まこ「……え?」 京太郎「俺のこと、見てくれている人」 まこ「?」 京太郎「染谷先輩が……いますから」ニコッ まこ「!!」ドキッ 京太郎「だから俺、頑張れるんです」 まこ「な、何を言うとるんじゃ……」カァッ 京太郎「いつも心配してくれるし、染谷先輩は優しいですよね」 まこ「な、なぁっ……//」 京太郎「だから、カッコつけさせてくださいよ。俺だって男なんですから」 まこ「じゃ、じゃが!」 京太郎「それに俺……実は」 まこ「?」 京太郎「染谷先輩のこと、好きなんです」 まこ「!?」ドクンッ 750 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 18 17.25 ID w3AXTkbVo [9/15] 京太郎「あ、あはは……俺、こんな時に何言ってんだろ?」 まこ「な、なぁっ」パクパク 京太郎「でも、言っちゃった以上……返事、聞いてもいいですか?」 まこ「!!」 わしじゃって……京太郎のこと 京太郎「……」 まこ「……」 じゃが、それは…… ~~優希「京太郎は私がいないとダメダメだじょ!!」~~ ~~久「須賀君、いつも助かってるわ」~~ ~~和「もう、須賀君。どこ見てるんですか?」~~ ~~咲「京ちゃん! 一緒に帰ろうっ!」~~ みんなを裏切ることになる まこ「っ!」ギリッ 京太郎「染谷……先輩?」 まこ「な、何を言うとるんじゃ、バカタレ!」ペチコンッ! 京太郎「え?」 まこ「ちょっと優しくされただけで、勘違いとはのぅ」ハァ 違う 京太郎「あ、あははは……そう、ですよね」 そうじゃない まこ「そうじゃ。京太郎はあくまでただの後輩じゃ」 そうじゃない! 京太郎「あちゃー、少しは脈があるかと思ったんですけど」ハハハ 好きなんじゃ…… まこ「当たりまえじゃ。まだまだ修行が足りん」アハハ 本当はお前のことが……好きなんじゃ 京太郎「フラれちまったなぁ……」 まこ「……」 ~~~キング・クリムゾン!!!~~~ 【現在】 京太郎「……」 まこ「……」 764 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 30 40.92 ID w3AXTkbVo [10/15] 京太郎「そう、ですか」 まこ「これで満足したかのぅ?」 京太郎「はい。ありがとうございます」 まこ「……じゃあ、もう話は終わりじゃな」 京太郎「あの」 まこ「……なんじゃ?」 京太郎「こんな俺を、好きになってくれて……ありがとうございました」ペコリ まこ「……それはこっちのセリフじゃ」 京太郎「これで俺、吹っ切れました」トオイメ まこ「こっちはとっくに吹っ切れとったんじゃがのぅ」ケラケラ 京太郎「やっと、前に進めます」 まこ「……」ガタッ 京太郎「あっ」 まこ「わしはもう帰る。元々、京太郎の顔を見る為だけに来たんじゃ」 京太郎「もう帰っちゃうんですか?」 まこ「バカタレ、これでも忙しいんじゃ。もう部員でも無いお前に構ってもおれん」 京太郎「……」 まこ「じゃあな、京太郎。いいアイドルになるんじゃぞ」ニッ 京太郎「はいっ!」ニッ ガチャッ バタンッ 京太郎「……また、フラれちまったかぁ」ハハハ 【長野行き 電車】 まこ「……」 吹っ切れた、とはのぅ。 あのバカ……今まで律儀に想い続けとったんか? まこ「本物のバカじゃなぁ」ククク いや、それはわしも同じじゃな 大馬鹿者じゃ、二人して まこ「……大きくなるんじゃぞ、京太郎」 お前はわしみたいな小さい女に縛られる男じゃない じゃからこそ、もっともっと大きくなるんじゃ まこ「これからも、期待してるからのぅ」 わしの、初恋の人…… 染谷まこがファンになりました!! 787 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 43 23.84 ID w3AXTkbVo [11/15] 【おまけ】 京太郎「……」 コンコンッ ガチャッ 竜華「京太郎君、ちょっとええかな?」 京太郎「はい、どうしました?」 竜華「……何かあったん?」 京太郎「え?」 竜華「まーた、暗い顔しとるから」ムニー 京太郎「ほへ?」ホッペムニムニ 竜華「……初めて会うた日とおんなじ顔や」 京太郎「……」ウツムキ 竜華「うち、プロデューサーや」 京太郎「え?」 竜華「辛い事も、苦しい事も、楽しい事も嬉しい事も……みんな一緒に受け止めたる」 京太郎「竜華さん……」 / / / // ´ ̄ ヽ / / / | l | | . i. / / | / / > ´ /, ′ | l | | . l / /... | i /ァ===ミ、 ヽ /イ . j_| | . │. ′. リ、 ;《 ん干ハ\ 〃 j\ イ / . /|. / . / ∨ | { ト ノ ' ,ノ / ヾ }/} \ __/ .′ ′ { ヽ{ ゝ こソ =ァ=/ / ソ/ / \ / / ! ∧ 。 ん干ハ㍉ / / ヽ.′ ′ |... ∧__ . ' .' . { ト ノ ′|} / / /// . i|.. | { 、 ゝ こソ //彡 //..... i|. |∧ ヘ / / ノ... i| l ∧ 「 、 . ' .' .° ′ノ┬=ァ ´ i| | / . ` -- ′ , イ / / / j| l / \ / / // j| |/ 丶 ___,,.. イ ../ / i| ト / / i| ../ /-=ニニニム {ニ\ / / i| . ,′/ 竜華「せやから、泣きたい時は泣いたらええ。そのためにうちがおるんやから」 京太郎「りゅう……か、さん……」ポロポロ ムギュッ 竜華「ええ顔が台無しやな、ほんま」 京太郎「……うぅっ、グスッ……お、俺……」グスグス 竜華「……うちが、トップアイドルにしたる。絶対に、したるから」ギュゥゥ 京太郎「はい、必ず!」 竜華「……強うなろうな、一緒に」 これからも、ずっとずっと一緒に―― 久「……敵わないわね、ほんと」 煌「ふふっ、流石にこれは妬いちゃうかなー?」 竜華「(でも、トップアイドルになったら……京太郎君は)」ズキンッ 一体、誰を選んでしまうんやろ……? カンッ! 805 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 01 58 25.85 ID w3AXTkbVo [12/15] 【おまけのおまけ】 ※今回出番の無かった咲さん 咲「ふんふ~ん♪」カキカキ カリカリカリ 咲「出来たっ!」 婚姻届「須賀京太郎 宮永咲」 バーン! 咲「ふふっ、付録のやつだけど……なんだか嬉しいな」 コンコンッ ガチャッ 宮永父「咲ー? 風呂湧いたぞー?」 咲「ひゃひっ!?」ビクッ サッ! 宮永父「ん? 今何を隠したんだ?」 ,..-‐ .' .´ ̄ .` .ー.、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . \ / . . . . . . . . . 、..... .、 、 . .、 .. .\ / . . ... ; . . i i i ......i ...i......i... \ i . . i i.. ;i_; !-、ハ i }-トi、 i i ... ヽ | ... i |/ハ |!|;ノ | | |、ハ|`i i .. . ゙、 |. | |/;xf'‐-、 |;ノiノf==、イi ハ i . .゙、 | i | i(! b. .. i ............0 . })| i ヾiヽiー-ヽ. | ! fヽ i ゙、 `ー' 、`ー' ,!ノ | ヾ!、 ヽ ヽ!ヾ "" "" i ,、 | な、なんでもないよ! なんでも! ヽ、 ` ー 、 ! ̄ヽフ /,ノ \i ,、 ヽiヽi、` , 、 ` ̄´ / /./ /フ r、 ヽ| ` ーイー-――ァー,-、 _ /./// ,.-,. ヾヽ. | i _,....-‐ . '〔' _/ . . . . . // ヾi |i ノ ´ ∠- '/ ,...__ヽ丶 | .! ,イ、、 . . . . . . .ト._´/ . . . . // r-、| | ´ 、 ∠.._ `ー-、`ヽ` Vヽ.,、 、\ . . . . i / . . ,;. ."イ | / ゙、 ヽ ヽ ,ィ―ー‐' ⊂二 ー' ,イ ー`ー-ヽ./-‐"-‐'ノ== レ' ヽ√i ,ノ ヽ / / .V `ー-┬'`i'ー―'´ ヽヘ ;ヘ,メ、 /〉 宮永父「ふーん……なんでもいいけど、早く降りてこいよ」 咲「う、うん――」 宮永父「須賀咲ちゃん」ニヤニヤ __ ,. ' ´ . . . . .、 . . . . .` 、 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .丶 / . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 丶 ,/ . . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . i.... .................ヽ l . . . ./ . . . ./ . . ., . . .| . . . . l. .. i. .. ... .... .....', li . . .| . . . . l . . ./l . ./! i . .i ハ . |l .l . . . l . . ...i | .r‐! l . .`iー/‐ァァT' . /フTナiT´ . .| トi、| { .{ ‐N、 . {r―r-r l/!'―r-i'| . . ,リ リヽ! ヽ!ヽ _ `{. _ヒソ _ヒソノ/イ | `ヽ!ゝ ////////////j i /|ハ! ,∠_ ̄〈 ` こ__ー--_ュ,/く' i ヽ 、ヽ ヽ 丁 i i ハ 咲「あぅぅぅぅぅ!!」ボォォッ カンッ! 825 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 02 09 54.59 ID w3AXTkbVo [14/15] 【おまけのおまけ】 ※今回出番の無かった和さん 和「ふんふ~ん♪」カキカキ カリカリカリ 和「出来ましたっ!」 婚姻届「須賀京太郎 原村和」 バーン! 和「ふふっ、付録のやつですが……なんだか嬉しいですね」クスクス コンコンッ ガチャッ 原村父「和? そろそろ寝なさ――」 和「ひゃひっ!?」ビクッ サッ! 原村父「ん? 今何を隠したんだ?」 ./ .\ /./ .. . . . . . . . . . 、. . . . `、 ./ / / , / ! ! ! | `, || | | ハ .,ィ /| | | .| | | | || | | | | |/.| _,ム !゙. ,〈_/ /! ノ | | || | |十ナ丁/ .| /|儿`゙ナ" | | || ヽ, { {itツ ̄ {iィツ¨リ /ソ / ! \! ー/////,//ー."ハ/ . / | ト、 , 、__ _ ハ !| な、なんでもありません / ! \ヽゝ-‐_-,.' ィ!リ ! . / /| | \ ' /!|\_| . | / _,,.-‐ヘ |\ \`| | ! ト、 ./ ヽ ! \ `!.|. | . リ ヽ 原村父「隠し事か? 関心しないな……」 和「は、はい――」 ガチャッ 原村父「須賀京太郎……覚えたぞ」ブツブツブツ バタンッ / / | |゙ | . . | | VM、_| . | } ト、_,. | ヾ ', ./ / .! i! N . | い !/≧二]/"|´ . | . | !. ! / | | | |',/ ヽ| \ |ィ/,ゞ..、\,! / i! | | ,' / | { . ! /| 〉|-. \!" {_ rj ', リ/} . . ノ|/゙. |. i ィ .∨\"| /,ィうヽ ィ゙ ` ソ i} |/ ' |. | /.! | |ヽ {_,ィrj ', .`ー‐゙ ./ ! ! | |∨ ヽ{i ヾ, ツ | | ヽ .| \ \, `" _,,._ | {. 'j |  ̄、 ̄ _,,. - "__\ { '., ! .ハ. { ./ 〉 ./! \ .| リ`ヘ. V ./ ,ィ=、| ト、 ヽ. | `..、, `ー " ./ |/ \ . | i }. リ ,' / / ー, --‐' / ヽ ヽ ̄ `ヽ. / / / / / {/〉, / 〉, \ \ / / / _,.ィ={ |/. !. / /| \ \ } / / /_,,.-/ / | | . / / | | .\ \/ / /} / / / . | |_. / / .! ! .\ ヽ,. / /_,/゙ / / / | |. ` ./ ./ .| | / \ `、 和「ひゃぁぁぁぁ!!」ボォォォッ カンッ! 836 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/04(水) 02 20 54.52 ID w3AXTkbVo [15/15] 【おまけのおまけのおまけのおまけ】 ※今回出番の無かった優希さん 優希「ふんふ~ん♪」カキカキ カリカリカリ 優希「出来たじぇっ!」 婚姻届「須賀京太郎 片岡優希」 バーン! 優希「ふふっ、付録のやつだけど……なんだか嬉しいじょ」 //././ .ノ ./ / ./ / ./ / . γ´ ̄`ヽ._____. ′ / / / . / ./ / / / .ハ } .} .\! . リミ_ ヽ / / / / / / ./ / i { | / .リ || ! ヾ、___ノミ ¨` '.., ,.._/ / / i { { | | || /| .|||| | | || || | | ', ` 、 ヽ /゙゙\ .`i ' ./! .! .| | Ⅸ .|| 小 { { |Ⅸ | ├ ソ─ソミ/i リ .リヾ ヽ '., . /ヽ, ) / { |. | ! !丶 弋.八ヾヽ |.! |.|..\|\| | / //| ./} }.}}. ', '., イ { /_.// 弋_,.ィ-‐,イ‐v‐-、 .ゝ. Ⅵ \_| '. ィ=乂=/.' ! / / |リリ. } }. _{ ゙丶イ′ _, .-‐ィ( ),.r===ミ / 心 j// | /ノ.} } }. /∨. ノ´ |.ヽ /.! iィ c リ冫/、 !./´ ./ ;/ / ヘ、_>‐-- ィ ´ /| ∨ {.! ヽ二.ノ. /./ } . | / ;/ ./ 、 ── / . {{ { 人 ________ /./ ノ/ /| ./. ー─-一ヘ. ヾ l\ { .\ V `´/ /ノ ,. /.彡イ´ / ./ / ./ ` ..\∧リ\ ` - ‐ .′ / // `´¨`ヽ__ // イ ,. 、イ ̄ ̄「|| ̄¨`゙`ヽ ._「Ν>, . _ ,, . -< /.,' ._/ , `´ / ̄¨. ∨ |.|| .| ´`ヘレ'7 ̄ ̄ ̄ ̄¨`/ !/ / , `ヽ / i | |.|| .|´ヽ ,./`/ .{ / / / } } ! .|.|| .|/介ヽ_/ ∧ ! / / ヘ / \ .\ |\ . レイ..| ∨ .\ | ./ .ノ ./`` ‐ - 、 . / \ ⅵ .\ .∧ .i/ `ゝ`ーヘィ´ 丶, \ \ \/ \ / ./ / / / ./ 婚姻届け / 優希「犬、これからもずっと一緒だじぇ」 優希「たくっ、しょうがねぇなぁ」 優希「なにをー! こんな美女捕まえてなんでイヤそうなんだじょ!」 優希「うるせーちんちくりん!」 優希「ムキィィィ!」 優希「でもまぁ……可愛いとは思うぞ」 優希「じぇっ?!」 優希「……好きだぞ、優希」 優希「……私も、好きだじょ」 優希「嬉しいよ……優希」 優希「京太郎……」ボソッ カンッ! 942 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 02 33.00 ID pMZkOtLJo [3/12] ~~~すばら先輩 出会い編~~~ 【とある日 京太郎のアパート】 京太郎「ふんっ……ふんっ!」ググググッ 煌「ふふっ……」パラッ 京太郎「ん……?」 煌「……」クスクス 京太郎「あのー? 煌さん?」 煌「はい?」 京太郎「何を見てるんですか?」キョトン 煌「ああ、アルバムですよ」 京太郎「アルバム……?」 煌「ほら、私と京太郎君が出会った頃の」 京太郎「あっ」 煌「懐かしいですね」フフッ 京太郎「あー、あの頃ですかー」 あの頃は確か……中学二年生か 今思えば、少し恥ずかしくなるような出会いだった 煌「覚えてるんですか??」 京太郎「忘れたくても……そう忘れられませんよ」トオイメ あんな――出会いは ~~数年前~~ 【須賀家】 須賀ママ「京太郎ー? 京太郎ー?」キョロキョロ ?「あの、おば様?」 須賀ママ「ごめんね。うちのバカ息子、最近反抗期で」ハァ ?「そうなんですか?」 須賀ママ「ごめんなさいね。すぐ見つけるから、少し待っててくれる?」 ?「はい!」 須賀ママ「もう、どこへ行ったのかしら?」テクテク ?「……」 943 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 15 21.34 ID pMZkOtLJo [4/12] ?「(……暇だなぁ)」ボーッ おば様には悪いけど、少し歩いてみようかな? もうすぐ……長野ともお別れになるんだし ?「……」キョロキョロ テクテク ?「須賀京太郎君……かぁ」 一体、どんな子なんだろう? ?「お友達になれれば……」 バキバキィッ ?「!?」 _ _ , -――- 、 _ _ ≦ Y , .,ィ i Y ≧ =-  ̄ - ―{ メ、ハ_,iィ i }― -  ̄―= ト レ(,___) (___)ト j 、_| ゚ ト-- イ u|_ノ <ひゃぁぁぁあぁぁ!?」 \_.!、 ,!_ノ , -vー|`二' |、_||_ ( ´ ) vf__.j.v|.r┴、 i! | |! | | | {⌒ } i! ./| | .| | |.!_7/〃 `<| ト}. | | { / / i! し'/' ヽ/ |、_ノ 〃/ ハ i! く ハ、 〃 /`ー---――'く ヾ /./ | ハ ヽ \ < / ii ハ \ _> ヾ `ヽ、_,/⌒V__ノ´T´ ズボォォッ!! 〃 / / | | i!~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~//////////////////////////////////////////////// ?「お、落とし穴?! ふ、深くてっ……!!」アセアセ ???「ハッハッハッハ! 引っかかった!」ケラケラ \ \ )ヽ > ∨ }ー==≠´ ー==≡ニ二..__ リ `` ., / >─==´ / 〈 _,.≧彡 / / ー─=≠彡 ‘,ー=≠'////// / /‐</ / / ‘, ⌒\///// /厶イx伝=ミx \/ / /イ , |i ハ .>/,厶イイ }/ Yしィ心 Y/ / /厶=| / リ| |ハ ー=ァ///,ハい 弋ぅ必ノ / /,x=ミx.| / /│ |i八}. //////,乂 `¨´ / んィ心 Y ' | | 厶イ以ィj//八 Y 弋ッ必 / 八リ ,{⌒刈从イ ∧ ,.. ,/ / / / ,x=} ` < { . . . . . y ァ仏イ/| ∧'" \ \\ 、 . . ノ イ/ }/ }/ \、 . \ \> -=≦} {{ \ヽ . \ 7厶イ ̄`<| } . \\ ?「え!? 木の上!?」 ???「よっと!!」 ピョインッ シュタッ 946 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 27 02.00 ID pMZkOtLJo [5/12] ???「こんなトラップに引っかかるのポンコツ姉妹くらいだと思ってたぜー」ニヤリ ?「あ、あのー? 君は一体?」グググッ ???「ん? 俺? 俺は……」 京太郎「須賀京太郎、よろしくな!」バーン ~~十分後~~ げ ん こ つ 京太郎「」チーン 須賀ママ「全くもう、この子ったら!」プンプン ?「いえ、おばさま。気にしてませんので」 須賀ママ「よくないわよ。あんな落とし穴なんて作ってこの子はもう!!」 京太郎「いってぇなぁ」ズキズキ 須賀ママ「ほら、ちゃんと挨拶しなさい!」 京太郎「もうしたっての! それよりそいつ誰だよ!?」 須賀ママ「あんたって子は!」ゲンコツ! 京太郎「あだっ!?」 ?「あのー?」 須賀ママ「ああ、ごめんなさいね」 京太郎「……」 須賀ママ「ほら、この子が昨日話した……」 煌「花田煌、よろしくね京太郎君」ニコッ 京太郎「ふーん、歳は?」ジロジロ 煌「え? 三年生だけど……?」 京太郎「え、マジ!? おもちが無いから一年生だと――」 げ ん こ つ 京太郎「」 須賀ママ「おほほほほっ、誰に似たのかしら」グリグリグリグリ 煌「」ヒクヒク 京太郎「仕方ない、俺中二だし」 須賀ママ「まぁ中二じゃ仕方ないわよね」 煌「中二ですもんね」 …… 京太郎「でもやっぱりそのおもちは小さす……」 げ ん こ つ 948 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 36 45.60 ID pMZkOtLJo [6/12] 京太郎「」ピクピク 須賀ママ「最近ずっとこの調子なのよ」ハァ 煌「難しい年頃ですから……」 須賀ママ「煌ちゃんを見習って欲しいわ、ほんと」 煌「いえ……」 京太郎「……」 須賀ママ「京太郎、アンタ一週間だけとはいえこの子と一緒に住むんだからね?」 京太郎「えー?」 須賀ママ「昨日話したでしょ?」 京太郎「だって、もっとおもちが大きい奴が来るかと思ってたんだぜ?」 煌「」 京太郎「しかもなんか髪がクワガ……」 ドガバキィィッ! 須賀ママ「しばらく反省してなさい!」プンプン 京太郎「」ズタボロ 煌「ヒック……うぇぇ」グスグス まさに、第一印象は最悪の一言 本当に……どうしてこんな出会いだったのか 煌「(この子、すばらくないっ!)」メソメソ 京太郎「……ちぇっ」ブスッ 【一方その頃】 -‐──‐- ´ `ヽ、 / ,,, - ‐  ̄ ̄ ─ ‐- 、 / , / \ / / /| ト、 ′ / \ ∠._/ / i| i \ 〕 ./ \ 〔 |/ 八〔\ .' \ / / \ _ _,ノ. |∧ | ┯ ┯ V ┯ ┯∧ / j. / . . . . . ヽ ' ∧| 乂ノ 乂ノ ∨、 |/ . . . . . . . . . .}. / Ⅴ "" ノ |; . . . . . . . . . . . . . . . . . . . } |. / 入_ _ < / /| / 受理お願いします∨ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ./ /ノ} / / ノ} /!|.... /\ /∧ノ へ ̄ ̄/ \リイ/ / 〔′ V.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; . . / ; j ノ /i / / イ / !  ̄\\ r‐' \/ //\ /. V.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;;.;{ ; ! / } /イ | \ヽーヽ └─ー/─' \ V.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;;.;.} ‐、_} / i 丶ー| 〉 〈 | 〈. V.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/ u } | .〈∧/ !__/ }.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;/ , | | | ,' '''''''''''''''''' u ′ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ / / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/. / ̄ ̄ ̄ ‐ 、 .{_ _/ / コンイントドケ / /__ \ | / /. /  ̄¨'' _ \ / // >、 ヽ / / >、}  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ , -‐ ─= 、 / V 君…、まだ中学生か高校生だよね? / V 953 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 03 54 59.20 ID pMZkOtLJo [7/12] 【台所】 須賀ママ「京太郎、煌ちゃんの荷物運ぶの手伝ってあげなさい」 京太郎「えー? だりぃ」 須賀ママ「あんたねぇ」 京太郎「そもそも、なんで一週間もあんなの泊めるんだよ?」 須賀ママ「だから昨日話した通りよ」 京太郎「母さんの友達の娘なんだろ? しかも、一週間したら引っ越す」 須賀ママ「引越し先でトラブルがあったらしくてね、落ち着くまで預かって欲しいとの事なのよ」 京太郎「ほーん」 須賀ママ「修羅の国だからね、しょうがないのよ」 京太郎「し・ら・ねー」グデーン 須賀ママ「いい子じゃないの。可愛いし」 京太郎「可愛い奴程中身が残念だって、ばっちゃが言ってた」 須賀ママ「おばあちゃん、そんなこと言ってないでしょ」 京太郎「いや、親父だったかも。母さんと結婚して失敗だったって」 須賀ママ「ほぅ?」ドドドドッ 【一方その頃】 宮永父「なぁ、咲? お前の体操服を洗濯しようとしたんだが……」 咲「……」 体操服「須賀京太郎」 宮永父「どうして京太郎君の体操服なんだ?」 ___ ,. .、 / `ヽ、 .' 、 ' ヽ / . .' 、 . { , } l 、 | , /) | |、 . | ∧ イ{∧ | | | \〉 }' 、 l / Ⅵ/∧ ! ∨ 、 /イ u |/ ∨ } /\ | / 人 か、借りたんだよ…… / -从-----イ{ イ _,. ―/ ≧≦--r---、 / / // /`ヽ , / { { { , ∧ / {{ | | |/' } { || | | | | | || | | | | | || | | | | | ー====================_'_」 | | ´ T T ―r――r、―――――‐ ' } 宮永父「……」 咲「……」アセダラダラダラダラ 957 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 04 04 54.65 ID pMZkOtLJo [8/12] 【須賀家 京太郎の部屋】 ガチャッ 京太郎「はぁ、かったりぃ」 煌「はわぁ……」ジーッ エロ本「」デーン 煌「こ、これは……//」マッカッカッカ 京太郎「」 煌「はっ?!」 京太郎「お、お前!! 何見てんだよ!?」ガバッ 煌「ご、ごめんなさい! でも、机の上に置いてあったから――」 京太郎「あのババアァァァァア!! またかよぉぉぉぉ!!」 煌「ああ、おばさまの仕業だったんですね」 京太郎「って!? それよりなんで俺の部屋にいるんだよ!!」 煌「はへ? おばさまから聞いてないのかな?」 京太郎「え?」 煌「一週間、君と一緒の部屋で寝ることになったって……」 京太郎「」 【一方その頃】 ´ ` 、 / \. / , | | ト、 . / / / | | \| \ / | .′ /|../__`八 | / __.Ⅴ | |i / _ \ヽ / _\ | |i { 〈 厄 ) } { 〈 厄 )リ |. 八 x 二/ \二vヘ、| ,.ヘ_人 v ア /´_ヽ / 、 ≧=‐ r‐= ト< \/_∧ ./ 、/ / x< ._/ /ヽ∧ i / / / ノ \ ∨ / } 、} | 淡「カメレオーン」バーン モブ子X「淡、またそれやってるの?」 淡「うん……」 モブ子X「くだらないことはやめなよー、もうすぐ私達中三だよ?」 淡「……くだらなく、ないもん」 大星ママ「?」 淡「くだらなく……なんか」ウツムキ 961 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 04 24 04.34 ID pMZkOtLJo [9/12] 【須賀家 台所】 ダダダダッ!! 京太郎「母さん!!」 須賀ママ「何よ騒々しいわね」 京太郎「なんだこのギャルゲー!?」 須賀ママ「日本語でしゃべりなさい」 京太郎「ふざけんな! 普段学校でポンコツに付きまとわれてんだぞ! 家でくらいゆっくりさせろよ!」 須賀ママ「いいじゃない一週間くらい」 京太郎「よくない!!」 煌「あの、私は居間や廊下でも……」 須賀ママ「ダメよ。そうするくらいなら、京太郎の方を放りだすわ」 京太郎「ぐぬぬぬぬぬっ!!」 須賀ママ「諦めなさい。子供なんだから大丈夫でしょ?」 京太郎「子供扱いするなっ!」 須賀ママ「はいはい京太郎は大人だからわがまま言わないわよね?」ニッコリ 京太郎「」 煌「さ、流石母親ですね……」 【一方その頃】 ハギヨシ「また、隠れて泣いておられるようです……」 透華「……」 ハギヨシ「不甲斐ない従者ですね……私は」ギリッ 透華「ハギヨシはよくやってくれていますわ。そう自分を責めるのはおやめなさい」 ハギヨシ「せめて、衣様が捜している方が見つけることができれば……」 透華「……ずっと前に会った、少年……」 ハギヨシ「手がかりさえあれば……!」 <<衣の部屋>> 衣「やっぱり、嘘なんだ……」ボソッ ~~~ ???「なんとかなるおまじないだ。んじゃ、頑張れよ!タタタッ ~~~ 衣「微塵も……なんとかならない」グスッ . / / >ァz 辷Z< -‐―――┬――ヘ / / ., '"‐'´  ̄\.`ヽ、 ! ∧. / / / ./ ./ i \ | ∧ / /./ ../ /.| .|ト、 \ \ | ∧ / /イ / / ハレ' |l|_\ | \ } { ', / / / ./ / | .| _, 」イ!、 ト、!>ト 、_,イ | | マ ', f / .f イ / l ト「\ 「¨ \ | ヽ- | /`|./ / ! \ ', | / |ハ.ト |、| _x==' ` '==x、 |'|./ ト、 ヽ l | イ | |\ トゝ(ノ///////ヽ)イ | { , l | ,' ハ `ト」 __ ,' | .! ', | | / ハ l ∧ , '´ ヽ / | l ', | | / /∧ 乂 ゝ、 ヽ ノ ,イ | | V | | ,' 〃. ハ ヽ !o|>、` ――‐ ' <l | | .! ∨ | | / / ハ _ ! レ'´!、`¨¨´ !ハ_」!.| | l V j 〃. / ./ / `'Y"´|| >v<´ ||_|.| ト、 .l Ⅵ / / / '′ />'  ̄二イ‐!< ̄¨ |ト| |. ヽ| \ 衣「うぇぇ……」グスッ 962 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 04 41 56.60 ID pMZkOtLJo [10/12] 【須賀家 京太郎の部屋】 京太郎「たくっ、なんでこんなのと……」ハァ 煌「ご、ごめんなさい」 京太郎「いやまぁ、お前は悪く無いんだけどさーでもなー」ハァッ 煌「(き、気まずい!)」ガビーン 京太郎「まぁいいや。そろそろ寝ようぜー」ネムイ 煌「そ、そうですね!」アセアセ 京太郎「んじゃ、ほれ」ポンポン 煌「え?」 京太郎「ほら、ベッド使えよ。俺は布団で寝るから」ゴロンッ 煌「え、でも居候の私が普通床で……」 京太郎「は? 何言ってんだお前?」 煌「??」 京太郎「居候とか関係ねぇだろ? 女の子なんだぞ」 煌「ほへ?」 京太郎「んじゃ、そういうことだから」カチッ マックラッ! 京太郎「早く寝ろよー」 煌「(散々人を馬鹿にしておいて、急に女の子扱いだなんて……)」 ――なんだか、調子狂っちゃうな 【一方 その頃】 小蒔「……ふぅ」 . `ヽ / .. , /}ハ | . / /| {T} | ト} . , {斗 lノ / ノ ハ ∧ 从_乂 _ _ (ィ斧芋ミ、| / ∧ , {.芹ハ`¨゙ {r' リ }〉 / |. { } 弋ノ `¨´ ノ ! |l | ' ム イ⌒Y !. {ハ /{ } .リ ハ{. | ∨ 、 r , イ / l}. 乂. ∨ \ イ / ノ `ヾ . < ト / > ` ≦ } // { _ 。r≦ r´ .ノ .// ∧ ,r≦ >'´ // .// / }!、 ,イ / > 7´ ィ//// / .リ \. / { / / < /// / / / Y l{ ! { // / / { /{ { < ゝ_ゝ 乂 / / 乂 | / .乂 | / - ‐アイ. / ゞ | | 霞「小蒔ちゃん、またお祈り?」スタスタ 小蒔「あ、はい。そうです」 霞「例の……長野で会った少年だったかしら」 小蒔「はい。お世話になったので……いつか再会できるようにと」ニッコリ 霞「小蒔ちゃんがそこまで……どんな子か気になるわ」 小蒔「とっても素敵な方でしたよ。それに……」 小蒔「……そう遠くない未来で、また会える気がするんです」 964 名前: ◆RwzBVKdQPM[saga] 投稿日:2013/09/05(木) 04 49 41.60 ID pMZkOtLJo [11/12] 【京太郎の部屋】 京太郎「Zzzzzz」スピー 煌「寝顔はこんなに可愛いのに……」 京太郎「おもちぃ」ムニャムニャ 煌「いや、やっぱりすばらくない」ムッ だけど、なんだか不思議な感じ―― 煌「どうしてこんなに――気になるのかな?」ツンツン 京太郎「ふがっ」 煌「……ふふっ」 もしかしたら……ううん、そんなことありえないけど 煌「君に、惹かれてる――とか?」 そんなこと、あるわけないよね 京太郎「……」スピー 煌「……」フトンガバッ もう寝よう。 明日になれば、こんな気持ちは無くなっている筈だから 煌「でも、この気持ちは――」 ほんの、ほんの少しだけ…… 煌「すばら、かもしれない」ボソッ 【すばら先輩出会い編 前編】 カンッ!!